ドラフトイベント回顧録
2012年6月8日 TCG全般 コメント (7)いま、俺は苦い敗北感、淡い開放感、強い達成感、それから深い感謝を感じてモニタの前に座っている。
前日行われた「第2回Winner-takes-all Draft in MO」は盛況の中でその幕を閉じ、このイベントが行われなければ、生み出される事のなかったトラフィックと、参加者の経験を生み出した。
これらが次に何を生み出すのかは不明だが、Web上において何らかのイベントに参加する心理的障壁を取り払う一助になってくれる事を祈るばかりである。
計画は立案され、実行されて、約束は果たされたのだから。
この計画が俺の胸中で生まれたのが6/1で、そこから企画の発表、日程調整を経て6/7には実施されたのだから、非常に迅速に計画立案から実施までが行われたと言って良いだろう。
これはひとえに企画参加者の機敏な対応によるものだ。重ねて感謝したい。
諸氏の協力がなければこの企画自体が成立する事はなく、企画を実行しようとした俺の両手は空を切って霧散し、今後このような企画が成立しないような空気を醸成しかねない事を危惧しなかったとは言わない。
その意味でも今回の成功は大きなものと言えるだろう。
Web上ではイベントを企画したい、イベントに参加したいと言う潜在需要があるものと俺は信じている。
この企画が、なんらかの形で次につながれば良いなと思っている。
そもそもが今回の企画にしても、その原型はMO上で行われていたコモン限定スタンダードにあり、そこに参加させて頂いた時の楽しさが俺の中から今回の企画を彫りだし、実行させている。
同様の事がいつかどこかで結実する事を願って止まない。
それから今回の企画の反省点であるが、まず相互コミュニケーションに適したインターフェイスの欠如が上げられる。
既存のMOのインターフェイスでは日本語のやり取りにまず不自由し、メモ帳からのコピー&ペーストでギリギリそれが行える程度である。
最悪でもSkypeの音声通信くらいは手間がかかったとしても各自に用意してもらうべきであったかも知れない。
今回のイベントの不備の多くは相互コミュニケーションに適したインターフェイスの欠如が原因になっていて、その解決を図らねばならないだろう。
次に参加者以外にも今回のイベントに触れてもらいたいと言う意志はあったものの俺自体がそれを怠った事。
このような企画は広く周囲に認知される事でその価値を増す。
今回は、はまさんが自発的にニコ中を実施していただいたり、しょっとこさんに自身が所属しているテーブルナンバーその他をDNに書いていただいたのでリアルタイムでの情報の提供が可能になったのだが、本来は俺が実施する、もしくは実施をお願いすると言う事をしなければいけなかった。
自発的に情報の提供を行っていただいた両氏には心からの感謝を。
次は・・・と言う風に列挙していくと、それだけでエントリが埋まってしまいそうなので、切り上げる事にして、俺の敗北を振り返る事にしようか。
と言う事で、以下が今回のピック譜である。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/6-7-2012.html
1-1
ぱっとしない中から《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》を。
AVR環境は正に「キーワード能力」としての結魂の存在から「戦闘に強い生物」が求められる環境であり、正直1-1で《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》をピックせざるを得ないと言うのは不満が残るが他の選択肢にも条件を満たすものが無かったので仕方がない。
緑と言うAVRにおいてプレイしたい色を選択出来たと言うだけでも御の字と言うところだろうか。
1-2
緑を継承して《自然の祝福/Blessings of Nature(AVR)》を。
これが無ければ《ハンウィアーの槍兵/Hanweir Lancer(AVR)》から赤に向かっていただろう。
《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow(AVR)》は時にそのデメリットが甚大すぎる場面があり、3マナ3/3と言うマナレシオながら敬遠している。
でもデッキには入れるが。
1-3
これまた選択肢がなく《吠え霊/Howlgeist(AVR)》を。
本来であれば1-3で6マナ域の生物などピックしたくはないのだが、色主張を兼ねている。
出来る事であれば最終的にはデッキから抜ける事が望ましい。
これは《吠え霊/Howlgeist(AVR)》の性能に文句があるのではなくて、2~3マナ域に出来るだけ生物を詰め込んでスペルでバックアップした方が強いデッキになるからだ。
1-4
緑が枯れる。
