先週末ドラフトしてきた。
2回とも上家の愛情を一身に受けて見事に成長した。

まずは1回目。
10《山/Mountain(M14)》
7《沼/Swamp(M14)》

1《かじりつくゾンビ/Gnawing Zombie(M14)》
1《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter(M14)》
2《ドラゴンの雛/Dragon Hatchling(M14)》
2《収差スリヴァー/Blur Sliver(M14)》
1《アカデミーの略奪者/Academy Raider(M14)》
1《ザスリッドの屍術師/Xathrid Necromancer(M14)》
2《無法の槌角/Marauding Maulhorn(M14)》
1《呪われたスピリット/Accursed Spirit(M14)》
1《凶眼のコカトリス/Deathgaze Cockatrice(M14)》
1《夜翼の影/Nightwing Shade(M14)》
1《燃え投げの小悪魔/Pitchburn Devils(M14)》

2《ショック/Shock(M14)》
2《反逆の行動/Act of Treason(M14)》
1《泡立つ大釜/Bubbling Cauldron(M14)》
1《祭壇の刈り取り/Altar’s Reap(M14)》
1《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M14)》
2《溶岩噴火/Volcanic Geyser(M14)》

赤が中心のため、生物の質がやや低め。
2/3相手にぐぬぬ。3/3相手に攻め込まれるビジョンも。

サクリ台をスペルにしてしまうと、どうしてもスペル過多になるし《反逆の行動/Act of Treason(M14)》を強く使うためにはビート出来て相手のライフを詰められるデッキの方が良い。
なので《血の幼子/Blood Bairn(M14)》は重要で、意識していたのだがそれでも評価が足りなかったか。

しかしながら1パック目序盤~中盤に《凶眼のコカトリス/Deathgaze Cockatrice(M14)》VS《血の幼子/Blood Bairn(M14)》ならポジション主張の意味も込めて《凶眼のコカトリス/Deathgaze Cockatrice(M14)》になるのは自然な事なのである程度は仕方がない気がする。
ここの対立候補が《夜の子/Child of Night(M14)》であったとしても、うーんどうするべぇと考えてしかるべきだ。

《血の幼子/Blood Bairn(M14)》はポジションさえ確保してしまえば(もしくは出来なくてもデッキタイプさえ被っていなければ)流れてくる程度のカードだろうから、それより《血の幼子/Blood Bairn(M14)》を確保するのは本末転倒だろう。

それでも確保出来ず、今回のように一段階完成度が落ちる場合には、それを織り込んでピックを見直すと言うのは泥沼への歩みのように思える。

結果は3-0だったはず。
必要なパーツを集めてくる《アカデミーの略奪者/Academy Raider(M14)》は強かったが、もちろん《かき回すゴブリン/Rummaging Goblin(M13)》の方が良いのは言うまでもない。
まぁそんなカードはM14に存在しないので言っても仕方がないのだが。

今回はM11の時みたいに《血の署名/Sign in Blood(M13)》がないので《アカデミーの略奪者/Academy Raider(M14)》とか《祭壇の刈り取り/Altar’s Reap(M14)》は重要。
《祭壇の刈り取り/Altar’s Reap(M14)》はコンボパーツでもあるし。
でもスペルスロットを圧迫するから、そんなに枚数採用出来ないんだよなぁ。

続いて2回目。
9《山/Mountain(M14)》
8《沼/Swamp(M14)》

1《かじりつくゾンビ/Gnawing Zombie(M14)》
3《ゴブリンの近道抜け/Goblin Shortcutter(M14)》
1《溶鉄の誕生/Molten Birth(M14)》
1《レガーサの火猫/Regathan Firecat(M14)》
1《ドラゴンの卵/Dragon Egg(M14)》
1《精神灼き/Mindsparker(M14)》
2《オーガの戦駆り/Ogre Battledriver(M14)》
1《無法の槌角/Marauding Maulhorn(M14)》
1《センギアの吸血鬼/Sengir Vampire(M14)》
1《夜翼の影/Nightwing Shade(M14)》
1《サイクロプスの暴君/Cyclops Tyrant(M14)》

