以下が今回のピック。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/9-13-2012.html

多人数でドラフトしたり4パックシールドで資産を増やそうと躍起になっているうちにすっかりピック譜をUPするのをサボるようになってしまった。
今日は久しぶりに1人でドラフトしたので、ピック譜をUPする事にした。
新クライアントなら席順まで分かってさらに情報量が増えるのだが、どうにも新クライアントが上手くインストール出来ないようなので、未だに実現していない。
情報量第一主義の俺としてはその主張と相反する事をしている現状は不甲斐ないと感じるばかりだ。

1-1
単純にカードパワーから《セラの天使/Serra Angel(M13)》を。
M12の頃よりもやや弱くなったように感じると言われる彼女だが《金屑化/Turn to Slag(SOM)》のせいだろうか?それとも3/3ビートのせいだろうか?
俺としては以前と変わらず強力に思える。

1-2
《吸血鬼の印/Mark of the Vampire(M13)》と迷って《本質の散乱/Essence Scatter(M13)》を。
実際には白黒賛美がどの程度強いのか試してみたかったので《ダスクマントルをうろつくもの/Duskmantle Prowler(M13)》もありかなーと思いはしたのだが、軽いは正義と言う事で《本質の散乱/Essence Scatter(M13)》を。

1-3
白も青も候補がない。
白赤はビジョンが見えず、青赤は3-0率が低いと分かっているが5手目くらいまでの2枚は普通に切ったりするよと誰かが(誰だったか。信頼のおける人物だったはずだが思い出せない。)言っていたので卓の状況が見えてくる5手目くらいまでは単に強いカードをピックしておくかと思って《モグの下働き/Mogg Flunkies(M13)》をピックした。

こうやって振り返ってみると、俺は自分で考えた事よりもどこかで聞いた事や、データを重視してピックを決定する傾向にあるようだ。
時に自分の頭が空なのではないかと疑わしい時があるのは、こう言った傾向に因るのではないかと思う。

1-4
この段階で《エイヴンの従者/Aven Squire(M13)》は美味しい。

1-5
今まで散々黒を流してきたが流れ上仕方なく《本質の吸収/Essence Drain(M13)》を。
どうやら白、黒、青が空き気味か。

1-6
《神聖なる評決/Divine Verdict(M13)》を取るべきなのだが賛美重視で《アクラサの守護者/Guardians of Akrasa(M13)》を。
白に進む場合も黒に進む場合も賛美の枚数は多い方が良いだろうと言う判断だが、単純にカードパワーで判断しても良かった。

1-7
《神聖なる評決/Divine Verdict(M13)》を。
ここからは白をメインに。セカンドカラーは青か黒か。

1-8《尊き象/Prized Elephant(M13)》
1-9《天空のアジサシ/Welkin Tern(M13)》
1-10《貪欲なるネズミ/Ravenous Rats(M13)》
1-11《銀毛のライオン/Silvercoat Lion(M13)》
1-12《守護ライオン/Guardian Lions(M13)》
1-13《苛まれし魂/Tormented Soul(M13)》
1-14《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M13)》サイド
1-15《柱平原の雄牛/Pillarfield Ox(M13)》
普段はバカにされているけれど《柱平原の雄牛/Pillarfield Ox(M13)》だってメインに入る可能性は否定出来ない。
これは上家からの白をプレイしろと言う強烈なシグナルなのか。

1パック目終了時点でメインカラーの白は確定。
セカンドカラーは青か黒だが枚数的にも質的にも拮抗している。今後の流れ次第だ。
しかし2パック目は恐らく下家が黒に手を出しているので、基本的には青になる予定。

2-1
《殺害/Murder(M13)》に心揺らぐも前述の理由から手堅く《セラの天使/Serra Angel(M13)》を。

2-2
レア抜けで《公開処刑/Public Execution(M13)》に手が伸びそうになるも、やはり下家が黒に手を出していないとは考えきれず《従者つきの騎士/Attended Knight(M13)》をピックして白を堅持。

