タイトルが日本語になっていない気がする。

今回はタイトル通りに新しいエキスパンションが出た時にやると、ドラフトの環境がちょっと分かったような気になれる方法を紹介するよ。

まず、最初にする事はその色のコモンを全て抜き出してマナコスト順に並べる事だ。

俺がDKAのコモンの顔と名前が一致していないので、ISDの白でやるとこうなる。

《無私の聖戦士/Selfless Cathar(ISD)》
《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》

《銀筋毛の狐/Silverchase Fox(ISD)》
《アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest(ISD)》
《物騒な群衆/Unruly Mob(ISD)》
《勇壮の時/Moment of Heroism(ISD)》
《戦慄の感覚/Feeling of Dread(ISD)》
《信仰の縛め/Bonds of Faith(ISD)》
《邪悪の排除/Spare from Evil(ISD)》
《緊急の除霊/Urgent Exorcism(ISD)》

《声無き霊魂/Voiceless Spirit(ISD)》
《礼拝堂の霊/Chapel Geist(ISD)》
《上座の聖戦士/Elder Cathar(ISD)》
《村の鐘鳴らし/Village Bell-Ringer(ISD)》
《叱責/Rebuke(ISD)》
《幽霊の憑依/Ghostly Possession(ISD)》

《スレイベンの歩哨/Thraben Sentry(ISD)》
《修道院のグリフィン/Abbey Griffin(ISD)》
《大物潰し/Smite the Monstrous(ISD)》

《スレイベンの純血種/Thraben Purebloods(ISD)》

次に個々のカードについてメインに入るかどうかを考える。
こんな風に。

〇《無私の聖戦士/Selfless Cathar(ISD)》
〇《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》

〇《銀筋毛の狐/Silverchase Fox(ISD)》
〇《アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest(ISD)》
△《物騒な群衆/Unruly Mob(ISD)》
〇《勇壮の時/Moment of Heroism(ISD)》
△(FBにUが必要だから)《戦慄の感覚/Feeling of Dread(ISD)》
〇《信仰の縛め/Bonds of Faith(ISD)》
△《邪悪の排除/Spare from Evil(ISD)》
△《緊急の除霊/Urgent Exorcism(ISD)》

〇《声無き霊魂/Voiceless Spirit(ISD)》
〇《礼拝堂の霊/Chapel Geist(ISD)》
〇《上座の聖戦士/Elder Cathar(ISD)》
〇《村の鐘鳴らし/Village Bell-Ringer(ISD)》
〇《叱責/Rebuke(ISD)》
×《幽霊の憑依/Ghostly Possession(ISD)》

〇《スレイベンの歩哨/Thraben Sentry(ISD)》
〇《修道院のグリフィン/Abbey Griffin(ISD)》
△《大物潰し/Smite the Monstrous(ISD)》

△《スレイベンの純血種/Thraben Purebloods(ISD)》

かなり主観が入っているが、白には採用可能なカードが非常に多く、マジでゴミ!と言えるカードが《幽霊の憑依/Ghostly Possession(ISD)》程度しか存在しない事から卓内の許容人数が多く、コンバットトリックがあり、低マナ域が強くて除去もあるよと言う事が分かる。
つまりISDの白は(全体を見るまではなんとも言えないが)かなり良いと言えるのだ。

同様にISDの黒についても見てみよう

〇《チフス鼠/Typhoid Rats(ISD)》
〇《死の重み/Dead Weight(ISD)》
×《陰惨な醜さ/Gruesome Deformity(ISD)》
△《グール呼びの詠唱/Ghoulcaller’s Chant(ISD)》
△《夜の衝突/Bump in the Night(ISD)》

〇《歩く死骸/Walking Corpse(ISD)》
△《荘園の骸骨/Manor Skeleton(ISD)》
〇《吸血鬼の侵入者/Vampire Interloper(ISD)》
△《祭壇の刈り取り/Altar’s Reap(ISD)》
〇《夜の犠牲/Victim of Night(ISD)》
△《骸骨の渋面/Skeletal Grimace(ISD)》

〇《グール起こし/Ghoulraiser(ISD)》
〇《マルコフの上流階級/Markov Patrician(ISD)》
△《夜の恐怖/Night Terrors(ISD)》
△《死体の突進/Corpse Lunge(ISD)》

