アヴァシンの帰還ファースト・インプレッション:赤
2012年4月26日 TCG全般 コメント (6)さて。今日もやって参りましょーか。
今回の色は、いつも除去は一流、生物は二流の赤。
コンフラックスにあった《玉砕/Suicidal Charge(CON)》に似ている。
あれは色の関係もあって、ほとんど使われなかった。
今回の逆鱗もポジションは一緒。
だからほとんど使われないんじゃないかな。
序盤用の生物にタフネス1が多いのは追い風だけど、やはり重過ぎると思う。
一見強そうに見えるけど、どうなんだろう。
今回の赤はビートの色なのでテーマには合っている。
毎回のコストは必要だけど、代わりに《骨の粉砕/Bone Splinters(ALA)》や牙抜きでは対処出来ない。
《いかづち/Thunderbolt(WTH)》で死んでしまうのと、緑の霊の罠師で止まってしまうのがやや残念か。
シールドではプールの関係でビートには特化し難いから採用を迷うところだね。
中~長期戦を想定するとメリットよりデメリットのが辛そうだ。
いらね。
だからいらねって。
こう言うのがコモンを圧迫するからいつも赤は二流だって言われるんだよ。
アラーラ再誕に《溶岩崩れ/Lavalanche(ARB)》と言うカードがあり、それはそれは強力なカードで、適切にプレイ出来ればほぼ勝ちと言うカードだった。
今回のこれを《溶岩崩れ/Lavalanche(ARB)》と比較してみよう。
大体、《溶岩崩れ/Lavalanche(ARB)》はx=4くらいでプレイするとほぼ勝ちだったから、基本コストの3に4を足して7マナ。
対する忌むべき者のかがり火は7マナで3点。全体に4点を与えようとすると9マナ必要になる。
流石に9マナは現実的ではないので、素のプレイなら3点を目指すか、奇跡に期待する事になるな。
奇跡のコストは普通のx火力と同じコストしか要求しないので、尋常でないマナレシオだ。流石に神話レアだな。
相手が
「ミラクルwww」
とかテンションを上げてきたら遠慮なくキレよう。
序盤に何点か与えて適当にプレイすると勝つと思います。
《予言/Divination(DKA)》のマナコストは3マナ。
つまり使わない・・・と思うけどなぁ。
世のドロースキーはこんなものにまで手を伸ばすと言うのか。
おい。今回の赤やばいぞ!ゲームに影響しないコモンが何種類存在するんだ。
既にこの時点で4枚目なんだが。
《高まる復讐心/Increasing Vengeance(DKA)》がDKAで使われた事を考えるとこれも十分に強いと思う。
ただ、エンチャント(クリーチャー)な分だけ相手に対処されやすいのは難点。
気軽に何度も可能なのだから許容するべきだろう。
たったの2マナでこの能力!
特にシールドでは相手から後手を取ってくる事も考えられるので、初手にあればダメージを通すのはそう難しい事ではない。
そして1回通ってしまえば後は無双状態だ。
起動にかかるマナがやや重めだが、起動コストがタップだったりするよりはスマートなデザインだと言える。
シールドでも、ドラフトでも赤をプレイする理由になるカードだ。
使いやすくなった《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》
《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》が強かったのは赤にスリス能力持ちが多かったのと、低マナ域の生物が用意出来たから。
今回も赤は低マナ域を埋めやすいから活躍するはずだ。
能力は強いんだけど、やっぱり重い。
シールドなら許容出来ると思うし、ドラフトでも最後の数点を削るとか相手の戦線を崩すとかプレイ出来るなら使えそう。
カードパワーは低いけど一応タフネス1のシステムを除去するのに使える。
入れるにしてもサイドボードからかなぁ。
これは良い結魂。接死とあわせて、鉄壁の擬似回避が出来る。
《もつれ樹/Lumberknot(ISD)》とは一体なんだったのか・・・。
流石アンコモンと言える強さだ。
威嚇とスリス能力の組み合わせは凶悪。
しかもこれコモンなのか!やるじゃん!
