めっちゃ好きな台詞。本当、励まされるわぁ・・・。

と言う事で、午前中にピック譜だけ上げてた赤黒吸血鬼のピックを振り返ってみよう。
ピックは以下だ。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/11-19-2011.html

1-1
単純に強いと言う理由で《ファルケンラスの匪賊/Falkenrath Marauders(ISD)》から。
5マナと言う重さであっても性能は強力無比。
赤を選択するなら《噛み傷への興奮/Furor of the Bitten(ISD)》の1周にも期待出来る。

1-2
決め打ち気味に《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》を。
この時点では両者共に色拘束は別にして納得のスペックなので、問題ないが青赤に進む場合の《セルホフの密教信者/Selhoff Occultist(ISD)》《閉所恐怖症/Claustrophobia(ISD)》もしくは赤黒に進む場合の《吸血鬼の侵入者/Vampire Interloper(ISD)》と比較するとどうか。
特に吸血鬼を決め打ちすると決めているなら2マナ帯が埋めにくく元々回避能力を持っている《吸血鬼の侵入者/Vampire Interloper(ISD)》の方が強力だと言う見方もある。
まぁ1-1を考えても赤をメインカラーに据える場合に《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》を固め取りすればかなり強力なので問題なさそうなピックではあるのだが。

1-3
《無謀な浮浪者/Reckless Waif(ISD)》と《燃え投げの小悪魔/Pitchburn Devils(ISD)》の2択。
もしくは他の色を見れば《果樹園の霊魂/Orchard Spirit(ISD)》も候補か。
既に《ファルケンラスの匪賊/Falkenrath Marauders(ISD)》が存在し、5マナ帯はそんなに多く必要ない上に吸血鬼を目指すなら《夜の歓楽者/Night Revelers(ISD)》or《流城の巡回兵/Stromkirk Patrol(ISD)》と言う安価な5マナ帯が存在するので《燃え投げの小悪魔/Pitchburn Devils(ISD)》を優先する理由は無い様に思える。
《無謀な浮浪者/Reckless Waif(ISD)》を。

1-4
この手順で《マルコフの上流階級/Markov Patrician(ISD)》or《吸血鬼の侵入者/Vampire Interloper(ISD)》の2択は嬉しい。
今までの流れから言って下家があえて黒を選択する理由も無い様に思えるし。
ただ、赤が枯れているのは気になる。

1-5
一見して白の流れが良い。《肉屋の包丁/Butcher’s Cleaver(ISD)》も落ちているし。
《声無き霊魂/Voiceless Spirit(ISD)》or《スレイベンの歩哨/Thraben Sentry(ISD)》から白への乗り換えも可能だ。
だが、この時の僕には《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》を生かすための低マナ域を何よりも必要としていた。
結果として《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》をピック。
思うにこの「《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》を生かす」と言う考え方自体は間違っていないのだろうが、そもそも《声無き霊魂/Voiceless Spirit(ISD)》は回避能力持ちであるため、あえて流れの良いように見える白を蹴って黒に固執する必要はあっただろうか。

以降は完全に赤黒吸血鬼の決め打ち。

1-6《夜鳥の手中/Nightbird’s Clutches(ISD)》
先ほどとは一転して白が薄い。《スカーブの大巨人/Skaab Goliath(ISD)》がこんなところにいるのは興味深い。

1-7《捕食/Prey Upon(ISD)》を嫌な目で睨みつつ《噛み傷への興奮/Furor of the Bitten(ISD)》を。
こう言うカードが嵌ったら強いと言うのは認めるが、かみ合わないケースも相応に増える。マリガン後は特にそうだ。

1-8《夜の歓楽者/Night Revelers(ISD)》
1-9《噛み傷への興奮/Furor of the Bitten(ISD)》
《堀葬の儀式/Unburial Rites(ISD)》はともかくとして《歩く死骸/Walking Corpse(ISD)》が消えているのは非常に痛い。
イエローライト点滅状態だ。

後はカットしたり誤魔化したりする《旅行者の護符/Traveler’s Amulet(ISD)》とか《骸骨の渋面/Skeletal Grimace(ISD)》とかをピックして終了。

