今日は台風の中FB岐阜店に。
到着後にドラフトしようと言う事になり、4ドラを2回。
1回目は青黒を組んで0-2。
1-4の段階で、ある程度の棲み分け具合が分かるはずなので、もうちょっとやりようはあったはず。
具体的に言うと他の色に手を出すべきであった。
4ドラだと自分が我慢しても他のプレイヤーに利するだけで、自分だけ弱くなってしまう・・・と思う。正直良く分からん。

2回目は緑青タッチ《戦嵐のうねり/Warstorm Surge(M12)》で1-1。
Game2で初手に《山/Mountain(M12)》と《戦嵐のうねり/Warstorm Surge(M12)》を含む手札をキープしたと思ったら《戦嵐のうねり/Warstorm Surge(M12)》なんて無かった。
なんと言うか病んでるなぁと思わざるを得ない。
今後は指差し確認がいるな。

ドラフトと言えばPTフィラデルフィアで行われたドラフトのドラフトビュアーが以下のリンクから見る事が出来る。

http://gatherer.wizards.com/magic/draftools/draftviewer.asp?draftid=9_2_2011_1&player=3&pack=1&pick=1&showpick=false&alwaysshowpick=false

取りあえずLSVの初手に注目。
ここまで来ると良く分からない。何か深遠な考慮があってこのピックなのだと思うのだが、理由を考えたとしてここには至らない。
既にこれが答えだとして受け取るしかないのだろうが、理解は出来ない。

後はレガシープレイしているのを見たり、スタンダードで遊んだり。
この環境も、もうすぐ終わるのかと思うと感慨深いものがある。
とは言え、この環境との別れを惜しむほどスタンダードに慣れ親しんだかと言うと疑問ではある。
アラーラブロックのジャンド全盛の頃からスタンダードをプレイもしないのにやれジャンド一強だとか《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle(ZEN)》一強だとかCaw-Go一強だとか悪態ばかりついてきた気がする。
振り返って考えると、あんまりプレイしない→環境理解が進まない→勝てない→悪態ばかりつく。と言う事の繰り返しだったのが原因であろう。
環境を理解して、なおかつやはり特定のデッキが強すぎると言えるほど強いのであれば、既にほとんど選択肢はなく、その「強いデッキ」(例えばジャンドとか)に強くしたそのデッキをプレイするしかない。
今回は日本選手権本戦に参加した頃から一貫して青黒コントロールばかりプレイしていたのだが、最終的な到達地点が、対戦相手に《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren(M11)》の能力をプレイすると言うとんでもない地平だったため、もっとがんばりましょうと評するしかないな。

GP広島には参加するつもりなので、イニストラードが出てからデッキを考える事になるだろう。
果たして《コジレックの審問/Inquisition of Kozilek(ROE)》亡き後、僕にプレイの指針を示してくれるカードは出てくるのだろうか。
いっそ超強力なコンボデッキでも出てきて、取りあえずそれで参加すれば良いだろうと思わせてくれるようなデッキが出て来ないだろうか。
そんなMTGが楽しいかどうかはさておき、明確に使うべきデッキが環境に存在すると言うのは指針を立てやすいと言う意味でありがたい事である。
取りあえずはそのデッキを使うか、そのデッキと相性の良いデッキを使っていればまず間違いではあるまい。

まぁどうなるかはその時次第だろうとしか言い様がない。

コメント

びふ
びふ
2011年9月3日23:20

LSVの気持ちはわからんでもないです。
この環境、うまい人とやる時ほど、除去が欲しくなるんで…。
まだ自分にはここまで思い切ったことはできませんが。

「漂う影」1週を見越しての黒メインカラー決め撃ちピックだったのかも。

bun
2011年9月4日0:20

こんばんは。

なるほど。びふさんがそう仰るなら・・・と言う事で納得していては、折角頂いたご意見が無駄になってしまうので、改めて考えてみます。
あくまで僕の主観になってしまいますが、ご容赦下さい。

まず純粋に除去が欲しかったのだとすると、ピックする候補が《魂の消耗/Consume Spirit(M12)》か擬似除去としての《霊気の達人/AEther Adept(M12)》しかなく、両者の片方をピックする事になります。
M12環境は《ギデオンの法の番人/Gideon’s Lawkeeper(M12)》を筆頭に強力なシステム生物が多く存在し、その意味で《魂の消耗/Consume Spirit(M12)》をピックする事が後押しされると考えると、その役割の違いから《霊気の達人/AEther Adept(M12)》をピックせずに《魂の消耗/Consume Spirit(M12)》を選択した事にしましょう。