素直に強い。流石レア。
今回の赤はシンプルに強いのが多いな。シンプルに弱いのも多いけど。
前述したように今回の赤はビートの色。
と言う事はこう言う飛び道具的な要素も評価出来ると言う事だ。
最悪でもこいつ自身が人間なので、場に出たときに1点は与えられるだろうし、3マナ3/1は及第点だ。
ドラフトでは白赤で人間を固め取りしてブリンクするとそれだけでかなり勝てそうだ。
能力のトリガーに種族を選ばないのと、トランプルを得るのが偉い。
ドラフトではほぼ《第六隊の刃/Blade of the Sixth Pride(FUT)》と言える。
赤のビートを支えるナイスクリーチャーだ。
シールドでもシンプルに強いだろう。
こいつもシンプルに強い。
ドラフトではもちろん、シールドでも1t早く殴れるのは重要。
AVRで埋め難い2マナ域も埋めてくれる。
ただ、アンコモンなんだよな。最初コモンだと思っていて、すげーなぁと思っていたんだが。
青の翼作りがコモンなんだから良いじゃんね。
これも分かりやすく強い。
なんか赤はシンプル過ぎて書く事が少ないな。
4マナだけど速攻が付いているので十分許せるルーター。
カードを1枚捨てるのがコストみたいだから、手札が0枚の状態では起動出来ない。
やばいって。これも多分クソコモンだからさ。
これで5枚目だよ。5枚目。
強いね。
今回の赤の基本除去。
2点なのが物足りない状況は多いけど本体にプレイ出来るのは良いね。
特にドラフトでは重要。
ハンウィアーの槍兵とは良い結魂相手だけど、5マナ域でこいつを採用したいかと言うと答えは断然ノーだ。
相手との手札差によってはアドバンテージを得る事が出来る。
同時に相手の強い手札を捨てさせる事が出来るかも知れないが、黒と組まない限り手札を知る方法はないし、相手がそれ以上に強い手札を手にする可能性も否定できない。
5マナと言うコストを考えると展開出来るのは相手が先なので、そこはやや不利な要素。
もちろんプレイするかどうかのタイミングはこちらが選べるので強いタイミングはある。
本来ならバウンスと組み合わせたいが、今回は適任者がアンコモンにしかいないな。
もちろん大量にマナがあればソーサリータイミングでも良いのだが、そんな状況で相手に7枚引かせると言うのは脅威な気がする。
赤のビートを支えるコモンその2。
こいつ強いなーと思わせておいて、実は《小村の隊長/Hamlet Captain(ISD)》の下位カードだったと言うWotCの常套句にまた引っかかってしまった。
大抵の場合は、アーティファクトを3つ、土地を2つ、生物を1つ生け贄に捧げる事になると思われる。
相手の装備品を破壊出来るが、それでも7マナは重過ぎる。
害霊にプレイすると勝つって言って欲しいんだろう?
