ピック譜のある奴と無い奴の2つ
2012年6月10日 TCG全般 コメント (5)本日も元気良くAVRドラフト。
最近ではすっかりクソだクソだと言う噂を耳にしなくなったAVRドラフトだけど、クソだと思う人は既にプレイしていないだろうから当然だね。
俺はと言えばそれなりに楽しめている。
何にでも・・・と言うと相当に語弊がありそうだけれど、構造を理解したり結果から仮説を考えて、それを検証すると言う作業は楽しいものだ。
だから今回のAVR環境についても散々な評判しか耳にしないのだけれど、それでも俺にとっては楽しいものなのだ。
以前にAVR環境はつまらなくないよ、と言ったらろせさんに
「小栗さんは何でもやるじゃん!」
と言われて、ああ。その通りだよな。と思った。
ましてや天邪鬼で在るこの俺が世間と同様にAVR環境に対する不満をぶちまけたりするわけもなく。
と。前説はこの程度にして、以下が今回のピック譜である。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/6-10-2012.html
1-1
初手に含まれる《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》をピックしないMTGプレイヤーがいると思うか?いなァァァ~いッ!取りあえず1-1なら迷わずにピックするべきだと思うよ、このシュトロハイムは!
1-2
《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger(AVR)》vs《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》で死ぬほど迷って結局《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger(AVR)》をピックしたのだけれど、後に後悔。
《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》をピックしておけば良かった。(《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》的な意味で)
そして下家には《聖戦士の進軍/Cathars’ Crusade(AVR)》をスルーして白を猛然とアピール。
上家は何をピックしたのやら。
1-3
赤が枯れ気味で相変わらず他の色の周りは良い。
《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》を。
最近《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》を良く使うのだが、心密かにこいつはただの《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M10)》なんじゃないかと思うようになってきた。
まぁ強化されてしまえば《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M10)》とは比較にならないのだが。
1-4
上家が赤気配かなと思ったら重要パーツの《クルーインの打撃者/Kruin Striker(AVR)》が。
しかしそんなものは関係なく《ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage(AVR)》を。
こいつの非常識なまでのマナブーストっぷりはマジではんぱじゃない。
1-5
徐々に細り行くパックの中から《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》を美味しく。
個人的には非常に固い上に結魂能力も有用とかなり好き。
素のスペックは《スレイベンの純血種/Thraben Purebloods(ISD)》だが、そこに触れてはいけない。
1-6
全く取るものがなくて《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》をカット気味に。
1-7
この手順で《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》は嬉しい。
1-8
今から考えればここは2枚目の《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》を素直にピックしておくべきだと思うが、ドラフト中の俺は1-6の《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》から黒に入ってみるのはどうかと思ったのだろうと思う。
現在では特に1パック目なのであるし、色をきちんと枯らすために《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》を取るべきだと考える。
1-9
何にもないので、場合によっては1枚で負けてしまう《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》をカット気味に。
同様に時としてすげーハイスペックになる《大衆への呼びかけ/Mass Appeal(AVR)》もカット候補。
どちらかと言えば《大衆への呼びかけ/Mass Appeal(AVR)》だった気がするが、一応この時は《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》のパートナーを模索中だったと言う事もある。
以降はサイドやカット。
1-11で《人殺しの隠遁生活/Homicidal Seclusion(AVR)》がまわってきて苦笑い。
取りあえずカットしておいた。
1パック目終了時点でそれなりの数の生物が確保出来ていて、ほぼ緑単ピック。
色的な相性を考えれば相方は青が好ましいが、現状では黒が1歩リードしている幹事である。
2-1
《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator(AVR)》を。
色的にもプレイしたかった緑青への転進であるし、この化け物じみたレアをスルーする手もあるまい。
2-2
《収穫の魂/Soul of the Harvest(AVR)》をこれまた文句無く。
特に今回は《ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage(AVR)》もピックできているため、ブンまわりパターンが今から楽しみだ。
以降は緑青をピック。
2-3《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》
2-4《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》
ここは《ネファリアの密輸人/Nephalia Smuggler(AVR)》と《悪寒/Crippling Chill(AVR)》の両方が非常に強力なので迷いに迷った。
結局今までピック出来ているスペルの枚数が極端に少なかったのと結魂を十分に集めるつもりだったので《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》を優先した。
素のスペックもそこまで悪いものではない。
2-5《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》
2-6《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》
2-7《獰猛さの勝利/Triumph of Ferocity(AVR)》ラッキー!
