今まではSwiss卓の住人だったのだけれど、手元に何も残らないのが寂しくてシングル卓に。

ピックは以下。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/12-23-2012.html

今回は1-1が有色カードスタートなので大いに悩む。
経験則的にやはりカードタイプとしてのPWは他のカードよりも一歩抜けた強さと汎用性があるので《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》から。
しかし《不実/Treachery(UDS)》もビートにもコントロールにも良くマッチして、除去にも生物にもストームカウントにもなるので非常に悩ましかった。

1-2も非常に難しく初手にあればそのまま勝ってしまう《アレクサンドリアの図書館/Library of Alexandria(ARN)》とプレイして対処されなければ勝ってしまう《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》の2択。
結局、ここは他のドロースペルの弱さから初手にある以外では能力が起動できないであろう《アレクサンドリアの図書館/Library of Alexandria(ARN)》より《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》を選択した。

その後は白の全体除去に期待して軽めの除去とカウンターとドローを中心にピック。
全体除去が用意できる色とは言え、序盤に押し込まれすぎたりしないように軽量除去は必要になる。
1-6の 《イス卿の迷路/Maze of Ith(DRK)》VS《巻物棚/Scroll Rack(TMP)》もそう言った意味では非常に難しく《巻物棚/Scroll Rack(TMP)》をピックしたものの疑問が残った。

それ以外では2-4《禁止/Forbid(EXO)》or《大修道士、エリシュ・ノーン/Elesh Norn, Grand Cenobite(NPH)》
3-5《呪師の弟子/Jushi Apprentice(CHK)》or《永遠のドラゴン/Eternal Dragon(SCG)》なども判断が付きかねるところである。
どのケースもユニークの2択かユニークorカードパワーの選択で判断が非常に難しい。
結果論的にはオーバーキルにならず他のデッキにも耐性を付けた《禁止/Forbid(EXO)》と全体除去との相性が良い《永遠のドラゴン/Eternal Dragon(SCG)》で問題は無かったかと思う。

他には2-5《四肢切断/Dismember(NPH)》は結果的にスペルが溢れる事になったので《ツンドラ/Tundra(3ED)》の方が良く2-12の《寺院の庭/Temple Garden(RTR)》は、対戦相手によって軽めの脅威が必要とされるマッチアップがあったので《闘争の学び手/Student of Warfare(ROE)》の方が良かった。
また3-14の《アウグスティン四世大判事/Grand Arbiter Augustin IV(DIS)》はスペースの問題で《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(10E)》を優先したが、万が一対戦相手に採用されるとあべし5秒前なのでカットが無難であったか。

そう言った諸々はあったものの全体的に流れが良くデッキは強力なものに。
3-10《精神の願望/Mind’s Desire(SCG)》3-13(!)《適者生存/Survival of the Fittest(EXO)》など不安要素はあるが・・・。

作成したデッキは以下。

7 《平地/Plains(UNH)》
6 《島/Island(UNH)》
1 《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》
1 《アダーカー荒原/Adarkar Wastes(10E)》
1 《アゾリウスの大法官庁/Azorius Chancery(DIS)》
1 《カラカス/Karakas(LEG)》
1 《モックス・ルビー/Mox Ruby(2ED)》

1 《前兆の壁/Wall of Omens(ROE)》
1 《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》
1 《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》
1 《永遠のドラゴン/Eternal Dragon(SCG)》

1 《祖先の回想/Ancestral Recall(2ED)》
1 《未達への旅/Journey to Nowhere(ZEN)》
1 《マナ漏出/Mana Leak(M12)》
1 《巻物棚/Scroll Rack(TMP)》
1 《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》
1 《禁止/Forbid(EXO)》
1 《濠/Moat(LEG)》
1 《神の怒り/Wrath of God(10E)》
1 《審判の日/Day of Judgment(M12)》
1 《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》
1 《入念な考慮/Careful Consideration(TSP)》
1 《謎めいた命令/Cryptic Command(LRW)》
1 《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
1 《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel(SOM)》
1 《滞留者ヴェンセール/Venser, the Sojourner(SOM)》
1 《意志の力/Force of Will(ALL)》
1 《アクローマの復讐/Akroma’s Vengeance(ONS)》
1 《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》

かなり良さそうな白青コントロール。
ライフゲイン手段があるので序盤に押し込まれすぎてジリ貧になるのはそれなりに防げそうなのが特に好印象。
ボードコントロール一辺倒ではなくて、きちんとドローカードとカウンターがあるのも良い。
しかし対戦相手のPWには苦労しそうなので、そこら辺を解決できるサイドボードがあると良かった。

