4-3-2-2でだけど。

ピックは以下。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/8-15-2012.html

1-1
色々と強力カードの塊みたいなパックだが、その中でも燦然と輝く《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss(M13)》をピック。
どういう形で残るにしろ、パックの中身が優秀なので使えるパーツは何かしら残っていそうな感じだ。

1-2
1パック目とはうって変わってかなりの下種パック。
この中で普通に強いものと言えば《ネファロックスの召使い/Servant of Nefarox(M13)》程度だろうと思いピック。

1-3
青の流れが良いのと黒が枯れている。
ここは青に渡りを付ける事を目的に《フェアリーの侵略者/Faerie Invaders(M13)》を。

1-4
微妙なラインナップの中から、俺にとっては唯一輝ける宝石と言って過言でない《風のドレイク/Wind Drake(M13)》を。
《ヴィダルケンの幻惑者/Vedalken Entrancer(M13)》も強いじゃんと言う意見もあるだろうし、実際に《ヴィダルケンの幻惑者/Vedalken Entrancer(M13)》は強いのだが、今回は赤青のゴブリンビートを計画しているので、ピックがビートよりなのである。

1-5
《モグの下働き/Mogg Flunkies(M13)》を迷い無く。

以下は赤青ピックを継続。

1-6《送還/Unsummon(M13)》
青系ビートにおける最強の除去スペルがこの《送還/Unsummon(M13)》である。
以前は《商売の秘訣/Tricks of the Trade(M13)》とどっちかなーなどと寝ぼけた事を言っていたのだが、今は断然《送還/Unsummon(M13)》である。

テンポをえる。オーラ及び装備品を剥がす、自分の生物を守る。

どの役割も重要かつ素晴らしいものである。

1-7《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》
《否認/Negate(M13)》が拾いたかったり《火をつける怒り/Kindled Fury(M13)》を拾いたかったり《進化する未開地/Evolving Wilds(M13)》を拾いたかったりするも、やはり

「ドラフトは肉だよ!兄貴!」と言う事で肉を。

実際の事を言うとM13では肉より除去の方が重要なのでドズルは間違っている。
そんなだから最後はRX-78ガンダムとマシンガンで戦わないといけなくなるんだよ。

1-8《商売の秘訣/Tricks of the Trade(M13)》
《ゴブリンの戦囃し/Goblin Battle Jester(M13)》と非常に迷ったが、多分《ゴブリンの戦囃し/Goblin Battle Jester(M13)》のが強かった。
ピックミス。

1-9《刃牙の猪/Bladetusk Boar(M13)》が残っているなんて、なんてラッキーなんだ!
とすると、卓の中には4人程度の黒がいて、赤がもう一人いるのだが《刃牙の猪/Bladetusk Boar(M13)》より《ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist(M13)》を優先すると言う尖りぶりである。
一体これからどうなるのやら。

後はカットとかサイドとか。

1パック目終了時点で、デッキの骨格が明確に。
《送還/Unsummon(M13)》でテンポを取りつつ序盤を殴って、後は回避で詰めていくデッキになるだろう。
その際に3/3を中心としたビートと殴り負けないようにしなければならないから《モグの下働き/Mogg Flunkies(M13)》《無謀な粗暴者/Reckless Brute(M13)》は重要。
もしくは別ベクトルの《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling(M13)》を採用しても良いかも。
《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling(M13)》は別に防衛を持っているわけではなくて普通に《モグの下働き/Mogg Flunkies(STH)》と殴りにいける。

2-1《金屑化/Turn to Slag(SOM)》
2-2《かき回すゴブリン/Rummaging Goblin(M13)》
2-3《灼熱の槍/Searing Spear(M13)》
赤は不人気なのだろうか。