2-8《順風/Favorable Winds(AVR)》カット
以降はカット兼穴埋め。
スペルが足りないので《一瞬の散漫/Fleeting Distraction(AVR)》でも嬉しい。
2パック目終了時点で生物は非常に強力ながらスペルの枚数が足りていない。
まぁAVR環境の緑青であればスペルが若干足りない程度であれば結魂で補完されるので許容の範囲内だと判断する。
3-1
《消え去り/Vanishment(AVR)》も非常に強力ながら、今回は《翼作り/Wingcrafter(AVR)》を優先。
《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》の事もあるし、緑の生物が飛行を得れば速やかに殴り勝てるだろう。
3-2
これもまた非常に迷うところではあったが《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》よりも《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》を優先した。
《戦墓の随員/Diregraf Escort(AVR)》などの事を考えればちょっと過剰な処置であったのかも知れない。
特に今回は6マナ生物が2枚も入っているのでマナベースは堅牢なものの方が良い。
とするとピックミスだろうな。
3-3
ここで非常に嬉しい《霧鴉/Mist Raven(AVR)》・・・だがタイミング次第で勝ててしまう《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted(AVR)》をピック。
カードパワー的には申し分ないと思うが、コモン最強の一角を後進に譲ると言うのは心が重くなるのを感じざるを得ない。
以降も緑青でピック。
3-4《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
3-5《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》
3-6《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》
3-7《流城の継承者/Heirs of Stromkirk(AVR)》カット
3-8《悪寒/Crippling Chill(AVR)》ラッキー!
《悪寒/Crippling Chill(AVR)》は攻撃的なデッキでプレイすると驚くほど強い。
特に青赤で使うと《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》などもあいまって相手に予想外のダメージを与える事が出来る。
まぁ当然クロックがないとただのキャントリップなのは仕方のないところだ。
3-9《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》
3-10《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》
3-11《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》カット
3-12《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》ラッキー!
非常に充実したピック内容で、スペルが足りていないものの生物は非常にパワフルなものとなった。
作成したデッキは以下。
生物実に19体!
実質結魂生物や《霧鴉/Mist Raven(AVR)》がスペル枠を兼ねているので戦線の維持、もしくは突破には苦労しないのではないか。
対戦結果は以下の通り。
1戦目 青白 ○○
2戦目 緑青 ○○
3戦目 Split
《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted(AVR)》は素でプレイしようとするとやや重くプレイすれば勝ちのタイミングを何回か逃したものの、土地を引いていないと言う事は生物を引いていると言う事であり、物量で押し切ってかった。
このデッキにおける(と言うか大抵の緑デッキにおける)《獰猛さの勝利/Triumph of Ferocity(AVR)》はほとんど《風見の本殿/Honden of Seeing Winds(CHK)》であり、非常に強力なエンチャントである。
《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》も良く機能し、今までの経験を生かして白を相手にする時は《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》及び《翼作り/Wingcrafter(AVR)》を《正義の一撃/Righteous Blow(AVR)》で除去されないようにプレイした。
今回のように打点がしっかりしているデッキの場合においては序盤の1点や2点が重要な場面はほぼなく、慎重に立ち回りが出来たのではないかと思う。
2回目はまたしてもジマ氏宅でMOをプレイしたのでデッキだけ。
黒単タッチ青の除去コントロールデッキ。
《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》3枚が非常に強力そうに見えるが、全体としての生物枚数が12体しかおらず、十分な量の《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》も確保出来なかったため、しばしばチャンプ・ブロックする羽目になった。
全体としての評価は生物の数が取れていないため低く判断せざるを得ない。
《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》があったのでデッキになったように見えているような気もしなくもない程度で、そんなに強いデッキとは思われないと言うのがプレイ前の所感であった。
対戦結果は以下の通り。
1戦目 緑白タッチ青 ○○
2戦目 赤白 ○○
3戦目 緑青 ○○
と言う事で結局1Gameも落とさずに完勝。
これは流石に評価を改めなければなるまいとは思うものの、実際はどのゲームも実に薄氷を踏む勝利できっちり《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》をプレイ出来て、かつ足りないはずの生物も引いてきて、相手の止まらないクロックは都合よく除去で抑えられたので単に運が良かった疑惑は晴れない。
本当なら5マナに到達して《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》をプレイ出来るようになるまではどのマナ域でも生物の質が劣っており、それを除去でカバーすると言うプレイを強いられていたのだが、除去もしくは《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》で耐える→《闇の詐称者/Dark Impostor(AVR)》が無双すると言う展開が頻発しており、M11のようにドロースペルと除去の連打からボムをプレイすると言うスタイルは一応通用するようだ。