1パック目終了時点で、下家の対応次第ではオーラ中心の弱者の戦術に移行せざるを得なくなる。

1-5の白は結局ノイズだったみたいだな。

2-1
《スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest(ISD)》から。
状況さえ許せば自軍の全てに擬似回避を与え、そうでなければ勝ってしまう強力カードだ。

2-2
平凡なラインナップの中から唯一エキサイティングな《マルコフの上流階級/Markov Patrician(ISD)》を。

っと思ったら《灰口の猟犬/Ashmouth Hound(ISD)》いるじゃん。
《灰口の猟犬/Ashmouth Hound(ISD)》だったかも。
ここまで吸血鬼単にする必要性や固め取りできそうな雰囲気は卓の黒参入者の数からしても皆無だから、種族とかは置いといて単純に強いほうを取るべきだろう。
アンコモンに《自堕落な後継者/Rakish Heir(ISD)》がいるからピックが終わるまでは分からないんだが・・・。
《マルコフの上流階級/Markov Patrician(ISD)》に《骸骨の渋面/Skeletal Grimace(ISD)》を装着と言う痩せビートは一応の魅力。

2-3
来たよ!この順番に不釣合いな青共が!
1パック目も若干薄そうな印象はあったものの、ここまでのものがスルーされてくるとは・・・。
しかし、黒を切って青にと言う選択肢は既にない。
《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》を。

以降も黒赤ピック。

2-4《轟く激震/Rolling Temblor(ISD)》を見るたびにカットしたくなるけど、デッキ弱くて出来てないんで《死体の突進/Corpse Lunge(ISD)》を。
タイミングを見ればビートでも強く使えるのかなぁ。
個人的には黒赤除去コンとか青赤とかでしか使えなさそうな印象。
一応回避多めの白赤なら良いのか???

2-5《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》
2-6《収穫の火/Harvest Pyre(ISD)》
2-7《悪魔の長帷子/Demonmail Hauberk(ISD)》カット
2-8《夜の歓楽者/Night Revelers(ISD)》
5マナ帯はもう要らない。

2-9《腐敗した沼蛇/Rotting Fensnake(ISD)》
2-10《錯乱した助手/Deranged Assistant(ISD)》カット
本当に青は薄いのだな。

2-11《夜の歓楽者/Night Revelers(ISD)》
2-13《邪悪の排除/Spare from Evil(ISD)》カット

2パック目終了時で生物はまずまずだがスペルが貧弱すぎる。
特に質の良い除去の不足が深刻だ。

3-1
《電位式巨大戦車/Galvanic Juggernaut(ISD)》と非常に迷って《流城の貴族/Stromkirk Noble(ISD)》を。
《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》があるので軽さと能力を優先。

3-2
酷いパックだ。《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》をカット。
しかしカットしたところで、まだまだ《深夜の出没/Midnight Haunting(ISD)》《絞首台の守部/Gallows Warden(ISD)》《銀筋毛の狐/Silverchase Fox(ISD)》と白の有力カードは止まるところを知らない。

3-3
低マナ域優先で《チフス鼠/Typhoid Rats(ISD)》だが《ケッシグの狼/Kessig Wolf(ISD)》のが良かったかも。
こちらが《ケッシグの狼/Kessig Wolf(ISD)》を使われると非常に手を焼く。

3-4
《肉切り屋のグール/Abattoir Ghoul(ISD)》は非常に嬉しいが他にも白や緑の強力カードが目白押し。
そして赤のカードは枯渇。正直厳しい。

3-5
《吸血鬼の侵入者/Vampire Interloper(ISD)》が嬉しい。

3-6《スレイベンの歩哨/Thraben Sentry(ISD)》カット
3-7《夜鳥の手中/Nightbird’s Clutches(ISD)》
3-8《血に狂った新生子/Bloodcrazed Neonate(ISD)》
3-9《グール起こし/Ghoulraiser(ISD)》カット
3-10《骸骨の渋面/Skeletal Grimace(ISD)》