1《消耗品の弾幕/Barrage of Expendables(M14)》
1《破滅の刃/Doom Blade(M14)》
1《祭壇の刈り取り/Altar’s Reap(M14)》
1《泥沼病/Quag Sickness(M14)》
3《反逆の行動/Act of Treason(M14)》
1《魔性の教示者/Diabolic Tutor(M14)》
1《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M14)》

2回目は相当強そう。
M14の赤の生物の質が微妙なのはコモンの話で、高レアリティなら流石に強い。
デッキ的にサクリ台or除去を選択的に調達出来る《魔性の教示者/Diabolic Tutor(M14)》は強そうだ。

2パック目中盤に《消耗品の弾幕/Barrage of Expendables(M14)》と《祭壇の刈り取り/Altar’s Reap(M14)》が確保出来た状態で、《ショック/Shock(M14)》か《反逆の行動/Act of Treason(M14)》の2択。
M11では環境後期に《反逆の行動/Act of Treason(M11)》をかなり高く評価していたのを思い出して《反逆の行動/Act of Treason(M14)》を優先。
個人的には、これは上手ぶった行動で、素直に《ショック/Shock(M14)》をピックするべきであった気がする。

理由だが《ショック/Shock(M14)》は単体で機能し、赤黒以外でも普通に採用されるのでピック順位は高い。
《反逆の行動/Act of Treason(M14)》はデッキタイプさえ被らなければ確保できるはずなので、ピックのしやすさを考えれば《ショック/Shock(M14)》を優先するべきである。

また除去の質を考えると《ショック/Shock(M14)》は軽い除去であり《反逆の行動/Act of Treason(M14)》&サクリファイスは重い除去に該当するので《反逆の行動/Act of Treason(M14)》の2枚目よりは《ショック/Shock(M14)》を優先するべきと考える。

この様な「デッキを考えた」ピックはこれ以外にも日常的に行われるが、しばしば過大評価される傾向にあり、特別に意識する必要があるのではなかろうか。
これを最も顕著な例であろう《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》に因んで《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》症候群と名付けたい。

蛇足になるが《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》&《鼓舞する突撃/Inspired Charge(M11)》はマジで強く《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》こそ《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》も《平和な心/Pacifism(M11)》も諦めて《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》をピックする理由があった。
十分に数が得られればドラフトでありながらアグレッシブな《鷹》マリガンが可能で、マジで勝ってしまうからだ。

今回は《捕食スリヴァー/Predatory Sliver(M14)》などにもこの傾向が見られる気がするが、これは決して《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》ではないので、極めて冷静に《エルフの神秘家/Elvish Mystic(M14)》をピックするべき場面も存在するのではないかと考える。

話は脱線したが結果は1-2。

1戦目はGame1に土地2枚キープのまま死。
Game2で《レインジャーの悪知恵/Ranger’s Guile(M14)》を構えられつつ《セラの天使/Serra Angel(M14)》が着地してしまい、対処出来ずに負け。

2戦目はGame1に土地2枚キープして、ディスカードによってこちらのコモンがばれただけで負け。
Game2はサイドインした《精神腐敗/Mind Rot(M14)》で手札を空にした上で盤面は勝っている上にライフ9。
こりゃ勝ったじゃろと思っていたら《命取りの出家蜘蛛/Deadly Recluse(M14)》に《大型化/Enlarge(M14)》がプレイされて負け。

手札に《破滅の刃/Doom Blade(M14)》を持っていたものの《夜翼の影/Nightwing Shade(M14)》を全力パンプした俺にマナは残されていなかった。
殴られて負けた後は思わず3度見するくらいに見直して、心の中では

はわわー!ぼくのライフがー!

などの間抜けなモノローグが響いていたが、ミスする奴は死ぬべきなんだよ!はわわじゃねえー!

3戦目は相手の方がノンストップ大地主であり、カタンだったら街道ボーナスで相手の勝ちだったろうってくらいの状況だったため勝ち。

デッキ強いと思ったんだけどね。
今しばらくはピックのバランス感覚に気をつけたい。
恐らく今後のセットもシナジーを意識させるものが多いだろうから、そのカードの組み合わせを優先する事が本当に勝率を上げる事に貢献するのかを考えるのは無駄にならぬはずだ。

今日のパック相場。

http://bunmei.hotcom-web.com/wordpress/?p=1853

パック相場レイプ!単なるcardboosterbotウォッチャーと化した先輩!

コメント

bun

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索