RtRドラフトでボム＞除去＞門＞生物とピックするとこうなる
2012年10月7日 TCG全般 コメント (4)今日はDrawでドラフト。
RtRのドラフトでは、ピック序盤にどの色が許可されていて、どの色が許可されていないかを知るのは非常に困難である。
この事からタイトルのようなピック方針が是とされるかどうかを検証するため、実際にドラフトしてみた。
・・・と書くと最初から目論見があってドラフトしたように思えるが、単に1-1や1-2で指針になるようなカードがなく結果的にそうなっただけである。
因みに1-1は、ぱっとしない中から《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》1-2はこれまたぱっとしない中から《ゴルガリのギルド門/Golgari Guildgate(RTR)》1-3は《刺し傷/Stab Wound(RTR)》であった。
ピックの詳細は省略するが基本的にはタイトル通りに行う事とし、3パック目においては生物やスペルの枚数に留意して特殊地形を見送る場面もあったが、結果的には特殊地形をピックしていた方が良かった事は書いておく。
作成したデッキは以下。
今回は《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》をサポートするために《平地/Plains(RTR)》を増やさざるを得ず。結果として19枚もの土地を入れる事になってしまった。
上述したが3パック目は土地よりも生物を優先してピックしたタイミングがあったので、そこで《ゴルガリのギルド門/Golgari Guildgate(RTR)》をピック出来ていれば18枚に抑える事も可能だっただろう。
マナ基盤さえ整っていれば穴埋めようの生物を確保するのは容易で、特殊地形よりも穴埋めようの生物を優先する必要はなかった。
問題は「穴埋め用の生物なら」と言うところで、中堅以上の生物の確保は難しい。
これはボムや除去はともかく中堅の生物よりは特殊地形を優先しているためで、5色ピックをする事で使用できるプールは広がるもののドラフトは基本的には42手しか手番がないためそのような事態に陥るのである。
今回で言えば特殊地形の獲得枚数は12枚である。
通常のドラフトにおいては23～24枚のカードが獲得出来ればデッキになるのであるが、今回のデッキを作るために必要な枚数は21枚＋12枚で33枚である。
その差は10枚だが、10枚がどの程度の多さかと言うと、普通は1パックで8枚の有効カードがピックできれば8×3＝24枚でデッキを組む事が出来る数になる。
と言う事は、今回のように5色ピックするためには丸々1パック分ほど多くのカードが必要と言う事になる。
一言でいうとこれは非常に大変で、このような苦難を背負い込んでまで5色ピックするメリットは薄いと考える。
対戦結果は以下の通り。
1戦目 青赤タッチ黒 2-1
2戦目 白青タッチ緑 2-0
3戦目 緑黒 1-1後にSplit
まぁ全体的に相手が良く事故っただけだった。デッキ自体は弱いと俺は思う。
リストを見て分かる通り、デッキで強いと思える部分は《鐘楽のスフィンクス/Sphinx of the Chimes(RTR)》と《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》だけで、他は穴埋めの集合体である。
こんなピックをするくらいなら、多少除去が拾い難かろうが、突然現れたボムをデッキに組み入れる事が出来なかろうが、堅実に質の良い生物をピックして、しっかりしたデッキを組んだ方が良かろうと言うのが現状での結論である。
まぁ環境初期であるし、1回だけドラフトをしただけで結論を出すのは早計であろう。
機会があれば色々試していきたい。
RtRのドラフトでは、ピック序盤にどの色が許可されていて、どの色が許可されていないかを知るのは非常に困難である。
この事からタイトルのようなピック方針が是とされるかどうかを検証するため、実際にドラフトしてみた。
・・・と書くと最初から目論見があってドラフトしたように思えるが、単に1-1や1-2で指針になるようなカードがなく結果的にそうなっただけである。
因みに1-1は、ぱっとしない中から《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》1-2はこれまたぱっとしない中から《ゴルガリのギルド門/Golgari Guildgate(RTR)》1-3は《刺し傷/Stab Wound(RTR)》であった。
ピックの詳細は省略するが基本的にはタイトル通りに行う事とし、3パック目においては生物やスペルの枚数に留意して特殊地形を見送る場面もあったが、結果的には特殊地形をピックしていた方が良かった事は書いておく。
作成したデッキは以下。
RtR Draft 5Color Deck
3《森/Forest(RTR)》
3《平地/Plains(RTR)》
2《沼/Swamp(RTR)》
4《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》
2《ゴルガリのギルド門/Golgari Guildgate(RTR)》
1《セレズニアのギルド門/Selesnya Guildgate(RTR)》
1《ラクドスのギルド門/Rakdos Guildgate(RTR)》
1《アゾリウスのギルド門/Azorius Guildgate(RTR)》
1《神聖なる泉/Hallowed Fountain(RTR)》
1《ギルド渡りの遊歩道/Transguild Promenade(RTR)》
1《ケンタウルスの伝令/Centaur’s Herald(RTR)》
1《門衛/Doorkeeper(RTR)》
