《落岩/Boulderfall(THS)》が英雄的を誘発させると言う当然の事実はあまり語られない

2014年3月26日 TCG全般コメント (2)

なぜか。

そんな場面なんか実際にはほとんどねーからだよ！
そもそもデッキに入ってねぇ・・・。
「《落岩/Boulderfall(THS)》は《ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkite(M10)》肉抜き」の表現には心底戦慄し、マジか・・・ある意味これはレクイエム・・・《落岩/Boulderfall(THS)》はボガーダン・ヘルカイト・レクイエムだ、と勝手に畏敬の念に打たれたものである。
8マナ5点火力がこれほどまでに冒涜的なスペックであったとは。

英雄的をサポート出来るとは言え環境の速さ、除去の弱さ、授与の存在からリミテッドにおいてはコントロールデッキは構築不能であり、8マナと言うマナコストの重さも手伝って《落岩/Boulderfall(THS)》は完全にクソカードのレッテルを貼られている。

しかし本当にそうか？

俺は今まで過去何度も自分が痛く気に入っておきながら、上手く使ってやれなくてすまない・・・と言いつつピックを見送ったカード、サイドボードにおき続けてきたカードが数多ある。
テーロスでは《神々との融和/Commune with the Gods(THS)》《記憶の壁/Mnemonic Wall(THS)》《迷宮での迷子/Lost in a Labyrinth(THS)》等がそうだ。
実力を感じながら、しかしデッキに入れる事が躊躇われるカード達。

《落岩/Boulderfall(THS)》もその1枚だが、思い入れはかなり強く、2013年のGP京都でのチームシールドでメインに採用され、さらにはサイドボードで追加されていたその勇士に胸をときめかせたものである。遂にその時が着たか、と（来ていなかったわけだが）

神々の軍勢が加わり、比較的カードパワー自体は落ちたものの授与が軽くなった事やさらなる除去の弱体化なども加わりさらに加速したテーロスドラフトにあって《落岩/Boulderfall(THS)》が使われる余地はない。
そう思われたが、しかし本当にそうか。確かめもせずにそう決めてしまって良いのか。
《骨鬣の獏/Skullmane Baku(BOK)》に愛着を感じながらも重過ぎると切って捨てた過去を繰り返しても良いのか。
黒のポジション主張はしやすく《骨読み/Read the Bones(THS)》も《ファリカの療法/Pharika’s Cure(THS)》も望めば恐らく手に入る環境で、さらに《記憶の壁/Mnemonic Wall(THS)》も待っている。ならばグリクシス決め打ち！
かつてのRoEの再現を目指すのならば・・・！

心は決まった。あとは実践あるのみ！

・・・と言う事でドラフトしたかったのだが、いかんせんメンテナンスであった。残念だなー（棒）

しかし実際に試したとして恐らく出来るのはこの程度。
http://wenmin0624.diarynote.jp/201403220107562505

こんな事はマゾのする事だな。金ドブも甚だしい。
・・・と冷静な俺が言うのだが、一方で冷静ではない俺もいる。
これは金曜日のdrawで血の雨が降りそうだな・・・と思ったら残念。ドラフトが早番の日だった。
悲劇が未然に防がれた事を喜ぶべきか、今週はドラフトできないのを悲しむべきか。
きっと前者だと信じて今日は寝る。