《急送/Dispatch(NPH)》って

2011年5月19日 TCG全般

アンコモンなのかよ・・・。
正直なところコモンかと思っていて《正義の凝視/Gaze of Justice(TSP)》っぽくね？じゃあ立ち位置微妙だよね→固め取りとか思っていたのに・・・。
ついでにNPHのリストを検索したら「金属術」とついたカードがコモンには皆無で、アンコモンにも《急送/Dispatch(NPH)》しかなかった。
本当なのかよ。これ。ミラディン軍全滅し過ぎだろ。

何となく（画像上）が思考に出てきた。
因みに僕が選ぶこれのベスト改変は虎眼流。（画像下）・・・ってこれ小さいな。多分何が書いてあるか分からないと思うので書いておくと
「虎眼流など、しょせんなまくらの如きものなのよね」と書いてある。

ともあれ、まともな金属術って本当に少なくなったんだと言う事を再認識。
もともとアーティファクトを13枚から16枚程度デッキに入れなくては有効に機能しなかったので、ピックや構築段階で負担がかかる。
基本的なパーツは《ガルマの保護者/Ghalma’s Warden(SOM)》とか《尖塔の海蛇/Spire Serpent(MBS)》以外は納得の行くスペックの物が少なく、SSSの頃はそれでも《オーリオックの太陽追い/Auriok Sunchaser(SOM)》が強いなーと言う印象だったのだが、セットが追加されていくに従ってタフネス1の生物の生存が危うくなり、今やデッキに入れたとしても金属術達成後の恐らくは5ターン目以降にプレイする事になる。
それでも3/3飛行は強いじゃんと言う意見はあるだろうが、相手に何かされただけで彼女は容易く地上に落下し、下で待ち構えていた某かにやられてしまうのだからデメリットがキツすぎる。
これは《嵌め乗りの滑空者/Snapsail Glider(SOM)》や《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》についても同じ事が言えて、それなら色が限定されてしまうけれど、《ケンバの空護衛/Kemba’s Skyguard(SOM)》や《オーガの抵抗者/Ogre Resister(MBS)》もしくは、ライフを払ってでも《とどろくタナドン/Thundering Tanadon(NPH)》などを使った方が良いじゃんと言う事にもなるだろう。
これだけアーティファクト破壊が溢れる世界にあっては、ただ銀色であると言う事は、もはや害悪なだけではなかろうか。

あ。ただNPHでパワフルなファイレクシアマナのアーティファクトクリーチャーが追加された事は《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》にとってはプラスに働く。
相手も恐らくはファイレクシアマナで呪文をプレイする事になるので、それも追い風だ。

まぁ従来の開封方式なら、一番最初にSoMを開ける事になっていたので、金属術志向のデッキも恐らくは作られたんだけど、今の開封方法だとNPHからだから、そう言う風にはならないだろう。
デッキにアーティファクト枚数が必要だからと言う理由で、スペルをスルーして一段落ちるクリーチャーを取ったりはしなくて良くなったんじゃないかと思う。

じゃあ感染は・・・と言うと良く分からない。
白の《敗残のレオニン/Lost Leonin(NPH)》は普通に強そうに見えるし、白緑or白黒感染と言うのはありえるじゃないだろうか。
もともとMSSでも一部に白黒感染とか白緑感染が稀にいたくらいだから、その頻度が上昇しても不思議ではない。
ただ、それで強いデッキが組めるかとなると、これまた疑問でまだ僕の中で答えは出せないままだ。

現状の結論は、金属術のためにピック段階であまり無理をする必要はなく、構築段階で、機能しなくてもスペックを満たしているし、機能したらラッキーくらいで構築すれば良いんじゃないだろうか。

あ。ピックの段階で色付きの除去などがほとんど手に入らなかった場合は、デッキを尖らせないと多分さらに厳しい事になるので、金属術方向に組まざるを得ないのではないかと思う。

と、あまりまとまっていないが、こんなところで。