繰り返すが序盤の生物が弱体すぎるために、何度も死の一歩手前まで追い詰められたと言う事は強調してもしすぎる事はない。
ヒーロー(《闇の詐称者/Dark Impostor(AVR)》)は遅れてやってくると言う風だった。
最後に、こちらもジマ氏宅でプレイしたデッキ。
1回目のデッキの劣化版と言う趣の青緑。
出来るなら2マナ域をもうちょっと埋めたかったと言うところか。
基本的には《翼作り/Wingcrafter(AVR)》からスタートして対戦相手を圧倒するはずであったが、図らずも初動が4t目になるとかそう言う酷いキープもしばしばあった。
対戦結果は以下の通り。
1戦目 緑赤 ××
2戦目 黒単 ×○×
3戦目 緑黒白 ○○
1戦目のGame1は若干多めに土地を引いてきてしまい、そのまま負け。
Game2は次のターンまで生きていれば《翼作り/Wingcrafter(AVR)》と結魂した《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》で殴り勝てる!と言うところに《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted(AVR)》をプレイされて、戦線の崩壊を防ぐためには《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》を使わざるを得ず、バウンスか2枚目の《翼作り/Wingcrafter(AVR)》を引いてくれば勝てていたのだが引けずに負け。
2戦目はGame1を《人殺しの隠遁生活/Homicidal Seclusion(AVR)》に対処出来ずに負け。
Game2は飛行とバウンスで押し切り。勝ち。
Game3は4t目と5t目に《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》をプレイされて《人殺しの隠遁生活/Homicidal Seclusion(AVR)》で負け。
3戦目は対戦相手のデッキが弱体で、飛行で殴って勝ち×2。
《翼作り/Wingcrafter(AVR)》×3こそあったものの、その後の展開が4t目と言う事が良くあったので、デッキが全体的に重すぎたと言うのはあると思う。
それでも戦況をひっくり返してくれる《霧鴉/Mist Raven(AVR)》は、やはり環境№1コモンか。
今回は初めて黒に手を出して見たが、そのあまりの線の細さにこりゃあ《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》でも入れないとやっとれんばいと言うのを思い知った。
2回目の青緑に見るように、やはりAVR環境ではきちんと殴っていけるデッキでないとダメだと言うのが分かる。
2マナ域とは言わないまでも、もうちょっと3マナ域に枚数が用意出来ればなとは思った。
逆に1マナ域は入れすぎで《刃の篭手/Bladed Bracers(AVR)》などのバックアップ要素がないと中盤~後半にかけて引いてきた時に弱すぎる。
緑は《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》や《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》と言った生物である程度カバー出来るのがやはり強みであろう。
と言う事で、白メイン以外のデッキは一応プレイした事になる。
正直、白だけはメインに据えた場合にどのようにプレイして良いのか良く分からない。
単純にコンバットトリック以外は青の劣化であるような気もするし、そもそも青との方向性が全く違うと言う気もする。
どう言うデッキを作れば良いか良く分からない。
を解体していくと、1~2マナ域の攻撃的な生物が充実しているが、3マナ以降の打点は2のままで、どのマナ域で殴れば良いのか良く分からないのでコントロール向きに作れば良いのか、ビート向きに作れば良いのか良く分からない、となる。
結局は緑の《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》や赤の《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》と言った攻撃の起点になるようなカードは存在せず、翻って《霧鴉/Mist Raven(AVR)》や《グリフの先兵/Gryff Vanguard(AVR)》のようなアドバンテージを得られるカードも存在しない。
もしくは黒のように汎用性に優れた除去を(一応有しているとは言え)豊富に持っているとも言えない。
以上の事から白を中心にする場合はビートにすれば良いのか、コントロールにすれば良いのか扱いに困ってしまうと言う事になる。
しかし、単にコントロールが出来ないのであれば、それはビートを選択せざるを得ず、従って2マナ域を中心とし《盲信の一撃/Zealous Strike(AVR)》でバックアップされるようなデッキにならざるを得ない。
と言う事は、白を選択する際は同じく攻撃的な赤か、打点の高い緑かと言う事になるだろう。
その場合は上記にあるように打点の中心が《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》または《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》になると思われるので、白を中心としたデッキは成立し難いのではないかと思える。
まぁ成立しないならしないで、セカンドカラーとしての扱いを考えれば良いだけなので特に問題にはならないのだが。
と言うわけで、白には若干の苦手意識がある。
今回は黒や青との相性はそこまで良く無さそうであるし、青の汎用性や緑の層の厚さと比較すると、どうしても手が伸ばし難くなるのは確かである。
今後の経験によって、この苦手意識が払拭されればと思う。
関係ないが、やはりこう言うドラフトに関するエントリを書いている時は心が安らぐのを感じる。
自分が何かに集中しているためだろうか。
仕事がある日は疲れてしまってドラフトをプレイするのが億劫になる時が多いが、出来るだけ実際にプレイして、エントリで反省をすると言うのを続けていきたいと考えている。
エントリを読んで何か思われる事があれば、遠慮なくコメント頂ければ幸いである。
最近ではすっかりクソだクソだと言う噂を耳にしなくなったAVRドラフトだけど、クソだと思う人は既にプレイしていないだろうから当然だね。
俺はと言えばそれなりに楽しめている。
何にでも・・・と言うと相当に語弊がありそうだけれど、構造を理解したり結果から仮説を考えて、それを検証すると言う作業は楽しいものだ。
だから今回のAVR環境についても散々な評判しか耳にしないのだけれど、それでも俺にとっては楽しいものなのだ。
以前にAVR環境はつまらなくないよ、と言ったらろせさんに
