1/100もしくは2/2あるいは1/2
2013年3月7日 寝言 コメント (3)仕事の話。
基本的にはシステムを作る際には誰が使っても大丈夫なように作る。
システムを扱うのは人間であるため、インプットは一定ではない。
インプットは一定ではないが、許容出来る範囲外の行動をとらせないように選択肢を狭めて提示する。例えば数字しか入力してはいけない記入欄があるなら、最初から文字入力する事は出来なくするとか。
もしくは可能ならば誤入力を防ぐために自動化する、関数を使う。出来るだけ人の扱える範囲を小さくする事でアウトプットの精度が上がり、かつ手間も省けて万々歳・・・となるはずだったのだが、そのような処理まかりならんと、このような指示を受けた。
理由はよく分からないのだが、必要性を感じないとかそのような理由だ。
個人的には人間なんだからミスをするだろうと考える。
今回の仕事は直接お客様に影響する部分なので誤った処理は許されない。
例えば住所が違う、発送時期が違う、商品が違う。
どれもクリティカルな結果に結びつくが、現実的には発注情報の多くの部分を手動で管理しているので確実な処理は望めないと言うのが現状だ。
そこで前述のようにシステム化して、出来るだけ手動で対応する範囲を狭くし、かつ何か異常があった時にはすぐにアラームがあげられるようにしようと考えたのだが、それは許可されなかった。
なぜこの様な事が起こるのか。
思うに俺の考え方は、例えば100人の人間がいれば100通りの行動があるわけで、それぞれが完璧に業務を習熟できるわけはないと考えて、それならあらかじめレールを作って、その上だけで走らせるようにしようと、こう考えるわけである。
しかしながら、今回の仕事に関してはお客様に直接関わる部分と言う事で実作業を行う人間が俺と、そのまかりならんと判断した上司の2人しかいないわけである。
この場合、システムを作ってきちんと運用するよりも個人の習熟率を完璧なレベルまで高める方が効率的である・・・と考えた結果なのではないか。
俺は人間だから失敗すると考えるのでこの考え方は許容出来ないわけだが、裏を返せば自信のなさの表れとも言える。
要するに外に出て、2本の足で走れと言われたのだが、転ぶのが怖いので、石を取り除いてレールを敷いてくれ言うのか甘えるな、と返されそうである。
主観的には甘えているわけではなくて、クリティカルなミスをしてしまうリスクを請け負う事が出来ないので、それを防ごうとしているのだが・・・同じ事か?
なんか違うだろと思わない事もないが、甘ったれるなと強弁されれば返す言葉を捜すのに苦労しそうである。
そもそもが立っている視点が違うと言うのもある。
前述のように俺はシステムを作って、作業者が100人だろうが1000人だろうが、その中の誰が使っても大丈夫な構造にしようと主張している。
翻ってそのまかりならん上司は、作業者は実際にはたった2人しか存在せず、恐らくは自分がミスするなどとは思っていないのだろう。
そしてその作業精度を俺にも求めてきているのだ。
それを受けて俺は毎回完璧に遂行する自信がないのを、ミスをすると㌧でもない事になるから、と言うのを言い訳の盾にとって駄々をこねている・・・ように見えるのではないか。
俺は以前は、いや今でもかなり「話せば分かる派」だが、今回のような話が持ち上がるたびに人間同士が話し合っても所詮は他人なので完全に理解する事は出来ず、話し合った結果として「理解出来る境界と理解出来ない境界」が分かるだけだとする「話しても分からない派」に引き込まれそうになる。
まぁこんな事はなんとなく分かり合えた気になればそれで良いんじゃねーかなと思うだけなので、その厳密さはどうでも良いとして、簡単にミスが起こり得る状態で仕事をしている身としては、決定的なミスをしてしまった1/2にならない事を祈るのみである。
基本的にはシステムを作る際には誰が使っても大丈夫なように作る。
システムを扱うのは人間であるため、インプットは一定ではない。
インプットは一定ではないが、許容出来る範囲外の行動をとらせないように選択肢を狭めて提示する。例えば数字しか入力してはいけない記入欄があるなら、最初から文字入力する事は出来なくするとか。
もしくは可能ならば誤入力を防ぐために自動化する、関数を使う。出来るだけ人の扱える範囲を小さくする事でアウトプットの精度が上がり、かつ手間も省けて万々歳・・・となるはずだったのだが、そのような処理まかりならんと、このような指示を受けた。
