最近、SEOの勉強をしているんだけど、本の筆者が
「こんな事マジで黙っといた良いんだけどなー。どうすっかなー。俺もなー。でも有益な情報をもらえるかも知れないし、業界の発展に寄与できるから、出版するわ」
みたいな事を言ってて、あー。マジックでもこんな感じのあるよなーと思った。
上記例で言えば、筆者は情報を明かす事に対して、印税と言う形で受け取る事が出来るので情報を公開する理由はどうあれ、金銭的なインセンティブがあり、マジックに例えればSCG等の有料記事のライターに近いものがある。
一方で、情報公開/非公開と言った判断に、金銭的な要素を含めないマジックプレイヤーもいて、そう言った人たちはフリーソフトのプログラマーに近い(現在では単純な事は言えないが)
そのようなプレイヤーのモチベーションは単純に文書を書く楽しさであったり、周囲からの称賛であったり、返報性からの情報提供であったりする。
両者は動機の違いはあるけれども、情報を公開する事を選ぶプレイヤーだ。
では情報を隠すプレイヤーの事情はどうなのだろう。
単純に考えると、秘匿した方が有益だと判断される場合、情報は秘匿される事になる。
例えばPTQの直前、悪魔的ひらめきからデッキが作成され、異常な勝率を誇ったとする。
この場合は秘匿され得るであろう。
なにせ製作段階で異常な勝率を誇るのだから、公開する事で得られる情報でデッキをブラッシュアップするよりも、既に十分強いデッキを秘匿してPTQを突破した方が良い。
その上で製作過程、完成版のリスト、試合のレポートと三位一体で公開すれば称賛の嵐が吹き荒れる事必至である。
俺によし、お前によし、であり間違っても、なんで黙ってんだよ!コノヤロー!とは言われるまい。
よしんばこれがPTQではなくて、PTだとすれば、周辺プロプレイヤーにシェアしてガッポとなるわけで、これまた秘匿を選択するのは当然だと言える。
また、個人が開発した技術ではなく、コミュニティで開発した技術である場合、これもまた秘匿されるだろう。
個人で開発を行う場合とは異なり、集団の中で技術が洗練されていくため、外部から情報を取り入れる必要性は個人ほどはない。
それよりもコミュニティ内で開発し、外部には存在しない技術であるのに、コミュニティを構成するプレイヤーが称賛欲しさに外部に公開したとなれば、それまでの苦労は水の泡であり、おいおい何してんの○すぞ?と反応するのは当然なのである。
そんな事がまかり通れば、調整チームなど存在できるわけがない。
しかしそこにも問題はあり、そのコミュニティ内で培われた技術に瑕疵があった場合、もしくは知らず陳腐化した場合に、そのコミュニティはその技術と心中する事になるのだ。
まとめると
・明かす側はそれぞれのインセンティブがある
・隠す側にもそれなりに事情がある
と言う事であり、情報発信に見返りがあるからと言って、何でもかんでも発信するのが正義で秘匿するようなケツの穴の小さい奴は死ねと言うのは暴論なんだよなぁ・・・。
明かす人は自分が何でも明かしてしまうせいで、隠す側を叩く傾向にあるから、そこは各自で立場が違うんだし、そこは分かった方が良いよと思うのだ。
隠す側も《血の誓い/Blood Oath(MMQ)》的な事情があるのは分かるけど、それって本当に隠す価値のある情報なの?コミュニティ内で悦ってるだけじゃない?と言うのは常に疑問に思った方が良いかも分からんよ、とは思う。
でも「隠す人vs明かす人」の対立自体が俺の中の妄想に過ぎんと言う可能性もあるし、考えすぎなのかも知れん。
考え始めたきっかけは、冒頭の文言だが、こう言う
「俺はお前達の知らない事を知ってんだぜー」
と言う態度に対する、感情的な反発ってどこから来るのかを考えると、やっぱり自分の能力に対する不信なんだと納得した。
この日記最後の3行だけで良いなw
「こんな事マジで黙っといた良いんだけどなー。どうすっかなー。俺もなー。でも有益な情報をもらえるかも知れないし、業界の発展に寄与できるから、出版するわ」
みたいな事を言ってて、あー。マジックでもこんな感じのあるよなーと思った。
