先だって、PTアヴァシンの帰還のカバレッジを見ていたら、そのあまりの翻訳されて無さに、これ日本語公式HPなのに日本語の記事の方が圧倒的に少ないって一体どう言う魂胆でHP運営をしてるんだと疑問に思ったので、思い立ったら即実行の人である俺は、早速、日本語公式のカスタマーサポートに電話した。

そもそも、この種の話をカスタマーサポートがどうにかしてくれるのか疑問ではあったが、他に連絡先の記載もなく、とにかくHP運営担当者はどこかにいらっしゃるだろうと言う事で、その方に取り次いで頂くと言うのが目的であったのだ。

果たして目的は達成されて、今はその方からの連絡待ちである。

俺としては、とにかく和訳を増やしてくれよと言うわけではなく(最初はそうだったんだけどTwitterでつぶやいたら、その企業がどのように金を使ってプロモーションするかは、その企業が決める事であるとの意見があったので、そりゃそうだと思い)どのような層に、どのように見せるのを目的としてHPが作成されているのか、その中でPTのカバレッジとはどのようなポジションを占めているのかを聞く予定である。

現状を見ると、比較的英語に堪能な人間を対象にカバレッジが作成されているように思えるが、俺は英語を読んで内容を理解するところまではぎりぎり出来るかな、と言ったところだが、ビデオカバレッジのような形式だと聞き取り能力が問われる事になるため、お手上げだ。
それにエキサイト翻訳を筆頭に、文章を翻訳するツールは数あれど、音声の和訳を手助けしてくれるツールは寡聞にして聞かない。
聞き取り能力もなく、それを支援してくれるツールもないとなれば、解決する手段があるわけもない。
これでは「個人的には」と言うかっこ付きだが、相応の理由がなければカバレッジのあり方には不満を感じてしまう。
まぁ、あくまで「個人的には」であり、俺の希望を叶えてもらうために話をするわけではない。

後日、日本語公式HP管理者との会話内容も報告出来ればと思う。

と、この話題はここまでにして、アヴァシンの帰還のコモンを視覚的に捕えよう企画第2弾。今回は青である。

今回の画像は以下リンクから。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/picture2.html

前回、写真で画像を取ってみたら、そのあまり汚さに泣きて三歩あゆまずと言った感じだったので、今回はImageConverterを用いて自作した。

因みに画面を最大サイズ以下にすると、画像にズレが生じてしまう。
俺の約2時間を投じた、発狂寸前の大作であるので、各自閲覧する時は絶対に全画面表示で見ると約束してくれ。
それからPCの解像度によっては全画面でもズレが生じる事になるかも知れないが、その時は心眼を開いてズレを補正してくれる事を期待する。

いやー。マジで画像の位置の調整とかしんどかったんだよ。そこら辺を汲んでくれよ。
次回からは汚かろうと三歩あゆめなかろうとスマホで写メって終わる事とする。

まぁ愚痴はこれくらいにして個々のカードを見ていこう。

まずは生物から

1マナ
《翼作り/Wingcrafter(AVR)》

2マナ
《錬金術師の弟子/Alchemist’s Apprentice(AVR)》

3マナ
《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》
《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》

4マナ
《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》

5マナ
《腐冠のグール/Rotcrown Ghoul(AVR)》
《グリフの先兵/Gryff Vanguard(AVR)》

6マナ
《ヘイヴングルのスカーブ/Havengul Skaab(AVR)》

コモンの生物はこれで終わり。

前回の白と比較すると低マナ域がさらに薄くなっている。
白はデッキの性格にもよるが、1~2マナ域で5枚のコモンが存在したが、青では2枚になっていて、白には《天使の壁/Angelic Wall(AVR)》《大聖堂の聖別者/Cathedral Sanctifier(AVR)》《スレイベンの勇者/Thraben Valiant(AVR)》と早い相手にも相討ちで対応、もしくはパワー3がきちんと止められるように出来ていたが、青は3マナの《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》に頼るしかない。
4マナ域の《霧鴉/Mist Raven(AVR)》と合わせて考えても、白と比較するとガッチリ構えて飛行で殴るよりは、何かで誤魔化しつつ飛行で殴ると言った感じで若干タイプが違う。
《屑肌のドレイク/Scrapskin Drake(AVR)》が《雲の精霊/Cloud Elemental(10E)》タイプで地上を止める事が出来ないのもそれに拍車を掛ける格好だ。

それにしても全体的に頼りないタフネスである。
タフネスが4以上あるのは6マナの《ヘイヴングルのスカーブ/Havengul Skaab(AVR)》を除けば《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》だけ。

これでは、白や緑と組み合わせない限りは、防御を《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》に頼らざるを得ないだろう。
そう考えていくと6マナ4/5の上にデメリットともなり得る《ヘイヴングルのスカーブ/Havengul Skaab(AVR)》もデッキに投入しなくてはならないのではないかと思われるが・・・ここら辺は他の色やピック出来た《霧鴉/Mist Raven(AVR)》の数いかんになりそうだ。

