アメドリレガシーに参加した。
2012年7月22日 TCG全般 コメント (2)デッキは以下リンクのフルコピー。
サイドボードの内容はエントリ内の記述通りに2枚違うらしいのだが、あまり気にせずにそのままコピーした。
http://radish.diarynote.jp/201207210710417192/
採用理由は~に強いからとかそう言うのでは全くなくて、リストを見た時に面白そうだと思ったから。
対戦結果をざっくり。
1戦目 ANT ○○
Game1
相手先手。相手1マリガン。
1t目の《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》から入り《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》でのビートが間に合って勝ち。
Game2
相手先手。相手2マリガン。
《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》からのハンデスで手札をボロボロにして勝ち。
2戦目 MUD ×○×
Game1
相手先手。
1t目《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》→《厳かなモノリス/Grim Monolith(ULG)》→《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(10E)》
2t目には《三なる宝球/Trinisphere(DST)》を設置されてアクションが出来ず、4t目に《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》が出て来て負け。
Game2
こちら先手。
《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》と《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》で妨害しつつ《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》で後続を展開して勝ち。
Game3
相手先手。
初手をキープする時に相手が元気良くキープ。
こちらの手札は
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》
Scrubland
《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》
《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》
《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》
《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》
で、2マナ土地からの《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》もしくは2マナ土地からの《厳かなモノリス/Grim Monolith(ULG)》で《三なる宝球/Trinisphere(DST)》以外には対処出来るが、相手のやる気まんまんぶりから察するに相当な好ハンドである事が予想される。
これはアグレッシブにマリガンか・・・とも思うがデッキに土地が20枚しか入っておらずサイドボードの《解呪/Disenchant(TSB)》ないし《名誉回復/Vindicate(APC)》を探してマリガンすると、そもそも機能しないハンドをキープせざるを得ない状況にも陥り得ると判断してそのままキープ。
結果は1t目《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》からの《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をX=1でプレイされて、次のターンには《磁石のゴーレム/Lodestone Golem(WWK)》で完殺。
俺のMTGはリミテッドが基本で、スタンダードもレガシーもその延長でしかなく、リミテッドでは事実上1t目に勝敗が決したりはしないため、この認識が大いに誤っているのだと言う事を思い知らされた。
たかだか《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》の1枚で、かなり上質な手札が一気にトリプルマリガン状態にまで叩き落とされるとは。
レガシー恐るべし。
この経験が非常に印象に残ったために、試合終了後に大会に参加していた方々に
「お互いに銃口を突きつけあって、常にトリガーが指にかかったような状態でゲームをしているんですか?これって相手が先攻だったらすぐに殺されますよ!?」
と聞いたところ
「もう慣れちゃってるけど、言われてみたら恐ろしい世の中だねぇ」
みたいなほのぼのとした対応が帰ってきた。
OLSドラフトで2t目の《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》に下唇を食いちぎらんばかりにかみ締める俺とはえらい違いである。
慣れとは恐ろしい。
リミテッドでは言うに及ばず、スタンダードでもこのような急死は(あるかも知れないけれど)あまり考えられない。
と言う事はやはりレガシー、ヴィンテージと進むにつれて凶悪な死の影はその色を濃くしていく事になると思うのだ。
以前にsayaさんが、ヴィンテージは極限か、と言うタイトルでエントリを書いていらっしゃったが、そう言う意味では、やはりヴィンテージは1つの極限なのだと思う。
3戦目 黒青 ×○○
Game1
相手先手。こちら1マリガン。
1マリガン後の土地1枚キープで死ぬまで土地を引かずにそのまま負け。
Game2
こちら先手。
《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》が着地して後続が展開出来て勝ち。
Game3
相手先手。
《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》後の《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》で相手の手札が壊滅して勝ち。
4戦目 黒白感染 ×○×
Game1
相手先手。
《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》経由の2t目の《ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader(MBS)》に5回殴られて負け。
こちらの生物が白かブロック出来ないものばかりだったのが敗因だ。
Game2
こちら先手。
1t目の《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》から《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》を2枚ディスカードする立ち上がり。
そのまま圧倒出来るかと思いきや《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》をプレイされて粘られる。