「小栗さんは何でもやるじゃん!」
と言われて、ああ。その通りだよな。と思った。
ましてや天邪鬼で在るこの俺が世間と同様にAVR環境に対する不満をぶちまけたりするわけもなく。
と。前説はこの程度にして、以下が今回のピック譜である。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/6-10-2012.html
1-1
初手に含まれる《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》をピックしないMTGプレイヤーがいると思うか?いなァァァ~いッ!取りあえず1-1なら迷わずにピックするべきだと思うよ、このシュトロハイムは!
1-2
《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger(AVR)》vs《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》で死ぬほど迷って結局《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger(AVR)》をピックしたのだけれど、後に後悔。
《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》をピックしておけば良かった。(《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》的な意味で)
そして下家には《聖戦士の進軍/Cathars’ Crusade(AVR)》をスルーして白を猛然とアピール。
上家は何をピックしたのやら。
1-3
赤が枯れ気味で相変わらず他の色の周りは良い。
《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》を。
最近《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》を良く使うのだが、心密かにこいつはただの《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M10)》なんじゃないかと思うようになってきた。
まぁ強化されてしまえば《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M10)》とは比較にならないのだが。
1-4
上家が赤気配かなと思ったら重要パーツの《クルーインの打撃者/Kruin Striker(AVR)》が。
しかしそんなものは関係なく《ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage(AVR)》を。
こいつの非常識なまでのマナブーストっぷりはマジではんぱじゃない。
1-5
徐々に細り行くパックの中から《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》を美味しく。
個人的には非常に固い上に結魂能力も有用とかなり好き。
素のスペックは《スレイベンの純血種/Thraben Purebloods(ISD)》だが、そこに触れてはいけない。
1-6
全く取るものがなくて《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》をカット気味に。
1-7
この手順で《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》は嬉しい。
1-8
今から考えればここは2枚目の《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》を素直にピックしておくべきだと思うが、ドラフト中の俺は1-6の《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》から黒に入ってみるのはどうかと思ったのだろうと思う。
現在では特に1パック目なのであるし、色をきちんと枯らすために《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》を取るべきだと考える。
1-9
何にもないので、場合によっては1枚で負けてしまう《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》をカット気味に。
同様に時としてすげーハイスペックになる《大衆への呼びかけ/Mass Appeal(AVR)》もカット候補。
どちらかと言えば《大衆への呼びかけ/Mass Appeal(AVR)》だった気がするが、一応この時は《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》のパートナーを模索中だったと言う事もある。
以降はサイドやカット。
1-11で《人殺しの隠遁生活/Homicidal Seclusion(AVR)》がまわってきて苦笑い。
取りあえずカットしておいた。
1パック目終了時点でそれなりの数の生物が確保出来ていて、ほぼ緑単ピック。
色的な相性を考えれば相方は青が好ましいが、現状では黒が1歩リードしている幹事である。
2-1
《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator(AVR)》を。
色的にもプレイしたかった緑青への転進であるし、この化け物じみたレアをスルーする手もあるまい。
2-2
《収穫の魂/Soul of the Harvest(AVR)》をこれまた文句無く。
特に今回は《ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage(AVR)》もピックできているため、ブンまわりパターンが今から楽しみだ。
以降は緑青をピック。
2-3《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》
2-4《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》
ここは《ネファリアの密輸人/Nephalia Smuggler(AVR)》と《悪寒/Crippling Chill(AVR)》の両方が非常に強力なので迷いに迷った。
結局今までピック出来ているスペルの枚数が極端に少なかったのと結魂を十分に集めるつもりだったので《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》を優先した。
素のスペックもそこまで悪いものではない。
2-5《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》
2-6《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》
2-7《獰猛さの勝利/Triumph of Ferocity(AVR)》ラッキー!
