S-Cupに参加した
GWは帰省したので名古屋で行われたS-Cupに参加した。

選択したデッキは以下。
ドランリアニ

4 《森/Forest(UNH)》
4 《寺院の庭/Temple Garden(RTR)》
4 《草むした墓/Overgrown Tomb(RTR)》
3 《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(ISD)》
2 《森林の墓地/Woodland Cemetery(ISD)》
2 《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M13)》
2 《神無き祭殿/Godless Shrine(GTC)》
1 《ガヴォニーの居住区/Gavony Township(ISD)》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》

4 《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》
4 《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim(ISD)》
2 《悪鬼の狩人/Fiend Hunter(ISD)》
3 《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》
3 《酸のスライム/Acidic Slime(M13)》
3 《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》
3 《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》

4 《忌まわしい回収/Grisly Salvage(RTR)》
3 《根囲い/Mulch(ISD)》
2 《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》
2 《情け知らずのガラク/Garruk Relentless(ISD)》
4 《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》

サイドボード
1 《悪鬼の狩人/Fiend Hunter(ISD)》
2 《血統の切断/Sever the Bloodline(ISD)》
1 《スラーグ牙/Thragtusk(M13)》
1 《酸のスライム/Acidic Slime(M13)》
1 《情け知らずのガラク/Garruk Relentless(ISD)》
2 《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》
1 《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council(GTC)》
1 《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa(DGM)》
2 《突然の衰微/Abrupt Decay(RTR)》
2 《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm(RTR)》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls(AVR)》

最初は前回使ったドランリアニをそのまま使おうと思ったのだけど、構成がやや不満で、もーふさんにこの形を教えて頂き、メインに採用された《酸のスライム/Acidic Slime(M13)》は青系のコントロールが多い印象の強い名古屋では有効に感じ、さらに前回のデッキで大きな問題であった相手の生物に触れない、と言う点を《悪鬼の狩人/Fiend Hunter(ISD)》と《情け知らずのガラク/Garruk Relentless(ISD)》で解決したように見える点が魅力的であったのでちらを使う事にした。
最初は《汚濁まみれ/Drown in Filth(DGM)》を使う事で、相手の生物に対処しようと考えたが、こちらの解決策の方が状況を選ばずスマートであろう。

その場ではカードの調達が出来なかったのだが《孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(ISD)》があればデッキが出来るとの事で、もーふさんにデッキを貸して頂いた。感謝。

因みにサイドボードの《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa(DGM)》は2枚目の《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council(GTC)》が無かったため、ビート相手に強かったが、本来はコントロール用のサイドボードだろうと考えると違和感が残る。

参加人数22人で、5回戦のちにTOP4で試合を行う。
対戦結果は以下の通り。

1戦目 ナヤ ○××
2戦目 バントタッチ黒コントロール ○○
3戦目 エスパーコントロール ×○○
4戦目 ジャンド ○○
5戦目 トリコロール ×○○
6戦目 黒単タッチ赤 ×○○
7戦目 ジャンドビート ○○

1戦目のナヤはGame1が相手2ランドストップで勝ち。
Game2はマリガン後に《ドムリ・ラーデ/Domri Rade(GTC)》で《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》を処理されて負け。
Game3はダブルマリガン後にノーランドでキープ出来ず負け。MTGの無常を感じる。

2戦目のバントタッチ黒コントロールは相手の《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》&《大天使の霊堂/Vault of the Archangel(DKA)》にこちらの《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》が突っ込んで討ち死に。
俺の頭の中では

「俺の体をみんなに貸すぞ!!」

みたいな感じで相討ちになるかと思ったけど、全く、全然、これっぽっちもそんな事にはならなかった。
勝つには勝ったけど

「こんな奴に負けるんかよ・・・」

的な対戦相手の顔が忘れられない。本当に申し訳ない事をした。

3戦目のGame1は超長期戦の末に《霊異種/AEtherling(DGM)》に対処出来ずに負け。
Game2とGame3は《酸のスライム/Acidic Slime(M13)》が非常に強くて勝ち。

4戦目のジャンドは《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren(ISD)》の返しで《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》を《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》出来て除去されずに勝ち。
そもそも相手がダブルマリガンだった。

Game2は《殺戮遊戯/Slaughter Games(RTR)》とかされずに勝ち。

5戦目はIDしたくて戦意喪失気味だったけど、どう頑張っても戦って勝たないと残れない事が発覚したので対戦する事に。

Game1は楽々《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》を連打される展開になって負け。
Game2は《酸のスライム/Acidic Slime(M13)》が強くて勝ち。
Game3は相手が地主で《霊異種/AEtherling(DGM)》との殴りあいが間に合って勝ち。