2-4《かき回すゴブリン/Rummaging Goblin(M13)》
《否認/Negate(M13)》と迷ったのは内緒。
多分どこかで拾えるだろう。

2-5《天空のアジサシ/Welkin Tern(M13)》
2-6《モグの下働き/Mogg Flunkies(M13)》グッド!
2-7《古術師/Archaeomancer(M13)》
だが《ドラゴンの雛/Dragon Hatchling(M13)》とやや迷う。
いまは全体的に赤が非常に濃く《古術師/Archaeomancer(M13)》に拾ってもらう候補には事欠かなくてもUUを確保できるかは未知数だ。
しかし《ドラゴンの雛/Dragon Hatchling(M13)》ならある程度の活躍は確約されるだろう。
と、思いつつも結局は《古術師/Archaeomancer(M13)》をピック。
だってスペルが強かったんだもん。

後は消化ピック。

2-11を見て驚愕する。
この卓に緑はいないのかい!?

2パック目終了時点でデッキのコンセプトは完成。
赤の《モグの下働き/Mogg Flunkies(STH)》を青の飛行で働かせる算段だ。
スペルも《送還/Unsummon(M13)》《灼熱の槍/Searing Spear(M13)》などが取れていていい感じだ。

3-1《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(M13)》
語るべきものはほとんど無い。色のあったボム。以上だ。

3-2《灼熱の槍/Searing Spear(M13)》
《どんでん返し/Switcheroo(M13)》と迷うと言う事は無かった。
その枠は既に《金屑化/Turn to Slag(SOM)》がピック出来ているし、もう一枚必要なら《硬化/Encrust(M13)》と言う選択肢もある。
《灼熱の槍/Searing Spear(M13)》は優秀なインスタントだし、これで良いのではないか。

3-3《ヴィダルケンの幻惑者/Vedalken Entrancer(M13)》
3-4《灼熱の槍/Searing Spear(M13)》ラッキー!
今回の赤は破格に安いぞ!

3-5《刃牙の猪/Bladetusk Boar(M13)》
3-6《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》
3-7《エイヴンの従者/Aven Squire(M13)》カット
3-8《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser(M13)》カット
3-9《適合の宝石/Gem of Becoming(M13)》
《夕暮れ谷のワーム/Duskdale Wurm(M13)》をカットした方が良かった。

3-10《無謀な粗暴者/Reckless Brute(M13)》ラッキー!
3-11《野生の勘/Wild Guess(M13)》ラッキー!

後は消化。
作成したデッキは以下。
MO 4-3-2-2 RU Deck

10 《山/Mountain(UNH)》
7 《島/Island(UNH)》

1 《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling(M13)》
2 《モグの下働き/Mogg Flunkies(M13)》
1 《天空のアジサシ/Welkin Tern(M13)》
2 《かき回すゴブリン/Rummaging Goblin(M13)》
1 《風のドレイク/Wind Drake(M13)》
1 《無謀な粗暴者/Reckless Brute(M13)》
2 《刃牙の猪/Bladetusk Boar(M13)》
1 《古術師/Archaeomancer(M13)》
1 《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss(M13)》
1 《フェアリーの侵略者/Faerie Invaders(M13)》
1 《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(M13)》

1 《送還/Unsummon(M13)》
3 《灼熱の槍/Searing Spear(M13)》
2 《クレンコの命令/Krenko’s Command(M13)》
1 《野生の勘/Wild Guess(M13)》
1 《硬化/Encrust(M13)》
1 《金屑化/Turn to Slag(M13)》

打点あり、回避あり、除去あり、ドローあり、ボムあり。
こいつは強いぜ。
問題は《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling(M13)》がデッキにあっておらず《ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist(M13)》が欲しかったところ。
それからサイドに《否認/Negate(M13)》や《チャンドラの憤怒/Chandra’s Fury(M13)》が欲しかった。
まぁそれ以外はかなり良い線行っているのではないかと思うので後は結果を出すだけである。

1戦目 青黒 ×○○

Game1
相手先手。
《吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk(M13)》で時間を稼がれて《災いの砂時計/Scourglass(ALA)》の長距離射程から回避不可能な攻撃を食らって死亡。