まわって来たカードの質から赤に進む事は決定事項だが《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》を期待して《稲妻の勇気/Lightning Prowess(AVR)》に。
ここで低マナを埋める《クルーインの打撃者/Kruin Striker(AVR)》or単純に強力な《大翼のドラゴン/Archwing Dragon(AVR)》との3択ではあったが、タッチ赤の選択肢も考慮して《稲妻の勇気/Lightning Prowess(AVR)》となった。
1-5
またしても緑が枯れている。
デッキの完成系が赤ヘビーの人間であるなら《火柱/Pillar of Flame(AVR)》に優先して《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》をピックした方が良い場合もあるだろうが、ここは《火柱/Pillar of Flame(AVR)》をピックしてまだ3色になる可能性を残しておく。
と言うかこの時点で既に緑赤にタッチ何かをしなくてはいけないだろうと言う予測は働いていた。
下家方面は緑に入れないとしても、この段階で緑が枯れている事は緑からの撤退か、そうでなければ恐らく3色なるしかない。
いずれの場合も3-0を目指すならば既に失禁寸前であり一応トイレには行っておいた。
1-6
《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》から緑を継続する可能性も考えたが1-4及び1-5を見るに緑に固執すると死ぬだろうと判断し《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》から青に渡りを付けておく。
1-7
2枚目の《稲妻の勇気/Lightning Prowess(AVR)》!
《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》が着地先としては最高だが《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》でも十分戦力になる。
デッキの方向性がビートから大きく外れてコントロール志向に。
だが、この過酷なAVR環境でシールドのような中速コントロールが果たして成立するだろうか・・・。
1-8《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》ラッキー!
1-9
《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》と《霊奪い/Geist Snatch(AVR)》の両方が残っている事から緑青タッチ赤方向に転換。以降この路線を継承する事になる。
以降は適当にカット。
2-1
《枷霊/Fettergeist(AVR)》と超絶迷って《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts(AVR)》を。
タイミングを選べば1枚で勝ってしまうカードだが、ライバルが《枷霊/Fettergeist(AVR)》ともなれば迷いもする。
比較的3マナ域は埋まっている事を加味してピックした。
2-2
いま見直してみると明らかに《翼作り/Wingcrafter(AVR)》なのだが、この時は《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》をピックしている。
この時の俺になぜ《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》なのかを問いたい。
緊張から錯乱していたのか?
《翼作り/Wingcrafter(AVR)》は攻防一体のナイス生物で、マナレシオが非常に優れる事から緑青では是非ともピックしておきたい1枚だ。
でも《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》
確かに《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》も「戦闘に強い」カードだが順位が違うだろう。
ミス。
2-3
でかいは正義と言う事で《猛森の霊/Wildwood Geist(AVR)》を。
《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》と言う選択肢もあるだろうが、白も黒も使わずにそこまで固いデッキを組めるとは思わない。
2-4《霧鴉/Mist Raven(AVR)》ラッキー!
2-5《孤独な亡霊/Lone Revenant(AVR)》
2-6《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》ラッキー!
2-7《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》
2-8《消え去り/Vanishment(AVR)》ラッキー!