赤のビートを支えるコモンその3。
2マナ1/1とサイズは物足りないが最後の数点を押し込むのをかなり楽にしてくれる。
シールドでも膠着させる事が出来そうなら採用しても良さそうだ。
問題は赤に膠着させる要素がほとんど無い事だが。
《灰口の猟犬/Ashmouth Hound(ISD)》が強かったのは攻防一体で使える事に加えて2/1だったからだ。
これは流石に力不足だろう。
消耗戦を挑むタイプの結魂生物。
もちろん回避持ちと結魂させても良いが、赤には威嚇を持った流城の継承者くらいしかいない。
もしくは先制攻撃を付与出来るハンウィアーの槍兵とは好相性。
ドラフトなら尖ったビートに入る可能性がある。
もしくは黒の流血の鑑定人と
「なじむ。実に!なじむぞ。」
ごっこが出来るが状況によってはクソみたいに弱いカードをデッキに突っ込むのは余りお勧め出来ないと言うか、俺はそう言うのは嫌い。
今回の赤の基本除去その2。
やりたい事は暁の熾天使が除去したいって事なんだろうけど、他のレアなどにも対応出来る。
ただ、飛行を持たないシステムに触れないのはマイナスで、特に結魂が跋扈するこの環境では厳しいものになる。
少なくともドラフトでここから赤に入ろうとは思わない。
まぁ赤系ビート決め打ちならそれでも構わないとは思うけれども。
あー。火力ですね。
やっぱり弱いよね。
かなり重いがゆえにほとんどが7マナの《なだれ乗り/Avalanche Riders(TSB)》に終わるのではなかろうか。
7マナ7/7が許容出来るなら投入も検討できるが、俺は許容出来ない。
異常に早いなら先制攻撃も付けてくれよ。
俺はシールドではほぼ確実に不採用。
ドラフトでもかなり尖ったビート以外は不採用。
《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》+1点だが、所詮はそこ止まり。
人間の数が十分ならかなり強力なカードだが「十分な数」とはどれくらいの事なのだろう。
例えば分かりやすく基本地形の枚数を引き合いに出してみると、8枚の平地でWWWをサポートしようと思うと、長期戦を想定しなければ不安。
つまりはそう言う事でおよそ15枚の生物スロットの10枚以上を人間で埋めなければ十分とは言えないのではないかと思う。
強いっす。
感覚としては《マルコフの大将軍/Markov Warlord(DKA)》に近いのかな。
非常にシンプルな感想しか述べられなかった今回の赤。
分かりやすくビート用の色だと言える。
まだ緑を見ていないから何とも言えないのだけど、少なくとも白と青に比べると遥かに序盤に殴ってやろうと言う意思が見える。
コモンに多々あるクソカード群がそれを台無しにしているのだけど・・・。
まぁ毎回の事であるから、赤らしいと言えば赤らしいと言えるな。
と。またしても中身が薄いからLSVの真似事をして、コモンのTOP5でもやってみよう。
でも圧倒的に無駄カードが多いコモン枠で5枚もチョイス出来るかな・・・。
順位はドラフト視点。
1.火柱
2.いかづち
3.クルーインの打撃者
4.流城の継承者
5.ハンウィアーの槍兵
1位と2位は良く分からないから取り合えず除去を並べておいた。
3位は序盤から展開したいなら軽い生物は大事だろって事で、流城の継承者よりもクルーインの打撃者を優先させた。
環境的に赤をメインにするようなデッキは少なそうだから威嚇は回避能力として機能すると思われるので流城の継承者は強力だと思う。
とにかく殴るために必要な要素を順に並べていった感じだが、やっつけ感がすごいな。
LSVのTOP5とか見てると何となく納得する部分があるけど、自分がやると疑問しか湧いてこないこれがプロの凄さか。
と言う事で今回の赤もおしまい。
お疲れ様でした!
今回の色は、いつも除去は一流、生物は二流の赤。
逆鱗
(3)(赤)(赤)
インスタント アンコモン
プレイヤー1人を対象とする。逆鱗はそのプレイヤーがコントロールしている各クリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。これによりダメージを与えられた各クリーチャーはこのターン可能なら攻撃する。
コンフラックスにあった《玉砕/Suicidal Charge(CON)》に似ている。
あれは色の関係もあって、ほとんど使われなかった。
今回の逆鱗もポジションは一緒。
だからほとんど使われないんじゃないかな。
序盤用の生物にタフネス1が多いのは追い風だけど、やはり重過ぎると思う。
大翼のドラゴン
(2)(赤)(赤)
ドラゴン レア
飛行、速攻