2-3
やっと黒が枯れる。
突然の《武器商人/Arms Dealer(M13)》に惑わされる事なく《庇護のグリフィン/Griffin Protector(M13)》を。

ここからは白をかき集めに行く方向に。

2-4《栄光の騎士/Knight of Glory(M13)》
2-5《アジャニの陽光弾手/Ajani’s Sunstriker(M13)》に
2-6《軍用隼/War Falcon(M13)》
2-7《隊長の号令/Captain’s Call(M13)》
2-8《アジャニの陽光弾手/Ajani’s Sunstriker(M13)》に
2-9《戦飛びの鷲/Battleflight Eagle(M13)》
2-10《テューンの指輪/Ring of Thune(M13)》ラッキー!

2パック目はほぼ白単ピック。
2-4、2-8、2-10が特に嬉しい。
1パック目のシグナリングがどうと言うよりは1パック目に白のカードの出が悪かったのが結果的に幸いして白のダブルシンボルや《テューンの指輪/Ring of Thune(M13)》など白メインでないと使い難いパーツが転がり込んできた感じだ。
卓全体からして白の使用者が少ない事を伺わせる良い傾向だ。

3-1
《平和な心/Pacifism(M13)》と死ぬほど迷ってカードパワーに心をへし折られて《ターランドの発動/Talrand’s Invocation(M13)》を。
ここからは白青に決定。

3-2《アジャニの陽光弾手/Ajani’s Sunstriker(M13)》に
3-3《熟練の戦術家、オドリック/Odric, Master Tactician(M13)》ラッキー!
3-4《軍用隼/War Falcon(M13)》
3-5《軍用隼/War Falcon(M13)》
3-6《テューンの戦僧/War Priest of Thune(M13)》
3-7《栄光の騎士/Knight of Glory(M13)》ラッキー!
3-8《アジャニの陽光弾手/Ajani’s Sunstriker(M13)》ラッキー!
3-9《かき回すゴブリン/Rummaging Goblin(M13)》カット
3-10《商売の秘訣/Tricks of the Trade(M13)》ラッキー!

1パック目の序盤を手広く取った割には勝手に色を絞ったような結果になった。
前述したがこれは俺が何かした、と言うより単に運が良かっただけだろう。
もしくは上家が1-4《エイヴンの従者/Aven Squire(M13)》で上手く俺を誘導してくれた感じ。
こう言うのがあるから8-4は4-3-2-2よりもやりやすいように思う。
それから1-6《アクラサの守護者/Guardians of Akrasa(M13)》2-1《ターランドの発動/Talrand’s Invocation(M13)》2-3《熟練の戦術家、オドリック/Odric, Master Tactician(M13)》とした為に(このピックに後悔はないが)除去が確保出来なかったため、突破要素として3-10の《商売の秘訣/Tricks of the Trade(M13)》は非常にありがたい。
これを《アジャニの陽光弾手/Ajani’s Sunstriker(M13)》に着地させるだけで取れるマッチも場合によってはありそうだ。

作成したデッキは以下。
MO 8-4 Wu Deck

11 《平地/Plains(UNH)》
6 《島/Island(UNH)》

2 《軍用隼/War Falcon(M13)》
4 《アジャニの陽光弾手/Ajani’s Sunstriker(M13)》
2 《栄光の騎士/Knight of Glory(M13)》
1 《テューンの戦僧/War Priest of Thune(M13)》
1 《エイヴンの従者/Aven Squire(M13)》
1 《従者つきの騎士/Attended Knight(M13)》
1 《アクラサの守護者/Guardians of Akrasa(M13)》
1 《熟練の戦術家、オドリック/Odric, Master Tactician(M13)》
1 《庇護のグリフィン/Griffin Protector(M13)》
2 《セラの天使/Serra Angel(M13)》
1 《戦飛びの鷲/Battleflight Eagle(M13)》