△《脳ゾウムシ/Brain Weevil(ISD)》
△《腐敗した沼蛇/Rotting Fensnake(ISD)》
×《忘却の呪い/Curse of Oblivion(ISD)》

×《ぬかるみの大口/Maw of the Mire(ISD)》
△《流城の巡回兵/Stromkirk Patrol(ISD)》

黒熊こと《歩く死骸/Walking Corpse(ISD)》にすら〇を付けてもこの体たらく。
全体的に低スペックが低く、許容人数は少ないと言うのが分かる。

まぁ部族環境だと専用のスペルが用意されているんで、運用次第によってはデッキになる事はあるが、それもきちんとその色が許容人数でドラフトされている場合に起こる事だろう。

後はこれを各色毎に行うとその色のある程度の強さ、傾向を見る事が出来る。

実は、この方法は文章にするからこんなにめんどくさいのであって、実際に(リアルで)コモンの束をバシっ!と掴んで低いマナの方から見ていけば、生物ならそのスペックまで見えるわけで、得る物は多い。

以前、ローウィンブロックでそれをやって《つっかかり/Lash Out(LRW)》を抜いた後の赤のコモンの束を見たら、そのあまりの弱さに発狂しそうになったw

ちょうどプレリ帰りの人はDKAでそれが出来るわけで、一度やってみてはいかがだろうか。

DKAのコモンの色の強弱や、除去やコンバットトリックの種類、どのマナ帯が強いのか、環境を規定するサイズはどの程度なのかと言う事を掴む事が出来るだろう。

やはり人間が何かを理解する時には指先と目を使って理解をすると言うのが一番の早道であるような気がする。

コメント

oppo
2012年1月28日20:04

bunさんが良いこと言いました!

bun
2012年1月28日20:31

良いことの範疇に無事入れたかなぁ。
お前に言われるまでもなく誰しも思いつくしやってる事じゃんとか思われてないかなぁ。
俺のチキンハートは常にこんな葛藤の中にいるのです・・・。

oppo
2012年1月28日20:40

お前に言われるまでもなく誰しも思いつくしやってる事じゃんとか思っている人が仮にいても、見ないので大丈夫です!

自分にとって必要なものだけ見れば良いかと。
情報の取捨選択的な。

書く方は常識の範囲内だったら、自由に書いてもらったほうが一般読者には有益です!

透明草 / 森暁
2012年1月28日21:12

ドラフト初心者の俺にはありがたい限りです!
何基準にとればいいのかなー、とか思ってたので。

四日市
2012年1月29日21:09

自分はいつもリアルカード整理で、レアリティ→色→マナコストの順に分けてるので、
毎回それだけで環境を多少は把握できてるわけですね。

その割には弱いですが・・・・

ということはプレイングがだめなのかorz

bun
2012年1月29日23:15

>oppoさん

そう言う事ならこの無駄口王と呼ばれた私めの面目躍如たる場面をお見せする日が来るやもしれません。

>森
ただ、今回の方法だと漠然とした色の強さしか判らなかったり。
ぱっと見で《礼拝堂の霊/Chapel Geist(ISD)》が強いなーとか《暗茂みの狼/Darkthicket Wolf(ISD)》は強いなーとかタフネス4or5が堅い基準かとか分かるのはその程度だったりする。
でもそれが一瞬で分かるので、結構良いやり方なんじゃないかなとは思ったりする。
スペルと生物を分けて見てみるってのもありだな。

>四日市さん
整理のためにこれをするのと、確たる目的を持って《綿密な分析/Deep Analysis(TOR)》をするつもりでこれをやると結構違ったりするのじゃないかなーと言うのが俺の妄想です。
少なくとも全てのコモンに目を通している訳だから、今回の2マナ2/1は採用する価値のないゴミなのか、2/3は中盤の要になったりするのかとかそこら辺の事とかが判ったり、今回、DKAで追加された黒のスペルには魅力的なものがあるが、所詮は黒なので、生物は相変わらず貧弱!貧弱ゥ!だとかそう言う事が判ると

あーねー

って感じで分かった気になったりしませんか?しませんか?
bun

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