吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!
2013年7月16日 TCG全般 コメント (5)まぁMTGプレイヤー的にはくっそ長いテキストが書いてあるのに、実はテキストレスと同じくらいの効果しかないレアカードとかメチャゆるさんよなああああ!
と言う事で、前回のプレリリースの時のお話。
ムシャムシャ(MO音)と剥いたパックの中に《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》が2枚含まれていたのがそもそもの発端だった。
通常であればこいつはくせえッー!と斬って捨て、一顧だにしないはずなのだが、その時既に2回のシールドを終えたばかりだった俺の頭はスポンジ状であり、そこには邪悪な考えが染み込むための隙間が十分にあったのだ。
プールを見つめてしばし熟考した俺は、ライフゲインカードの枚数を数え始め、悪魔的なデッキの構築に着手してしまう。
完成したのが以下のデッキだ。
正直に告白しよう。
俺はこのデッキを構築した時、非常に高濃度の達成感を感じていた。
《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》を設置した後に《集い/Congregate(USG)》をプレイする事で瞬殺され、唖然とした表情の対戦相手・・・レア装備品を装備したライフリンク警戒をチャンプするも《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》のために無残に飛び散っていく対戦相手・・・その他諸々の手段で勝ち取る勝利。そう!正にこれこそ約束された勝利の剣であり、その結果として当然俺にもたらされるであろう賛美と称賛を、俺はこの時確かに感じていたのだ。
冷静に考えれば《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》を設置した瞬間に、例え《集い/Congregate(USG)》で対戦相手が倒れたとしても「唖然とする」事などないのだが、重度の厨二病を瞬間的に罹患した俺はそれに気がつく事はなかった。
「冷静」は「厨二病」の対義語であり、両者が並び立つ事はない。
このデッキの突っ込みどころは枚挙に暇が無いが、強烈に表れているのがメインに搭載された《オーラ術師/Auramancer(ODY)》であり、デッキを組上げた本人からすれば心憎いばかりの演出であるのだが、まぁ利口馬鹿と言う言葉さえもったいない。
このデッキの悲劇的なところは、ほとんどテキストが書いていないカードを強く使うために弱いカードを中心にデッキを構成している事であり、そのために普通に強いカード(《夜翼の影/Nightwing Shade(M11)》とか)が居場所を奪われている事なのだ。
そもそも《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》が2枚もデッキに含まれている時点で、相当にアレである。
このデッキを使用した時に非常に印象的であったのが、1戦目のGame2で《堕落/Corrupt(M11)》をプレイするための6枚目の土地を待ちつつ2連続で《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》を引き当て、無残に飛び散った時で、ああ・・・カードにテキストは書いてあるけど、実は何も書いていないカードと言うのはあるのだな、と思った。
マジで《蒼ざめた月/Pale Moon(NEM)》とか分かりやすく何もしないカードも罪だけど、こう言うなんかしたら役に立ってくれるかも知れないカードってのも別の意味で問題だよなー。
まぁMTGには単純に強いカードだけじゃなくって、こう言う癖と言うか面白味のあるカードも必要だからね。仕方ないね。
でも思わず吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!とか思っちゃうよね。
今日のパック相場は以下。
http://bunmei.hotcom-web.com/wordpress/?p=1848
全体的にちょろっと上がってんね。今後どうなるのか楽しみ。
と言う事で、前回のプレリリースの時のお話。
ムシャムシャ(MO音)と剥いたパックの中に《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》が2枚含まれていたのがそもそもの発端だった。
通常であればこいつはくせえッー!と斬って捨て、一顧だにしないはずなのだが、その時既に2回のシールドを終えたばかりだった俺の頭はスポンジ状であり、そこには邪悪な考えが染み込むための隙間が十分にあったのだ。
プールを見つめてしばし熟考した俺は、ライフゲインカードの枚数を数え始め、悪魔的なデッキの構築に着手してしまう。
完成したのが以下のデッキだ。
M14 BWライフゲイン
9 《沼/Swamp(RTR)》
8 《平地/Plains(RTR)》