先日から度々タフネス4に言及しているのは、環境的に固いと思えるのがタフネス4からのため。
主に《信頼厚き腕力魔道士/Trusted Forcemage(AVR)》を止めるためだが《暴動の首謀者/Riot Ringleader(AVR)》や《クルーインの打撃者/Kruin Striker(AVR)》《魂獄の悪鬼/Soulcage Fiend(AVR)》を考えてもタフネスは4はないと相討ちになるか、一方的にやられてしまう。

戦闘面ではなくて、システム面で見てみると

《翼作り/Wingcrafter(AVR)》
《錬金術師の弟子/Alchemist’s Apprentice(AVR)》
《電位式錬金術師/Galvanic Alchemist(AVR)》
《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》
《霧鴉/Mist Raven(AVR)》
《グリフの先兵/Gryff Vanguard(AVR)》
《ヘイヴングルのスカーブ/Havengul Skaab(AVR)》

とコモンの生物だけでも非常に充実している。
相手次第では非常に有利に展開出来るだろう。

次はスペルを見ていこう。

1マナ
《一瞬の散漫/Fleeting Distraction(AVR)》
《知恵比べ/Outwit(AVR)》

2マナ
《幽体の牢獄/Spectral Prison(AVR)》
《現実からの剥離/Peel from Reality(AVR)》
《幽体化/Ghostform(AVR)》

3マナ
《幽霊のゆらめき/Ghostly Flicker(AVR)》
《悪寒/Crippling Chill(AVR)》

4マナ
《材料集め/Amass the Components(AVR)》
《霊奪い/Geist Snatch(AVR)》
《戦慄水/Dreadwaters(AVR)》

こちらも生物同様、誤魔化しつつ殴るためのものが揃っている。
ファースト・インプレッションの時は(シールドで使うと言う視点が主だったためだが)酷評した《悪寒/Crippling Chill(AVR)》も十分に使用に耐えるようだ。

その他、こちらのシステムを守りつつ、相手のテンポが崩せる《現実からの剥離/Peel from Reality(AVR)》や相手のボムにも対応可能な《霊奪い/Geist Snatch(AVR)》コントロールには欠かせない《材料集め/Amass the Components(AVR)》がコモンなのは心強い。
その代わりほとんどの場合デッキに入らないであろう《知恵比べ/Outwit(AVR)》や《幽体化/Ghostform(AVR)》デッキを選びすぎる《戦慄水/Dreadwaters(AVR)》と無駄カードになりやすいものもちらほら。

総合して見てみると、スペルや生物が単純なビートよりはカードアドバンテージを獲得しやすいように見えるため、青はバウンスで誤魔化して飛行で勝つタイプの白青、緑青やコントロールが出来るなら《牙抜き/Defang(AVR)》を全力で採用するタイプの白青や青黒になるだろう。

単体で見てみると、積極的にデッキに入れたくはないと言うのが

《腐冠のグール/Rotcrown Ghoul(AVR)》
《ヘイヴングルのスカーブ/Havengul Skaab(AVR)》
《知恵比べ/Outwit(AVR)》
《幽体の牢獄/Spectral Prison(AVR)》
《幽体化/Ghostform(AVR)》
《戦慄水/Dreadwaters(AVR)》

くらいで、マジでクソカードと言うのが

《知恵比べ/Outwit(AVR)》
《幽体化/Ghostform(AVR)》
《戦慄水/Dreadwaters(AVR)》(ライブラリアウトを除く)

くらいだろうか。と言っても《幽体の牢獄/Spectral Prison(AVR)》は出来ればこの中に入れてしまいたいので俺の判断からすると青でほぼ絶対的に使えないカードは4種類。
全体が19種類なので、白の2枚と比較すれば多いが、また見ぬ他の色と比べれば少ない方であろう。
と言う事から、青の卓許容人数は比較的多いのではなかろうか。
特にリミテッドでは回避能力とアドバンテージ能力が重要視されるので、それらを満たす青は良い色であると思われる。

ただ、先に見たようにどうしても序盤は押し込まれやすい生物しかいないので、出来ればそこを補える白や・・・他の色は何だろう。一応、黒には《墓所を歩くもの/Crypt Creeper(AVR)》《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》がいるので青黒も出来そう。

緑は2マナ域が厚いかと言われるとそうでもないが、結魂絡みで緑青も良さそう。
赤とは・・・どうなんだろう。
ベクトルが違いすぎてデッキが作りにくい気はする。
そこら辺はおいおいその色を見ていく時に見ていく事にしよう。

と言う事で、大雑把ながら青編は終わり。

次回は黒編、または公式HP管理者とのやり取りの報告でまた会おう。

それでは良いMTGライフを。

コメント

おんたい
2012年5月14日23:59

最近、Deck Techがビデオになって、説明はわからないし、デッキリストも完全にわかりにくい仕様になってしまい困りものですw

ま、英語圏の人には、デッキ制作者のインタビュー付きで、デッキの意図やら、サイドボードについて、事細かく解説していると思われるんですけどね

bun
2012年5月15日5:38

おはようございます。

>Deck Tech
あれって一番見たい部分なのに理解するのにハードルだけ上がっててすげーやきもきさせられますよね。
和訳の字幕なんて付くわけもなく。
カメラワークも言葉が理解出来てれば問題ないんでしょうけど、アレですし。
何とかならんかなとは思います。

nophoto
Devon
2012年6月4日3:09

I don’t know who you wrote this for but you helped a brohetr out.
bun

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