以下の内容はカテゴリ通り、そのままの「寝言」だ。
意味不明で、理不尽な夢の話。
僕は明晰夢を良く見る。
明晰夢と言うのは、寝ている間に自分が夢を見ているのだと言う事を自覚しながら見る夢の事だ。
自分が見ている夢なのだから妄想のなかと同じ。
何もかもが自由自在で、全てが思い通りになると思うだろう。
だが、僕の場合はそうではない。
僕の見る明晰夢はいわゆる金縛り状態であるか、理不尽なルールが設けられているか、それらの複合である。
金縛り状態の夢は動けないだけならまだしも、苦痛や恐怖、息苦しさが伴う事もあり、必死に目を覚まそうとして、起き上がり夢から抜け出せた事にホッとする。
そして自室から抜け出して廊下を渡り、居間に入るためにドアを開けると
その中は真っ暗闇。
そして、まだ夢の中にいるのだと認識して、必死に目を覚まそうとして、自室で起き上がり夢から抜け出せた事にホッとする。
そして自室から抜け出して廊下を渡り、居間に入るためにドアを開けると
その中は真っ暗闇・・・。
と言うのを繰り返すのだ。
この仮の目覚めと暗闇の繰り返しには心底ゾッとさせられるが、時間が経てばいずれ目を覚ます事になる。
夢の中では時間の感覚がないので、この不毛な繰り返しを何度経験すれば目が覚めるのかを知る術はないが、自室には目覚まし時計が置いてあるので、夢の中で確認すれば良いのかも知れない。
冷静になって考えれば不思議な事に、夢の中では時間を確認しようとしたり、居間以外の部屋、例えばトイレや二階の部屋に入ろうと試みた事はない。
必ず廊下を通って居間に入ろうと試みるのだ。
この種の繰り返しパターンや理不尽なお約束は他の夢を見る場合にも表れる。
例えば、僕が寝ていると、誰かに
「この部屋を出ようとすると死ぬ。この部屋のドアを見ても死ぬ。」
と告げられる。
この時点で僕は夢を見ているのだと気が付くのだが、必死に目を覚まそうとするばかりで、そのルールを守ろうとしてしまうのだ。
なぜ死ぬのかと問う事もしない。どのように死ぬのかと問う事もしない。
きっと、そのまま立ち上がって部屋から出て行っても死ぬ事はないし、その前にドアを見ても死ぬ事はないのだろう。
しかし、結果的にそのルールは守られ目が覚める。
考えてみれば滑稽な話である。
そもそもの前提として、僕はそれが夢だと自覚しているのである。
その上で、部屋を出るためにはドアを開けなくては出ていけないのだから、随分念入りのルールだと言う事にも気が付かない。
よもや夢の中で
「目をつぶったままドアを開ければ死ぬ事はありませんね」
等と、とんち的なやり取りがしたい訳ではあるまい。
冷静になればそれと気が付くにも拘らず僕はそれを遵守し、ただただ目を覚まそうとするのである。
もしかすると、僕はそれが夢だとは気が付かずに「夢から覚めようとする夢」を見ているのかも知れないと思ったりもするのだが、そもそも夢を見ていると言う自覚無しには、目を覚まそうと言う行動は起きないはずであり、その自覚がありながら理不尽なルールを守ろうと言う姿勢を崩さないのは不可思議である。
しかし、人は、と言うのに語弊があるなら僕は幽霊の存在を信じてはいないが、幽霊を怖れる事はある。
夢の中で定められたルールに従ってしまうのは、それに似た作用なのかも知れない。
夢の場合に限らず、現実の話でも、薄暗がりの一本道で「絶対に振り返ってはいけないよ」と言われたなら、僕は振り返ったりはしないだろう。
そのルールを遵守する事に何の意味もなかったとしても。
今後も僕は眠りの中で同じ状況にぶつかるだろう。
突然突きつけられる理不尽なルールに盲目的に従ってはいられない。
もし、今度同じ状況になったら、タブーを犯そう。
もしそうなった時、僕の夢を作る僕の脳は、どう反応するだろう。
興味はあれど、恐怖も伴う。
多分、何も起こらないのだろう。そうなる事を願いつつ。
意味不明で、理不尽な夢の話。
僕は明晰夢を良く見る。
明晰夢と言うのは、寝ている間に自分が夢を見ているのだと言う事を自覚しながら見る夢の事だ。
自分が見ている夢なのだから妄想のなかと同じ。
何もかもが自由自在で、全てが思い通りになると思うだろう。
だが、僕の場合はそうではない。
僕の見る明晰夢はいわゆる金縛り状態であるか、理不尽なルールが設けられているか、それらの複合である。
金縛り状態の夢は動けないだけならまだしも、苦痛や恐怖、息苦しさが伴う事もあり、必死に目を覚まそうとして、起き上がり夢から抜け出せた事にホッとする。
