俺には全くその事実を受け入れる事が出来ない!

既に俺は体力限界、千代の富士である。
そもそもの話をすると、体力より、もはや気力が限界であり、その意味でも千代の富士であった。
しかし、そんな千代の富士であるが、それで普段の行動が是正されるかと言うとそんな事はなく、今日も今日とてAVRドラフトである。
見ていただければ分かると思うが、疲労のためか若干頭が沸いている。

以下が今回のピック譜である。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/6-12-2012.html

1-1
あまり選択肢の無い中から《ウルヴェンワルドの足跡追い/Ulvenwald Tracker(AVR)》を。
普通に考えても強力なカードであるし、他のラインナップが微妙なものばかりなので特に迷わなくても良いだろう。

1-2
さて、緑と組むなら青なのだが、残念ながら青が選択出来ない。
1-1を切り捨てる場合もそうでない場合も《ハンウィアーの槍兵/Hanweir Lancer(AVR)》ならば強力に使えるだろうと言う事でピック。
昨日の反省を生かすなら《火柱/Pillar of Flame(AVR)》じゃないの?と思うが。

まぁ実際に自分が攻め手にまわった時の《ハンウィアーの槍兵/Hanweir Lancer(AVR)》の強さはかなりのもので、緑赤なら《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》とも相性が良い。
緑赤はスペルは足りなくても良いが生物が足りないのはアウトなので(緑のスペルがほぼコンバット関係のものしかないから)《ハンウィアーの槍兵/Hanweir Lancer(AVR)》とした。

1-3
緑は主軸としたいので《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》を。
《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》は強力だが、緑黒をプレイしたいとは思わない。

1-4
緑継承の《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》
この時点で赤が枯れて青にも行けそうにない。ほぼ緑単でどこか他の色から強い部分だけを借りてくる事にするか。

1-5
《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》をカット気味に。
繰り返すが緑は結魂の色、黒は単騎の色であるので緑黒はプレイしたくない。
他に選択肢を上げると《狂気の預言者/Mad Prophet(AVR)》or《石大工/Stonewright(AVR)》か。
赤の流れが微妙であるためそれらにも手を出しかねた。

1-6
ここで《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》をピックして黒への道を進むか、それとも《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》で保留かで悩みに悩んで結局《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》を。
だから緑黒はプレイしたくないんだってば。

1-7
2枚目の《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》を見つけて若干後悔しながら《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》を。
ここまで来れば(他の色がまわって来ないために)黒を使わざるを得ない雰囲気だが、緑ベースでデッキを組みたかったし、それなら《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》だろう。

1-8
特に見るべきものがなく《恐るべき存在/Terrifying Presence(AVR)》を。

1-9
緑青など既に不可能であるのに未練がましく《材料集め/Amass the Components(AVR)》を。
大人しく《照明灯の霊/Searchlight Geist(AVR)》をピックしておくべき。

1-10
《小悪魔の一団/Gang of Devils(AVR)》をカット。
この時点でも黒を使う意志がなく《腐肉化/Ghoulflesh(AVR)》をスルーした。
まぁ普通に考えればピックしておくべきだろう。

1-11
《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》との再会。
やっとの事で緑黒をプレイする意志が固まる。
他に選択肢も無さそうだし。
とは言え決断が延びた分だけ損はしている。

1-13《照明灯の霊/Searchlight Geist(AVR)》ラッキー!

1パック目終了時でまずまずの収穫だが、早い段階で黒への参入を決めておけばもっと実り豊かなピックが実現していた事を考えると決断を延ばした事が悔やまれる。
でも緑黒はプレイしたくなかったんだってば。

と言う事で以下は緑黒をピック。
とは言えどう言うデッキが完成系なのかまるで分からず、取りあえず緑重視にピックして単騎より結魂重視で行こうと考えていた。

2-1
《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow(AVR)》を。地味すぎるだろ。初手なんだぞ。

2-2
これまた微妙なラインナップの中から《獰猛さの勝利/Triumph of Ferocity(AVR)》を。
AVRにおいて生物のほどんどがパワー2であり、一時的にそれを越えるものはあるが、基本的には生物をプレイすれば条件は満たせると言って良い。
それが3ならなお磐石であろう。
特に色と性質がかみ合ったカードだと言える。

2-3
《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》卓の状況からラッキー!ではないけど素直に嬉しい。

2-4
《墓の入れ替え/Grave Exchange(AVR)》を。
《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》との兼ね合いで1枚は欲しいがやや早い。しかし他に選択肢がない。

