青黒系ドラフト2回目。
今回は1-1《慈善獣/Alms Beast(GTC)》からタッチバージョンを目指す。

ピック譜は以下。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/2-17-2013-2.html

見てもらうと分かるのだけど、今回は特に1パック目の黒は安くない。
黒は安くないと言うと語弊がありそうな感じだが《肉貪り/Devour Flesh(GTC)》も《死の接近/Death’s Approach(GTC)》も見なくて全然貪れない。
個人的には取り合えず貪れないとデッキにならないのでは・・・と思っていたので、どうすんのかなーって感じだった。
1パック目はそんな感じで謎のアゾリウスっぽくなりつつ2-1で無事に《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council(GTC)》を自ら引き当てて何とかそれっぽい紙束に。
グルールが《地上の突撃/Ground Assault(GTC)》とか《スカルグのギルド魔道士/Skarrg Guildmage(GTC)》が1週してて、まーお安い!ってなってて苦々しい。

作成したデッキは以下。
6 《島/Island(UNH)》
4 《沼/Swamp(UNH)》
4 《平地/Plains(UNH)》
2 《ディミーアのギルド門/Dimir Guildgate(GTC)》
2 《オルゾフのギルド門/Orzhov Guildgate(GTC)》

2 《エリマキ眼魔/Frilled Oculus(GTC)》
1 《ダスクマントルのギルド魔道士/Duskmantle Guildmage(GTC)》
1 《シミックの変転魔道士/Simic Fluxmage(GTC)》
1 《賢者街の住人/Sage’s Row Denizen(GTC)》
1 《地底街の密告人/Undercity Informer(GTC)》
2 《欄干のスパイ/Balustrade Spy(GTC)》
1 《鍵達人のならず者/Keymaster Rogue(GTC)》
1 《慈善獣/Alms Beast(GTC)》
1 《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council(GTC)》
1 《ディンローヴァの恐怖/Dinrova Horror(GTC)》
1 《氾濫の始源体/Diluvian Primordial(GTC)》

1 《予言のプリズム/Prophetic Prism(GTC)》
1 《正義の矢/Arrows of Justice(GTC)》
1 《心理的打撃/Psychic Strike(GTC)》
1 《ディミーアの魔鍵/Dimir Keyrune(GTC)》
1 《最後の思考/Last Thoughts(GTC)》
1 《夜翼の呼び声/Call of the Nightwing(GTC)》
1 《天使の布告/Angelic Edict(GTC)》
1 《道迷い/Totally Lost(GTC)》
1 《殺意の凝視/Killing Glare(GTC)》

《氾濫の始源体/Diluvian Primordial(GTC)》と《ディンローヴァの恐怖/Dinrova Horror(GTC)》のために《鍵達人のならず者/Keymaster Rogue(GTC)》を入れたのだけれど完全に蛇足だった。
特に 《氾濫の始源体/Diluvian Primordial(GTC)》はプレイしたらそのまま殴りに行けるケースがほとんどだったので、そのまま勝てよと言う感が強い。
それから《都の進化/Urban Evolution(GTC)》は今まで何回か多色コントロールを作ってきた感覚でタッチ候補だったのだけど、やっている事がほとんど《最後の思考/Last Thoughts(GTC)》で、タッチする価値はない。
結局多色コントロールも《肉貪り/Devour Flesh(GTC)》が安くないと序盤が支えられないんじゃねーかなと思えば、必要パーツは青黒系と被るので歪なピックをしてまで多色コントロールに進むべきかどうかは疑問である。
青黒なら《心理的打撃/Psychic Strike(GTC)》も安定してプレイ出来るし、マナ基盤も多色コントロールほど無理をしなくて済む。
青黒系と多色コントロールの直接対決では以前のエントリの内容通りに青黒有利だと思われるのもアレな感じだな。
最近ではMOでも散見されるらしく《予言のプリズム/Prophetic Prism(GTC)》や《新緑の安息所/Verdant Haven(GTC)》がそれほど安くないなら突っ込むのも勇気がいる状況だ。
まぁここら辺も含めて状況次第ではあるな。

対戦結果は以下の通り。

1戦目 シミック

Game1
こちらダイスに勝って迷うも相手が分からないので先手。

2t目《エリマキ眼魔/Frilled Oculus(GTC)》から《予言のプリズム/Prophetic Prism(GTC)》をはさんで4t目に《慈善獣/Alms Beast(GTC)》
相手はこれを複数体ブロックだが《道迷い/Totally Lost(GTC)》で崩して勝ち。