1 《本質の散乱/Essence Scatter(M13)》
1 《テューンの指輪/Ring of Thune(M13)》
1 《神聖なる評決/Divine Verdict(M13)》
1 《隊長の号令/Captain’s Call(M13)》
1 《ターランドの発動/Talrand’s Invocation(M13)》
1 《商売の秘訣/Tricks of the Trade(M13)》

軽めの白青。
除去がない部分は賛美で誤魔化すか《商売の秘訣/Tricks of the Trade(M13)》《熟練の戦術家、オドリック/Odric, Master Tactician(M13)》で何とかするしかない。
一見すると強そうに見えるが3/3サイズを越えるのにやや苦労するので明確な弱点のあるデッキだと言える。
それから、騎士・兵士カウントが7枚あれば運用に耐えるだろうと思っていた《軍用隼/War Falcon(M13)》だが、やはり何かに依存するにはいささか弱い。
これが《グリフィンの乗り手/Griffin Rider(M12)》くらいのボーナスだったら納得がいくのだろうが。
少なくともあいつは単体で殴れないと言う事もない。

それからいつもながらデッキリストを掲載する際にはDecklingには感謝するばかりだ。pinchiさんはお元気にされているだろうか。

試合結果は以下の通り。

1戦目 赤緑 ○○

いきなり苦手な相手に・・・と思いきやGame1、Game2共に《セラの天使/Serra Angel(M13)》に対応されずに勝ち。

2戦目 青黒 ×○○

《グリクシスの首領、ネファロックス/Nefarox, Overlord of Grixis(M13)》《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(M13)》を擁する非常に強力な相手。

Game1こそ相手のハンデスでゲームを落とすもGame2、Game3は《栄光の騎士/Knight of Glory(M13)》が対処されずにそのまま勝ち。
相手が強かっただけに勝った時の喜びも大きい。

3戦目 Split

相手がQPが欲しいと言う事でSplit。
俺としては2戦目に勝った段階で力を出し尽くした感があったので嬉しい申し出だった。

と言うわけで無事にSplit。
塩いセットのコンプリートを済ませたばかりで何故ドラフトに参加したのか・・・と言う深遠なる問いを自分に課さずに済んだのは真に喜ばしい。
単純に楽しいからプレイしてしまうだけなのだが、そこは合理思考が邪魔をして、既に用済みのエキスパンションのドラフトに積極的に参加するためには某かの理由が(特に負けた場合には)必要になってくる。

今回のピックを振り返ると、やはり上家が上手く誘導してくれたのだと言う一言に尽きる。
お陰でデッキは戦えるものになった。
しかし特に3-1の《ターランドの発動/Talrand’s Invocation(M13)》VS《平和な心/Pacifism(M13)》は自分の今までのピック内容から考えると非常に難しく、単純に止めるだけなら簡単に止まるデッキを組んでしまったと言う感は強い。
確かに《熟練の戦術家、オドリック/Odric, Master Tactician(M13)》や《セラの天使/Serra Angel(M13)》など除去に頼らないとなかなか対処出来ない連中もいるにはいるのだが、もっと安めのコンバットトリックを重視して突破要素を確保していくと言う考えも持つべきであった。
M13環境も、もうすぐ終わろうとしているが、未だに満足のいくピックが出来るようにはなっていない。
根本的なところで考えや展望が足りていないのだと思う。
これはどのような環境になったとしても勝つためには必要な要素であるので、もっと「このデッキはどのように勝つか」を考えるドラフトをするように心がけたい。

コメント

ティル@那珂ちゃん改二記念
2012年9月14日11:17

mo中毒者なのでリンクさせていただきました!良ければよろしくお願いします。

bun
2012年9月14日11:58

(・∀・)人(・∀・)ナカーマ
こちらからもリンクさせて頂きました。よろしくお願いします。
bun

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