行くだけ行って来た。参加はしていない。

デッキがあれば参加していたかと聞かれれば、きっと参加していなかっただろう。
MTGの楽しみ方は様々で、プレイする楽しみもあれば、それを見る楽しみと言うのもある。
それはスポーツ観戦にも似た楽しみだ。
スポーツにも、実際にそれをプレイする楽しみと、それを観る楽しみが存在するだろう。

ただ、それをプレイする場合にも、観戦する場合にも、そのゲームのルールや特性について理解している必要がある。
例えば僕はサッカーのルールの概略を知っているが、ラグビーについてはそうではない。
だから、もし僕が観戦するのをより楽しむ事が出来るとするなら、ラグビーよりサッカーのはずだ。
ラグビーにおいては、なぜ選手がその動きをするのか、それがどうゲームに作用するのかを理解する事は出来ない。
それが理解出来るからこそ、より深く楽しむ事が出来るのだ。

僕はレガシーをプレイした事はほとんどないが、どのようなデッキが存在するのか、それらがどのように相互作用するのかについての情報をある程度持っている。
真に環境を理解しているとは言えないのだろうが、そのデッキが何を目的とし、どの様に動くのかと言う事を理解している。
少なくとも自動車を見て、それを上手く運転する事が出来ないにしても、どのような目的を持って造られ、どの様に操作されるのかが分かるくらいには。

これもひとえに日々レガシーの情報について発信し、環境についての解説を行ってくれる人達がいるからである。
お陰で今日一日を通して非常に楽しむ事が出来た。
改めて感謝を。

決勝戦は《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith(MBS)》入りZOO対MUDでMUDを《渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer(TOR)》《剣を鍬に/Swords to Plowshares(ICE)》《流刑への道/Path to Exile(CON)》《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》でさばき切ったZOOが2-1で勝利。
非常に白熱した良い試合であった。

既に第2回は計画中と言う事で、もし問題がなければ日程など判り次第ここでも取り上げる事が出来ればと思っている。

と。レガシーが終われば、次はドラフト・・・となるかなと思っていたのだが、時間の都合で撤退せざるを得ず。残念だが次の機会に。

となると、じゃあ実質は見ていただけで何もしてないの?と言う事になるのだが、見ているだけではしゃいでしまって十分楽しめたし、何よりもNPHをバリバリ剥いていた。
最初は《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》が欲しくて開封していたのだが、たかだかアンコモンと侮る無かれ。
実は1BOXに2枚程度が期待値なのだと言われている。
確かにNPHのアンコモンは60種類であり、1パックに含まれるアンコモンは3枚。
20パック開封すれば、恐らくはお目当てのアンコモンが手に入るだろうと言う計算である。
MTGにおいては1BOXは36パックであるから、まぁ40パック程度で2枚と言うのは妥当だろう。

パックを開封し始めた当初はまぁアンコモンだし・・・と軽い気持ちで3パック毎に開封して行ったのだが、これがまぁ《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》が上手い事逃げ隠れを繰り返し、全く出てこない。
風貌が似た《精神間引き/Mindculling(NPH)》は良く出てくるので、お前じゃねーんだよ!とか言いながら延々と剥き続け、結局1BOX以上開封してしまった。
その引き伸ばし方たるや、正しく《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》であり、途中から

「これは俺とテゼレットの真剣勝負だ!引くまで剥くぞ!」

とDemonic Consultationモードに入って《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》を宣言。
途中で

「1BOXに1枚も入っていない事もあるらしいよ」

と言う怪情報が流れ、既にリムーブした6枚に入ってしまっているのか!?
既に《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》はこの世に存在しないのではないか・・・と疑問に思うも、途中で投げ出す訳には行かずに続行。
BOXの底が見えてきた頃にようやく1枚目をGet!

したものの、そのBOXがあと6パックであったので結局全部買いきって終了。
その6パックの中からはもう1枚の《テゼレットの計略/Tezzeret’s Gambit(NPH)》と《解放された者、カーン/Karn Liberated(NPH)》が出てきて、バリバリ開封した甲斐があったと言うものだった。

最近、特にWWKが発売されてからはソート解析を主目的にパックを開封したり、その他はドラフトの時にパックを開封するのみで、純粋に楽しみのためだけにパックを剥くと言う行為をほとんどしてこなかったのだが、久しぶりにやってみるとこれが面白い。

目的の物が出てきた時の喜びはもちろん、お前じゃねーんだよ!と言うところまで含めて面白く、シングルでカードを揃えると言うのも、もちろん有意義で楽しい行為だとは思うが、今回のように特定のカードを求めてパックを開けまくると言うのもまた同様に楽しい事なのだと思った。

と言う事で、今日はレガシー観戦とパック開封で一日の幕が降りる。
大変充実した土曜日であった。

早くもデュアルランド争奪第2回戦が待ち遠しい限りである。

コメント

nophoto
Tangela
2011年9月30日2:34

IJWTS wow! Why can’t I think of tihgns like that?
bun

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