見る？見たい？見たいの？見せたいの？
2011年8月29日 TCG全般 コメント (4)イニストラードに収録されるメカニズムについては以下のリンクから。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/157a
タイトルはイニストラードの両面カードについて。
ドラフトでピックしたカードが分かっちまうだろ！って突っ込みに対して。
日本語の公式では既にイニストラードで収録されるメカニズムについての解説ページが既に公開されている。
が、両面カードのルール詳細については、なぜか日本語訳されていない。
肝心なのはそこだろうに。
拙い読解力で挑戦したところ、どうやらドラフトにおいては公開情報であるのだが、プレイヤーがそのカードを公開したくなければ隠しても良い・・・らしい。
これだけ聞くとなんじゃそりゃ。どっちかにしろよと言いたくはなる。
もしくは訳が間違ってんじゃないかと思いたくなる。
参照したのがエキサイト翻訳であるのだからなおさらだ。
まぁこの訳が正しいと仮定すると、今までのドラフトとは違った配慮が必要になる。
1-1の選択の際にパックに強力な両面カードが含まれているプレイヤーはそれを明かしてピックする事が出来るし、そうした場合は当然そのプレイヤーの周囲はその意思表示を尊重したピックをせざるを得ないだろう。
こんなのドラフトじゃないや！と言う意見もあるだろうが、ロチェスター・ドラフトとか全カードドラフトも「そう言うルールのドラフト」なのであって、ドラフトの範疇ではある。
普段馴れているドラフトから少しばかり逸脱した部分があるだけだ。
思えばNPHの陣営ドラフトなどは、どちらの陣営を選択したのか明示する必要があり、このための予行演習であったのかと思えなくもない。
普段馴れているドラフトから逸脱していると言う点においては同様だ。
問題はこの方式のドラフトが楽しいかどうかなのだが、開発部内で両面カードと言うアイデアが生まれた時点で議論され、散々テストプレイを経た後で世に出されるのであるから、これが楽しいと思ったから出しましたと言う結論は既に出ていて、後はその結論が間違っていないのを祈るばかりである。
もちろん開発部も人間であるので、その嗜好には偏りがあるだろうし間違いだって時には犯すであろう。
過去にあっては、CSPの《うねる/Surging(CSP)》ドラフトが楽しかったかどうかについて賛否が分かれるところだろう。
とにかくMTGをプレイする限りは、WotCが用意したカードプールとルールに従うしかなく、好む・好まないに関わらずこれに乗っかるしかない。
個人的には馴染みがないと言う理由で最初から否定的に捉えずに、紆余曲折ありながらも10年以上楽しませてくれたWotCが用意したメカニズムであるから、このメカニズムがドラフトに別のステージを用意するものであったとしても、きっと新しい面白味を加えるための配慮なのだろうと考えたい。
ところでMOでも、もちろんこの点は再現してくれるんだろうな？
だってリアルでは両面カードをピックするorしない、ピックした場合はそのカードを公開するor公開しないと言う駆け引きが楽しめるのに、MOではめんどくさいので再現しませんって言うのはおかしいからな。
WotCの対応には期待が募る。
http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/feature/157a
タイトルはイニストラードの両面カードについて。
ドラフトでピックしたカードが分かっちまうだろ！って突っ込みに対して。
日本語の公式では既にイニストラードで収録されるメカニズムについての解説ページが既に公開されている。
が、両面カードのルール詳細については、なぜか日本語訳されていない。
肝心なのはそこだろうに。
拙い読解力で挑戦したところ、どうやらドラフトにおいては公開情報であるのだが、プレイヤーがそのカードを公開したくなければ隠しても良い・・・らしい。
これだけ聞くとなんじゃそりゃ。どっちかにしろよと言いたくはなる。
もしくは訳が間違ってんじゃないかと思いたくなる。
参照したのがエキサイト翻訳であるのだからなおさらだ。