3位通過。

6戦目のGame1はマリガン後に《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》は2枚あるけどマナクリーチャーしか居ないみたいな感じになって、相手も4マナに到達できずに困っていたけど《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat(DKA)》が走ってくる状況になって負け。

Game2は《ゴルガリの魔除け/Golgari Charm(RTR)》が刺さって勝ち。
Game3は《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》と相手の《強迫/Duress(M13)》がかみ合って《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council(GTC)》が除去されなくて勝ち。

7戦目の対戦相手の方に商品のスプリットではなくて、テイクオールを持ちかける

正直カードはMOでコンプリートセットを作るつもりだし、パックを持って帰ってもどうしようもない。

話を聞くと対戦相手の方もDGMは大量に剥いて既に飽和状態との事でお互いわりとどうでもいい感じでテイクオールする事にw

DGM哀れ。未来の《未来予知/Future Sight(ONS)》になると良いよ・・・。

7戦目のGame1は序盤押し込まれるけど、相手が地主で《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》が間に合って勝ち。

Game2も相手が地主で勝ち。

と言う事で運良く優勝する事が出来た。
もらったパックはデッキ使用料として、もーふさんに進呈。次回もまたどこかでマーセナリーさせてください。

試合後はデッキリストを提出し、記念に写真を撮って頂いた。
因みに掲載された写真を見ると、ブイフォーヴェンデッタに出てきた仮面(画像上)に似ている感じで、しかもそれすらも褒めすぎと言う体だ。なんと言うか西洋の不気味系人形面に列する。

デッキの使用感だが《情け知らずのガラク/Garruk Relentless(ISD)》はほとんどの場合サイドアウトされる事になったのでサイドボードで良さそう。
それから3色でマナベースにケチを付けるわけにもいくまいが《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》が期待通りに働かない事もある。
現状では12枚なので、数字上では働くはずであるがデッキの性質上マナクリーチャーが機能しないと非常に困る。
かと言って《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman(RTR)》では《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》以上にマナが生み出せない場面が多いだろうから致し方ないところではあるな。

今回はDGMのカードは《ヴィズコーパの血男爵/Blood Baron of Vizkopa(DGM)》しか使わなかったが《罪の収集者/Sin Collector(DGM)》を使われて非常に強かった。
今後良く見るようになるのではないか。

と言うところである。
今回の結果は大会前にサイドボードをレクチャーしてくれたもーふさんに拠るところが非常に大きい。
デッキを貸して頂いた事もあわせて、重ねての感謝を。

対戦して下さった方々もありがとうございました。

コメント

drafter
drafter
2013年5月8日2:49

構築で6-1おめでとうございます!!
リハビリ期間も終わってきましたな(?)

僕も近々復帰しようとは思ってるので、また色々教えて下さい。

四日市
2013年5月8日4:21

優勝おめでとう!

>《東屋のエルフ/Arbor Elf(M13)》が期待通りに働かない事もある。
>現状では12枚なので、数字上では働くはずである
本当か?!実際にどのぐらいの確率で事故るか、ちょろっと計算してみました

「東屋のエルフが出たのに働かない状態」が、
①初手7枚+1ドローでデッキに4枚の「東屋のエルフ」を1枚以上引いた。
②初手7枚+1ドローでデッキに4枚の「森じゃない緑マナ発生源」を1枚以上引いた。
③初手7枚+2ドローの間にデッキに12枚の森を1枚も引いてない。
この3つが同時に起こった時に発生すると仮定する。

それぞれの確率は、
①だいたい45% ②だいたい45% ③だいたい11%
なので、「東屋のエルフが出たのに働かない確率は、0.45×0.45×0.11=0.0222で約2.2%。

今回のトーナメントのように、7マッチで合計18戦やったとすると、
1回も、その事故が発生しない確率が約67%、
1回だけその事故が発生する確率が約27%、
2回以上その事故が発生する確率が約6%(うち5%は2回)となっている。

このように、20戦程度のトーナメントでは、この事故が発生しないか1回のことが多く、
何回も発生していたのならば、それは相当運が悪かったみたいですね。

bun
2013年5月8日9:43

>drafterさん
ありがとう!
でも日本語読めてないレベルのミスしてるから進歩してないのよねw
やっぱり事前に詳しい人からサイドプランを聞いていたのが良かったなと。
俺も勉強するので、一緒にがんばりましょー。

>四日市さん
俺は単純に③しか考えていなかったけど、根囲いと回収があるからアンタップ自体はするでしょと思ってた。
これ見るときちんと回るようになってるんすなぁ。
bun

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