と言う事で、前回のエントリで取り上げたデッキタイプである恐竜。
今回は、その恐るべきマナカーブを描くデッキを実際に構築するとどうなるのかを試行してみようと言う趣旨である。
以下がそのピック。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/4-16-2011.html
1-1は《肉食いインプ/Flesh-Eater Imp(MBS)》と《病気の拡散/Spread the Sickness(MBS)》の2択。
傍らの《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》が熱い視線を投げかけちゃったりなんかしているが、流石のLSVでも、それはするまい。
終着駅が恐竜タイプであれば何でも良い訳で、ここは《肉食いインプ/Flesh-Eater Imp(MBS)》をピック。
1-2は、個人的には大好きな《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(MBS)》がいるが、受けの広さとカードパワーから考えると《皮羽根/Skinwing(MBS)》だろう。
本来なら恐竜デッキのメリットは極力アーティファクトを使用しない事(元からサイズが大きいので装備品は不要で、生物は有色の物を使用する)だが、流石に恐竜路線を堅守して《オーガの抵抗者/Ogre Resister(MBS)》とかピックすると最終着地点がどこになるのか全く分からないので大人しくピック。
1-3は《荒廃後家蜘蛛/Blightwidow(MBS)》を。
またも傍らの《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》から熱烈なラブ・コールがかかるものの、対空防御戦力は恐竜には欠かせない要素である。
それに元祖恐竜こと《最上位のティラナックス/Alpha Tyrranax(SOM)》が入ったSoMはまだ2パックもあるのだ。
まだまだ焦る事はない。
1-4は《絡み森のカマキリ/Tangle Mantis(MBS)》
マナマイアからの2→4ジャンプ先として適任であり、恐竜らしいピックだと言える。
1-5《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter(MBS)》ラッキー!
その後、継続して緑黒感染路線。
1pack目を終了して、見事な緑黒感染が出来つつある。
完成したのが以下のデッキ。
MO 8-4 BG Deck
9 《沼/Swamp》
8 《森/Forest》
1 《煙霧吐き/Fume Spitter》
2 《疫病のとげ刺し/Plague Stinger》
1 《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr》
1 《屍百足/Necropede》
1 《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》
1 《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica》
1 《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter》
1 《ファイレクシアの消化者/Phyrexian Digester》
1 《肉食いインプ/Flesh-Eater Imp》
1 《皮裂き/Skinrender》
1 《皮羽根/Skinwing》
1 《荒廃後家蜘蛛/Blightwidow》
1 《屍肉の呼び声/Carrion Call》
1 《疫病口獣/Plaguemaw Beast》
1 《災いの召使い/Scourge Servant》
1 《調和者隊の盾/Accorder’s Shield》
1 《浸透のレンズ/Infiltration Lens》
1 《不自然な捕食/Unnatural Predation》
1 《悪性の傷/Virulent Wound》
1 《伝染病の留め金/Contagion Clasp》
1 《病的な略取/Morbid Plunder》
1 《荒々しき力/Untamed Might》
普通の黒緑感染。
なにが「実際にやってみた」だ!
完全に出オチじゃねーか!
だって普通にピックしていたら普通に感染になっちゃったんだもん。
自然な流れを曲げて恐竜にする理由を僕は用意できなかったのである。
1戦目は白赤に0-2で負け。
Game1は《皮羽根/Skinwing(MBS)》のお陰でかなり優勢に推移し、あと1パンすれば勝ちの場面で、相手の手札は先ほど引いた1枚だけ。
こりゃ勝ったろうと思ったら《神への捧げ物/Divine Offering(MBS)》で装備元の《ファイレクシアの消化者/Phyrexian Digester(MBS)》が撃墜。
その後、がっちりした地上を突破する戦力を追加出来ないまま《回転エンジン/Spin Engine(MBS)》にズタズタに切り刻まれて死亡。
Game2は相手の《ケンバの空護衛/Kemba’s Skyguard(SOM)》を《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》して《ヴァルショクの模造品/Vulshok Replica(SOM)》を《悪性の傷/Virulent Wound(MBS)》で処理する。
そこから《屍肉の呼び声/Carrion Call(SOM)》で防御を固め、相手の《剣爪のゴーレム/Saberclaw Golem(SOM)》には《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》で対処。
そうこうする内に毒は6個まで貯まり、場には《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》と《疫病口獣/Plaguemaw Beast(MBS)》が。
このままターンが帰ってくれば勝ちなので、こりゃ勝ったろうと思ったら《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》は《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter(SOM)》されて、1ターン延命されたかと思いきや次のターンが《カルドーサの炎魔/Kuldotha Flamefiend(MBS)》!