まぁこの訳が正しいと仮定すると、今までのドラフトとは違った配慮が必要になる。
1-1の選択の際にパックに強力な両面カードが含まれているプレイヤーはそれを明かしてピックする事が出来るし、そうした場合は当然そのプレイヤーの周囲はその意思表示を尊重したピックをせざるを得ないだろう。
こんなのドラフトじゃないや！と言う意見もあるだろうが、ロチェスター・ドラフトとか全カードドラフトも「そう言うルールのドラフト」なのであって、ドラフトの範疇ではある。
普段馴れているドラフトから少しばかり逸脱した部分があるだけだ。
思えばNPHの陣営ドラフトなどは、どちらの陣営を選択したのか明示する必要があり、このための予行演習であったのかと思えなくもない。
普段馴れているドラフトから逸脱していると言う点においては同様だ。
問題はこの方式のドラフトが楽しいかどうかなのだが、開発部内で両面カードと言うアイデアが生まれた時点で議論され、散々テストプレイを経た後で世に出されるのであるから、これが楽しいと思ったから出しましたと言う結論は既に出ていて、後はその結論が間違っていないのを祈るばかりである。
もちろん開発部も人間であるので、その嗜好には偏りがあるだろうし間違いだって時には犯すであろう。
過去にあっては、CSPの《うねる/Surging(CSP)》ドラフトが楽しかったかどうかについて賛否が分かれるところだろう。
とにかくMTGをプレイする限りは、WotCが用意したカードプールとルールに従うしかなく、好む・好まないに関わらずこれに乗っかるしかない。
個人的には馴染みがないと言う理由で最初から否定的に捉えずに、紆余曲折ありながらも10年以上楽しませてくれたWotCが用意したメカニズムであるから、このメカニズムがドラフトに別のステージを用意するものであったとしても、きっと新しい面白味を加えるための配慮なのだろうと考えたい。
ところでMOでも、もちろんこの点は再現してくれるんだろうな？
だってリアルでは両面カードをピックするorしない、ピックした場合はそのカードを公開するor公開しないと言う駆け引きが楽しめるのに、MOではめんどくさいので再現しませんって言うのはおかしいからな。
WotCの対応には期待が募る。
コメント
上家下家すらわからない現状では公開はほぼありえないでしょうね
今回の考え方の根っことして、MOでIDやSplitがシステムとして取り入れられないのは、WotCが本来のMTGからIDやSplitを排除したいが、現実問題として不可能であるからリアルでは排除せずにMOでは排除していると言うのがあります。
そもそも上記の考え方が間違っていると言う可能性はもちろんある（この考え方が正しいとすると上家、下家の関係が分からない理由がない）のですが、本来WotCが望むMTGの姿がMOの姿だと仮定して、かつ本エントリにあるような「新しいメカニズムを楽しんで欲しい」と言う姿勢が両面カードにあるのならMOでも再現されるのではないかと考えて書きました。
多重の仮定がある時点でアレなのですが。
それはそうと私はこの新作には批判的です。変身というメカニズム自体はいいのですが、基本は紙のMTGと思っているので紙でやる上で面倒な変更は好みません。
初手で両面カード取ったら殆ど公開情報になっちゃいますよね。
リミテッドに関しては変身メカニズムがあるパックとないパックが共存しないため、考えようによってはロチェなど他のリミテ形式と同じという考え方も理解はできるのですが、両面カードをスタンなど構築で使うとなるとそれはもうアングルード入れてるのと変わらないのでは？と思ってしまいます。
分割カードの時も相当なんじゃこりゃと思いましたが両面カードはそれ以上ですね。
分割カードもテキストを見る時に思わず傾けちゃうと、ああ。分割カード引いたんだってのがバレました。分割カードの場合は、だからなんだと言う話ですがｗ
新しいカードは多少なりとアングルードっぽい印象がありますが、今回のはゲーム外領域にあってさえ異質なもので、かつプレイに際しても煩雑になる事が予想されるので、本当にこれやんのかよと思われるのも、もっともだと思います。
両面カードと言う発想はフレーバー的には良いのですが。