終了ステップの開始時に大翼のドラゴンをオーナーの手札に戻す。
4/4
一見強そうに見えるけど、どうなんだろう。
今回の赤はビートの色なのでテーマには合っている。
毎回のコストは必要だけど、代わりに《骨の粉砕/Bone Splinters(ALA)》や牙抜きでは対処出来ない。
《いかづち/Thunderbolt(WTH)》で死んでしまうのと、緑の霊の罠師で止まってしまうのがやや残念か。
シールドではプールの関係でビートには特化し難いから採用を迷うところだね。
中~長期戦を想定するとメリットよりデメリットのが辛そうだ。
掲げられた軍旗
(赤)
インスタント コモン
あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修正を受ける。
いらね。
戦いの賛歌
(1)(赤)
インスタント コモン
あなたがコントロールするクリーチャー1体につき、あなたのマナ・プールに(赤)を加える。
だからいらねって。
こう言うのがコモンを圧迫するからいつも赤は二流だって言われるんだよ。
忌むべき者のかがり火
(X)(X)(赤)
ソーサリー 神話レア
プレイヤー1人を対象とする。忌むべきもののかがり火はそのプレイヤーとそのプレイヤーがコントロールする各クリーチャーにそれぞれx点のダメージを与える。
奇跡(X)(赤)
アラーラ再誕に《溶岩崩れ/Lavalanche(ARB)》と言うカードがあり、それはそれは強力なカードで、適切にプレイ出来ればほぼ勝ちと言うカードだった。
今回のこれを《溶岩崩れ/Lavalanche(ARB)》と比較してみよう。
大体、《溶岩崩れ/Lavalanche(ARB)》はx=4くらいでプレイするとほぼ勝ちだったから、基本コストの3に4を足して7マナ。
対する忌むべき者のかがり火は7マナで3点。全体に4点を与えようとすると9マナ必要になる。
流石に9マナは現実的ではないので、素のプレイなら3点を目指すか、奇跡に期待する事になるな。
奇跡のコストは普通のx火力と同じコストしか要求しないので、尋常でないマナレシオだ。流石に神話レアだな。
相手が
「ミラクルwww」
とかテンションを上げてきたら遠慮なくキレよう。
火炙り
(2)(赤)(赤)(赤)
ソーサリー レア
火炙りを唱えるための追加コストとして、あなたがコントロールするアンタップ状態のクリーチャーを望む数だけタップする。
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。
火炙りはそれに、これによりタップされたクリーチャーの総数の3倍に等しい点数のダメージを与える。
序盤に何点か与えて適当にプレイすると勝つと思います。
危険な賭け
(1)(赤)
インスタント コモン
あなたの手札を全て捨て、その後カードを2枚引く。
《予言/Divination(DKA)》のマナコストは3マナ。
つまり使わない・・・と思うけどなぁ。
世のドロースキーはこんなものにまで手を伸ばすと言うのか。
破砕
(3)(赤)
ソーサリー コモン
アーティファクト1つか土地1つを対象とし、それを破壊する。
おい。今回の赤やばいぞ!ゲームに影響しないコモンが何種類存在するんだ。
既にこの時点で4枚目なんだが。
二重詠唱
(1)(赤)
エンチャント オーラ レア
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「(赤),(T):あなたがコントロールするインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つを対象とし、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。」を持つ。
《高まる復讐心/Increasing Vengeance(DKA)》がDKAで使われた事を考えるとこれも十分に強いと思う。
ただ、エンチャント(クリーチャー)な分だけ相手に対処されやすいのは難点。
気軽に何度も可能なのだから許容するべきだろう。
ファルケンラスの駆除屋
(1)(赤)
吸血鬼・射手 アンコモン
ファルケンラスの駆除屋がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、それの上に+1/+1カウンターを1個置く。
(2)(赤):クリーチャーを1体対象とする。ファルケンラスの駆除屋はそれに、自身の上に置かれている+1/+1カウンターの総数に等しいダメージを与える。
1/1
たったの2マナでこの能力!