2-8《順風/Favorable Winds(AVR)》カット
以降はカット兼穴埋め。
スペルが足りないので《一瞬の散漫/Fleeting Distraction(AVR)》でも嬉しい。
2パック目終了時点で生物は非常に強力ながらスペルの枚数が足りていない。
まぁAVR環境の緑青であればスペルが若干足りない程度であれば結魂で補完されるので許容の範囲内だと判断する。
3-1
《消え去り/Vanishment(AVR)》も非常に強力ながら、今回は《翼作り/Wingcrafter(AVR)》を優先。
《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》の事もあるし、緑の生物が飛行を得れば速やかに殴り勝てるだろう。
3-2
これもまた非常に迷うところではあったが《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》よりも《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》を優先した。
《戦墓の随員/Diregraf Escort(AVR)》などの事を考えればちょっと過剰な処置であったのかも知れない。
特に今回は6マナ生物が2枚も入っているのでマナベースは堅牢なものの方が良い。
とするとピックミスだろうな。
3-3
ここで非常に嬉しい《霧鴉/Mist Raven(AVR)》・・・だがタイミング次第で勝ててしまう《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted(AVR)》をピック。
カードパワー的には申し分ないと思うが、コモン最強の一角を後進に譲ると言うのは心が重くなるのを感じざるを得ない。
以降も緑青でピック。
3-4《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
3-5《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》
3-6《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》
3-7《流城の継承者/Heirs of Stromkirk(AVR)》カット
3-8《悪寒/Crippling Chill(AVR)》ラッキー!
《悪寒/Crippling Chill(AVR)》は攻撃的なデッキでプレイすると驚くほど強い。
特に青赤で使うと《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》などもあいまって相手に予想外のダメージを与える事が出来る。
まぁ当然クロックがないとただのキャントリップなのは仕方のないところだ。
3-9《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》
3-10《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》
3-11《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》カット
3-12《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》ラッキー!
非常に充実したピック内容で、スペルが足りていないものの生物は非常にパワフルなものとなった。
作成したデッキは以下。
MO 8-4 GU Deck
10 《森/Forest(UNH)》
7 《島/Island(UNH)》
1 《翼作り/Wingcrafter(AVR)》
3 《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》
2 《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》
1 《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》
1 《ソンバーワルドの賢者/Somberwald Sage(AVR)》
1 《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》
1 《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger(AVR)》
2 《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》
1 《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》
1 《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
1 《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》
1 《ウルフィーの銀心/Wolfir Silverheart(AVR)》
1 《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》
1 《狙い澄ましの航海士/Deadeye Navigator(AVR)》
1 《収穫の魂/Soul of the Harvest(AVR)》
1 《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》
1 《悪寒/Crippling Chill(AVR)》
1 《獰猛さの勝利/Triumph of Ferocity(AVR)》
1 《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted(AVR)》
生物実に19体!