上記例で言えば、筆者は情報を明かす事に対して、印税と言う形で受け取る事が出来るので情報を公開する理由はどうあれ、金銭的なインセンティブがあり、マジックに例えればSCG等の有料記事のライターに近いものがある。
一方で、情報公開/非公開と言った判断に、金銭的な要素を含めないマジックプレイヤーもいて、そう言った人たちはフリーソフトのプログラマーに近い(現在では単純な事は言えないが)
そのようなプレイヤーのモチベーションは単純に文書を書く楽しさであったり、周囲からの称賛であったり、返報性からの情報提供であったりする。
両者は動機の違いはあるけれども、情報を公開する事を選ぶプレイヤーだ。
では情報を隠すプレイヤーの事情はどうなのだろう。
単純に考えると、秘匿した方が有益だと判断される場合、情報は秘匿される事になる。
例えばPTQの直前、悪魔的ひらめきからデッキが作成され、異常な勝率を誇ったとする。
この場合は秘匿され得るであろう。
なにせ製作段階で異常な勝率を誇るのだから、公開する事で得られる情報でデッキをブラッシュアップするよりも、既に十分強いデッキを秘匿してPTQを突破した方が良い。
その上で製作過程、完成版のリスト、試合のレポートと三位一体で公開すれば称賛の嵐が吹き荒れる事必至である。
俺によし、お前によし、であり間違っても、なんで黙ってんだよ!コノヤロー!とは言われるまい。
よしんばこれがPTQではなくて、PTだとすれば、周辺プロプレイヤーにシェアしてガッポとなるわけで、これまた秘匿を選択するのは当然だと言える。
また、個人が開発した技術ではなく、コミュニティで開発した技術である場合、これもまた秘匿されるだろう。
個人で開発を行う場合とは異なり、集団の中で技術が洗練されていくため、外部から情報を取り入れる必要性は個人ほどはない。
それよりもコミュニティ内で開発し、外部には存在しない技術であるのに、コミュニティを構成するプレイヤーが称賛欲しさに外部に公開したとなれば、それまでの苦労は水の泡であり、おいおい何してんの○すぞ?と反応するのは当然なのである。
そんな事がまかり通れば、調整チームなど存在できるわけがない。
しかしそこにも問題はあり、そのコミュニティ内で培われた技術に瑕疵があった場合、もしくは知らず陳腐化した場合に、そのコミュニティはその技術と心中する事になるのだ。
まとめると
・明かす側はそれぞれのインセンティブがある
・隠す側にもそれなりに事情がある
と言う事であり、情報発信に見返りがあるからと言って、何でもかんでも発信するのが正義で秘匿するようなケツの穴の小さい奴は死ねと言うのは暴論なんだよなぁ・・・。
明かす人は自分が何でも明かしてしまうせいで、隠す側を叩く傾向にあるから、そこは各自で立場が違うんだし、そこは分かった方が良いよと思うのだ。
隠す側も《血の誓い/Blood Oath(MMQ)》的な事情があるのは分かるけど、それって本当に隠す価値のある情報なの?コミュニティ内で悦ってるだけじゃない?と言うのは常に疑問に思った方が良いかも分からんよ、とは思う。
でも「隠す人vs明かす人」の対立自体が俺の中の妄想に過ぎんと言う可能性もあるし、考えすぎなのかも知れん。
考え始めたきっかけは、冒頭の文言だが、こう言う
「俺はお前達の知らない事を知ってんだぜー」
と言う態度に対する、感情的な反発ってどこから来るのかを考えると、やっぱり自分の能力に対する不信なんだと納得した。
この日記最後の3行だけで良いなw
コメント
要するに騙されるほうが悪い。
提供者同士の対立云々はさすがに妄想レベルだと思うよw おもしろいけど。
そもそも真の情報流布に対してのメリットなんて本来はない。称賛とか無価値でしょ。
日記おもしろいですね!ちょくちょく読みたいので、もしよかったらリンクしても良いですか?ヽ(・∀・)ノ
確かにそう言う考え方もあるかー。
俺の考えはほぼほぼ
えいちてぃーてぃーぴー://cruel.org//freeware/noosphere.html#6
の受け売りで、贈与の文化と、承認欲求でプレイヤーの行動を説明したかったのよね。
>よっしーさん
ありがとうございます!
良かったら読んでやって下さい。こちらからもリンクさせて頂きます。