以下が今回のピック。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/4-26-2011.html

1-1は、あまりにも黒と感染が詰め込まれているので、両方とも蹴って《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter(MBS)》から白に。
今までは、取り合えず《病気の拡散/Spread the Sickness(MBS)》でその後の流れで決めようかと言う取り方だったのだが、今回もそれをやると余りにも返しのパックで何もないと言う事になりかねない。
ただ、上家から「感染やれよ」と言われた時に対応出来ない取り方だと思うので難しいところ。

1-2は《迫撃鞘/Mortarpod(MBS)》をピックして、1-3は《ロクソドンの非正規兵/Loxodon Partisan(MBS)》なんか取ってて大丈夫かと思うも、パックの他のカードも大した事がないので仕方ない。

1-4の《不純の焼き払い/Burn the Impure(MBS)》から赤に。
この手番でこれが流れてくるなら、上家方面は赤ではないだろう。
恐らくは青黒気配で、下家は黒緑感染と言うところ。

意向も赤白ピック。
1-4の《腐敗狼/Rot Wolf(MBS)》と言うだけでも嫌なのに1-6でも《腐敗狼/Rot Wolf(MBS)》を見つけて戦慄。不安が募る。

1パック目が終わって、ほぼ赤単タッチ白状態。
とは言え、白のカードに《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter(MBS)》が含まれているし、赤のカードは軒並み色が薄いので、最終的には白が強い白赤にまとめて行きたいところ。
カードの流れを見ると、他にも白系の金属術が存在しそうなので、同じ路線は厳しいかも。

2-1は・・・すいません。見なかった事にしてください。
パック開封後、急いでマーケットプレイスを見に行ったら1枚9tix買取だったので、リスク管理のために。
だって、10連敗が直近な訳ですよ?
負け・負け・負けと来たからには、次も負けだと思・・・たらドラフトするなって話なのは正論。

2-3で《ケンバの空護衛/Kemba’s Skyguard(SOM)》をピックした時点で、強度の金属術を目指す事を放棄。
恐らく、ここからも有色の除去などはピックするだろうし、そうなると《オーリオックの太陽追い/Auriok Sunchaser(SOM)》が入るようなデッキは作り難いし、総合的に見て弱くなるだろうと思う。
1パック目の《圧壊/Crush(MBS)》の安さを見ても妥当な判断のように思うが、そうすると、SoMで白をプレイする価値はかなり下がるだろう。

意向も白亜赤ピック。
2-6の《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》と《憤怒の三角護符/Trigon of Rage(SOM)》でかなり迷うが結局《憤怒の三角護符/Trigon of Rage(SOM)》を。
どちらも決定的に代わりがないと言う訳ではないので難しい。

3-1は《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》から。
3-5の《マイア鍛冶/Myrsmith(SOM)》に見られるように白がかなり空いている印象を受けるが、さらに3-9で《存在の破棄/Revoke Existence(SOM)》を見つけて、どんだけ安いんだと思った。

みんな有色デッキを組んでて、実はアーティファクト除去を満載にすると危ない状況なのかも知れない。

完成したのが以下のデッキ。

MO 8-4 WR Deck

9 《平地/Plains》
7 《山/Mountain》

1 《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol》
1 《マイアの種父/Myr Sire》
1 《レオニンの空狩人/Leonin Skyhunter》
1 《迫撃鞘/Mortarpod》
1 《銀のマイア/Silver Myr》
1 《高僧の見習い/Abuna Acolyte》
1 《マイア鍛冶/Myrsmith》
2 《ケンバの空護衛/Kemba’s Skyguard》
1 《オーリオックの模造品/Auriok Replica》
2 《回転エンジン/Spin Engine》
1 《剃刀のヒポグリフ/Razor Hippogriff》
1 《カルドーサの首謀者/Kuldotha Ringleader》
1 《ロクソドンの非正規兵/Loxodon Partisan》
1 《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon》

1 《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff》
1 《感電破/Galvanic Blast》
1 《憤怒の三角護符/Trigon of Rage》
2 《存在の破棄/Revoke Existence》
1 《神への捧げ物/Divine Offering》
1 《不純の焼き払い/Burn the Impure》
1 《正義の施行/Dispense Justice》

このデッキこそ《銀のマイア/Silver Myr(SOM)》が必要なさそうだが、《マイア鍛冶/Myrsmith(SOM)》のためのアーティファクトカウントと、そもそも生物が足りなかった。
ゲームプランは除去って殴る。
メインの《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff(SOM)》は、《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》か《屍気の香炉/Necrogen Censer(SOM)》の方が良かったかも。
サイドで良く入れ替わった。

1戦目は黒白感染に0-2で勝ち。
Game1は相手の《肉食いインプ/Flesh-Eater Imp(MBS)》《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》を《正義の施行/Dispense Justice(SOM)》と《存在の破棄/Revoke Existence(SOM)》でそれぞれ対処して殴って勝ち。

Game2は《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》と《憤怒の三角護符/Trigon of Rage(SOM)》に《不純の焼き払い/Burn the Impure(MBS)》も加わってイージーウィン。

