分かりそうで分からない少し分からないルール
2011年4月23日 TCG全般 コメント (5)以下のカードがある。
《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CHK)》の生まれ変わりであり、かつては数多の《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》を追放してきたカードである。
この《記憶殺し/Memoricide(SOM)》をプレイヤーAがプレイヤーBを対象にプレイしたとする。
この《記憶殺し/Memoricide(SOM)》は打ち消される事なく解決をむかえ・・・
プレイヤーAがプレイヤーBにライブラリを見せながら指定されたカードを探していき、手札と、墓地と、ライブラリを公開して《記憶殺し/Memoricide(SOM)》を解決した。
それを見た僕は、《記憶殺し/Memoricide(SOM)》によってプレイヤーAの手札と、墓地と、ライブラリを探すのは、プレイヤーBであるから、プレイヤーAのライブラリをプレイヤーAが見るのはおかしいと主張した。
すると、プレイヤーAは、自分が使うデッキの内容は当然記憶しているのだから問題ない。
《記憶殺し/Memoricide(SOM)》の解決後は当然シャッフルする訳で、自分がライブラリを見たからと言って、何かが出来る訳ではないし、小栗さんの言うとおりに《記憶殺し/Memoricide(SOM)》を解決しようとすると、自分の手札も解決中は見てはいけないと言う事になると思うが、そのように《記憶殺し/Memoricide(SOM)》が解決されるところを見た事がないが、どう思うかと切り返した。
確かにそのように《記憶殺し/Memoricide(SOM)》が解決されているところを見た事はないので、答えに詰まってしまったのだが「自分の手札」と「自分のライブラリ」は当然別物であり、同列に扱う方が間違っている・・・と思う。
ただ、この場合はプレイヤーAがジャッジ資格を持っていると言うのが始末が悪い。
当然、紛糾した。
マジック総合ルールを参照すると
しかし、実際には相手の労力を省こうと言う親切心からか、プレイヤーAのように《記憶殺し/Memoricide(SOM)》を解決しようとするプレイヤーも存在する。
自分のデッキなんだから、全部分かってるし問題ないじゃん。と思う気持ちも理解できる。
僕自身も、まぁそれも良いかな・・・と少し思ってしまった部分があるので、改めて教えて頂きたいのだが、プレイヤーAの行為は、違法だろうか。合法だろうか。
もし違法であるならば、店舗でのFNMなどで、同様の行為が行われた場合どのように対処するべきだろうか。
御教示頂ければ幸いである。
Memoricide / 記憶殺し (3)(黒)
ソーサリー
プレイヤー1人を対象とする。土地でないカード名を1つ指定する。そのプレイヤーの墓地と手札とライブラリーから、その名前のカードを望む枚数探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。
《頭蓋の摘出/Cranial Extraction(CHK)》の生まれ変わりであり、かつては数多の《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》を追放してきたカードである。
この《記憶殺し/Memoricide(SOM)》をプレイヤーAがプレイヤーBを対象にプレイしたとする。
この《記憶殺し/Memoricide(SOM)》は打ち消される事なく解決をむかえ・・・
プレイヤーAがプレイヤーBにライブラリを見せながら指定されたカードを探していき、手札と、墓地と、ライブラリを公開して《記憶殺し/Memoricide(SOM)》を解決した。
それを見た僕は、《記憶殺し/Memoricide(SOM)》によってプレイヤーAの手札と、墓地と、ライブラリを探すのは、プレイヤーBであるから、プレイヤーAのライブラリをプレイヤーAが見るのはおかしいと主張した。
すると、プレイヤーAは、自分が使うデッキの内容は当然記憶しているのだから問題ない。
《記憶殺し/Memoricide(SOM)》の解決後は当然シャッフルする訳で、自分がライブラリを見たからと言って、何かが出来る訳ではないし、小栗さんの言うとおりに《記憶殺し/Memoricide(SOM)》を解決しようとすると、自分の手札も解決中は見てはいけないと言う事になると思うが、そのように《記憶殺し/Memoricide(SOM)》が解決されるところを見た事がないが、どう思うかと切り返した。
確かにそのように《記憶殺し/Memoricide(SOM)》が解決されているところを見た事はないので、答えに詰まってしまったのだが「自分の手札」と「自分のライブラリ」は当然別物であり、同列に扱う方が間違っている・・・と思う。
ただ、この場合はプレイヤーAがジャッジ資格を持っていると言うのが始末が悪い。
当然、紛糾した。
マジック総合ルールを参照すると
401.2. それぞれのライブラリーは、一つの、裏向きの束でなければならない。プレイヤーはライブラリーのカードを覗いたり、その順序を変化させてはならない。とあるので、やはりプレイヤーAは自分のライブラリを見る事はできなさそうである。
しかし、実際には相手の労力を省こうと言う親切心からか、プレイヤーAのように《記憶殺し/Memoricide(SOM)》を解決しようとするプレイヤーも存在する。
自分のデッキなんだから、全部分かってるし問題ないじゃん。と思う気持ちも理解できる。
僕自身も、まぁそれも良いかな・・・と少し思ってしまった部分があるので、改めて教えて頂きたいのだが、プレイヤーAの行為は、違法だろうか。合法だろうか。
もし違法であるならば、店舗でのFNMなどで、同様の行為が行われた場合どのように対処するべきだろうか。
御教示頂ければ幸いである。
コメント
文章の内容からすると、AとBが逆になってるかも?
「撃たれた人がライブラリー探してたけど、ルール的にはだめじゃないの?」
ってことですね。
自分も、記憶殺し撃たれた時はどうぞと言ってデッキを差し出しますので、考えたことなかったですね・・・
>四日市さん
その理解で間違いありません。
自分のまわりでは結構今回の件みたいな例を見るので、もし適切な解決方法でないなら注意喚起が必要だと思いました。
>いくさん
《道化の王笏/Jester’s Scepter(CSP)》は「裏向き」との記述とその能力から見えないんだなと言うのが直感的に理解出来ますから問題ないみたいなのですが。
あ。でもライブラリだって、「裏向きのカードの塊」的な定義がありますから一緒かも知れません。
そうなんですか?
でも、《道化の王笏/Jester’s Scepter》された後で自分のライブラリーを見られるチャンスがあれば、どのカードが取り除かれたかが分かりますよね?
そう言う事ですね。勘違いしていました。
そうなると普通にNGですよね。