理由はよく分からないのだが、必要性を感じないとかそのような理由だ。
個人的には人間なんだからミスをするだろうと考える。
今回の仕事は直接お客様に影響する部分なので誤った処理は許されない。
例えば住所が違う、発送時期が違う、商品が違う。
どれもクリティカルな結果に結びつくが、現実的には発注情報の多くの部分を手動で管理しているので確実な処理は望めないと言うのが現状だ。
そこで前述のようにシステム化して、出来るだけ手動で対応する範囲を狭くし、かつ何か異常があった時にはすぐにアラームがあげられるようにしようと考えたのだが、それは許可されなかった。
なぜこの様な事が起こるのか。
思うに俺の考え方は、例えば100人の人間がいれば100通りの行動があるわけで、それぞれが完璧に業務を習熟できるわけはないと考えて、それならあらかじめレールを作って、その上だけで走らせるようにしようと、こう考えるわけである。
しかしながら、今回の仕事に関してはお客様に直接関わる部分と言う事で実作業を行う人間が俺と、そのまかりならんと判断した上司の2人しかいないわけである。
この場合、システムを作ってきちんと運用するよりも個人の習熟率を完璧なレベルまで高める方が効率的である・・・と考えた結果なのではないか。
俺は人間だから失敗すると考えるのでこの考え方は許容出来ないわけだが、裏を返せば自信のなさの表れとも言える。
要するに外に出て、2本の足で走れと言われたのだが、転ぶのが怖いので、石を取り除いてレールを敷いてくれ言うのか甘えるな、と返されそうである。
主観的には甘えているわけではなくて、クリティカルなミスをしてしまうリスクを請け負う事が出来ないので、それを防ごうとしているのだが・・・同じ事か?
なんか違うだろと思わない事もないが、甘ったれるなと強弁されれば返す言葉を捜すのに苦労しそうである。
そもそもが立っている視点が違うと言うのもある。
前述のように俺はシステムを作って、作業者が100人だろうが1000人だろうが、その中の誰が使っても大丈夫な構造にしようと主張している。
翻ってそのまかりならん上司は、作業者は実際にはたった2人しか存在せず、恐らくは自分がミスするなどとは思っていないのだろう。
そしてその作業精度を俺にも求めてきているのだ。
それを受けて俺は毎回完璧に遂行する自信がないのを、ミスをすると㌧でもない事になるから、と言うのを言い訳の盾にとって駄々をこねている・・・ように見えるのではないか。
俺は以前は、いや今でもかなり「話せば分かる派」だが、今回のような話が持ち上がるたびに人間同士が話し合っても所詮は他人なので完全に理解する事は出来ず、話し合った結果として「理解出来る境界と理解出来ない境界」が分かるだけだとする「話しても分からない派」に引き込まれそうになる。
まぁこんな事はなんとなく分かり合えた気になればそれで良いんじゃねーかなと思うだけなので、その厳密さはどうでも良いとして、簡単にミスが起こり得る状態で仕事をしている身としては、決定的なミスをしてしまった1/2にならない事を祈るのみである。
コメント
作業の標準化、効率化、ミス削減 等等を行っています。
なのでbunさんの言い分はよくわかりますし(わかったつもりなだけかもw)
上司の言い分を自己におとして納得させようとしても
何かもやもやしてしまいますね・‥。
「話せば分かる派」なんですけど、簡潔に自分の思考を正しく伝えるのが下手で
誤解され受け取られる事も嫌で「結局行動を起こさない」人から言うのもなんですが、やるだけはやったほうがいいですね。やはり。
>ひ
マリガンに酷似していると思ってしまいました。
この業界猫好き多いと思いませんか?
改善提案懐かしいです。
多人数が同じ仕事に従事する場合、人数×作業回数×削減コストみたいな感じで年間通しで計算すると大きな額になるんですよね。
今回はその人数が1ないしは2なので額面的にはシステムを作る工数をペイ出来ないかも知れないのですが、1ミス死亡的なポジションなのでミスりようがない風に作りたいし作れるだろうと思うんですが許可されませんでした。得心がいかんのぅ。
>マリガン
生まれるところからやり直したいですw
>kuwaさん
昔はシステムエンジニア的な事をやっていたのですが、今は作業フローとか作ったり必要なファイルのマクロを組んだりする側なので、似てるけどちょっと違うのかも知れません。
>猫好き
俺は猫大好きですが、どうでしょう。動物好きって人は多いかも。
もしくはGPの結果とかみてるとMTGやってる人は同業多い気がします。