以降はカット。
2パック目終了時で2マナ域の埋まっていなさに愕然とする。
3パック目は2パック目よりも緑の流れが厳しいだろう事を考えると戦慄を禁じえない。
3-1《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》
3-2《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》
3-3《小悪魔の一団/Gang of Devils(AVR)》
3-4《虚空への突入/Into the Void(AVR)》
3-5《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》
3-6《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》
3-7《貪爪/Vorstclaw(AVR)》
どんどんデッキが重くなっていく。
3-2で《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》をピックした時点である程度重めのデッキにシフトした。
3-8《材料集め/Amass the Components(AVR)》
3色でこれは嬉しい。
以降は《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》以外はカット。
結局《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》を無視したのは良い方向に作用したと言って良さそうだ。
作成したデッキは以下。
お前だけシールドをやっているのかと言うこの仕上がり。
思わず失禁するところであるが、事前にトイレに行っておくと言う用意周到さゆえに失禁だけは回避した。
リストを見るだけで伝わってくるこの重さには辟易だが、2枚の《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》と《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》でタッチの苦しさはない。
後は相手が序盤に展開出来ない手札をキープするのを祈るだけである。
中盤から後半にかけては生物の巨大さで他のデッキを圧倒できるだろう。
対戦結果は以下の通り。
1戦目 白赤(はまさん) ○××
Game1
相手2t目の《ムーアランドの審問官/Moorland Inquisitor(AVR)》を《火柱/Pillar of Flame(AVR)》したら後続がなく《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》に《稲妻の勇気/Lightning Prowess(AVR)》が着地して勝ち。
Game2
こちら後手で《島/Island(AVR)》《山/Mountain(AVR)》《火柱/Pillar of Flame(AVR)》《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》その他でキープしたら《森/Forest(AVR)》を引けずに相手の展開について行けずに負け。
Game3
相手の《黄金夜の指揮官/Goldnight Commander(AVR)》が強すぎて、それでも展開次第では《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts(AVR)》からのミラクルパンチがありえそうな気がしないでもなかったが気のせいでしかなかった。
奇跡は起こらないから軌跡なんやで・・・。
と言うわけで1没。
この企画に参加して頂いた方々、もしくは参加を表明して頂いた方々には感謝しても仕切れない。
主催させて頂いた俺も企画が成功するかと言う不安や運営&プレイヤーと言う緊張の中ではあったが非常に楽しい時間を過ごさせて頂いた。
今後このような企画が断続的・突発的にでも良いから行われる事を祈りつつ。
今度は企画に乗っかる側が良いな。
最大限バックアップするから、俺もやってみたいと思った方は計画、実行をお願いする。
最後に自発的にニコ生を放送していただいたはまさん、英語のアナウンスをしていただいたしょっとこさん、お声をかけさせていただいたまつがんさん、ファッティぷる平成の森田さん(決して煽ってはいません!有言実行は誠実さの表れであり、尊敬の対象です!)には重ねての感謝を。
平成の森田さんはお仕事の都合で不参加でしたが、次の機会にはまたお声をかけさせて頂ければと思います。
と言う事で、本企画はこれにて終了する。
この企画が今後のDN及びMOに良い影響を与える事を祈って。
それではみなさま。良いMTGライフを。
前日行われた「第2回Winner-takes-all Draft in MO」は盛況の中でその幕を閉じ、このイベントが行われなければ、生み出される事のなかったトラフィックと、参加者の経験を生み出した。
これらが次に何を生み出すのかは不明だが、Web上において何らかのイベントに参加する心理的障壁を取り払う一助になってくれる事を祈るばかりである。
計画は立案され、実行されて、約束は果たされたのだから。
この計画が俺の胸中で生まれたのが6/1で、そこから企画の発表、日程調整を経て6/7には実施されたのだから、非常に迅速に計画立案から実施までが行われたと言って良いだろう。
これはひとえに企画参加者の機敏な対応によるものだ。重ねて感謝したい。