なんとも厳しい結果に。

作成したデッキは以下。
MO 8-4 RB Vamp

8《山/Mountain(ISD)》
8《沼/Swamp(ISD)》

1《流城の貴族/Stromkirk Noble(ISD)》
1《チフス鼠/Typhoid Rats(ISD)》
2《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》
1《無謀な浮浪者/Reckless Waif(ISD)》
1《スカースダグの高僧/Skirsdag High Priest(ISD)》
1《血に狂った新生子/Bloodcrazed Neonate(ISD)》
2《吸血鬼の侵入者/Vampire Interloper(ISD)》
1《マルコフの上流階級/Markov Patrician(ISD)》
2《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》
1《腐敗した沼蛇/Rotting Fensnake(ISD)》
1《肉切り屋のグール/Abattoir Ghoul(ISD)》
1《ファルケンラスの匪賊/Falkenrath Marauders(ISD)》
1《夜の歓楽者/Night Revelers(ISD)》

1《旅行者の護符/Traveler’s Amulet(ISD)》
1《収穫の火/Harvest Pyre(ISD)》
2《骸骨の渋面/Skeletal Grimace(ISD)》
2《夜鳥の手中/Nightbird’s Clutches(ISD)》
2《死体の突進/Corpse Lunge(ISD)》

結論から言うとこれは吸血鬼デッキじゃあない。
単に種族が若干偏っていると言うだけだ。
戦闘によって成長していく生物は3体のみで、とにかく相手の攻めを防ぐための手段が乏しい。
《死体の突進/Corpse Lunge(ISD)》とかちゃんと運用できるのか?
赤黒と言う特性上、最初からのスペックは若干低めなので、運用できても3マナ2点火力が良いところだ。
何の工夫も要らない上に3点or5点が約束されている《硫黄の流弾/Brimstone Volley(ISD)》とは偉い違いだ。

さて。愚痴はこれくらいにして、もう一度デッキを見てみよう。
スペルが貧弱で生物がいないと機能しないのは分かっている。
その上で生物を見てみると、残念ながらいささか打点不足だと言わざるを得ない。
《骸骨の渋面/Skeletal Grimace(ISD)》では越えられないサイズの生物も簡単に見つける事が出来るのだから《噛み傷への興奮/Furor of the Bitten(ISD)》にするべきだったのかも知れないな。
それから黒赤の生物に打点を求めるのは間違いで、黒の生物はほとんどが貧弱。
赤の生物は《苛まれし最下層民/Tormented Pariah(ISD)》が変身してどうか、と言うくらいだ。
しかし《苛まれし最下層民/Tormented Pariah(ISD)》だって《夜鳥の手中/Nightbird’s Clutches(ISD)》でサポートされればきちんと仕事をする。
が、今回はそれすらいない。
見返せば《腐敗した沼蛇/Rotting Fensnake(ISD)》すらも欲しくなる。
今回は比較的スムーズに5マナまで到達できるようにデッキを構築してあるのだから《夜の衝突/Bump in the Night(ISD)》の採用も考えるべきだったかも知れないな。
少なくとも2枚目の《死体の突進/Corpse Lunge(ISD)》よりは遥かに仕事をしそうだ。

重要だと思うから繰り返すのだが生物は見返してみても並みであり、不満はない。
サポートするスペルの種類と、生物の質があっていないと感じてしまう。
例えばこれが緑赤だったらどうだろう。
《ただれ皮の猪/Festerhide Boar(ISD)》もいて《エストワルドの村人/Villagers of Estwald(ISD)》もいるだろう。
そう言う連中が使う《夜鳥の手中/Nightbird’s Clutches(ISD)》は強烈だ。

まぁピックした色が間違っていたのは間違いない。
今回は恐らく上家が選択していたであろう赤を中心に組んでしまったのが失敗だ。
どこかのタイミングで青に参入できただろうか?
1-6で《スカーブの大巨人/Skaab Goliath(ISD)》からとかになる。
そしてそれ以降はやはり芳しくない。
一方で緑は有力だ。

1パックの流れも途切れがちだが、1-7で《捕食/Prey Upon(ISD)》が手に入る。
が、結局はどうなっていたか分からない。
このデッキ以上のものになっていたのかも未知数だ。
白も同様。
3-2の《霊誉の僧兵/Geist-Honored Monk(ISD)》には驚嘆したが、そんなに白が流れていたと言う雰囲気はないな。
《スレイベンの歩哨/Thraben Sentry(ISD)》は良く見たが。

