MTGは数字のゲームだ。

初期ライフは20。
初期手札は7枚から。
スタンダードのデッキ最小枚数は60枚。
リミテッドのデッキ最小枚数は40枚。
昔のセットで無い限りドラフトで基本地形以外のカードがピックできるのはおよそ42枚。(Foilの基本地形が入っている事があるから必ず42枚になるわけではない。)
通常は1tに1枚のカードがドローでき、1tに1回ランドセットでき、1回戦闘する事ができる。
どのフォーマットも使用できるカードの種類は公開されていて、ここからデッキを作る事になる。

もちろん数字で答える事のできない事柄も存在する。
このターンに《ショック/Shock(M12)》を相手にプレイするべきかどうか。
それは相手のデッキ構成や手札により、相手の情報を完全に把握していない限り答える事は出来ない。
が次のターンに《ショック/Shock(M12)》をトップする確率になら答える事ができる。
それが勝つための正しい手順を示す指標になる。

数字は議論のための共通認識も作る事ができる。
《歩く死骸/Walking Corpse(ISD)》と《スケイズ・ゾンビ/Scathe Zombies(10E)》を比較した時どちらがより優位な場面が多いのかは一目両全であるし、同じ枚数のライブラリの中に1枚のみ《ショック/Shock(M12)》が含まれる場合と2枚の《ショック/Shock(M12)》が含まれる場合にどちらが《ショック/Shock(M12)》をドローする確率が高いかも自明である。

人は思うより遥かに自分の考えや経験に固執する。
議論に勝つためだけに議論する。
双方が数字で話をすれば少なくとも上記に起因する不毛な議論は回避する事ができる。

確かに上述のように数字だけで全てを説明する事は出来ない。
実際の対戦における対戦相手の挙動や肉体的反応が確率より重要視される場面もあるだろう。
ただ、議論の場において少なくとも仮定の話がなされる時は数字で話をするべきだと思う。
そうでなければその場は議論の場にならず、単に自説を押し通すだけの場になる。
それは無意味だ。
少なくとも何が最善かを考える場合には。
だからできるだけ数字で話そう。

でも最近特にそれが出来ていない。
脊髄で反応してばかりだ。自戒を込めて。

コメント

nophoto
メモラー
2011年10月5日14:07

お久しぶりです~

明日久しぶりの休みでしかもデッキ作ったんでどっかでマジックやりに行きたいんですけど
三河・名古屋でどっかありますかね?

近くのホビステはあんまりマジックやってないし・・・

いつもどの辺り行ってます??

bun
2011年10月5日18:38

お疲れ様。
大須のBMとかになるのかなぁ。週末は大会やってるみたいだし。
明日から仕事が始まるから大会には出られなくなりそう。
bun

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