実質結魂生物や《霧鴉/Mist Raven(AVR)》がスペル枠を兼ねているので戦線の維持、もしくは突破には苦労しないのではないか。
対戦結果は以下の通り。
1戦目 青白 ○○
2戦目 緑青 ○○
3戦目 Split
《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted(AVR)》は素でプレイしようとするとやや重くプレイすれば勝ちのタイミングを何回か逃したものの、土地を引いていないと言う事は生物を引いていると言う事であり、物量で押し切ってかった。
このデッキにおける(と言うか大抵の緑デッキにおける)《獰猛さの勝利/Triumph of Ferocity(AVR)》はほとんど《風見の本殿/Honden of Seeing Winds(CHK)》であり、非常に強力なエンチャントである。
《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》も良く機能し、今までの経験を生かして白を相手にする時は《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》及び《翼作り/Wingcrafter(AVR)》を《正義の一撃/Righteous Blow(AVR)》で除去されないようにプレイした。
今回のように打点がしっかりしているデッキの場合においては序盤の1点や2点が重要な場面はほぼなく、慎重に立ち回りが出来たのではないかと思う。
2回目はまたしてもジマ氏宅でMOをプレイしたのでデッキだけ。
MO Swiss Bu Deck
12 《沼/Swamp(UNH)》
6 《島/Island(UNH)》
3 《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》
1 《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》
1 《闇の詐称者/Dark Impostor(AVR)》
1 《流血の鑑定人/Bloodflow Connoisseur(AVR)》
2 《死体の交易商人/Corpse Traders(AVR)》
1 《常夜の影/Evernight Shade(AVR)》
2 《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》
1 《グリフの先兵/Gryff Vanguard(AVR)》
1 《アヴァシンの巻物/Scroll of Avacyn(AVR)》
3 《死の風/Death Wind(AVR)》
2 《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》
2 《材料集め/Amass the Components(AVR)》
1 《精神的苦悶/Mental Agony(AVR)》
1 《墓の入れ替え/Grave Exchange(AVR)》
黒単タッチ青の除去コントロールデッキ。
《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》3枚が非常に強力そうに見えるが、全体としての生物枚数が12体しかおらず、十分な量の《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》も確保出来なかったため、しばしばチャンプ・ブロックする羽目になった。
全体としての評価は生物の数が取れていないため低く判断せざるを得ない。
《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》があったのでデッキになったように見えているような気もしなくもない程度で、そんなに強いデッキとは思われないと言うのがプレイ前の所感であった。
対戦結果は以下の通り。
1戦目 緑白タッチ青 ○○
2戦目 赤白 ○○
3戦目 緑青 ○○
と言う事で結局1Gameも落とさずに完勝。
これは流石に評価を改めなければなるまいとは思うものの、実際はどのゲームも実に薄氷を踏む勝利できっちり《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》をプレイ出来て、かつ足りないはずの生物も引いてきて、相手の止まらないクロックは都合よく除去で抑えられたので単に運が良かった疑惑は晴れない。
本当なら5マナに到達して《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》をプレイ出来るようになるまではどのマナ域でも生物の質が劣っており、それを除去でカバーすると言うプレイを強いられていたのだが、除去もしくは《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》で耐える→《闇の詐称者/Dark Impostor(AVR)》が無双すると言う展開が頻発しており、M11のようにドロースペルと除去の連打からボムをプレイすると言うスタイルは一応通用するようだ。
繰り返すが序盤の生物が弱体すぎるために、何度も死の一歩手前まで追い詰められたと言う事は強調してもしすぎる事はない。
ヒーロー(《闇の詐称者/Dark Impostor(AVR)》)は遅れてやってくると言う風だった。
最後に、こちらもジマ氏宅でプレイしたデッキ。
MO Swiss UG Deck
10《島/Island(ISD)》
7《森/Forest(AVR)》
3《翼作り/Wingcrafter(AVR)》
1《ネファリアの密輸人/Nephalia Smuggler(AVR)》
1《戦墓の随員/Diregraf Escort(AVR)》
1《錬金術師の弟子/Alchemist’s Apprentice(AVR)》
1《掛け金探し/Latch Seeker(AVR)》
1《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》
1《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》