ここで問題になるのは《吸血鬼ののけ者/Vampire Outcasts(M12)》の評価で、個人的には《吸血鬼ののけ者/Vampire Outcasts(M12)》は、ここから黒を始めて良い位のカードだと考えています。
翻って《魂の消耗/Consume Spirit(M12)》はピック時点で負荷をかけると言う理由で、それほどのカードとは考えていません。
と言う事は下家方面に黒が発生すると言うリスクを負っても、除去を優先したかったのだと考える事にします。
そう考えた時に1-3で緑の人気薄を察知して、緑に渡りをつけ、1-6で《アラクナスの蜘蛛の巣/Arachnus Web(M12)》をスルーして《出征路のグール/Warpath Ghoul(M12)》をピックしたのは、除去よりもカラー・シグナルを優先した事になり、違和感がありますが、最序盤のピックよりも中盤に流したカードはより意思を反映すると言う事を考えれば、納得出来ない事はありません。
1-1と1-6では当然のように状況が違うと言う事でしょう。
恐らくは近場にいる《吸血鬼ののけ者/Vampire Outcasts(M12)》をピックした奴を黒から降ろさないといけませんしね。

ピックが進んで、1-9の段階では既に《漂う影/Drifting Shade(M12)》も消えているために方向転換を迫られています。
しかし、これは幸運にも2-1で《原初の狩人、ガラク/Garruk, Primal Hunter(M12)》をピック出来た事である程度解消されていますね。

面白いのは3-5で1-1と同じ選択(《吸血鬼ののけ者/Vampire Outcasts(M12)》or《魂の消耗/Consume Spirit(M12)》)を迫られて、生物が足りていないのか、黒に寄せきれないためなのか《吸血鬼ののけ者/Vampire Outcasts(M12)》が優先されています。
状況によって優先されるカードが違うと言うのは当たり前の話ですが、良く表れていると思います。

以前にびふさんが取り上げられた黒青コントロールでも「最序盤は尖ったピックをして、流れに乗れそうになければ見切る」と言うのをLSVもやっていたと解釈して良いのかなとも思えます。

以上は完全に僕の妄想ですが、さすが妄想。理解を超えていますねw

いや。理解を超えていると言うよりは、馴染まないと表現した方がより正確なのかな。

どうにも「最初から尖ったピックをする」と言う発想が馴染まないのです。
多分MOで2-1or2-0-1出来れば勝ちに等しいと言う思考が根っこにあるのだとは思います。

長く書いたわりにはまとめられなかったなぁ・・・。

ポリス
2011年9月4日0:56

僕もつい最近初めて4ドラを体験したのですが、一周してきたカードから相当直接的な情報を得られるので。かなり必死に空いてる色を読んで滑り込むゲームだったような気がしました。5色に対して4人なので単純に考えても色の読み合いが8ドラよりさらに重要になる気がします。
序盤はいつもの感覚で上家がどうこう考えていましたが、2つ上家が自分の2つ下家であるという不思議な関係なのであんまり上下は考えず、単に卓内で一番薄い色にいち早く気付くのが重要っぽいですね。

bun
2011年9月4日1:09

遮二無二!ズサーc⌒っ゚Д゚)っ

変なAAを使ったので不真面目っぽいですが、僕は真面目ですw
過去に何回か経験してたので、1回目は上家なんて関係ないんだー!って言ってましたけど、変に協調がどうのとか言ってて、やっぱり分かってなかったですねw
2回目はそれも踏まえて、4人でやるからカードプールが狭い=単純にパワーピックした方が良いんじゃないかって事で、タッチも視野に入れてやってました。
それでも0-2が1-1になっただけなのでそれが正解だったかどうかは不明ですが、やっぱり色の組み合わせでも余るのが出てくるので、独占出来た方が2人で分けるよりは断然強くなりますよね。
1回目は上家被り&下家被りだったからなぁ・・・。

びふ
びふ
2011年9月4日1:19

長文ありがとうございます。
こちらも答えなくてはいけないような気がして。

僕は正直「1-1は霊気の達人で。黒と緑取り合ってもらって安定!」で、それ以上のことは考えないんですけどw

のけ者については、かなり強いカードだし、実際黒が空いてるサインのことが多いけれど、僕としてはここから黒に入りたくないと最近は思い始めました。
環境をわかってる人同士でドラフトをするときちんと低マナ域のカードから取られていくので、MOほど徹底的なビートが組みづらいと感じることもあります。

