今日は特に外出する予定がなかったので、MOでもやりつつ読書をして音楽を聴きながらお茶を飲むよと言う極上自堕落生活を送るつもりだったのだが、ふとした事から、Bying&Selling all cardsと言う表記に目が行って、そう言えば何でもないコモンやアンコモンも買取の対象になるのだなと言う事を思い出し、折角なので過去のアカウントを引っ張り出してきて、必要なレアや神話レアを現行で使用しているアカウントに統合したのち、残ったコモンやアンコモンを売り払って、そこで得たtixをドラフトで遊ぶための原資にするのも面白いだろうと考えた。

基本的に俺は

1.片手間でできて
2.単純作業で
3.わずかずつでも利益があがる

作業が好きである。
今回にしても、好きな本やコンテンツを見つつ、音楽を聴きながらお茶を飲みつつbotにコモンやアンコモンを買い取らせるだけなので、あえて分類すれば自分が好きな作業に分類されるだろうと考え、実行に移した。

まず最初にbotの選定からであるが、上記のBying&Selling all cardsと謳っていたbotは俺のUPしたコモン、アンコモンに全く関心を示さず、トレードは不成立に終わった。
全部買います。全部売ります。じゃないのかよ、と若干不機嫌になりつつ、コモンを売りたいならばpauperと名の付くbotを探せば買ってくれるのではないかと思い、Pauperで検索。

結果として

pauperKingbot1
pauperKingbot2
pauperKingbot3

が見つかり、名前の示す通り同族のbotであったためこいつらにコモンの買取を依頼する事にした。
相場はコモン300枚について1tixであり、1回のトレードでは75枚がMAXであるので、4回のトレードを行うと1tix得る事が出来る。

ただ、このbotの反応が鈍く、恐らくプライスリストを開く手間、俺の資産とプライスリストを照合していく手間、トレードしたカードをtix換算するための手間、最後に確認作業があって、初めてトレードが終わる。
なので、当初どんなに長くても1分くらいで1回のトレードが終わるだろうと予測していた俺の思いは大いに裏切られる事になる。

とは言え、片手間の作業である。
botにトレードを申し込み、若干の間があってシステムが起動し、こちらが売り客なのか、買い客なのかを聞いてくる。
当然俺はSellの客だとチャットに書くと、botがそれを読み取って買い取りモードに移行し、俺のコレクションから条件に該当したものをピックアップして行く。
この作業にも大いに時間がかかるわけで、片手間でやっているのでないとしたら、泣きたくなるような間の取りかたなのだが、今回は頭を楽しませる本と、耳を楽しませる音楽と、水分を与えて心を落ち着かせてくれる飲み物があったので、この作業を延々と繰り返す事が出来た。
彼らのbotは非常に不思議な習性を持っていて、一見するとコモンなら見境なく買っていくかと思わせておきながら実はそうではない。
例えば《飛行/Flight(M12)》や《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M12)》のようなPauperにあってさえ、永劫に日の目を見ないであろうカードを買っていく半面、頑なに買取を拒むカードがある。
《飛行/Flight(M12)》さえ買っていくのであれば、もはやこのゲームにおいて買ってはいけないものなど無いように感じるのだが・・・。

そして時が経つ事10時間あまり。

この間俺はひたすらbotの挙動に合わせて、トレードを申し込み、Sellと書いて買取モードを起動させ、取引が終了した事を告げるためにdoneと書き続けた。
botの緩慢な動作は、わざとやっているかのような緩慢さに満ちていて、何度も作業を中断する事を思い立ったが、このゴミのようなコモン、アンコモンの中から輝くドラフトの原資を取り出すのだと言う思いで作業を続けた。

正常に機能し続けるbotは、その動きを永久に止めないのではないかと思わされたが、ある時、唐突に俺のコレクションからカードの選定を止めた。

恐らく、何かが飽和し、トレードを止めるためのトリガーを引いたのだろう。
pauperKingbot1もpauperKingbot2もpauperKingbot3も結果は同様であった。
永久機関さながらに動き続けたbotは遂にその動きを止めたのである。

この時、作業開始から既に10時間以上が経過しており、売り払ったカード枚数は概算10000枚程度。
俺の手元に残ったtixは32tixであった。

32tixあればどの卓のドラフトでも2回は遊べるし、運良く勝つ事が出来ればそれ以上に遊ぶ事が出来るだろう。
時給計算にすると、とんでもない事になるこの32tixであるが、作業量とその拘束時間の長さから逆に貴重なものに見えてしまい、使うに使えず、いまこのエントリを書いている。

およそ10時間あまり。

その間botは緩慢ながらも動き続け、ゴミの山の中から輝く32tixを抽出したのだった。
それに付き合った(と言うか主導した)俺も疲労困憊であり、コモンから32tixを生み出す事の苦労と、こんな事をするならバイトしろと言う言葉の意味を改めてかみ締めつつ2度と感情なきbotと張り合ってコモンを売り続けてtixに変換するような事はしないと誓ったのである。
やはり機械(bot)の相手は機械がするべきであり、人間の行うべき事ではなかったのだ・・・。

今日1日を費やして得たこの32tixを、付かれきったこの頭で瞬く間に失うと言うのも一興ではあるのだが、それではあまりにも切ない。
せめて、ゆっくりと夕食を取り、風呂にでも入ってリフレッシュしてから使い道を考えてみたい。
恐らくはドラフトの露と消えるのだろうが。

いや。全く・・・無駄な1日であった。

コメント

れん@遊人の図書館生活
2012年3月31日20:55

ゲームやりながら、がんがん売りに出すと良い感じに在庫ハケますよー★w
おつかれさまです^¥^b

bun
2012年3月31日20:59

お疲れ様です。
コモン相場が良く分からないので適当なbotに投げてましたが、お勧めのbotってありますか?
今回ものすごく苦労した割りに全然バックがなかったので、すげー徒労感があります。

れん@遊人の図書館生活
2012年3月31日21:26

コモン、アンコモンはぼくもいつも適当なところにガンガン投げてるんで、全然分からないです^^;;; ごめんなさい。。
少しくらい安くても、早さを重視のbotを選ぶようにはしてます。

あ、MOのゲーム中以外にも・・・・・デュアルディスプレイにして、映画観ながらもオススメですw
コモンだけで32チケットはマジで尊敬に値するレベルですw.......お疲れさまでしたー↑^^b

bun
2012年4月2日14:09

お疲れ様です。
コモンとかアンコモンの小額なものはもちろん、botに売る時はほとんどの場合、tixの端数が出るので、良いbotがあればそこを固定で使えればと思ったのですが・・・。

>映画を見つつ
何か片手間でやる事がないとマジで間が持ちませんもんね。
メインでやりたい事がありつつbotに暇を見て投げるだけならストレスにならないのかもしれません。

多分、もう当分はコモンを投げる作業はしないと思います。
かなりしんどかったですw
bun

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