しかしそれも後から引いてきた《名誉回復/Vindicate(APC)》で破壊してビートして勝ち。
Game3
相手先手。
今度は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》に対処出来ずに負け。
《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment(TMP)》が2枚とも《名誉回復/Vindicate(APC)》で対処されてしまったのも敗因だが、最たるものはサイドボードミスであったろう。
相手は感染なのだから単体では弱体な《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》から抜いていくべきだった。
5戦目 赤単バーン ○○
Game1
相手先手。相手1マリガン。
ライフを9まで詰められて《罠の橋/Ensnaring Bridge(STH)》を2枚設置されるが《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》と《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment(TMP)》で逆転して勝ち。
Game2
相手先手。相手2マリガン。
流石に先手2マリガンはリソース的に厳しい上に《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》でさらにそれを削っていく。
《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》が除去されれば追放されたカードは戻ってくるとは言え、そのために《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》に火力を使わざるを得ない。
結局《発展の代価/Price of Progress(EXO)》だけをケアして無駄な土地は一切セットせずに《屍肉喰らい/Carrion Feeder(SCG)》×2と《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》裏表で勝ち。
相手の《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》でギリギリまでライフが削られていたので、セット出来た土地の中に《沼/Swamp(M13)》が混じっていなければ死んでいた。
と言う事で3-2。
デッキは思った通りの面白さ。
ただ、今回はマッチアップ的に生物と生物がぶつかり合う(すれ違いはしたが)展開にはならなかったため《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》がいまいち仕事をしなかった。
それから《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment(TMP)》と《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》及び《墓所這い/Gravecrawler(DKA)》のシナジーは使っていて非常に楽しいが、これって実は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》の能力の一部を再現しているだけなのでは・・・と思わない事もなかった。
今回は初乗りと言う事でサイドボードも含めて非常に多くの反省材料があるので、1つ1つ潰していく事にしたい。
まずはメインをもっと色々なデッキとプレイしたいな。
最後にデッキを貸してくれただがぁさんに感謝を。
それから俺と試合をしてくれた方々にも感謝を。
特に2戦目のMUD戦はレガシーとはこのような戦場なのだと言う事を刻み付けていただき、認識を改める事が出来ました。
4戦目の黒白感染の方とは、終始ほのぼの。
また試合が出来たらと思います。
サイドボードの内容はエントリ内の記述通りに2枚違うらしいのだが、あまり気にせずにそのままコピーした。
http://radish.diarynote.jp/201207210710417192/
採用理由は~に強いからとかそう言うのでは全くなくて、リストを見た時に面白そうだと思ったから。
対戦結果をざっくり。
1戦目 ANT ○○
Game1
相手先手。相手1マリガン。
1t目の《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》から入り《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》でのビートが間に合って勝ち。
Game2
相手先手。相手2マリガン。
《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》からのハンデスで手札をボロボロにして勝ち。
2戦目 MUD ×○×
Game1
相手先手。
1t目《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》→《厳かなモノリス/Grim Monolith(ULG)》→《世界のるつぼ/Crucible of Worlds(10E)》
2t目には《三なる宝球/Trinisphere(DST)》を設置されてアクションが出来ず、4t目に《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》が出て来て負け。
Game2
こちら先手。
《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》と《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》で妨害しつつ《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》で後続を展開して勝ち。
Game3
相手先手。
初手をキープする時に相手が元気良くキープ。
こちらの手札は
《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire(ONS)》
Scrubland
《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》
《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》
《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》
《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》
《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》
で、2マナ土地からの《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》もしくは2マナ土地からの《厳かなモノリス/Grim Monolith(ULG)》で《三なる宝球/Trinisphere(DST)》以外には対処出来るが、相手のやる気まんまんぶりから察するに相当な好ハンドである事が予想される。