特にシールドでは相手から後手を取ってくる事も考えられるので、初手にあればダメージを通すのはそう難しい事ではない。
そして1回通ってしまえば後は無双状態だ。
起動にかかるマナがやや重めだが、起動コストがタップだったりするよりはスマートなデザインだと言える。
シールドでも、ドラフトでも赤をプレイする理由になるカードだ。
熱血漢の聖戦士
(2)(赤)
人間・騎士 コモン
速攻
熱血漢の聖戦士が戦場に出たとき、クリーチャーを1体対象とする。このターン、それではブロックできない。
2/1
使いやすくなった《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》
《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》が強かったのは赤にスリス能力持ちが多かったのと、低マナ域の生物が用意出来たから。
今回も赤は低マナ域を埋めやすいから活躍するはずだ。
小悪魔の一団
(5)(赤)
デビル アンコモン
小悪魔の一団が死亡したとき、クリーチャーやプレイヤーを1つまたは望む組み合わせで2つか3つ対象とする。小悪魔の一団はそれらに3点のダメージをあなたの好きなように割り振って与える。
3/3
能力は強いんだけど、やっぱり重い。
シールドなら許容出来ると思うし、ドラフトでも最後の数点を削るとか相手の戦線を崩すとかプレイ出来るなら使えそう。
火の装い
(赤)
エンチャント オーラ コモン
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+1/-1の修正を受けるとともに、可能なら毎ターン攻撃する。
カードパワーは低いけど一応タフネス1のシステムを除去するのに使える。
入れるにしてもサイドボードからかなぁ。
ハンウィアーの槍兵
(2)(赤)
人間・騎士 コモン
結魂
ハンウィアーの槍兵が他のクリーチャーと組になっているかぎり、両方のクリーチャーは先制攻撃を持つ。
2/2
これは良い結魂。接死とあわせて、鉄壁の擬似回避が出来る。
ヘイヴングルの吸血鬼
(3)(赤)
吸血鬼 アンコモン
ヘイヴングルの吸血鬼がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。
他のクリーチャーが1体死亡するたび、ヘイヴングルの吸血鬼の上に+1/+1カウンターを1個置く。
2/2
《もつれ樹/Lumberknot(ISD)》とは一体なんだったのか・・・。
流石アンコモンと言える強さだ。
流城の継承者
(2)(赤)(赤)
吸血鬼 コモン
威嚇
流城の継承者がいずれかのプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、これの上に+1/+1カウンターを1個置く。
2/2
威嚇とスリス能力の組み合わせは凶悪。
しかもこれコモンなのか!やるじゃん!
グリセブルランドの猟犬
(2)(赤)(赤)
エレメンタル・猟犬 レア
二段攻撃
不死
2/2
素直に強い。流石レア。
今回の赤はシンプルに強いのが多いな。シンプルに弱いのも多いけど。
ケッシグの不満分子
(2)(赤)
人間・戦士 アンコモン
ケッシグの不満分子が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。ケッシグの不満分子はそのプレイヤーにあなたがコントロールする人間の総数に等しい点数のダメージを与える。
3/1
前述したように今回の赤はビートの色。
と言う事はこう言う飛び道具的な要素も評価出来ると言う事だ。
最悪でもこいつ自身が人間なので、場に出たときに1点は与えられるだろうし、3マナ3/1は及第点だ。
ドラフトでは白赤で人間を固め取りしてブリンクするとそれだけでかなり勝てそうだ。
クルーインの打撃者
(1)(赤)
人間・戦士 コモン
他のクリーチャーが1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、クルーインの打撃者はターン終了時まで+1/+0の修正を受けるとともにトランプルを得る。
2/1
能力のトリガーに種族を選ばないのと、トランプルを得るのが偉い。
ドラフトではほぼ《第六隊の刃/Blade of the Sixth Pride(FUT)》と言える。
赤のビートを支えるナイスクリーチャーだ。
シールドでもシンプルに強いだろう。
稲妻のやっかいもの
(1)(赤)
人間・狂戦士 アンコモン
結魂
