RtRドラフトだと《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(RTR)》は強いぞ
2012年10月12日 TCG全般少なくともZEN環境と同じ感覚で《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(RTR)》を評価するのは全く間違っている。
確かに《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(RTR)》は少なくとも1回殴られてしまうし《裏切りの本能/Traitorous Instinct(RTR)》でアンタップするし、居住を防ぐ事ができない。
《叫び回る亡霊/Keening Apparition(RTR)》や《隔離する成長/Sundering Growth(RTR)》に割られたりもする。
しかし、上記のような弱点があったとしても《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(RTR)》は評価に値する。
既に周知されているようにRtR環境はタフネス4を巡る攻防がメインだ。
ただし《オーガの脱獄者/Ogre Jailbreaker(RTR)》以外はパワーがないため3/3のアタックを止められる事は出来ても抑制する事が出来ない。
この事は見かけ上のテンポが取れないと言う事で、セレズニアのように3/3を横に並べるようなデッキに弱く《逸脱者の歓び/Deviant Glee(RTR)》や《飛行術の探求/Pursuit of Flight(RTR)》《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》を使ったオーラ戦術に弱い。
《大蜘蛛/Giant Spider(M12)》の同型再販である《そびえ立つインドリク/Towering Indrik(RTR)》がM12と比較しても弱く感じるのは、既に対戦相手の意識がタフネス4を越える事に集中しているからだ。
RtRではコモンの除去が
《穴開け三昧/Auger Spree(RTR)》(強いけどマルチカラーで使えるデッキが限られる)
《滅殺の火/Annihilating Fire(RTR)》(RRシンボルが厳しい場合もある)
《爆発の衝撃/Explosive Impact(RTR)》(6マナと重い)
《トロスターニの裁き/Trostani’s Judgment(RTR)》(同上)
《打ち上げ/Launch Party(RTR)》(コストに生物が必要)
と軒並み使い辛い事もオーラ戦術が成立しやすい環境を作っている。
さらにRtRドラフトは多色環境なのだが、呪文をプレイするためのハードルに比例して、カードパワーも高いとは言い難い。
つまり弱いのは除去に限らず、生物もそんなには強くないので、オーラ戦術を選択するなどしてデッキの速度を上げないとボムに対応出来ないと言うのもオーラ戦術を後押しする理由の1つとなっている。
その中にあって《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(RTR)》はシングルシンボルしか要求しない3マナで、しかも相手が積極的にオーラを付けて殴ってくるのだから2:1交換が取りやすい。
だからZEN環境と比較して、遥かに除去としての役割を果たす場合が多いのだ。
このようにタフネス4を越える事に着目した相手のオーラ戦略や《馬力充電/Dynacharge(RTR)》に対処するためにはオーラが付いてもなお相討ちが取れる《オーガの脱獄者/Ogre Jailbreaker(RTR)》は門がないとアタック出来ないと言うデメリットはありながらも(現状がどのように評価されているかと言う正確な認識はないが)もっと評価されるべきであるし《巨大化/Giant Growth(RTR)》は環境最強のコンバットスペルの一角として評価されるべきである。
もちろん上記のような状況では《劇的な救出/Dramatic Rescue(RTR)》や《虚無使い/Voidwielder(RTR)》と言ったテンポスペルは強力で、評価されてしかるべきだろう。
このような環境ではオーラ戦術にきちんと対処する方法が必要で、基本的には戦闘に強い生物を高く評価する事。
目的に即して使えば前述の《オーガの脱獄者/Ogre Jailbreaker(RTR)》や《水路の蠍/Sluiceway Scorpion(RTR)》《危険な影/Perilous Shadow(RTR)》(解鎖しない)《不気味な人足/Grim Roustabout(RTR)》《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird(RTR)》が戦闘に強い生物の候補として挙げられるかも知れない(後半の生物はマナが必要なので常に相手のアタックを抑制できるとは限らないので望む役割を果たせないかも知れないが)
同じ理由で《構脚のトロール/Trestle Troll(RTR)》もかなり固いが望むパフォーマンスを発揮できないかも知れない。
《逸脱者の歓び/Deviant Glee(RTR)》でトランプルが付けられてしまうのも厳しいところだ。
と言う事で、RtRドラフトではまずはオーラ戦術に対応出来るデッキの構築を心がけよう。
前述の《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(RTR)》だけでなく《根生まれの防衛/Rootborn Defenses(RTR)》や《ドルイドの講話/Druid’s Deliverance(RTR)》《圧縮/Downsize(RTR)》《電謀/Electrickery(RTR)》に注目したり、上記の他にも戦闘に強い生物を探すのも良いだろう。
オーラ戦略を採用した速度に特化デッキを押さえ込む事が出来れば、RtRのカードの弱さが表面に出てくると共にレアゲー化しやすくなるだろう。
そうなれば今度は重くても確定除去が使われたり《取り消し/Cancel(RTR)》や《本質の反発/Essence Backlash(RTR)》が存在感を現してメタ・ゲームが回り出す。
・・・と思ったりもするのだが、既に環境が終わっちゃった宣言もあって、こう言う事をつらつらと書き連ねてみても
「俺はバカです。」
と喧伝してまわっているだけであって大いにバカバカしい。
人間誰しも自分がバカだと認めるのは大変に辛い事なのだ。