1《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》
1《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
1《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》
1《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》
1《イチイの精/Yew Spirit(AVR)》
1《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》
1《グリフの先兵/Gryff Vanguard(AVR)》
1《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》
2《一瞬の散漫/Fleeting Distraction(AVR)》
1《悪寒/Crippling Chill(AVR)》
1《虚空への突入/Into the Void(AVR)》
1《材料集め/Amass the Components(AVR)》
1《消え去り/Vanishment(AVR)》
1回目のデッキの劣化版と言う趣の青緑。
出来るなら2マナ域をもうちょっと埋めたかったと言うところか。
基本的には《翼作り/Wingcrafter(AVR)》からスタートして対戦相手を圧倒するはずであったが、図らずも初動が4t目になるとかそう言う酷いキープもしばしばあった。
対戦結果は以下の通り。
1戦目 緑赤 ××
2戦目 黒単 ×○×
3戦目 緑黒白 ○○
1戦目のGame1は若干多めに土地を引いてきてしまい、そのまま負け。
Game2は次のターンまで生きていれば《翼作り/Wingcrafter(AVR)》と結魂した《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》で殴り勝てる!と言うところに《狩られる者の逆襲/Revenge of the Hunted(AVR)》をプレイされて、戦線の崩壊を防ぐためには《連携攻撃/Joint Assault(AVR)》を使わざるを得ず、バウンスか2枚目の《翼作り/Wingcrafter(AVR)》を引いてくれば勝てていたのだが引けずに負け。
2戦目はGame1を《人殺しの隠遁生活/Homicidal Seclusion(AVR)》に対処出来ずに負け。
Game2は飛行とバウンスで押し切り。勝ち。
Game3は4t目と5t目に《血のやりとり/Barter in Blood(AVR)》をプレイされて《人殺しの隠遁生活/Homicidal Seclusion(AVR)》で負け。
3戦目は対戦相手のデッキが弱体で、飛行で殴って勝ち×2。
《翼作り/Wingcrafter(AVR)》×3こそあったものの、その後の展開が4t目と言う事が良くあったので、デッキが全体的に重すぎたと言うのはあると思う。
それでも戦況をひっくり返してくれる《霧鴉/Mist Raven(AVR)》は、やはり環境№1コモンか。
今回は初めて黒に手を出して見たが、そのあまりの線の細さにこりゃあ《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》でも入れないとやっとれんばいと言うのを思い知った。
2回目の青緑に見るように、やはりAVR環境ではきちんと殴っていけるデッキでないとダメだと言うのが分かる。
2マナ域とは言わないまでも、もうちょっと3マナ域に枚数が用意出来ればなとは思った。
逆に1マナ域は入れすぎで《刃の篭手/Bladed Bracers(AVR)》などのバックアップ要素がないと中盤~後半にかけて引いてきた時に弱すぎる。
緑は《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》や《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》と言った生物である程度カバー出来るのがやはり強みであろう。
と言う事で、白メイン以外のデッキは一応プレイした事になる。
正直、白だけはメインに据えた場合にどのようにプレイして良いのか良く分からない。
単純にコンバットトリック以外は青の劣化であるような気もするし、そもそも青との方向性が全く違うと言う気もする。
どう言うデッキを作れば良いか良く分からない。
を解体していくと、1~2マナ域の攻撃的な生物が充実しているが、3マナ以降の打点は2のままで、どのマナ域で殴れば良いのか良く分からないのでコントロール向きに作れば良いのか、ビート向きに作れば良いのか良く分からない、となる。
結局は緑の《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》や赤の《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》と言った攻撃の起点になるようなカードは存在せず、翻って《霧鴉/Mist Raven(AVR)》や《グリフの先兵/Gryff Vanguard(AVR)》のようなアドバンテージを得られるカードも存在しない。
もしくは黒のように汎用性に優れた除去を(一応有しているとは言え)豊富に持っているとも言えない。
以上の事から白を中心にする場合はビートにすれば良いのか、コントロールにすれば良いのか扱いに困ってしまうと言う事になる。
しかし、単にコントロールが出来ないのであれば、それはビートを選択せざるを得ず、従って2マナ域を中心とし《盲信の一撃/Zealous Strike(AVR)》でバックアップされるようなデッキにならざるを得ない。
と言う事は、白を選択する際は同じく攻撃的な赤か、打点の高い緑かと言う事になるだろう。
その場合は上記にあるように打点の中心が《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》または《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》になると思われるので、白を中心としたデッキは成立し難いのではないかと思える。