1戦目はドランカラーの中速デッキ。
Game1Game2共にPWと全体除去で圧倒。
特に相手の《土地税/Land Tax(4ED)》《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》もまとめて吹き飛ばす《アクローマの復讐/Akroma’s Vengeance(ONS)》が非常に効果的であった。
サイド後には《解呪/Disenchant(TSB)》と《ネビニラルの円盤/Nevinyrral’s Disk(5ED)》を追加し《巻物棚/Scroll Rack(TMP)》と《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》をアウト。

こう言ったクリーチャーを中心に据えた中速デッキはキューブに存在する他のカードが明確な弱点として突きつけられるので扱いが難しい。
出来るだけそのようなデッキにはならない方が良いが、構築せざるを得ない場合には《自然の秩序/Natural Order(POR)》→《テラストドン/Terastodon(WWK)》や《チャネル/Channel(4ED)》→《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》などの必殺技が必要とされる。

2戦目は5色マナランプ(?)
構成要素が各PWとマナ加速に少量の全体除去と 《時間の歪曲/Timetwister(2ED)》《時のらせん/Time Spiral(USG)》を加えた超デッキ。
そのマナ加速と採用されたドロースペルからストームが想起されるが実はPWを次々と叩きつけてくる理解を超えたデッキだった。

Game1はマナアーティファクトを《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel(SOM)》で吹き飛ばして勝ち。

Game2は1t目に土地セット→《太陽の指輪/Sol Ring(3ED)》→《セレズニアの印鑑/Selesnya Signet(RAV)》とつなげられ、2t目には《金粉の水蓮/Gilded Lotus(M13)》→ 《時間の歪曲/Timetwister(2ED)》とされて、圧倒的マナ差からPWを連打されて負け。

Game3は《復讐のアジャニ/Ajani Vengeant(ALA)》をプレイされてかなりピンチだが《信仰の足枷/Faith’s Fetters(RAV)》で対処し《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage(AVR)》《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura(M12)》を《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel(SOM)》で吹き飛ばして《プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker(M13)》には《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》で対処。
何とか勝つ事が出来たが相手の正体が謎過ぎて非常にハードな対戦だった。

3戦目は緑赤ランプ。
相手のマナ基盤は生物なので《神の怒り/Wrath of God(10E)》系が刺さって非常に楽。

Game1は2t目に《森の知恵/Sylvan Library(5ED)》で戦慄するものの《アクローマの復讐/Akroma’s Vengeance(ONS)》が間に合って《スフィンクスの啓示/Sphinx’s Revelation(RTR)》→《聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx(MBS)》で勝ち。

Game2は《濠/Moat(LEG)》を《禁止/Forbid(EXO)》で守って《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》で勝ち。
やっぱり相性が良かった。

と言う事で運良く3-0だが、奇妙な報酬形態のせいでウルザブロックドラフトをプレイ出来ない。
ウルザズ・ディスティニーは買うしかないのか・・・?

コメント

D
2012年12月23日18:51

4マナが渋滞しているようなので自分だったら《入念な考慮/Careful Consideration(TSP)》を抜いて軽いアクションスペルである《解呪/Disenchant(TSB)》をメインに入れそうです。下の環境のカードになればなるほどアーティファクトとエンチャントは強力なものが増える為、腐る心配がないのがキューブでの《解呪/Disenchant(TSB)》を《破滅の刃/Doom Blade(CMD)》たらしめる部分だと思います。

bun
2012年12月23日21:15

俺も《解呪/Disenchant(TSB)》は搭載したかったんですが何分枠がなくて。
今回は対応が遅くても良いなら《エルズペス・ティレル/Elspeth Tirel(SOM)》と《アクローマの復讐/Akroma’s Vengeance(ONS)》で対応できて、かつ《忘却の輪/Oblivion Ring(M13)》と《信仰の縛め/Bonds of Faith(ISD)》があったので採用しませんでした。

しかしいずれのマッチでもサイドから上げてきた事を考えると、判断は難しいところですよね・・・。
でも、それぞれサイドから抜けたものが違うのとやっぱりドローがあるとゲームが簡単になるので手札の枚数が増える《入念な考慮/Careful Consideration(TSP)》は欲しいかなと。
デッキ的に序盤がややマグロでも巻き返せますし。
bun

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