2-5《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow(AVR)》を。
素直にカードパワーが高い《人殺しの隠遁生活/Homicidal Seclusion(AVR)》が正解だろうな。

2-6
《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》を。《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》でないのは、結魂は既に諦めたから。
結魂の多い緑を使っているとは言え、相方が黒だから採用を許容出来る枚数がピックできないだろう。

2-7
《自然な最期/Natural End(AVR)》を。
ここは《流血の鑑定人/Bloodflow Connoisseur(AVR)》が先だった。

以降はカット。

2パック目では2-5や2-7でピックミス。

黒の流れは良いのだから黒っぽいデッキを作れば良かった。
特に2-7は自分が緑を使っているのに3マナ1/1をデッキに入れる気にならなかったのでピックしなかったのだが《人殺しの隠遁生活/Homicidal Seclusion(AVR)》や《墓の入れ替え/Grave Exchange(AVR)》を考えれば採用出来るラインであり、2-5共々悔やまれる。

3-1
《轟く怒り/Thunderous Wrath(AVR)》カットから。カットするなら《大翼のドラゴン/Archwing Dragon(AVR)》だった気もする。

3-2
ぱっとしない中から欲しかった2マナ域である《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》を。

3-3
これも特に迷いなく《骨髄コウモリ/Marrow Bats(AVR)》
黒にしては非常に強力な生物だ。

3-4
《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》!
1枚でも強いのに、2枚目から驚異的に強さがアップする《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》だが、このビジョンが見えていれば全力で《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》を確保しにいったのだが・・・。

3-5《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》ラッキー!
3-6《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》ラッキー!
3-7《逆鱗/Aggravate(AVR)》カット
3-8《流血の鑑定人/Bloodflow Connoisseur(AVR)》
なぜ《流血の鑑定人/Bloodflow Connoisseur(AVR)》取ったし。
普通に《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》で良かった。

でも、この時は《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》はただの《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M10)》だと判断していたのだ。
だとしても《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow(AVR)》で良いな。

3-9《腐肉化/Ghoulflesh(AVR)》ラッキー!
3-10《小悪魔の一団/Gang of Devils(AVR)》カット
3-11《墓の入れ替え/Grave Exchange(AVR)》
3-12《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》
3-13《腐肉化/Ghoulflesh(AVR)》ラッキー!

数々のピックミスを周囲の流れに助けられつつデッキ(?)の作成が可能に。
作成したデッキ(?)は以下の通り。
MO 8-4 GB Deck(?)

10《森/Forest(AVR)》
8《沼/Swamp(AVR)》

1《ウルヴェンワルドの足跡追い/Ulvenwald Tracker(AVR)》
2《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》
1《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》
1《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》
2《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》
1《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》
1《照明灯の霊/Searchlight Geist(AVR)》
2《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow(AVR)》
1《流血の鑑定人/Bloodflow Connoisseur(AVR)》
1《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》
2《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》
1《骨髄コウモリ/Marrow Bats(AVR)》

2《腐肉化/Ghoulflesh(AVR)》
1《獰猛さの勝利/Triumph of Ferocity(AVR)》
2《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》
1《墓の入れ替え/Grave Exchange(AVR)》

ビジュアル的な表示はこちら。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/V6-12-2012.html

そこに姿を現したのはやや上質な紙束で、これをデッキと呼称して良いものかはいささか疑問を感じる。
なんと言うか、例えて言うならば料理でも

「これって別々に食べた方が美味しくない?なんでこれ一緒に入れるの?」

と言うものに似ている。代表例としてはバジルトマト牛丼とか。
冷静に考えて牛丼にする必要ないだろ。

後は色拘束は強めだがそんなに重くないので土地は17枚の方が良かったかも知れないな。
まぁピックをミスしすぎていて、既にそう言う問題ではないのだが。
果たしてこの紙束はどうなるのだろう。

対戦結果は以下の通り。

1戦目 赤白 ○○

Game1
こちら先手。
お陰で相手の2t目《クルーインの打撃者/Kruin Striker(AVR)》3t目《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》の動きを《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》で一掃。

さらに相手が2体展開してきたところにもう一度《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》で一掃し《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》を越えられない相手を《ウルヴェンワルドの足跡追い/Ulvenwald Tracker(AVR)》で殲滅。

1回《火の装い/Guise of Fire(AVR)》で《ウルヴェンワルドの足跡追い/Ulvenwald Tracker(AVR)》は除去されたが《墓の入れ替え/Grave Exchange(AVR)》で回収すると相手は投了した。

