今日は営業で社用車で外回り。
普段は全く運転しないペーパードライバー・ゴールド免許仕様の僕であるが、社命とあれば命を賭して従わざるを得ない。
書類の整備を済ませてさあ出かけようと言う時に、社用車のガソリンがなく、初めてのセルフスタンドを経験し、さらにはカーナビの故障で一旦会社まで戻ってからの営業と苦難の連続だが、何とか無事に終わらせる事が出来た。

お疲れ様。自分。
乾杯。自分。

と言う事で、現在はアルコールインしながら、だらだらとこの文章を書いている。
こうしている間にも考えるのはISDドラフトの事だが、コントロールが相当終わっている。
ZEN×3も真っ青な環境・・・だと個人的には考えるが、以前にDDS666さんの生放送で「M12と違って防御的なデッキも組めるよね」と言う意見が出ていて、その時の僕は、なんだかんだでFBがあってアドバンテージも取りやすいし《要塞ガニ/Fortress Crab(ISD)》と言う超弩級要塞もあって《グール起こし/Ghoulraiser(ISD)》や《グール呼びの詠唱/Ghoulcaller’s Chant(ISD)》はアドバンテージの塊だし飛行は《片目のカカシ/One-Eyed Scarecrow(ISD)》で何とかなるし結局は中速のデッキが出てきて緑白系の《旅の準備/Travel Preparations(ISD)》や青白の装備品デッキはある程度駆逐されるんだろうなと考えていた。

いま改めて考えてみると、その時欠落していたのは、白と緑の1マナ生物の攻撃性能の高さがまず1点。
特に《アヴァシンの巡礼者/Avacyn’s Pilgrim(ISD)》《宿命の旅人/Doomed Traveler(ISD)》《無私の聖戦士/Selfless Cathar(ISD)》をそんなに高くは評価していなかったのだが、想像したよりも遥かに強かった。
この事が環境の速度の過小評価につながっていた事は間違いない。
それから、ISDを開発した開発者がわざわざ公式で「そんなに高速な環境ではないよ」と発言した事もISDドラフト童貞であった僕が環境は中速程度なのだと考えた一因ではある。

それから2つめの誤算は、汎用除去、特に赤除去の取り合いの酷さと貧弱なプールのはずなのに種族で組めてしまった時の強さからなのか、それともやはり《死の重み/Dead Weight(ISD)》が1-1でピックされるべきと言う認識からなのか黒が弱いはずなのに高いと言う黒と赤のプールに見合わない高さがある。
この事は特に特定の組み合わせでしか真に機能しない《旅の準備/Travel Preparations(ISD)》や《戦慄の感覚/Feeling of Dread(ISD)》と言ったスペルが取りやすくなる事につながり、緑白&白青の隆盛に一役買っていると思われる。

まぁとは言え、64人シールドのTop8ドラフトで勝ち残っているデッキを見るとその組み合わせは多彩であり、僕が考えるよりもビート一色に染まっていると言うわけでもないかも知れない。
ではなぜこんなにもビートビートと声高に叫ぶかと言うと、前回・前々回でコントロール的なデッキを組もうとしてパーツを拾っていった結果、やはり流れが良くてきちんとカードが取れるなら無理にコントロールデッキを組もうとはせずにビートで使った方が強いカードが多いのではないかと思ったからである。
特に《静かな旅立ち/Silent Departure(ISD)》がそうであり《霊炎/Geistflame(ISD)》がそうだ。
双方とも1マナの除去(片方は擬似除去だが)であり大いにテンポに貢献する上にFBのお陰で中~後半にも仕事をする強力なスペルだ。
《捕食/Prey Upon(ISD)》もやはり安定して使うためには、ドローにスロットを割いてスペル過多になりやすいコントロールよりはビートで使う方が良いだろう。
《夜鳥の手中/Nightbird’s Clutches(ISD)》《交差路の吸血鬼/Crossway Vampire(ISD)》《吸血鬼の侵入者/Vampire Interloper(ISD)》もそうだよね。

しかし、確かにコントロールで使ってこそと言うカードも存在する。
それが《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》であり《収穫の火/Harvest Pyre(ISD)》であり《燃え投げの小悪魔/Pitchburn Devils(ISD)》であり《甲冑のスカーブ/Armored Skaab(ISD)》であり《熟慮/Think Twice(ISD)》である。それから《チフス鼠/Typhoid Rats(ISD)》とか。
見事に青赤が揃ったな。
と言う事で青赤コントロール的なデッキも再び模索して行きたい。
ってか、前回・前々回とやったばっかじゃん。あの形ではダメっぽいからなー。
と言うか《収穫の火/Harvest Pyre(ISD)》って使いにくそうなのに高いんだ。

おっと。ちょうどここでアルコールも尽きたので、紙面も尽きた事にする。
See ya!

コメント

listener
2011年11月10日8:43

M12ではコントロール専門、ISDではビート専門のボクが通ります。

実に読ませる文章ですね。
いつも思うけど、bunさん何で物書きにならないの?w

特に共感するのは、生物と呪文の構成比の話。
スペル過多にするだけで使いにくい呪文が増えますもんね。
《捕食》《夜鳥の手中》《旅の準備》ときりがありません。
しかも、ゲームを決めるくらい強いときています。

>流れが良くてきちんとカードが取れるなら無理にコントロールデッキを組もうとはせずにビートで使った方が強いカードが多い

結局はこれが肝なんだと思います。
M12では安いカードで簡単に強いコントロールが組めたからコントロールやってたわけで、
ISDは簡単にビートで強いデッキが組めるのでビートやります。

ボクは限定構築もちょっとやってますが
ISDで最強なのはグリクシスコンだと思ってます。タッチ《帰化》。
カードさえあるならやっぱりコントロールが強くなってくると思います。
つきつめればコントロール>ビート。

そんで腕のある人はやはりコントロールが上手に組めるから
グリクシスカラーを集める方向にいくし
結果として8-4が一番ビート組みやすいんだと思ってます。

bun
2011年11月10日9:37

おはよっす。

環境にコントロール向けのカードもあるけど、ビート向けのカードのが多いですもんね。
特に緑白とかは青とか黒よりも種族やカードの特性を意識しなくてもデッキになるので組みやすい感じがします。
逆にコントロールの場合は、ちょっと試してみましたが、どんな形が強いのか僕には分かりませんでした。
でも《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy(ISD)》とか《熟慮/Think Twice(ISD)》リソースを増やす手段はあるので、まだまだ色々試してみようと思います。

しょっとこ
2011年11月10日15:32

>と言う事で、現在はアルコールインしながら、だらだらと

~運転している。と続かなくてほっとしましたw
このところ色んなサイトで赤黒除去アーキの記事があがってるのが、MOでの赤黒の高さと関係しているのでしょうかね、、、

bun
2011年11月10日21:54

違法やないですかw

>赤黒除去
そう言うタイプがあるんですね。
《収穫の火/Harvest Pyre(ISD)》とか《死体の突進/Corpse Lunge(ISD)》まで高いような気がして、どうにも赤とか黒とかには進み難いです。
やってはみたいんですけどね・・・。
bun

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