稲妻のやっかいものが他のクリーチャーと組になっているかぎり、両方のクリーチャーは速攻を持つ。
2/1
こいつもシンプルに強い。
ドラフトではもちろん、シールドでも1t早く殴れるのは重要。
AVRで埋め難い2マナ域も埋めてくれる。
ただ、アンコモンなんだよな。最初コモンだと思っていて、すげーなぁと思っていたんだが。
青の翼作りがコモンなんだから良いじゃんね。
稲妻の勇気
(2)(赤)
エンチャント オーラ アンコモン
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは速攻を持つと共に「(T):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。
これも分かりやすく強い。
なんか赤はシンプル過ぎて書く事が少ないな。
狂気の預言者
(3)(赤)
人間・シャーマン
速攻
(T),カードを1枚捨てる。:カードを1枚引く。
2/2
4マナだけど速攻が付いているので十分許せるルーター。
カードを1枚捨てるのがコストみたいだから、手札が0枚の状態では起動出来ない。
悪だくみ
(1)(赤)
エンチャント オーラ コモン
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは「(T):クリーチャー1体を対象とする。このターン、それではブロックできない。」を持つ。
やばいって。これも多分クソコモンだからさ。
これで5枚目だよ。5枚目。
害霊
(3)(赤)(赤)
エレメンタル・スピリット 神話レア
害霊のパワーとタフネスはそれぞれ全ての対戦相手の中で最も高いライフの総量の、端数を切り上げた半分に等しい。
害霊が与えるダメージは軽減できない。
★/★
強いね。
火柱
(赤)
ソーサリー コモン
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火柱はそれに2点のダメージを与える。このターン、これによりダメージが与えられたクリーチャーが死亡する場合、代わりにそれを追放する。
今回の赤の基本除去。
2点なのが物足りない状況は多いけど本体にプレイ出来るのは良いね。
特にドラフトでは重要。
怒れるポルターガイスト
(4)(赤)
スピリット コモン
6/1
ハンウィアーの槍兵とは良い結魂相手だけど、5マナ域でこいつを採用したいかと言うと答えは断然ノーだ。
魂の再鍛
(3)(赤)(赤)
ソーサリー レア
各プレイヤーは自分の手札をすべて捨ててカードを7枚引く。
奇跡(1)(赤)
相手との手札差によってはアドバンテージを得る事が出来る。
同時に相手の強い手札を捨てさせる事が出来るかも知れないが、黒と組まない限り手札を知る方法はないし、相手がそれ以上に強い手札を手にする可能性も否定できない。
5マナと言うコストを考えると展開出来るのは相手が先なので、そこはやや不利な要素。
もちろんプレイするかどうかのタイミングはこちらが選べるので強いタイミングはある。
本来ならバウンスと組み合わせたいが、今回は適任者がアンコモンにしかいないな。
もちろん大量にマナがあればソーサリータイミングでも良いのだが、そんな状況で相手に7枚引かせると言うのは脅威な気がする。
暴動の首謀者
(2)(赤)
人間・戦士 コモン
暴動の首謀者が攻撃するたび、あなたがコントロールする人間・クリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修正を受ける。
2/2
赤のビートを支えるコモンその2。
こいつ強いなーと思わせておいて、実は《小村の隊長/Hamlet Captain(ISD)》の下位カードだったと言うWotCの常套句にまた引っかかってしまった。
破滅の儀式
(5)(赤)(赤)
ソーサリー レア
アーティファクト、クリーチャー、土地の順番を決める。各プレイヤーは第一のタイプのパーマネントを1つ生け贄に捧げ、第二のタイプのパーマネントを2つ生け贄に捧げ、第三のタイプのパーマネントを3つ生け贄に捧げる。
大抵の場合は、アーティファクトを3つ、土地を2つ、生物を1つ生け贄に捧げる事になると思われる。
相手の装備品を破壊出来るが、それでも7マナは重過ぎる。
血のほとばしり
(2)(赤)
インスタント アンコモン
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+x/+0の修正を受ける。xはそれのパワーに等しい。
害霊にプレイすると勝つって言って欲しいんだろう?