Game2
こちら先手。
2t目《モグの下働き/Mogg Flunkies(M13)》3t目《モグの下働き/Mogg Flunkies(M13)》でぶんぶん。
さらに《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss(M13)》の登場で相手の防壁がほぼ無意味になり3t後に攻略に成功。勝ち。

Game3
相手先手。ほぼマグロで殴られつつそのまま勝ち。

2戦目 白黒賛美 ○○
Game1
相手先手。こちら1マリガン。
序盤の展開では負けるけど、《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(M13)》からのパンチで一気にダメージレースをまくって《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite(M13)》は《平和な心/Pacifism(M13)》されるものの《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss(M13)》が対処されずに勝ち・・・かと思ったら《次元の浄化/Planar Cleansing(M13)》されて仕切りなおし。
無事に《刃牙の猪/Bladetusk Boar(M13)》を引いてきて勝ち。

Game2
相手先手。
4t目《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss(M13)》で22体のゴブリントークンで圧殺した。
手札に《送還/Unsummon(M13)》構えつつだったので除去体制もあって磐石の勝利。

3戦目 緑白 ○○
Game1
相手先手。こちら1マリガン。
基本的に相手が《群衆の親分、クレンコ/Krenko, Mob Boss(M13)》をどうにかしようと思ったら《捕食/Prey Upon(M13)》しかない。
しかし《捕食/Prey Upon(M13)》されずにそのまま勝ち。

Game2
相手先手ながら《森/Forest(M13)》1枚で4tストップ。
もちろんそのまま勝ち。

と言うわけで初の3-0。

強いパーツがそのまま取れていると流石に強い。
特に3枚の《灼熱の槍/Searing Spear(M13)》は序盤の展開で遅くなった場合にも、中盤以降に対処が必要な生物が出てきた場合にも非常に役にたった。
その上で対処されなければ早期に勝ってしまう2種類のボムが含まれていたと言う事もあって、非常に強いデッキに仕上がったと言えるだろう。
低マナ域は《クラーケンの幼子/Kraken Hatchling(M13)》でない方が良かったとか、サイドボードが充実させられたタイミングもあったとか《ドラゴンの雛/Dragon Hatchling(M13)》をピックするべきだったとか色々な問題点は残しつつ、しかしここから完成形や被ってしまった時の逃げ方などを模索して行きたいと考えている。
まだまだピックの迷いも多く、何かしらご意見をいただけたら幸いだ。

コメント

ろせ
2012年8月15日22:54

やってて、青赤すげーつよいんだよなw《古術師/Archaeomancer(M13)》と、《ボーラスの占い師/Augur of Bolas(M13)》がうまく使えるからかな?

pkms
2012年8月15日23:33

3-0おめでとうございます!

個人的な意見ですが、
bunさんが既に挙げたところ以外で、ピックについて。

1-3
黒指輪で黒を絞りたいと思いますが、
結果的にはbunさんピックで正解でした。

1-12
神話レア取りたいのは山々ですが、
《火山の力》はメインでもOKなほど強いですし、
赤同系のサイド後はゲームを決めるので取っときましょう。

2-11
カットするならオーラ嵌めのある《3/3呪禁》かなあ。

3-3
すでに《0/4》いるし、この順目ならレア土地かなあ。
4/4出てくるのがデッキにあってる気がします。
《公開処刑》カットもあり。

こんな感じです。

listener
2012年8月16日11:09

何故かよくあることなんですが、1パック目の赤の出方が悪すぎますね。
1-4から1-8までを見るに、上で赤はほとんどピックされていないと思われます。
アンプレイアブルカード続き。
1-9はその証拠みたいなもんでしょうか。

bun
2012年8月16日11:14

お疲れです。

>ろせさん
そうだね。それに加えて除去、回避、ドローとリミテッドに必要な要素が全部あるし《本質の散乱/Essence Scatter(M13)》《否認/Negate(M13)》《金屑化/Turn to Slag(M13)》でボム耐性もあるからじゃなかろうか。

>pkmsさん
ありがとうございます!