黒に入りたいと思えるのは破滅の刃、遅めのソリンの乾き、精神腐敗といったあたりですね。
なので、LSVのこれは尖ったピックでなく、超丸いピックと解釈してます。

思うに、LSVのカード評価基準として「場の状況や相手のプレイング次第で効果が薄くなるカードは、使いたくない」というのがあるんじゃないでしょうか。
NMSのグランプリでもジョーカディーンをスルーしてたり、というところから。

ナベプロ初め日本のプレイヤーは逆に、自分の取ったカードが有効機能するようデッキを組みたがりますよね。

卓全体を見てて、日本と海外でカード評価がちょっと違うのかなーと感じてますね。
霊魂のマントルなんかも、自分から見ればエンドカードに近い認識ですけど、この卓では比較的遅い順目まで流れるし…。
評価のギャップはMOでもたまに感じます。ルーターより珊瑚マーフォーク優先で取ってんな上家、でも対戦してみると弱い人じゃないなーという具合に。
channelfireball以外に海外のメジャーな情報ソースがあるのかもしれませんね。

それにしてもLSVは、自発表の点数表通りのピックをほとんどしませんなw

ポリス
2011年9月4日1:41

確かにパワーピックになりがちで、どちらかというとシールドのようなデッキになりがちですね。
たまたま空いてる色を独占できたときは流石に強いデッキになったんですが、そうでもない時は青緑の適当な生物+《空中浮遊/Levitation》に《火山のドラゴン/Volcanic Dragon》《炎破のドラゴン/Flameblast Dragon》だけタッチしてボムに繋げる、みたいなデッキになったりもしました。普通のドラフトなら弱すぎワロタ状態ですが、4ドラだとみんなデッキ弱いのでそんなのでも普通に勝てたりしましたw
やっぱりカードプール半分だと偏りも大きくなりますし、あんまり綺麗に組もうとしすぎると「綺麗なだけで弱い」みたいになりそうですね。まあ、あんまりやる機会がないのでそこまで真剣に考えてないんですけどw

bun
2011年9月4日1:45

ご意見ありがとうございます。
僕から見れば相当不可解なピックでしたから現状認識を含めてお話したかったのでありがたいです。

僕としても濃い黒と緑は避けて《霊気の達人/AEther Adept(M12)》or《血まみれ角のミノタウルス/Gorehorn Minotaurs(M12)》で良いんじゃないかと思ってしまう場面でした。
個人的に《魂の消耗/Consume Spirit(M12)》は《沼/Swamp(M12)》が多いデッキじゃないと有効に機能しないと思っていて、そんなに優先度の高いカードではなかったのでなおさら謎なわけです。

>場の状況や相手のプレイング次第で効果が薄くなるカードは、使いたくない
これはかなりあるかも知れませんね。
いくら熟練者同士の戦いと言っても《吸血鬼ののけ者/Vampire Outcasts(M12)》を含む狂喜を完全にケアして戦えるものなのかは今なお疑問ではありますが、積極的な相討ち後に狂喜持ちだけ残ってしまうと言うのはあると思います。
そう言う意味では《魂の消耗/Consume Spirit(M12)》は丸い・・・のかな?
前述の理由と赤人気から《血まみれ角のミノタウルス/Gorehorn Minotaurs(M12)》敬遠はギリギリ分かるとしても、どうしても《霊気の達人/AEther Adept(M12)》じゃダメなの?とはなりますねw

>LSV
確かにwでも僕が知っているのは環境初期のものだけで、その後実際に実践を経る毎に評価が変わっているんだと思います。
環境も後期ですから最初とは大分違うんでしょうね。

bun
2011年9月4日1:50

そうそう。4人だと流石に8人に比べるとみんな弱いんですよね。
弱い・・・と言うと語弊があって、パーツが足りずに組みきれないって言った方が近いのかな。

普段の感覚からすると、特にM12みたいなある程度速さもある環境だときちんと低マナ域に寄せて・・・とか思うんですけど、実際にそれをやった1回目のドラフトではただ単に軽いだけの虚弱デッキになってしまったと言うw
3パック目が1周した時点でそれに気が付いて、これは取り返しがつかんぞ・・・って青くなりましたw
確かにたまにしかやらないし、正式なフォーマットではないんですが、負けるとやっぱり悔しいですからねw
こうやって文章に残して次に生かせたら良いかなーと思ってます。
bun

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