諸氏の協力がなければこの企画自体が成立する事はなく、企画を実行しようとした俺の両手は空を切って霧散し、今後このような企画が成立しないような空気を醸成しかねない事を危惧しなかったとは言わない。
その意味でも今回の成功は大きなものと言えるだろう。
Web上ではイベントを企画したい、イベントに参加したいと言う潜在需要があるものと俺は信じている。
この企画が、なんらかの形で次につながれば良いなと思っている。
そもそもが今回の企画にしても、その原型はMO上で行われていたコモン限定スタンダードにあり、そこに参加させて頂いた時の楽しさが俺の中から今回の企画を彫りだし、実行させている。
同様の事がいつかどこかで結実する事を願って止まない。
それから今回の企画の反省点であるが、まず相互コミュニケーションに適したインターフェイスの欠如が上げられる。
既存のMOのインターフェイスでは日本語のやり取りにまず不自由し、メモ帳からのコピー&ペーストでギリギリそれが行える程度である。
最悪でもSkypeの音声通信くらいは手間がかかったとしても各自に用意してもらうべきであったかも知れない。
今回のイベントの不備の多くは相互コミュニケーションに適したインターフェイスの欠如が原因になっていて、その解決を図らねばならないだろう。
次に参加者以外にも今回のイベントに触れてもらいたいと言う意志はあったものの俺自体がそれを怠った事。
このような企画は広く周囲に認知される事でその価値を増す。
今回は、はまさんが自発的にニコ中を実施していただいたり、しょっとこさんに自身が所属しているテーブルナンバーその他をDNに書いていただいたのでリアルタイムでの情報の提供が可能になったのだが、本来は俺が実施する、もしくは実施をお願いすると言う事をしなければいけなかった。
自発的に情報の提供を行っていただいた両氏には心からの感謝を。
次は・・・と言う風に列挙していくと、それだけでエントリが埋まってしまいそうなので、切り上げる事にして、俺の敗北を振り返る事にしようか。
と言う事で、以下が今回のピック譜である。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/6-7-2012.html
1-1
ぱっとしない中から《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》を。
AVR環境は正に「キーワード能力」としての結魂の存在から「戦闘に強い生物」が求められる環境であり、正直1-1で《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》をピックせざるを得ないと言うのは不満が残るが他の選択肢にも条件を満たすものが無かったので仕方がない。
緑と言うAVRにおいてプレイしたい色を選択出来たと言うだけでも御の字と言うところだろうか。
1-2
緑を継承して《自然の祝福/Blessings of Nature(AVR)》を。
これが無ければ《ハンウィアーの槍兵/Hanweir Lancer(AVR)》から赤に向かっていただろう。
《鬱後家蜘蛛/Gloomwidow(AVR)》は時にそのデメリットが甚大すぎる場面があり、3マナ3/3と言うマナレシオながら敬遠している。
でもデッキには入れるが。
1-3
これまた選択肢がなく《吠え霊/Howlgeist(AVR)》を。
本来であれば1-3で6マナ域の生物などピックしたくはないのだが、色主張を兼ねている。
出来る事であれば最終的にはデッキから抜ける事が望ましい。
これは《吠え霊/Howlgeist(AVR)》の性能に文句があるのではなくて、2~3マナ域に出来るだけ生物を詰め込んでスペルでバックアップした方が強いデッキになるからだ。
1-4
緑が枯れる。
まわって来たカードの質から赤に進む事は決定事項だが《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》を期待して《稲妻の勇気/Lightning Prowess(AVR)》に。
ここで低マナを埋める《クルーインの打撃者/Kruin Striker(AVR)》or単純に強力な《大翼のドラゴン/Archwing Dragon(AVR)》との3択ではあったが、タッチ赤の選択肢も考慮して《稲妻の勇気/Lightning Prowess(AVR)》となった。
1-5
またしても緑が枯れている。
デッキの完成系が赤ヘビーの人間であるなら《火柱/Pillar of Flame(AVR)》に優先して《熱血漢の聖戦士/Fervent Cathar(AVR)》をピックした方が良い場合もあるだろうが、ここは《火柱/Pillar of Flame(AVR)》をピックしてまだ3色になる可能性を残しておく。
と言うかこの時点で既に緑赤にタッチ何かをしなくてはいけないだろうと言う予測は働いていた。
下家方面は緑に入れないとしても、この段階で緑が枯れている事は緑からの撤退か、そうでなければ恐らく3色なるしかない。
いずれの場合も3-0を目指すならば既に失禁寸前であり一応トイレには行っておいた。
1-6
《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》から緑を継続する可能性も考えたが1-4及び1-5を見るに緑に固執すると死ぬだろうと判断し《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》から青に渡りを付けておく。
1-7
2枚目の《稲妻の勇気/Lightning Prowess(AVR)》!
