タルキール覇王譚のマナベースについて
2014年9月11日 TCG全般 コメント (7)今回からの日記はタルキール覇王譚を過去のエキスパンションと比較し先例からどのように立ち振る舞うべきなのかを妄想してみようと言う意図である。
やはり多色エキスパンションと言えばその花はパワーカードとマナベース。
タルキール覇王譚のパワーレベルに関しては、デッキの主力たるコモンがまだまだ公開されていないのではっきりした事は分からないが、高レアリティのそれは高く、またZENのアンコモン2色土地と《導き石/Cluestone(DGM)》的な3色アーティファクトがコモンに、ALAにあったような3色地形がアンコモンにそれぞれ収録される事からマナベースの構成要素は見えてきたと言って良いだろう。
と言う事で今回はマナベースについて触れていこう。
・・・とは言うものの本来マナベースはデッキに含まれるカードから勘案されるもので、やはり妄想でしかないのだが。
まずは単純な話からはじめよう。
M15のドラフトでも日常的に経験するように、メインカラーの比率が10:7であったり9:8であったりする。
これは大雑把に《平地/Plains(M15)》を8枚入れておけば、だいたいは1t目にセット出来るだろと言う事でこの枚数を入れるわけだ。
https://a5046b74819f83d3eca9f681da46309506760fd3.googledrive.com/host/0B7cVVvc_jgenSC04MUhOdGtmM3c/index.html
上記のMTG覚書さんから拝借した計算機を使うと大体8枚で8割。
10枚で9割くらいの確率で1t目に《平地/Plains(M15)》をセット出来る。
タルキール覇王譚がALAばりの3色環境だとすると、マナベースは8:8:8とか9:9:8とかを目指す事になる訳だ(と思ったのだが、算数的に計算すると3色揃った初手キープは0.8×0.8×0.8=0.52でだいたい50%くらい?思ったよりずっとシビア。)
取りあえず8:8:8くらいの比率を17枚の土地と1枚のアーティファクトで満たそうとすると
3x+2y+z=24(色マナの合計数)
x+y+z=18(土地+アーティファクトの枚数)
を解く事で得られる。
もしアンコモンの3色土地を1枚と《導き石/Cluestone(DGM)》1枚をピック出来ているなら16枚の土地で18の色マナを賄う事になり、2色のコモン土地が3枚ピック出来れば残りを基本地形で埋める事が出来る。
実際にはこの色のマナはこの2t目に欲しいんだよね、と言うような事情から特にマナアーティファクトについては信用出来かねる場合も多々あるが、まぁざっくりこんな感じになるんじゃねーかな。
この場合は、通常デッキを組む際の23枚のスペルに加えて、マナベースを確保するための5手が余分に必要になり、28/42手がメインボードを形成するのに必要になる。
つまりその部分だけサイドボードやカットに割けるピックが減るわけだ。
3色環境だから一概には言えないが、取り方を考えないと色の乗り換えも難しくなる。
ピック出来る回数は42回から増えたりはしないからな。
いやいや。こんだけ大雑把なら
基本地形 6:6:6 +《導き石/Cluestone(DGM)》×2
の合計24でも良くない?
と言う意見もあるだろうが、マナベースがデッキの半分を占めると言うのは中身薄すぎない?と言う感じでやや心配である。簡単ではあるだろうけどね。
まぁ上で計算してみたらそんな事もないのかな?って感じの数字だったので、ご興味ある諸兄は色々計算してみると良い。
まぁALAの5色《圧倒する/Resounding(ALA)》ビッグマナみたいなデッキが成立するならそれもありだろうが、今まで出ているカードを見ると、昨今の流行を引き継ぎ生物中心の環境になるような感じだから、それも難しいだろう。
ちょうどALAのデッキの話になったので、多色エキスパンション筆頭のINVから見てみると
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF
みたいな感じであったらしい。
・・・あれ。俺この卓にいたんじゃね?と思って調べたら
http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=JPNAT01/day2metagame,,ja
どうやら順位的に記憶違いではなかったみたい。
懐かしいなー。10年以上か・・・(老害口調)
次にタルキール覇王譚と同様に3色がテーマだったALA。
http://archive.mtg-jp.com/eventc/jpnats09/article/000849/
3色がテーマではないけれどDGM参入後は3色以上になる事もあったRTR。
http://www.happymtg.com/column/minsu/10818/
http://www.happymtg.com/column/minsu/11084/
上記では特に黒ベース除去コントロールと緑多色の項を参照されたし。
それぞれの環境について(特に《圧倒する/Resounding(ALA)》ドラフトの魅力については)色々と書きたい事もあるがあまり長くなっても読まれないだろう。
主な留意点も緑多色の項に書いてある事であるし。
思わぬ過去の栄光(?)に触れられて満足。次は強襲と探査について触れる事にしたい。
やはり多色エキスパンションと言えばその花はパワーカードとマナベース。