そして自室から抜け出して廊下を渡り、居間に入るためにドアを開けると
その中は真っ暗闇。
そして、まだ夢の中にいるのだと認識して、必死に目を覚まそうとして、自室で起き上がり夢から抜け出せた事にホッとする。
そして自室から抜け出して廊下を渡り、居間に入るためにドアを開けると
その中は真っ暗闇・・・。
と言うのを繰り返すのだ。
この仮の目覚めと暗闇の繰り返しには心底ゾッとさせられるが、時間が経てばいずれ目を覚ます事になる。
夢の中では時間の感覚がないので、この不毛な繰り返しを何度経験すれば目が覚めるのかを知る術はないが、自室には目覚まし時計が置いてあるので、夢の中で確認すれば良いのかも知れない。
冷静になって考えれば不思議な事に、夢の中では時間を確認しようとしたり、居間以外の部屋、例えばトイレや二階の部屋に入ろうと試みた事はない。
必ず廊下を通って居間に入ろうと試みるのだ。
この種の繰り返しパターンや理不尽なお約束は他の夢を見る場合にも表れる。
例えば、僕が寝ていると、誰かに
「この部屋を出ようとすると死ぬ。この部屋のドアを見ても死ぬ。」
と告げられる。
この時点で僕は夢を見ているのだと気が付くのだが、必死に目を覚まそうとするばかりで、そのルールを守ろうとしてしまうのだ。
なぜ死ぬのかと問う事もしない。どのように死ぬのかと問う事もしない。
きっと、そのまま立ち上がって部屋から出て行っても死ぬ事はないし、その前にドアを見ても死ぬ事はないのだろう。
しかし、結果的にそのルールは守られ目が覚める。
考えてみれば滑稽な話である。
そもそもの前提として、僕はそれが夢だと自覚しているのである。
その上で、部屋を出るためにはドアを開けなくては出ていけないのだから、随分念入りのルールだと言う事にも気が付かない。
よもや夢の中で
「目をつぶったままドアを開ければ死ぬ事はありませんね」
等と、とんち的なやり取りがしたい訳ではあるまい。
冷静になればそれと気が付くにも拘らず僕はそれを遵守し、ただただ目を覚まそうとするのである。
もしかすると、僕はそれが夢だとは気が付かずに「夢から覚めようとする夢」を見ているのかも知れないと思ったりもするのだが、そもそも夢を見ていると言う自覚無しには、目を覚まそうと言う行動は起きないはずであり、その自覚がありながら理不尽なルールを守ろうと言う姿勢を崩さないのは不可思議である。
しかし、人は、と言うのに語弊があるなら僕は幽霊の存在を信じてはいないが、幽霊を怖れる事はある。
夢の中で定められたルールに従ってしまうのは、それに似た作用なのかも知れない。
夢の場合に限らず、現実の話でも、薄暗がりの一本道で「絶対に振り返ってはいけないよ」と言われたなら、僕は振り返ったりはしないだろう。
そのルールを遵守する事に何の意味もなかったとしても。
今後も僕は眠りの中で同じ状況にぶつかるだろう。
突然突きつけられる理不尽なルールに盲目的に従ってはいられない。
もし、今度同じ状況になったら、タブーを犯そう。
もしそうなった時、僕の夢を作る僕の脳は、どう反応するだろう。
興味はあれど、恐怖も伴う。
多分、何も起こらないのだろう。そうなる事を願いつつ。
コメント
大雑把なところでは、夜、どっかのビルの屋上から始まって、誰かわかんない人にビルから落とされて、落下中に目が覚める、みたいな感じです。
でも今ググってみたら、明晰夢って見ようと思えば見れて、内容をある程度コントロールできるらしいですね( ﾟдﾟ )
怪しげな情報もちらほらだねｗ
どちらかと言えば内容をコントロールするより、夢を見ない（覚えていない）状態が理想なんだけど。
眠りが浅いのがダメなのかな。
子供の頃に居た町を、子供の頃の友人と遊んでいる夢を見たりすることはたまにあります・・・胸が痛くて寝起きは最悪です（笑）
しかしこの話、友人から聞かされた夢の話と全く同じだなぁ・・・。その友人も猫好きでbunさんから受ける印象と良く似た感じの人です。
僕も経験あるなー・・・。
>似た人
よもやの本人なのではｗ
わりと良くある案件なんでしょうかね？
色々な夢見る人と、苦痛な夢ばっかり見る人に分かれてましたね。
自分はゲームしてる夢や、空飛んでる！ﾋｬｯﾊｰ!な夢もあれば、嫌々課題やってる夢も見ます。
幼女に足蹴にされてる夢とかもありますね・・・
・・・
たまに全く夢を見ない（覚えていない）と言う人がいますが、羨ましいなと思います。
>幼女
どちらに分類されるのか興味深いところｗ