《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》が着地先としては最高だが《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》でも十分戦力になる。
デッキの方向性がビートから大きく外れてコントロール志向に。
だが、この過酷なAVR環境でシールドのような中速コントロールが果たして成立するだろうか・・・。
1-8《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》ラッキー!
1-9
《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》と《霊奪い/Geist Snatch(AVR)》の両方が残っている事から緑青タッチ赤方向に転換。以降この路線を継承する事になる。
以降は適当にカット。
2-1
《枷霊/Fettergeist(AVR)》と超絶迷って《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts(AVR)》を。
タイミングを選べば1枚で勝ってしまうカードだが、ライバルが《枷霊/Fettergeist(AVR)》ともなれば迷いもする。
比較的3マナ域は埋まっている事を加味してピックした。
2-2
いま見直してみると明らかに《翼作り/Wingcrafter(AVR)》なのだが、この時は《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》をピックしている。
この時の俺になぜ《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》なのかを問いたい。
緊張から錯乱していたのか?
《翼作り/Wingcrafter(AVR)》は攻防一体のナイス生物で、マナレシオが非常に優れる事から緑青では是非ともピックしておきたい1枚だ。
でも《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》
確かに《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》も「戦闘に強い」カードだが順位が違うだろう。
ミス。
2-3
でかいは正義と言う事で《猛森の霊/Wildwood Geist(AVR)》を。
《厳格な導師/Stern Mentor(AVR)》と言う選択肢もあるだろうが、白も黒も使わずにそこまで固いデッキを組めるとは思わない。
2-4《霧鴉/Mist Raven(AVR)》ラッキー!
2-5《孤独な亡霊/Lone Revenant(AVR)》
2-6《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》ラッキー!
2-7《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》
2-8《消え去り/Vanishment(AVR)》ラッキー!
以降はカット。
2パック目終了時で2マナ域の埋まっていなさに愕然とする。
3パック目は2パック目よりも緑の流れが厳しいだろう事を考えると戦慄を禁じえない。
3-1《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》
3-2《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》
3-3《小悪魔の一団/Gang of Devils(AVR)》
3-4《虚空への突入/Into the Void(AVR)》
3-5《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》
3-6《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》
3-7《貪爪/Vorstclaw(AVR)》
どんどんデッキが重くなっていく。
3-2で《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》をピックした時点である程度重めのデッキにシフトした。
3-8《材料集め/Amass the Components(AVR)》
3色でこれは嬉しい。
以降は《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》以外はカット。
結局《花咲くもつれ樹/Flowering Lumberknot(AVR)》を無視したのは良い方向に作用したと言って良さそうだ。
作成したデッキは以下。
9 《森/Forest(UNH)》
6 《島/Island(UNH)》
2 《山/Mountain(UNH)》
1 《森林地の先達/Timberland Guide(AVR)》
1 《さまよう狼/Wandering Wolf(AVR)》
2 《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》
2 《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》
1 《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》
1 《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