タルキール覇王譚のパワーレベルに関しては、デッキの主力たるコモンがまだまだ公開されていないのではっきりした事は分からないが、高レアリティのそれは高く、またZENのアンコモン2色土地と《導き石/Cluestone(DGM)》的な3色アーティファクトがコモンに、ALAにあったような3色地形がアンコモンにそれぞれ収録される事からマナベースの構成要素は見えてきたと言って良いだろう。
と言う事で今回はマナベースについて触れていこう。
・・・とは言うものの本来マナベースはデッキに含まれるカードから勘案されるもので、やはり妄想でしかないのだが。
まずは単純な話からはじめよう。
M15のドラフトでも日常的に経験するように、メインカラーの比率が10:7であったり9:8であったりする。
これは大雑把に《平地/Plains(M15)》を8枚入れておけば、だいたいは1t目にセット出来るだろと言う事でこの枚数を入れるわけだ。
https://a5046b74819f83d3eca9f681da46309506760fd3.googledrive.com/host/0B7cVVvc_jgenSC04MUhOdGtmM3c/index.html
上記のMTG覚書さんから拝借した計算機を使うと大体8枚で8割。
10枚で9割くらいの確率で1t目に《平地/Plains(M15)》をセット出来る。
タルキール覇王譚がALAばりの3色環境だとすると、マナベースは8:8:8とか9:9:8とかを目指す事になる訳だ(と思ったのだが、算数的に計算すると3色揃った初手キープは0.8×0.8×0.8=0.52でだいたい50%くらい?思ったよりずっとシビア。)
取りあえず8:8:8くらいの比率を17枚の土地と1枚のアーティファクトで満たそうとすると
3x+2y+z=24(色マナの合計数)
x+y+z=18(土地+アーティファクトの枚数)
を解く事で得られる。
もしアンコモンの3色土地を1枚と《導き石/Cluestone(DGM)》1枚をピック出来ているなら16枚の土地で18の色マナを賄う事になり、2色のコモン土地が3枚ピック出来れば残りを基本地形で埋める事が出来る。
実際にはこの色のマナはこの2t目に欲しいんだよね、と言うような事情から特にマナアーティファクトについては信用出来かねる場合も多々あるが、まぁざっくりこんな感じになるんじゃねーかな。
この場合は、通常デッキを組む際の23枚のスペルに加えて、マナベースを確保するための5手が余分に必要になり、28/42手がメインボードを形成するのに必要になる。
つまりその部分だけサイドボードやカットに割けるピックが減るわけだ。
3色環境だから一概には言えないが、取り方を考えないと色の乗り換えも難しくなる。
ピック出来る回数は42回から増えたりはしないからな。
いやいや。こんだけ大雑把なら
基本地形 6:6:6 +《導き石/Cluestone(DGM)》×2
の合計24でも良くない?
と言う意見もあるだろうが、マナベースがデッキの半分を占めると言うのは中身薄すぎない?と言う感じでやや心配である。簡単ではあるだろうけどね。
まぁ上で計算してみたらそんな事もないのかな?って感じの数字だったので、ご興味ある諸兄は色々計算してみると良い。
まぁALAの5色《圧倒する/Resounding(ALA)》ビッグマナみたいなデッキが成立するならそれもありだろうが、今まで出ているカードを見ると、昨今の流行を引き継ぎ生物中心の環境になるような感じだから、それも難しいだろう。
ちょうどALAのデッキの話になったので、多色エキスパンション筆頭のINVから見てみると
http://mtgwiki.com/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF
みたいな感じであったらしい。
・・・あれ。俺この卓にいたんじゃね?と思って調べたら
http://www.wizards.com/sideboard/JParticle.asp?x=JPNAT01/day2metagame,,ja
どうやら順位的に記憶違いではなかったみたい。
懐かしいなー。10年以上か・・・(老害口調)
次にタルキール覇王譚と同様に3色がテーマだったALA。
http://archive.mtg-jp.com/eventc/jpnats09/article/000849/
3色がテーマではないけれどDGM参入後は3色以上になる事もあったRTR。
http://www.happymtg.com/column/minsu/10818/
http://www.happymtg.com/column/minsu/11084/
上記では特に黒ベース除去コントロールと緑多色の項を参照されたし。
それぞれの環境について(特に《圧倒する/Resounding(ALA)》ドラフトの魅力については)色々と書きたい事もあるがあまり長くなっても読まれないだろう。
主な留意点も緑多色の項に書いてある事であるし。
思わぬ過去の栄光(?)に触れられて満足。次は強襲と探査について触れる事にしたい。
コメント
が、INVブロックではしばしばやりましたw
2色地形がアンコモンとか敷居高すぎなんじゃ!
6マナ6/6飛行で攻撃が通って初めて仕事する生物とか、
そんな今だとクソザコナメクジな生物が強い部類だった時代だと記憶している。
カードパワーインフレしすぎィー!
1パック目でサイ出て2パック目でデーモンでて3パック目でクソハゲステロイドゴリラでたりしたらやめたくなりますよ^〜3色ぅ^〜(頭の混乱)
確かにインフレ進んだなー。特に生物は。
しかし「クソ雑魚ナメクジ」で検索すると艦コレのキャラクタが出てくるんですがそれは・・・。
>さにーさん
満開5色いいぞ~これ。
勝利よりも芸術点。汚美しいデッキが出来たら花まるをあげよう。