>《ザスリッドの指輪/Ring of Xathrid(M13)》
指輪の中では副次効果が嬉しい黒指輪ですが、ドラフト最序盤は広く取って後の選択肢を楽にする方針でM13はやってます。
この「色を絞らず広く取っていく」と言う方針の是非に対するご意見も聞いてみたかったり。

>《全知/Omniscience(M13)》
これはごめんなさいw俺も《火山の力/Volcanic Strength(M13)》は人を殺すに十分なコモンだってのは分かっているんですが、レガシーカードの《全知/Omniscience(M13)》をこの順番でスルーする事がどうしても出来ず。
調べてないのですが多分Sellでもかなり安いはずなので冷静さを欠いてはいけませんでした。

>《原初の狩猟獣/Primal Huntbeast(M13)》
俺としては緑青系の《原初の狩猟獣/Primal Huntbeast(M13)》→《商売の秘訣/Tricks of the Trade(M13)》デッキよりも緑赤系の《モグの下働き/Mogg Flunkies(STH)》→《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser(M13)》→《とげのベイロス/Spiked Baloth(M13)》デッキのがダメージレースしにくいのじゃないかなぁと思って《ケンタウルスの狩猟者/Centaur Courser(M13)》カットでした。
完成したら緑赤のが緑青より強いってイメージなんですが、あくまでイメージなのっで、ここが説明出来るようになると良いですが・・・。
緑青のがコンセプト的に優位ですかね?

>3-3
この場面は本当に何をピックしたら良いのか良く分からないってのが本音でしたが《ヘリオンのるつぼ/Hellion Crucible(M13)》ってデッキに採用されているのは良くみるんですが、赤タッチ青と言うカラーホードが強くなりそうな感じだったのでピックを見送り、サイドボードで必要になるかも知れないなと言う事で《ヴィダルケンの幻惑者/Vedalken Entrancer(M13)》をカット気味にピックしました。
《公開処刑/Public Execution(M13)》もこちらのボムに対抗されてしまうので、《公開処刑/Public Execution(M13)》カットが一番良い選択肢だったかも知れません。
《ヴィダルケンの幻惑者/Vedalken Entrancer(M13)》を使う事も、使われる事もありませんでしたし。
ただ、卓を見ると黒は取り合いになっててそんなに強い黒系のデッキが出来ないだろうと言うのはあったので、問題を難しくしてますよね。
相手が弱いならカットしなくても自然に負けるでしょうから。
そう考えるとメインにほぼ入る《ヘリオンのるつぼ/Hellion Crucible(M13)》かなぁ。
でもカラーホードが(以下《堂々巡り/Circular Logic(TOR)》

bun
2012年8月16日11:21

>listenerさん
確かにこれって1-9を見るまでは分からないんだけど《刃牙の猪/Bladetusk Boar(M13)》よりr《ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist(M13)》がピックされているのに見るように卓のカードの評価が間違っている可能性もあると思うよ。
だから赤の出が悪かったのかも知れないし、上家方面で赤をピックしていたのかも知れない。

2-3とか3-4で《灼熱の槍/Searing Spear(M13)》をピックさせてもらっているから赤はかなり遠いところにいたと見るか、カードの優先順位が周囲と違っていると見るか結論を出すのは難しいねぇ・・・。
以前に3-7で《ターランドの発動/Talrand’s Invocation(M13)》or《怨恨/Rancor(M13)》の2択が発生した事もあるし、全く4-3-2-2は魔境やでぇ・・・。
あ。関係ないけど《ターランドの発動/Talrand’s Invocation(M13)》と《怨恨/Rancor(M13)》って組み合わせで良く見るし、きっとソートだよね。
bun

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索