1 《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》
1 《イラクサ豚/Nettle Swine(AVR)》
1 《孤独な亡霊/Lone Revenant(AVR)》
1 《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts(AVR)》
1 《霊の罠師/Geist Trappers(AVR)》
1 《吠え霊/Howlgeist(AVR)》
1 《貪爪/Vorstclaw(AVR)》
2 《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》
2 《稲妻の勇気/Lightning Prowess(AVR)》
1 《虚空への突入/Into the Void(AVR)》
1 《材料集め/Amass the Components(AVR)》
1 《消え去り/Vanishment(AVR)》
1 《自然の祝福/Blessings of Nature(AVR)》
お前だけシールドをやっているのかと言うこの仕上がり。
思わず失禁するところであるが、事前にトイレに行っておくと言う用意周到さゆえに失禁だけは回避した。
リストを見るだけで伝わってくるこの重さには辟易だが、2枚の《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》と《国境地帯のレインジャー/Borderland Ranger(AVR)》でタッチの苦しさはない。
後は相手が序盤に展開出来ない手札をキープするのを祈るだけである。
中盤から後半にかけては生物の巨大さで他のデッキを圧倒できるだろう。
対戦結果は以下の通り。
1戦目 白赤(はまさん) ○××
Game1
相手2t目の《ムーアランドの審問官/Moorland Inquisitor(AVR)》を《火柱/Pillar of Flame(AVR)》したら後続がなく《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》に《稲妻の勇気/Lightning Prowess(AVR)》が着地して勝ち。
Game2
こちら後手で《島/Island(AVR)》《山/Mountain(AVR)》《火柱/Pillar of Flame(AVR)》《豊かな成長/Abundant Growth(AVR)》その他でキープしたら《森/Forest(AVR)》を引けずに相手の展開について行けずに負け。
Game3
相手の《黄金夜の指揮官/Goldnight Commander(AVR)》が強すぎて、それでも展開次第では《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts(AVR)》からのミラクルパンチがありえそうな気がしないでもなかったが気のせいでしかなかった。
奇跡は起こらないから軌跡なんやで・・・。
と言うわけで1没。
この企画に参加して頂いた方々、もしくは参加を表明して頂いた方々には感謝しても仕切れない。
主催させて頂いた俺も企画が成功するかと言う不安や運営&プレイヤーと言う緊張の中ではあったが非常に楽しい時間を過ごさせて頂いた。
今後このような企画が断続的・突発的にでも良いから行われる事を祈りつつ。
今度は企画に乗っかる側が良いな。
最大限バックアップするから、俺もやってみたいと思った方は計画、実行をお願いする。
最後に自発的にニコ生を放送していただいたはまさん、英語のアナウンスをしていただいたしょっとこさん、お声をかけさせていただいたまつがんさん、
平成の森田さんはお仕事の都合で不参加でしたが、次の機会にはまたお声をかけさせて頂ければと思います。
と言う事で、本企画はこれにて終了する。
この企画が今後のDN及びMOに良い影響を与える事を祈って。
それではみなさま。良いMTGライフを。
コメント
また参加させていただきます
ありがとうございました。
私ははまさんの放送を見てました。スカイプチャットできればほんとにもっと良かったですねー。おしい。
久しぶりにraredraftにピック譜を上げようと思ったら、知らない内にレコーダーがオフになってました…orz
>よしおさん、Marcelさん
今回はお疲れ様でした。また次回がありましたらよろしくお願いします。
>ゴブナイトさん
>スカイプ
ですよね。俺に知識がないのと参加障壁の要因になりかねないってので今回はパスしましたが、絶対に音声チャットは出来た方が面白いと思います。
MO本体にそう言う機能を付けてくれないかなと言うかまずは普通に日本語を入力できるようにして欲しいです・・・。
>kaomakka2さん
いえいえ。参加お疲れ様でした。
>raredraft
俺も他の参加者の人のピックを見たら知らずオフになってて弾かれたw
bunさんや参加者の方々のレポ、大変楽しく読ませて頂きました。
もしまた今回の様なイベントを企画される様でしたら、次は是非参加したいと思っております。
リンクさせていただいたので、よろしくお願いします。
楽しんでいただけたなら幸いです。
上記にあるようにもっと臨場感がある企画に出来たら良いなぁと思いつつ現状のインターフェイスではそれもかなわず・・・と言ったところです。
また何かやる時には是非参加をご検討下さい。
リンクして頂いてありがとうございます。
こちらからもリンクさせて頂きました。よろしくお願いします。