アヴァシンの帰還:2回目のリアルドラフト
今日はAkiから情報をもらって岐阜に。
紆余曲折あったものの、無事に8人ドラフトに参加する事が出来た。

1-1は《神聖なる反撃/Divine Deflection(AVR)》を流しつつ《黄金夜の指揮官/Goldnight Commander(AVR)》から。
昨日、PTバレンシアの動画を見ていたら、ジョン・フィンケルが白赤ビートをプレイしていたので、俺も白赤ビートしてみたいと思いつつ1-2がマジで息絶えたパックで決め打ちで《屋根職人の反乱/Thatcher Revolt(AVR)》を。

2手目で《屋根職人の反乱/Thatcher Revolt(AVR)》っておまwww
となるも1-3で既にどちらの色も枯れてきていて《死の風/Death Wind(AVR)》から黒に。
その後は白をつまみつつ赤もピックして、でも《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》とか流れてくるから《死の風/Death Wind(AVR)》も合わせて黒は確定気味に。
結局、1pack目の終了時に白赤でデッキを組もうと思ったらデッキに入るカードが5枚しかなくって発狂。
それなら黒赤ならどうだって話になると、黒はともかくとして白と赤は枚数と質の両面からお話にならないので、黒を主軸として、何か別の色を模索する必要があると判断し、最終形態を黒単タッチ何かと定めて行動を開始。

2-1では《ウルフィーの報復者/Wolfir Avenger(AVR)》をカードパワー重視でピックし、さらに2-2で《ベラドンナの行商人/Nightshade Peddler(AVR)》から緑に渡りをつけるも、緑も海上封鎖をされているかのように流れてくる事はなく、結局ほぼ黒単ピックに終始することになった。

3-1は《ファルケンラスの駆除屋/Falkenrath Exterminator(AVR)》から。
その後も《死の風/Death Wind(AVR)》《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》をかき集めて何とかデッキの体を成すところまではこぎつけた。

瞬間、これはひょっとすると黒単に出来るのじゃないかと思われたが、黒単をするメリットが全く思いつかなかったため断念。

作成したデッキは以下
11《沼/Swamp(AVR)》
6《山/Mountain(AVR)》

1《ファルケンラスの駆除屋/Falkenrath Exterminator(AVR)》
2《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》
2《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》
3《魂獄の悪鬼/Soulcage Fiend(AVR)》
1《流血の鑑定人/Bloodflow Connoisseur(AVR)》
1《ハンウィアーの槍兵/Hanweir Lancer(AVR)》
1《死体の運び屋/Driver of the Dead(AVR)》
1《死体の交易商人/Corpse Traders(AVR)》
1《常夜の影/Evernight Shade(AVR)》
1《灰口の悪魔王/Demonlord of Ashmouth(AVR)》
1《狂気の預言者/Mad Prophet(AVR)》
1《骨髄コウモリ/Marrow Bats(AVR)》

2《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》
1《天使の墳墓/Angel’s Tomb(AVR)》
2《屍噛み/Necrobite(AVR)》
2《死の風/Death Wind(AVR)》

マナカーブは非常にきれいで、除去も量、質共に悪くない。
ただ、今回の生物の主力で1/4を突破出来るものが極端に少ないと言うのが不安要素だ。

しかしデッキのやりたい事は明確で、序盤にビートして《魂獄の悪鬼/Soulcage Fiend(AVR)》か《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》で最後の一押しをしようと言うのは良いプランだと、この時は思っていた。

卓の色分布は以下の通り。

緑青
青白
白赤
白赤
黒タッチ赤←俺
緑赤白
緑赤白
白青

だと思われる。若干記憶が曖昧なところがあるな。
因みに優勝したのは緑青であった。
普通に黒以外の色に人気が集中しており、見事な被り地帯を形成している。

「途中からの色変えは困難」

と言われるAVR環境において、色変えが成功したのは、単に卓に1人の黒使用者になれたからに他ならない。
流石に有象無象が集まった黒とは言え、卓一ならば強力なのではないか。

対戦結果は以下の通り。

1戦目 緑青 ×○×
2戦目 緑赤白 ‐××
3戦目 白青 ○×○

3試合ともかなりの接線だったが、共に相手が1枚上手であった。
1戦目の緑青戦ではこちらが《屍噛み/Necrobite(AVR)》をちらつかせてのアタックを冷静にダメージ計算してそれを解いてみせ、一番必要なところでプレイして俺を敗北に叩き落した。

2戦目のGame1は相手の《神聖なる反撃/Divine Deflection(AVR)》で相討ちになる珍しいケースで引き分け。

次ぐGame2では、なぜか土地を1枚でキープしてしまい、秒で負け。

Game3は膠着したところに《常夜の影/Evernight Shade(AVR)》が光臨し対戦相手を追い詰めるが、俺の脳裏に先ほどの《恐るべき存在/Terrifying Presence(AVR)》と《神聖なる反撃/Divine Deflection(AVR)》がちらついていて、1t後に勝とうと思ったら《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》を《防護の言葉/Sheltering Word(AVR)》で回避された挙句に、相手のライフが地平線の彼方まで行ってしまって負け。