Game2
相手先手
序盤に《ドレイク翼の混成体/Drakewing Krasis(GTC)》《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor(GTC)》でやや押されるが《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council(GTC)》と 《氾濫の始源体/Diluvian Primordial(GTC)》にたどり着き《闘技/Pit Fight(GTC)》をFBして《雲ヒレの猛禽/Cloudfin Raptor(GTC)》を除去。
場が膠着した後は《シミックの変転魔道士/Simic Fluxmage(GTC)》と《幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council(GTC)》で勝ち。

2戦目 ボロス

Game1
相手先手。
しかし相手の初動は3t目の《ボロスの魔鍵/Boros Keyrune(GTC)》でやや困惑。
さてはグルールタッチ白かと思わされるがそのまま勝ち。

Game2
相手先手。
今度はきっちり2t目の《ウォジェクの矛槍兵/Wojek Halberdiers(GTC)》から動かれて死亡。

Game3
こちら先手。
相手が土地13枚引いてて勝ち。

3戦目 オルゾフ

相手がQP浪人だったのでスプリット。

《ギルド門/Guildgate(GTC)》が複数枚ピック出来ていればタッチは可能だけれどもやはり動きがぎこちなくなる時はある。
当然見返りとしてパワーカードを使う事は出来るのだが、それが見合うかどうかは難しいところだ。
指針として対戦相手が自分より強いと仮定すると、カードパワーに差がなければ勝てないので、タッチすると言うのはどうか。
自分のプレイに自信があればパワー重視ではなくて、安定重視の方が良いわけである。
まぁそれよりも今回のように自分の選択したカラーの流れが悪く、22~23枚カードを集めるために多色にしなければならなかったとした方が素直な考えか。
今回は白を使わなければ除去もボムも足りなかったのだし。
だが結局は2色で強いデッキが組めるのが一番望ましい。
最終的には卓の動向を読んで一番良い席に座るべしと言う当たり前の結論に落ち着きそうだ。
つまり3色はそう出来なかった時の回避手段と言う認識で良さそうだな。

コメント

芙蓉
2013年2月17日23:57

オブゼダートブリンク進化とか豪華ですね。
《肉貪り》《忌まわしい光景》この辺で数枚狙えないと
旨みが少ないんですよね・・・

多色化は単体カードパワーが段違いですが、
マナサポートが自然な順目で取れないと辛いので難しいですね。

自分がぐちゃってる時は大抵卓のほかの誰かもぐちゃってるので
カードパワーの高さで意外と勝てちゃいますけどスマートかどうかというと・・・

bun
2013年2月18日0:09

ややオーバーキル気味でしたが、盤面に影響なくてもテンション上がりますねw

RTRの頃からそうなんですが、マルチカラーがどうしてもデッキに入らざるを得ない場合、例え2色だったとしても事故負けを防ぐ観点から特殊地形をピックしないといけないのじゃないかと考えています。
でも土地は土地ですから取るとその分スペルが薄くなりますもんね・・・。
まぁ2色で上手く協調できていればここら辺が楽になるんですが、協調出来ていなかった場合でも、今度はぐちゃる→まわりもぐっちゃ→お互いカットする余裕がない→パワーカードでも流れやすくなるって考えはどうでしょうか?
わざとぐっちゃにするって考えだと多色コントロールに行き着くんですが、その場合も必要なパーツは存在するんで、なかなか難しく、他のプレイヤーもぐっちゃ→多色志向になってギルド門が高くなるとかあると思うので、そんなに上手くいかないかな。

結局「自分だけがぐちゃる」が最低で「まわりはぐっちゃだけど自分はまとまってる」ってのが一番スマートなんじゃないでしょうか。
だからあえて多色を目指すのは肯定されなくて、2色でまとめるのが良いとされるのじゃないかなと思います。

勝手ながらリンクさせて頂きました。よろしければお願い致します。

芙蓉
2013年2月18日1:20

リンクありがとうございます!こちらからもリンクさせて頂きました。
よろしくお願いします。

ドラフトは限られたカードプールからの取り合いなので
難しくもありますがとても楽しいですよね。

bun
2013年2月18日8:27

更新楽しみにしております。

>ドラフト
楽しいですよね。ぐちゃった時とかは精神的にきつすぎて、俺は一体金を払って何をやっているんだろうと自問する事もありますがw
bun

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索