Game2
相手先手。相手1マリガン。
そのまま《山/Mountain(AVR)》《山/Mountain(AVR)》《山/Mountain(AVR)》ながら3t目《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》4t目《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》をまたも《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》で一掃。
その後は大した抵抗も無く勝ち。

2戦目 緑青 ○○

Game1
相手先手。こちら1マリガン。
相手2t目の《錬金術師の弟子/Alchemist’s Apprentice(AVR)》から。
そのまま3t目に《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》4t目に《霧鴉/Mist Raven(AVR)》と続けるが《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》には《腐肉化/Ghoulflesh(AVR)》で応じて《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》と《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》でガッチリ。

その後はお互い並べあいになるも《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》と《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》のバックアップを受けた《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》と《墓の入れ替え/Grave Exchange(AVR)》が非常に強力で相手を殲滅して勝ち。

Game2
相手先手。こちら1マリガン。
相手の初動が3t目の《二人組の見張り番/Tandem Lookout(AVR)》だったので即座に《腐肉化/Ghoulflesh(AVR)》で対処する。
4t目には《ドルイドの使い魔/Druid’s Familiar(AVR)》5t目に《グリフの先兵/Gryff Vanguard(AVR)》と展開されるが《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》で一掃して《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》と《ウルヴェンワルドの足跡追い/Ulvenwald Tracker(AVR)》で完封・・・かと思われたが《収穫の魂/Soul of the Harvest(AVR)》をプレイされて一時騒然。

しかしこちらの《照明灯の霊/Searchlight Geist(AVR)》と《ウルヴェンワルドの足跡追い/Ulvenwald Tracker(AVR)》のさっぱりとした接死に格闘のジューシーさがからみつくうまさだ!(※単なる6マナ1対1交換です!)で勝ち。

3戦目 緑青タッチ赤白

最近は不精になってしまってリプレイを見ていなかったのだが、今回のデッキ(?)に自信が持てなかったためリプレイを見てみる。

すると相手も別の意味ですごいデッキで《翼作り/Wingcrafter(AVR)》と《二人組の見張り番/Tandem Lookout(AVR)》が結魂したかと思えば、一方で《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》と《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》が結魂し祭り状態に突入し、さらに《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned(AVR)》で相手を一掃して《黄金夜の刃、ギセラ/Gisela, Blade of Goldnight(AVR)》が殴っていた。

どんだけレア入ってんだよ!と言う突っ込みはともかく、即座にS・T・R・D(Super Timely Rolling DOGEZA)を敢行してSplitを申し込む。

対戦相手も最初はQpよこせよとか強気だったのだが、恐らくは俺の《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》をリプレイで見てSplitを快諾。
そりゃあリプレイだけ見たら強そうなデッキに見えるもんな。
主に《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》が強いだけだけど。

と言うわけで無事にSplit。

今回は色々反省点が多いが、黒に行けそうな(1-5で《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》が流れてくるような)時には素直に黒をやっておけと言う事だろう。
最終的には緑の微妙なカードの束に黒の強いアンコモンを突っ込んだだけの紙束になってしまった。
こんな紙束でもやはり《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》と《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》は強いらしく、特に《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》は先だっての黒青よりは格段に殴りにいけるため、非常に強力であった。
かなりの運に助けられた結果とは言え、無事にSplitに辿り着けたのは素直に喜ぶべき事だろう。
学ぶ事があったのなら、それを今後に生かせば良い話である。

いやー。それにしても酷い。

関係ない話だが、GP横浜が終わってモダンシーズンが終わる前にMOの資産をtixに変えた方が良いのか悩むところである。
あと数ヶ月間使えるとは言え、既にSoM期のカードは賞味期限をほぼ終えている。
前回、しょっとこさんのエントリを参照した時にも価格は低下傾向であり、上昇に転じる要因を見出す事が出来ない。
なので、スタンダードをプレイしないのであればカードをtixに変換しておくべきなのであろう。
さらに俺はAVRをまだまだプレイしないとコンプリート出来ないし、M13の発売も迫っているのだから恐らくスタンダードをプレイする機会はあるまい。

と言う事で、スタンダードの資産を処分しようと思う。
よってそれが完了するか、それに近い状態になるまではそちらに専念しようと思う。
多分1~2日で復帰出来るであろう。

リスト化して欲しい人がいれば取引しようかなとも思ったのだが、いささか処理が煩雑になる&今度はDNがトレード掲示板化するのを恐れて止めにした。
botが相手でもかなり面倒くさい作業だが、これもやらなければならない事である。
出来るだけ楽しんでやる事にしよう。

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bun

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