考えれば考えるほどに迷走していくな。
ピック譜を見返して、最初に感じた事は「色を早期に決めすぎている」と言う事だったが、では今回選択した色意外で、それほど勢いが強く、より継続的に流れていた色はあったかと言うとやはり疑問だ。
流し方からもう少し2パック目で特に黒のご褒美がもらえても良かったのではないかと思うのだが・・・。
やはりどちらも5色の中では弱めの部類に入るのでちょっと参入されただけでも思い通りにならないというのはあるのかも知れない。

今後は、白・緑・青のいずれかを中心に赤や黒はタッチとして割り切る、もしくは強力なレアが取れた時のみ運用するとした方が良いのかも知れない。
今回は生物のレアは強かったと思ったんだけどなー。
いかんせん除去が貧弱過ぎたと言うのに尽きる気がする。
負け方が《血統の守り手/Bloodline Keeper(ISD)》からの制圧だから余計に。
あいつが生きていると、それだけでこちらが死んでしまう。

ともあれ、明日は2回目のドラフトの反省をするか、もしくは新規のドラフトをプレイする。

ミスしたら次だろ!

立ち止まっていても成長はしないと思うから。

コメント

listener
2011年11月20日0:22

1パック目の流れからいって
赤黒へいくのは間違いじゃないと思いました。
このパックだとボクでも赤黒いきます!

ただ完成形がボクのイメージとちょっと違うのかと思った。
ボクのイメージする赤黒だと
・《継ぎ当ての翼》との相性がいい《残忍な峰狼》
・擬似突破力のある《灰口の猟犬》
・フィニッシャーになれる《憤怒を投げる者》
なんかを拾いそう。

逆に4マナ以上の生物はボム以外入れないで
・《夜毎の狩りの呪い》
・《貫かれた心臓の呪い》
・《夜の衝突》
なんかを優先する感じ。
《血統の守り手》はけっこう遅いので
完全にすれ違っちゃう方向へいけば活路があったかも。

bun
2011年11月20日7:20

おはようございます。

《残忍な峰狼/Feral Ridgewolf(ISD)》は僕もピックする時に考えたんだけど、《腐敗した沼蛇/Rotting Fensnake(ISD)》と《残忍な峰狼/Feral Ridgewolf(ISD)》ってマナの差はあるけど、方向性的には似ているカードで、どちらも《骸骨の渋面/Skeletal Grimace(ISD)》or《継ぎ当ての翼/Cobbled Wings(ISD)》がつけば、一応相手を倒す事もある。
トランプルの分だけ《残忍な峰狼/Feral Ridgewolf(ISD)》が偉いけど、そこまでパンプできるかが問題で1-5の段階では吸血鬼に寄せたく(《夜の歓楽者/Night Revelers(ISD)》が簡単に拾える上に《流城の巡回兵/Stromkirk Patrol(ISD)》でも良いから理由になってないけど)《腐敗した沼蛇/Rotting Fensnake(ISD)》をピックした段階ではマナカーブ上の理由から《腐敗した沼蛇/Rotting Fensnake(ISD)》を採用した。

《戦墓のグール/Diregraf Ghoul(ISD)》のところは素直に《灰口の猟犬/Ashmouth Hound(ISD)》のが良かったのかなぁと思うよ。
どちらも《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》までに間に合うし。
1t目にプレイできるかもと言うのは魅力的だけど。

《憤怒を投げる者/Rage Thrower(ISD)》は1マナ複数枚から始めるデッキで、そこまでマナが伸びるのかと言う問題があったんだけど、マナベース的にはプレイ可能なので拾えたし試すべきだったすね。
これは《夜毎の狩りの呪い/Curse of the Nightly Hunt(ISD)》《貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart(ISD)》《夜の衝突/Bump in the Night(ISD)》も一緒。
でも多分スペル枠を削る事になるから《骸骨の渋面/Skeletal Grimace(ISD)》より《貫かれた心臓の呪い/Curse of the Pierced Heart(ISD)》がダメージに寄与するかどうかは微妙なところで《夜毎の狩りの呪い/Curse of the Nightly Hunt(ISD)》は本当にマジで1回どっかで使ってみるよ。

おしゃ。次行ってきます!

nophoto
とおりすがり
2011年11月20日18:26

俺なら赤緑の狼男デッキになっちゃったかもしれない

bun
2011年11月20日18:31

1パック目の流れを考慮すると緑への参入もありえたと思います。
1-10《月霧/Moonmist(ISD)》ピック出来ますしね。
bun

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