http://mtg-jp.com/reading/worldswalk/023521

連載が再開していた。めでたい。

これを知ったのは記事が掲載された2日後で、すぐにでもこの喜びを伝えたかったのだけれど、その後すぐにDN先生がご病気で床に伏され、その後の諸々によって今日までこの話題に触れる事はなかった。

と、こんな感じでとても熱心なファン!と言うわけではないんだが、それでも俺はこの企画が好きである。
ただ、やはり「とても熱心なファン」ではないので、その良さについて話そうとするとやや考える時間を必要とする。

その素晴らしい言葉選びと文章構成力から思わず引き込まれてしまう・・・と言うわけではないし、美麗な画像と詳細な記述から十全に旅行記として機能しているわけでもなく、多彩な語彙と表現能力から思わず味が想像できてしまうようなグルメ記でもなく、デッキの調整記録として見ると、そのプレイヤーのスタンスや考え方からその結果まで一揃いあって楽しめるものの、らっしゅさんの記事と比肩し得るかと言うとそこまでではない・・・と、あえてなかしゅー世界一周の特異性を顕にするために難癖を付けていくと、そこに見えてくるのは、やはり人生を賭けて困難に挑戦し、達成し続けるその姿勢にこそあるのではないか。

困難に直面して悩み、考え、時には思考を放りだしても、結局は

「何とかなるさ」

と大会に参加して、勝ったり負けたりして悩んでも、結局は「何とかなるさ」の言葉通りに目標を達成してプラチナレベルを維持し続けてきた。
大きく勝ってもドヤドヤせずに、ベストな結果が出せない時には出来るだけベターを求めて淡々と目標を達成してきた。
度重なる制度の変更にも負けず、結果を残し続けてきた。最高峰を維持し続けてきた。
そこに見えるのは次なる困難に対する克服の様式美である。

そんな困難に直面する→悩んで苦しむ→結局は何とかしてしまう

このサイクルが最高にカッコいい。
これがなかしゅー世界一周を物語として成立させている要素だと思うし、だから俺はこの企画が好きなんだと思う。

だから今回の

「とりあえずやれるだけやってみよう」

と言う言葉にも期待せずにはいられない。
この言葉がどれほどの困難を内包し、どれだけ制御された感情がこれを書かせたのか俺には測る事すら出来ないのだけど。
けれども困難に対する克服の物語を期待せずにはおられない。

願わくば、中村プロが必要なマナと手札に恵まれます様に。

コメント

カブル
2013年9月18日23:34

これ今までの分全部まとめて本になったら普通に欲しいレベルの記事ですね。
僕としては次の次当たりに地元が出てこないか期待してますw

ryo72
2013年9月19日0:34

書籍化僕も是非見たいですね!
mtgjp界隈トップクラスのキラーコンテンツですよね。

drafter
drafter
2013年9月19日18:51

なかしゅー世界一周は読んでて楽しいんですけど
資金繰りは本当に大丈夫なのか?
と思わず心配してしまう(・・;)

bun
2013年9月19日21:22

予想外に熱心なファンがw
俺もなかしゅー世界一周が本になったら手にとってしまうな。
play the game see the worldを体現しているのは素晴らしい。

素晴らしいがしかし、俺はさらなるまつがんさんのファンでして。
だからみんなもまつがんさんが記事を担当しているマナバーン2014(明日発売)を買おう!(唐突なステマ)

いやー。しかし前回のマナバーン2012は需要が謎のカードショップ店員の一日とか、俺は好きだけど、ラッキーパンチはありえないとか記事古すぎだけど大丈夫?みたいな感じだったな・・・。

これ以上言及するとコナン的な殺人者にBanされそうなので自粛。

みんなマナバーン2014(明日発売)を買おう!(にじり寄らんばかりのステマ)

しかしなかしゅーさんはプロなんだけど、生計立てられてるのか・・・ホントにそれは心配ですな。
bun

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