3戦目の白青は概ね相手の事故。
初期スペル3枚。それ以外は全部土地ではさすがにMTGで勝つ事は出来ない。

まぁ対戦相手の方々がどう思われるかは不明なところが多いが、俺はどのゲームもかなりの接線だったと思っている。
1戦目の緑青戦にしても、相手の《枷霊/Fettergeist(AVR)》が《エルゴードの盾の仲間/Elgaud Shieldmate(AVR)》に守られていなければ恐らく攻略可能であったろうし、2戦目のGame2では、蛮勇を奮ってそのターンに勝とうと思えば恐らく勝っていた。

以上の事は、俺がきちんと自分のデッキを使いこなせなかったと言う事に加えて、デッキ自体はそれほど弱くはないと言う事の証なのだと考えている。

今回、と言うか黒に足りないのはとにかく打点が足りずに戦線が維持できないパターンが多い。
今回のようなデッキの場合は《魂獄の悪鬼/Soulcage Fiend(AVR)》に出来るだけダメージを与えて欲しいのだが、その3/2と言うやる気の無いサイズでは、相打ちは出来たとしても、環境の壁であるタフネス4を突破できない。

と言う事は、黒を中心に使うと言う事を諦めると言う方法が1つ。
これは《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》と《死の風/Death Wind(AVR)》のみをタッチで運用し、他の色のしっかりした生物を使うと言う方法。

第2に、元々は貧弱なボディを装備品で強化してしまうと言う方法が1つ。
もしくは緑や赤の結魂でサポートしてやるのも良いだろうが、その場合は恐らく黒がセカンドカラーに落ち着く事になるだろう。

ゲームを通して、何度も1/4や2/3に阻まれた経験を、その状態への解決と言う形で後に残しておくしかない。
よほどスペルが充実している時以外は、もしくはスペルが充実している時にあってさえ、黒の生物の弱さを考えれば、装備品でサポートしてやらなくてはならないだろう。
具体的にはサイズに留意しなければならないので《刃の篭手/Bladed Bracers(AVR)》や《反逆の悪魔/Renegade Demon(AVR)》《マルフェルドの双子/Maalfeld Twins(AVR)》などのファッティを高く見るなどか。

やはり実戦の中で、情報の集積と理解が進んでいくのは楽しい。
今回の事も、レシピ上でみたらマナカーブが整っていてシナジーが形成されていて、除去もあるのに負けてしまったのは何故なのか?
と言う以前であれば

「不思議」

の一言で片付けてしまっていた事も、黒の生物のスペック不足と言う仮説をたて、それを解決するにはどうすれば良いかと言う事を考えている。
次に黒主体のデッキを組む時には、忘れずに上記の問題点を意識しながらピックするようにしたい。

そして明日は日曜日。
恐らくどこかでドラフトが出来るのじゃないかなぁとは思うものの、週末の1日のどちらかで体を休ませなければならないので、家で何かをしているかも知れない。
その時には、今日FB岐阜さんでドラフトした時に大量のコモンを頂いたので、リアルに色の差を感じるために、マナコストをそろえて、スペルと生物とにわけ、両手で持って一瞥すると言う作業をしてみようと思う。

アヴァシンの帰還:ファーストインプレッションからまだ間が経っていないが、情報は常に更新されるべきであり、特に問題とはならないであろう。

余裕があればPTバレンシアにおける色分布なども見てみたいが、どこにリンクがあるのか探すところからともなれば、早晩挫折しそうな気はするな・・・。

コメント

dds666
2012年5月13日2:32

このぐらいアンコモン生物がとれていると流石に黒美味しいですね。
常世の影と骨髄コウモリはいずれも黒やる理由になる(けれどここから黒には行きたくないところが絶妙)なスーパースペック生物で、黒のくせに他カラーの生物を圧倒できますね。

bun
2012年5月13日7:06

おはようございます。

《常夜の影/Evernight Shade(AVR)》と《骨髄コウモリ/Marrow Bats(AVR)》はすげーやりおりますね!
他にもアンコモンで、2枚目の《血の芸術家/Blood Artist(AVR)》がピック出来た時には

「もしかすると、このカード弱いの?」

と思うも、単に卓一なだけでしたw
強かったし。

2回とも黒をプレイした経験から、黒のコモンの生物は《グールの解体人/Butcher Ghoul(AVR)》《照明灯の霊/Searchlight Geist(AVR)》を除いて積極的に使いたいと思えるものはいなくて、デッキを選ぶなら《アンデッドの処刑人/Undead Executioner(AVR)》が使っても良いかな程度だと感じました。
しかし《骨の粉砕/Bone Splinters(AVR)》《死の風/Death Wind(AVR)》がアンコモン以上の結魂生物にもきちんと対応出来るので、基本セットの黒と言った印象です。

赤主体のデッキは試せていないのでアレですが、恐らくAVRの一番弱い色と言う世間一般の評価と同じになりそうですね・・・。
その分、固めて取れた時は今回のように美味しいのですが、コモンではほとんど殴れないと言う認識が薄く、折角のチャンスを生かしきれませんでした。
仮説は立てておいたので、次の機会に検証したいところです。

nophoto
Wayan
2012年6月4日15:55

Hey, you’re the goto eprext. Thanks for hanging out here.

nophoto
Maragaret Boos
2014年9月24日13:29

Maragaret Boos[url=(调用文章设置中的原文链接项)

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bun

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