まぁ成立しないならしないで、セカンドカラーとしての扱いを考えれば良いだけなので特に問題にはならないのだが。
と言うわけで、白には若干の苦手意識がある。
今回は黒や青との相性はそこまで良く無さそうであるし、青の汎用性や緑の層の厚さと比較すると、どうしても手が伸ばし難くなるのは確かである。
今後の経験によって、この苦手意識が払拭されればと思う。
関係ないが、やはりこう言うドラフトに関するエントリを書いている時は心が安らぐのを感じる。
自分が何かに集中しているためだろうか。
仕事がある日は疲れてしまってドラフトをプレイするのが億劫になる時が多いが、出来るだけ実際にプレイして、エントリで反省をすると言うのを続けていきたいと考えている。
エントリを読んで何か思われる事があれば、遠慮なくコメント頂ければ幸いである。
コメント
初期は赤白のような高速デッキのテンポにしがみつく上で邪魔になる事が多かったのですが、早いデッキの対処法が理解できてきた事と、高速デッキ自体カットなどで組みにくくなってきている事が相まって、現在ではかなり優先的にピックしてます。
逆に《吠え霊》は自分の中でかなり評価下がりました。
自分もこの環境の白は苦手な感じです。強いカードは大概色拘束強いし、セカンドカラーにするには魅力薄いんですよね...。
青黒コンはコントロールにうまく寄せれた事がないので是非チャレンジしたいですね。
>《獰猛さの勝利/Triumph of Ferocity(AVR)》
どの色もわりとパワー2が主力でかなりの頻度でドロー出来ますし強いですよね。
マナコストも3マナと重くはないし、2ドローも出来れば《予言/Divination(DKA)》と同じくらいの仕事はしているので、悪くないです。
>高速デッキへの対処
うーん。俺が参加する卓では未だにきれいな赤白と対戦する機会が多々あり苦労させられています。
ピックの後半に残っている《屋根職人の反乱/Thatcher Revolt(AVR)》なんかはカットしますが、それでも《クルーインの打撃者/Kruin Striker(AVR)》→《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》→《流城の継承者/Heirs of Stromkirk(AVR)》と動かれるとかなり厳しく《霧鴉/Mist Raven(AVR)》などがないとテンポ勝ち出来ない感じです。
>《吠え霊/Howlgeist(AVR)》
確かに俺もこいつの評価はかなり下がりました。6マナ重いっす。
>白
2マナ域で殴れるコモンが2種類いるので赤白で使う分には良いだろうと思うのですが、それ以外は・・・。
>黒
思ったよりもはるかに線が細いので、その点には十分ご注意を。
《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》が強く使えるかどうかでだいぶデッキが変わってくるので《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》はあるだけ欲しい印象です。
それから大抵の場合除去を多く取るので、相対的に《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》が強く見えます。相手の大きいのは除去しちゃってますし。
青黒だったら青が強い色なので、青が濃い方が良いかもしれません。まぁどうしても流れ次第ですが。
まぁかわされたり除去られることももちろんありますが、こいつで数ターンもたつかせることができれば勝ちが見えてきますね。
あとは、やはり多少カードパワー低くても一マナ圏の生物をしっかり入れるといいと思います。
《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》については、まったく同じ認識です。
確かに、2T狼、3T腕力魔道士といった流れや緑奇跡でカウンターが沢山乗るなら
話は違ってくるんですが、なかなかリミテッドでそんな流れになることもなく。
結局は《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M10)》って事が多いんですよね。
これの攻撃を通すためだけに、インスタント強化を使うのも本末転倒ですし・・・。
なので、同じ緑のマナ域で見るなら個人的には3番手といった具合で考えてます。
1.森林地の先達/Timberland Guide
2.ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler
3.さまよう狼/Wandering Wolf
とは言いつつも、貴重な2マナ域ですから取れるなら取っちゃうわけですけどねw
>るこるびさん
《憑依された護衛/Haunted Guardian(AVR)》はやりおりますね。
シールドでは特に低マナ域が埋めにくいためデッキが重くなりやすく良く採用しておりました。
しかしドラフトでは、基本的に攻撃的なデッキをピックするためにどのタイミングでピックするべきなのか未だに判断出来ません。
相手がこちらよりも攻撃的なデッキならサイドボードから採用せざるを得ないわけですが、メインの完成度を上げるためなら攻撃的な生物をピックしたくなってしまいます。
>1マナ域
環境的に2マナ2/1が多いためですね。
俺もそこら辺は気をつけています。
以前に、そのために《狩り立てられたグール/Hunted Ghoul(AVR)》をピックしたのですが、まー人間の多いこと多いこと。
全くの役立たずでございました。
お前はまずテキストを良く読めって感じですねw
>幸夢さん
確かに《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》がもじもじしているところは良く見ますね。
《大聖堂の聖別者/Cathedral Sanctifier(AVR)》とか《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》が立っていると非常に眉目秀麗(諸事情あってイケメンとは言えない)な上に2マナ域なので、結局ピックしてデッキに投入するんですよね。