煮えたぎりの小悪魔
(1)(赤)
デビル コモン
(2)(赤):プレイヤー1人を対象とする。煮えたぎりの小悪魔はそのプレイヤーに1点のダメージを与える。
1/1
赤のビートを支えるコモンその3。
2マナ1/1とサイズは物足りないが最後の数点を押し込むのをかなり楽にしてくれる。
シールドでも膠着させる事が出来そうなら採用しても良さそうだ。
問題は赤に膠着させる要素がほとんど無い事だが。
ソンバーワルドの自警団
(赤)
人間・戦士 コモン
ソンバーワルドの自警団がクリーチャー1体にブロックされた状態になるたび、ソンバーワルドの自警団はそのクリーチャーに1点のダメージを与える。
1/1
《灰口の猟犬/Ashmouth Hound(ISD)》が強かったのは攻防一体で使える事に加えて2/1だったからだ。
これは流石に力不足だろう。
石大工
(赤)
人間・シャーマン アンコモン
結魂
石大工が他のクリーチャーと組になっているかぎり、それらのクリーチャーはそれぞれ「(赤):このクリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修正を受ける。」を持つ。
1/1
消耗戦を挑むタイプの結魂生物。
もちろん回避持ちと結魂させても良いが、赤には威嚇を持った流城の継承者くらいしかいない。
もしくは先制攻撃を付与出来るハンウィアーの槍兵とは好相性。
屋根職人の反乱
(2)(赤)
ソーサリー コモン
速攻を持つ赤の1/1人間・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。次の終了ステップの開始時にそれらのトークンを生け贄に捧げる。
ドラフトなら尖ったビートに入る可能性がある。
もしくは黒の流血の鑑定人と
「なじむ。実に!なじむぞ。」
ごっこが出来るが状況によってはクソみたいに弱いカードをデッキに突っ込むのは余りお勧め出来ないと言うか、俺はそう言うのは嫌い。
いかづち
(1)(赤)
インスタント コモン
以下の2つから1つを選ぶ。「プレイヤー1人を対象とする。いかづちはそのプレイヤーに3点のダメージを与える。」「飛行を持つクリーチャー1体を対象とする。いかづちはそれに4点のダメージを与える。」
今回の赤の基本除去その2。
やりたい事は暁の熾天使が除去したいって事なんだろうけど、他のレアなどにも対応出来る。
ただ、飛行を持たないシステムに触れないのはマイナスで、特に結魂が跋扈するこの環境では厳しいものになる。
少なくともドラフトでここから赤に入ろうとは思わない。
まぁ赤系ビート決め打ちならそれでも構わないとは思うけれども。
轟く怒り
(4)(赤)(赤)
インスタント アンコモン
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。轟く怒りはそれに5点のダメージを与える。
奇跡(赤)
あー。火力ですね。
悪鬼の血脈、ティボルト
(赤)(赤)
プレインズウォーカー ― ティボルト 神話レア
[+1]:カードを1枚引き、その後カードを1枚無作為に選んで捨てる。
[-4]:プレイヤー1人を対象とする。悪鬼の血脈、ティボルトはそのプレイヤーにそのプレイヤーの手札にあるカードの枚数に等しい点数のダメージを与える。
[-6]:ターン終了時まで、すべてのクリーチャーのコントロールを得る。それらをアンタップする。それらはターン終了時まで速攻を得る。
2
やっぱり弱いよね。
不和の暴君
(4)(赤)(赤)(赤)
エレメンタル レア
不和の暴君が場に出たとき、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分がコントロールするパーマネント1つを無作為に選び、それを生け贄に捧げる。これにより土地でないパーマネントが生け贄に捧げられた場合、この手順を繰り返す。
7/7
かなり重いがゆえにほとんどが7マナの《なだれ乗り/Avalanche Riders(TSB)》に終わるのではなかろうか。
7マナ7/7が許容出来るなら投入も検討できるが、俺は許容出来ない。
異常な俊敏性
(1)(赤)
インスタント コモン
クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+3/+0の修正を受けるとともに速攻をえる。
異常に早いなら先制攻撃も付けてくれよ。
苛立たしい子悪魔
(赤)
デビル レア
苛立たしい子悪魔が戦場に出たとき、どの対戦相手でも「苛立たしい子悪魔は自分に4点のダメージを与える。」を選んでもよい。いずれかのプレイヤーがそうした場合、苛立たしい子悪魔を生け贄に捧げる。
4/3
俺はシールドではほぼ確実に不採用。
ドラフトでもかなり尖ったビート以外は不採用。
《溶岩の撃ち込み/Lava Spike(CHK)》+1点だが、所詮はそこ止まり。
自警団の正義
(3)(赤)
エンチャント アンコモン
人間が1体あなたのコントロール下で戦場に出るたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。自警団の正義はそれに1点のダメージを与える。
人間の数が十分ならかなり強力なカードだが「十分な数」とはどれくらいの事なのだろう。
例えば分かりやすく基本地形の枚数を引き合いに出してみると、8枚の平地でWWWをサポートしようと思うと、長期戦を想定しなければ不安。
つまりはそう言う事でおよそ15枚の生物スロットの10枚以上を人間で埋めなければ十分とは言えないのではないかと思う。
士気溢れる徴集兵
(4)(赤)
人間・戦士 レア
速攻
士気溢れる徴集兵が戦場に出たとき、パーマネント1つを対象とする。あなたはターン終了時までそれのコントロールを得る。そのパーマネントをアンタップする。それはターン終了時まで速攻を得る。
強いっす。
感覚としては《マルコフの大将軍/Markov Warlord(DKA)》に近いのかな。
非常にシンプルな感想しか述べられなかった今回の赤。
分かりやすくビート用の色だと言える。
まだ緑を見ていないから何とも言えないのだけど、少なくとも白と青に比べると遥かに序盤に殴ってやろうと言う意思が見える。
コモンに多々あるクソカード群がそれを台無しにしているのだけど・・・。
まぁ毎回の事であるから、赤らしいと言えば赤らしいと言えるな。
と。またしても中身が薄いからLSVの真似事をして、コモンのTOP5でもやってみよう。
でも圧倒的に無駄カードが多いコモン枠で5枚もチョイス出来るかな・・・。
順位はドラフト視点。
1.火柱
2.いかづち
3.クルーインの打撃者
4.流城の継承者
5.ハンウィアーの槍兵
1位と2位は良く分からないから取り合えず除去を並べておいた。
3位は序盤から展開したいなら軽い生物は大事だろって事で、流城の継承者よりもクルーインの打撃者を優先させた。
環境的に赤をメインにするようなデッキは少なそうだから威嚇は回避能力として機能すると思われるので流城の継承者は強力だと思う。
とにかく殴るために必要な要素を順に並べていった感じだが、やっつけ感がすごいな。
LSVのTOP5とか見てると何となく納得する部分があるけど、自分がやると疑問しか湧いてこないこれがプロの凄さか。
と言う事で今回の赤もおしまい。
お疲れ様でした!
コメント
俺も友人から風邪もらって喉痛いです。今年は喉風邪なんでしょうか。
お大事にです。季節の変わり目ですからなー。私も、風邪ではないがプレリを楽しみにしすぎて熱出したりしないようにしないと。
ボクはだいぶ思い違いをしていた部分がありました。
《火炙り》はボムですね。こりゃ強い。
>クロシマさん
お互い気をつけようね。
一晩寝てもダメだったからちょっと辛い。
>ゴブナイトさん
あいつやりおり(おる予定)ますよね。あれでコモンなんだから、ますます。
俺はプレリに参加できないからゆっくり養生します。
楽しんできて下さいね。
>listenerさん
listenerさんは赤ってどんな色だと思った?
俺は他の色と違ってしっかり殴る色だと思ったけど。
緑赤とか強そうだと思うよ。
どういう効果があるのかを理解してなかったともいうw
赤はあいかわらず尖った生物で有無言わせずに殺すことができそうだと思ってます。
緑赤はもちろんですし、青赤なんかも楽しそう。
俺も結魂は後に場に出した時に組みなおせると思ってたw
>赤
人間で染められるから白赤も良いかもね。
ドラフトの話だけど。