まぁこれもPTが終わって、解答編が公開されれば感動に変わるだろう。
いまは雌伏の時なのであろう。でも大人しくできないのはものを書くのがストレス解消だからだろうな。仕方ないね。
確かに《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(RTR)》は少なくとも1回殴られてしまうし《裏切りの本能/Traitorous Instinct(RTR)》でアンタップするし、居住を防ぐ事ができない。
《叫び回る亡霊/Keening Apparition(RTR)》や《隔離する成長/Sundering Growth(RTR)》に割られたりもする。
しかし、上記のような弱点があったとしても《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(RTR)》は評価に値する。
既に周知されているようにRtR環境はタフネス4を巡る攻防がメインだ。
ただし《オーガの脱獄者/Ogre Jailbreaker(RTR)》以外はパワーがないため3/3のアタックを止められる事は出来ても抑制する事が出来ない。
この事は見かけ上のテンポが取れないと言う事で、セレズニアのように3/3を横に並べるようなデッキに弱く《逸脱者の歓び/Deviant Glee(RTR)》や《飛行術の探求/Pursuit of Flight(RTR)》《天上の鎧/Ethereal Armor(RTR)》を使ったオーラ戦術に弱い。
《大蜘蛛/Giant Spider(M12)》の同型再販である《そびえ立つインドリク/Towering Indrik(RTR)》がM12と比較しても弱く感じるのは、既に対戦相手の意識がタフネス4を越える事に集中しているからだ。
RtRではコモンの除去が
《穴開け三昧/Auger Spree(RTR)》(強いけどマルチカラーで使えるデッキが限られる)
《滅殺の火/Annihilating Fire(RTR)》(RRシンボルが厳しい場合もある)
《爆発の衝撃/Explosive Impact(RTR)》(6マナと重い)
《トロスターニの裁き/Trostani’s Judgment(RTR)》(同上)
《打ち上げ/Launch Party(RTR)》(コストに生物が必要)
と軒並み使い辛い事もオーラ戦術が成立しやすい環境を作っている。
さらにRtRドラフトは多色環境なのだが、呪文をプレイするためのハードルに比例して、カードパワーも高いとは言い難い。
つまり弱いのは除去に限らず、生物もそんなには強くないので、オーラ戦術を選択するなどしてデッキの速度を上げないとボムに対応出来ないと言うのもオーラ戦術を後押しする理由の1つとなっている。
その中にあって《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(RTR)》はシングルシンボルしか要求しない3マナで、しかも相手が積極的にオーラを付けて殴ってくるのだから2:1交換が取りやすい。
だからZEN環境と比較して、遥かに除去としての役割を果たす場合が多いのだ。
このようにタフネス4を越える事に着目した相手のオーラ戦略や《馬力充電/Dynacharge(RTR)》に対処するためにはオーラが付いてもなお相討ちが取れる《オーガの脱獄者/Ogre Jailbreaker(RTR)》は門がないとアタック出来ないと言うデメリットはありながらも(現状がどのように評価されているかと言う正確な認識はないが)もっと評価されるべきであるし《巨大化/Giant Growth(RTR)》は環境最強のコンバットスペルの一角として評価されるべきである。
もちろん上記のような状況では《劇的な救出/Dramatic Rescue(RTR)》や《虚無使い/Voidwielder(RTR)》と言ったテンポスペルは強力で、評価されてしかるべきだろう。
このような環境ではオーラ戦術にきちんと対処する方法が必要で、基本的には戦闘に強い生物を高く評価する事。
目的に即して使えば前述の《オーガの脱獄者/Ogre Jailbreaker(RTR)》や《水路の蠍/Sluiceway Scorpion(RTR)》《危険な影/Perilous Shadow(RTR)》(解鎖しない)《不気味な人足/Grim Roustabout(RTR)》《凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird(RTR)》が戦闘に強い生物の候補として挙げられるかも知れない(後半の生物はマナが必要なので常に相手のアタックを抑制できるとは限らないので望む役割を果たせないかも知れないが)
同じ理由で《構脚のトロール/Trestle Troll(RTR)》もかなり固いが望むパフォーマンスを発揮できないかも知れない。
《逸脱者の歓び/Deviant Glee(RTR)》でトランプルが付けられてしまうのも厳しいところだ。
と言う事で、RtRドラフトではまずはオーラ戦術に対応出来るデッキの構築を心がけよう。
前述の《麻痺の掌握/Paralyzing Grasp(RTR)》だけでなく《根生まれの防衛/Rootborn Defenses(RTR)》や《ドルイドの講話/Druid’s Deliverance(RTR)》《圧縮/Downsize(RTR)》《電謀/Electrickery(RTR)》に注目したり、上記の他にも戦闘に強い生物を探すのも良いだろう。
オーラ戦略を採用した速度に特化デッキを押さえ込む事が出来れば、RtRのカードの弱さが表面に出てくると共にレアゲー化しやすくなるだろう。
そうなれば今度は重くても確定除去が使われたり《取り消し/Cancel(RTR)》や《本質の反発/Essence Backlash(RTR)》が存在感を現してメタ・ゲームが回り出す。
・・・と思ったりもするのだが、既に環境が終わっちゃった宣言もあって、こう言う事をつらつらと書き連ねてみても
「俺はバカです。」
と喧伝してまわっているだけであって大いにバカバカしい。
人間誰しも自分がバカだと認めるのは大変に辛い事なのだ。
まぁこれもPTが終わって、解答編が公開されれば感動に変わるだろう。
いまは雌伏の時なのであろう。でも大人しくできないのはものを書くのがストレス解消だからだろうな。仕方ないね。
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