2戦目は緑赤白に1-2で勝ち。
Game1が相手後手1マリガンで《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》が出てくる。
卓状況をここに書かなくなってからは、相手のリプレイを見る事が全くなくなったので、この《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》がどの程度の脅威なのか判断できない。
相手は1マリガンなのだから、この《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》が2回以上仕事をしなければ、ディスアドバンテージなのだから・・・と思って放置したら、《粉砕/Shatter(SOM)》が《名誉回復/Vindicate(APC)》になったり、《感電破/Galvanic Blast(SOM)》の金属術を達成したり、土地を《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》で投げようと・・・したところでやっと決意して除去。
しかし《マイアのタービン/Myr Turbine(MBS)》が出てきてそのまま負け。

Game2は飛行で殴って、サイドから入れた《圧壊/Crush(MBS)》と《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》の活躍で勝ち。

Game3は相手の《刃の翼/Bladed Pinions(SOM)》で膠着させられ《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》と追加されたため、突撃するしかなくなってしまう。
戦闘後になんとかライフを4まで削って、こっからは相手がこちらを倒すより早く《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》を引くゲーム。
あちらも《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》がプレイできれば、その時点でほぼ勝ちなため、6マナをプレイされるドキドキ。

相手6マナタップ→《ルーメングリッドのガーゴイル/Lumengrid Gargoyle(MBS)》
相手6マナタップ→《剃刀ヶ原のサイ/Razorfield Rhino(MBS)》
相手6マナタップ→《ファイレクシアの巨大戦車/Phyrexian Juggernaut(MBS)》

と全部はずれ(?)で即負けはしないものの、押される展開にはなってしまう。
そして、最後のターン。
《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》を引いた時のために、ランドセットはし続けて、でも、もう《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》ですらどうにもならない。間に合わない。
ここで引いて良いのは《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》だけ。
他は何を引いても相手にミンチにされてしまう。

《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》を引くしかない。
《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》を・・・

引いた!

勝ち。

3戦目は青赤に2-0で勝ち。
Game1は《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》《ケンバの空護衛/Kemba’s Skyguard(SOM)》と並べて除去して勝ち。

Game2は相手が先手ダブル・マリガンで《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》プレイするも差が埋まらずに勝ち。

と言う訳で、本当に久しぶりにパック獲得。
SoM×3でも言えた事だけど、白の金属術を目指す場合に卓のアーティファクト対策カードの安い、高いは死活問題になる。
今回のようにそれが安い場合はアーティファクト破壊を自分がピックせずに金属術関連を優先すると、相手に殺される事になるし、そっちを取ると強度の金属術にはならずに、白を使うメリットである《オーリオックの太陽追い/Auriok Sunchaser(SOM)》が使えない。
SoM環境初期に、金属術は狙うなと誰だかに言われのだけれど、MBS加入後はさらに安価なアーティファクト破壊が増えたため、金属術デッキを組めない事はないだろうが、組んでしまうと痛い目にあう。
基本的には、2戦目のような恐竜も、僕のような赤白も、金属術に対して有利に立ち回れるように出来ているからだ。

ここに至って、アーキタイプの完成度とは何かと言う疑問が生まれる。
特に金属術デッキにおいては。

例えば、ローウィンブロックにあっては、フェアリーデッキを組もうとして、完成度の高いフェアリーデッキが出来上がった場合、特に危惧するような事態は存在せず、そこにはメリットしかなかった。

恐らく、今回の場合も感染と恐竜については同じ事が言えるだろう。
しかし、金属術と今回の僕のような対金属術デッキについては事情が異なる。
金属術はそのまま嵐のようなアーティファクト除去に身をさらす事になるし、対金属術デッキでは、恐竜デッキや感染に対した時、その優位性を半減させる事になる。
一方で、黒の確定除去や青のバウンスや《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》は、相手によって、その強さを変動させたりは、あまりしない。
相手が極端に早い場合のみ《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》がプレイできないかもくらいだ。

と言う訳で、結論はやっぱり白は嫌いだと言う事。
でもMBS後の白は安さと飛行は魅力的ではある。
難しいところだ。

コメント

D
2011年4月26日22:12

3-0おめでとうございます。

トップデッキには必然と偶然があると思います。相手からすれば上から引いてきたカードで勝つ(勝った)というだけかもしれませんが、其処にたどり着くように計算(プレイ)した過程がbunさんには存在して、結果勝利をもたらした事は間違いないですから。

bun
2011年4月27日12:12

ありがとうございます^^

相手も場が優勢になってから《刃の翼/Bladed Pinions(SOM)》付きの《剃刀ヶ原のサイ/Razorfield Rhino(MBS)》で殴らなかったターンがありましたから、殴られてたら相手のハンド次第では死んでいたかも知れません。
だから、相手のミス・・・とは言えないような采配もゲームに影響してたかも。
ともあれ、劣勢からプランを立てて、それが成立したと言うのは嬉しいです^^
bun

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