1《構脚のトロール/Trestle Troll(RTR)》
1《秘密を盗む者/Stealer of Secrets(RTR)》
1《斧折りの守護者/Axebane Guardian(RTR)》
1《石載りのクロコダイル/Stonefare Crocodile(RTR)》
1《跳ね散らす凶漢/Splatter Thug(RTR)》
1《高射砲手/Lobber Crew(RTR)》
1《軽騎兵の巡視部隊/Hussar Patrol(RTR)》
1《空印のロック/Skymark Roc(RTR)》
1《水路の蠍/Sluiceway Scorpion(RTR)》
2《イスペリアの空見張り/Isperia’s Skywatch(RTR)》
1《鐘楽のスフィンクス/Sphinx of the Chimes(RTR)》
1《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》
1《貴重な発見/Treasured Find(RTR)》
1《忌まわしい回収/Grisly Salvage(RTR)》
2《刺し傷/Stab Wound(RTR)》
1《薬術師の計略/Chemister’s Trick(RTR)》
1《トロスターニの裁き/Trostani’s Judgment(RTR)》
サイドボード
1《アゾリウスの拘引者/Azorius Arrester(RTR)》←序盤の相討ち要員
1《叫び回る亡霊/Keening Apparition(RTR)》←《逸脱者の歓び/Deviant Glee(RTR)》とか《拘引/Arrest(RTR)》用
1《取り消し/Cancel(RTR)》←ボムに対応
1《リックス・マーディの落とし子/Spawn of Rix Maadi(RTR)》←4/4以上と相討ち
《イゼットのギルド門/Izzet Guildgate(RTR)》←青と赤のマナはもう足りているし、土地のスペースはもうない
今回は《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》をサポートするために《平地/Plains(RTR)》を増やさざるを得ず。結果として19枚もの土地を入れる事になってしまった。
上述したが3パック目は土地よりも生物を優先してピックしたタイミングがあったので、そこで《ゴルガリのギルド門/Golgari Guildgate(RTR)》をピック出来ていれば18枚に抑える事も可能だっただろう。
マナ基盤さえ整っていれば穴埋めようの生物を確保するのは容易で、特殊地形よりも穴埋めようの生物を優先する必要はなかった。
問題は「穴埋め用の生物なら」と言うところで、中堅以上の生物の確保は難しい。
これはボムや除去はともかく中堅の生物よりは特殊地形を優先しているためで、5色ピックをする事で使用できるプールは広がるもののドラフトは基本的には42手しか手番がないためそのような事態に陥るのである。
今回で言えば特殊地形の獲得枚数は12枚である。
通常のドラフトにおいては23～24枚のカードが獲得出来ればデッキになるのであるが、今回のデッキを作るために必要な枚数は21枚＋12枚で33枚である。
その差は10枚だが、10枚がどの程度の多さかと言うと、普通は1パックで8枚の有効カードがピックできれば8×3＝24枚でデッキを組む事が出来る数になる。
と言う事は、今回のように5色ピックするためには丸々1パック分ほど多くのカードが必要と言う事になる。
一言でいうとこれは非常に大変で、このような苦難を背負い込んでまで5色ピックするメリットは薄いと考える。
対戦結果は以下の通り。
1戦目 青赤タッチ黒 2-1
2戦目 白青タッチ緑 2-0
3戦目 緑黒 1-1後にSplit
まぁ全体的に相手が良く事故っただけだった。デッキ自体は弱いと俺は思う。
リストを見て分かる通り、デッキで強いと思える部分は《鐘楽のスフィンクス/Sphinx of the Chimes(RTR)》と《静穏の天使/Angel of Serenity(RTR)》だけで、他は穴埋めの集合体である。
こんなピックをするくらいなら、多少除去が拾い難かろうが、突然現れたボムをデッキに組み入れる事が出来なかろうが、堅実に質の良い生物をピックして、しっかりしたデッキを組んだ方が良かろうと言うのが現状での結論である。
まぁ環境初期であるし、1回だけドラフトをしただけで結論を出すのは早計であろう。
機会があれば色々試していきたい。
コメント
俺もやってみて、何きても拾い放題だぜ！とかやってみようかと思ったけど、
アラーラと違ってボムの強さの強弱がはっきりしてるし、3色ランドじゃなく、2色ランドなので、限界があると感じた。
セレズニアだけ、なんかワンオフアビリティだし。
てか・・・デッキきたなよわくね？ｗ
でもRtRはALAと比較すると全然軽いし、多色化に見合うカードパワーが無かったよ・・・。
だから駄目なんじゃないかなー。まだ1回目だし分からないけど。
デッキが汚く見えるのは、実際汚いからなんだけど、デッキのきれい⇔汚いってなに？って話になると、マナカーブの構成だったり、デッキ全体のシナジーだったり、カード単体の強さだったりする。
今回のはマナカーブが歪でシナジーがなく、辛うじてパワーカードが取れてるくらいでそりゃ汚いわって感じ。
俺もデッキ弱いと思う。
今のところ過度の多色化事態がRtRドラフトでNGなんだと思うけど・・・。
良く出来た5色ドラフトが出来たら教えておくれ。
4C以上のドラフトは一度やってみたかったので、参考になりました。
デッキをちょっと見せていただいて思ったんですが、無理に多色にせずにギルド毎のテーマに沿ってデッキを作った方が良いっぽいですね。
また遊びにいくと思うのでよろしくお願いします。