1 タップすると1点ゲインする1/1
1 生け贄に捧げると墓地から生物を回収出来る2/1
1 《夜の子/Child of Night(M11)》
1 《天使の壁/Angelic Wall(AVR)》
1 《オーラ術師/Auramancer(ODY)》
1 2/3バニラ
1 アタック行くと1体タップ出来る2/2
1 《悪鬼の狩人/Fiend Hunter(ISD)》みたいな2/2
2 2/2飛行デスタッチ
1 3/2威嚇
4 2/4ライフリンク警戒
1 5Wでライフリンクと警戒が付く4/4サイ
1 《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
1 生物を生け贄に捧げると4点ゲインするアーティファクト
1 生物になる装備品
1 《集い/Congregate(USG)》
2 《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》
2 《堕落/Corrupt(M11)》
正直に告白しよう。
俺はこのデッキを構築した時、非常に高濃度の達成感を感じていた。
《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》を設置した後に《集い/Congregate(USG)》をプレイする事で瞬殺され、唖然とした表情の対戦相手・・・レア装備品を装備したライフリンク警戒をチャンプするも《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》のために無残に飛び散っていく対戦相手・・・その他諸々の手段で勝ち取る勝利。そう!正にこれこそ約束された勝利の剣であり、その結果として当然俺にもたらされるであろう賛美と称賛を、俺はこの時確かに感じていたのだ。
冷静に考えれば《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》を設置した瞬間に、例え《集い/Congregate(USG)》で対戦相手が倒れたとしても「唖然とする」事などないのだが、重度の厨二病を瞬間的に罹患した俺はそれに気がつく事はなかった。
「冷静」は「厨二病」の対義語であり、両者が並び立つ事はない。
このデッキの突っ込みどころは枚挙に暇が無いが、強烈に表れているのがメインに搭載された《オーラ術師/Auramancer(ODY)》であり、デッキを組上げた本人からすれば心憎いばかりの演出であるのだが、まぁ利口馬鹿と言う言葉さえもったいない。
このデッキの悲劇的なところは、ほとんどテキストが書いていないカードを強く使うために弱いカードを中心にデッキを構成している事であり、そのために普通に強いカード(《夜翼の影/Nightwing Shade(M11)》とか)が居場所を奪われている事なのだ。
そもそも《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》が2枚もデッキに含まれている時点で、相当にアレである。
このデッキを使用した時に非常に印象的であったのが、1戦目のGame2で《堕落/Corrupt(M11)》をプレイするための6枚目の土地を待ちつつ2連続で《血なまぐさい結合/Sanguine Bond(M10)》を引き当て、無残に飛び散った時で、ああ・・・カードにテキストは書いてあるけど、実は何も書いていないカードと言うのはあるのだな、と思った。
マジで《蒼ざめた月/Pale Moon(NEM)》とか分かりやすく何もしないカードも罪だけど、こう言うなんかしたら役に立ってくれるかも知れないカードってのも別の意味で問題だよなー。
まぁMTGには単純に強いカードだけじゃなくって、こう言う癖と言うか面白味のあるカードも必要だからね。仕方ないね。
でも思わず吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!とか思っちゃうよね。
今日のパック相場は以下。
http://bunmei.hotcom-web.com/wordpress/?p=1848
全体的にちょろっと上がってんね。今後どうなるのか楽しみ。
コメント
要するに1枚では「何もしない」系カードのことを言ってるんだと思いますが、そこにシナジーという悪魔の囁きが聞こえてきちゃうんですよねーw
4マナ4/4と5/3が跋扈してる環境で5マナ以上9枚は重過ぎです。
ドラフトならマナカーブ整えてこういうアーキいけると思う。
レア依存なんでアーキタイプとは言えないですけど後ろ向き感がたまらない
そう思っておったんですが俺のデッキ構築が間違っていたかもです。
組み合わさるとすごいってのは分かるんですがね。
>drafterさん、らぐさん
冷静に考えると5点与えてやっとラヴァアックスなんで、興奮からさめた後でダメだ・・・と思ったんだけどデッキの組み方かなぁ・・・。
1枚程度のディスアドが気にならなかったり生物さくって4点ゲインのアーティファクトが安定して出せれば強いと思うんですが。
つまりは魔性の教示者なのか!