これはアグレッシブにマリガンか・・・とも思うがデッキに土地が20枚しか入っておらずサイドボードの《解呪/Disenchant(TSB)》ないし《名誉回復/Vindicate(APC)》を探してマリガンすると、そもそも機能しないハンドをキープせざるを得ない状況にも陥り得ると判断してそのままキープ。
結果は1t目《古えの墳墓/Ancient Tomb(TMP)》からの《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》をX=1でプレイされて、次のターンには《磁石のゴーレム/Lodestone Golem(WWK)》で完殺。
俺のMTGはリミテッドが基本で、スタンダードもレガシーもその延長でしかなく、リミテッドでは事実上1t目に勝敗が決したりはしないため、この認識が大いに誤っているのだと言う事を思い知らされた。
たかだか《虚空の杯/Chalice of the Void(MRD)》の1枚で、かなり上質な手札が一気にトリプルマリガン状態にまで叩き落とされるとは。
レガシー恐るべし。
この経験が非常に印象に残ったために、試合終了後に大会に参加していた方々に
「お互いに銃口を突きつけあって、常にトリガーが指にかかったような状態でゲームをしているんですか?これって相手が先攻だったらすぐに殺されますよ!?」
と聞いたところ
「もう慣れちゃってるけど、言われてみたら恐ろしい世の中だねぇ」
みたいなほのぼのとした対応が帰ってきた。
OLSドラフトで2t目の《火花鍛冶/Sparksmith(ONS)》に下唇を食いちぎらんばかりにかみ締める俺とはえらい違いである。
慣れとは恐ろしい。
リミテッドでは言うに及ばず、スタンダードでもこのような急死は(あるかも知れないけれど)あまり考えられない。
と言う事はやはりレガシー、ヴィンテージと進むにつれて凶悪な死の影はその色を濃くしていく事になると思うのだ。
以前にsayaさんが、ヴィンテージは極限か、と言うタイトルでエントリを書いていらっしゃったが、そう言う意味では、やはりヴィンテージは1つの極限なのだと思う。
3戦目 黒青 ×○○
Game1
相手先手。こちら1マリガン。
1マリガン後の土地1枚キープで死ぬまで土地を引かずにそのまま負け。
Game2
こちら先手。
《闇の腹心/Dark Confidant(RAV)》が着地して後続が展開出来て勝ち。
Game3
相手先手。
《思考囲い/Thoughtseize(LRW)》後の《陰謀団式療法/Cabal Therapy(JUD)》で相手の手札が壊滅して勝ち。
4戦目 黒白感染 ×○×
Game1
相手先手。
《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》経由の2t目の《ファイレクシアの十字軍/Phyrexian Crusader(MBS)》に5回殴られて負け。
こちらの生物が白かブロック出来ないものばかりだったのが敗因だ。
Game2
こちら先手。
1t目の《信仰無き物あさり/Faithless Looting(DKA)》から《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》を2枚ディスカードする立ち上がり。
そのまま圧倒出来るかと思いきや《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》をプレイされて粘られる。
しかしそれも後から引いてきた《名誉回復/Vindicate(APC)》で破壊してビートして勝ち。
Game3
相手先手。
今度は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》に対処出来ずに負け。
《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment(TMP)》が2枚とも《名誉回復/Vindicate(APC)》で対処されてしまったのも敗因だが、最たるものはサイドボードミスであったろう。
相手は感染なのだから単体では弱体な《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》から抜いていくべきだった。
5戦目 赤単バーン ○○
Game1
相手先手。相手1マリガン。
ライフを9まで詰められて《罠の橋/Ensnaring Bridge(STH)》を2枚設置されるが《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》と《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment(TMP)》で逆転して勝ち。
Game2
相手先手。相手2マリガン。
流石に先手2マリガンはリソース的に厳しい上に《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》でさらにそれを削っていく。
《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》が除去されれば追放されたカードは戻ってくるとは言え、そのために《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler(ALA)》に火力を使わざるを得ない。
結局《発展の代価/Price of Progress(EXO)》だけをケアして無駄な土地は一切セットせずに《屍肉喰らい/Carrion Feeder(SCG)》×2と《未練ある魂/Lingering Souls(DKA)》裏表で勝ち。
相手の《硫黄の渦/Sulfuric Vortex(SCG)》でギリギリまでライフが削られていたので、セット出来た土地の中に《沼/Swamp(M13)》が混じっていなければ死んでいた。
と言う事で3-2。
デッキは思った通りの面白さ。
ただ、今回はマッチアップ的に生物と生物がぶつかり合う(すれ違いはしたが)展開にはならなかったため《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》がいまいち仕事をしなかった。
それから《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment(TMP)》と《恐血鬼/Bloodghast(ZEN)》及び《墓所這い/Gravecrawler(DKA)》のシナジーは使っていて非常に楽しいが、これって実は《梅澤の十手/Umezawa’s Jitte(BOK)》の能力の一部を再現しているだけなのでは・・・と思わない事もなかった。
今回は初乗りと言う事でサイドボードも含めて非常に多くの反省材料があるので、1つ1つ潰していく事にしたい。
まずはメインをもっと色々なデッキとプレイしたいな。
最後にデッキを貸してくれただがぁさんに感謝を。
それから俺と試合をしてくれた方々にも感謝を。
特に2戦目のMUD戦はレガシーとはこのような戦場なのだと言う事を刻み付けていただき、認識を改める事が出来ました。
4戦目の黒白感染の方とは、終始ほのぼの。
また試合が出来たらと思います。
コメント
(もっとも2ターン目にゴーレムが続いている以上勝機は薄かったとは思いますが)
2t目《磁石のゴーレム/Lodestone Golem(WWK)》とかでもキープしちゃいそうな感じはしますけども。
4枚のカードを探してマリガンしなきゃいけないのは厳しい世の中ですねぇ・・・。