《疫病口獣/Plaguemaw Beast(MBS)》を処理されてそのまま負け。
出オチの上に1没。
道化。
圧倒的道化。
何が「実際にやってみた」だ!実際にやってから言え!
でも結構まとまった感染が組めたと思ったんだけどなー。
次回は本当に恐竜するかも!
つかどうやって入ったら良いんだ!よく分からないぞ。普通に感染をやったら感染になるし。
感染から逃げる時か、除去コンからの延長から入るのか。多分そんな感じ。
今回は、その恐るべきマナカーブを描くデッキを実際に構築するとどうなるのかを試行してみようと言う趣旨である。
以下がそのピック。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/4-16-2011.html
1-1は《肉食いインプ/Flesh-Eater Imp(MBS)》と《病気の拡散/Spread the Sickness(MBS)》の2択。
傍らの《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》が熱い視線を投げかけちゃったりなんかしているが、流石のLSVでも、それはするまい。
終着駅が恐竜タイプであれば何でも良い訳で、ここは《肉食いインプ/Flesh-Eater Imp(MBS)》をピック。
1-2は、個人的には大好きな《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(MBS)》がいるが、受けの広さとカードパワーから考えると《皮羽根/Skinwing(MBS)》だろう。
本来なら恐竜デッキのメリットは極力アーティファクトを使用しない事(元からサイズが大きいので装備品は不要で、生物は有色の物を使用する)だが、流石に恐竜路線を堅守して《オーガの抵抗者/Ogre Resister(MBS)》とかピックすると最終着地点がどこになるのか全く分からないので大人しくピック。
1-3は《荒廃後家蜘蛛/Blightwidow(MBS)》を。
またも傍らの《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》から熱烈なラブ・コールがかかるものの、対空防御戦力は恐竜には欠かせない要素である。
それに元祖恐竜こと《最上位のティラナックス/Alpha Tyrranax(SOM)》が入ったSoMはまだ2パックもあるのだ。
まだまだ焦る事はない。
1-4は《絡み森のカマキリ/Tangle Mantis(MBS)》
マナマイアからの2→4ジャンプ先として適任であり、恐竜らしいピックだと言える。
1-5《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter(MBS)》ラッキー!
その後、継続して緑黒感染路線。
1pack目を終了して、見事な緑黒感染が出来つつある。
完成したのが以下のデッキ。
MO 8-4 BG Deck
9 《沼/Swamp》
8 《森/Forest》
1 《煙霧吐き/Fume Spitter》
2 《疫病のとげ刺し/Plague Stinger》
1 《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr》
1 《屍百足/Necropede》
1 《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》
1 《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica》
1 《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter》
1 《ファイレクシアの消化者/Phyrexian Digester》
1 《肉食いインプ/Flesh-Eater Imp》
1 《皮裂き/Skinrender》
1 《皮羽根/Skinwing》
1 《荒廃後家蜘蛛/Blightwidow》
1 《屍肉の呼び声/Carrion Call》
1 《疫病口獣/Plaguemaw Beast》
1 《災いの召使い/Scourge Servant》
1 《調和者隊の盾/Accorder’s Shield》
1 《浸透のレンズ/Infiltration Lens》
1 《不自然な捕食/Unnatural Predation》
1 《悪性の傷/Virulent Wound》
1 《伝染病の留め金/Contagion Clasp》
1 《病的な略取/Morbid Plunder》
1 《荒々しき力/Untamed Might》
普通の黒緑感染。
なにが「実際にやってみた」だ!
完全に出オチじゃねーか!
だって普通にピックしていたら普通に感染になっちゃったんだもん。
自然な流れを曲げて恐竜にする理由を僕は用意できなかったのである。
1戦目は白赤に0-2で負け。
Game1は《皮羽根/Skinwing(MBS)》のお陰でかなり優勢に推移し、あと1パンすれば勝ちの場面で、相手の手札は先ほど引いた1枚だけ。
こりゃ勝ったろうと思ったら《神への捧げ物/Divine Offering(MBS)》で装備元の《ファイレクシアの消化者/Phyrexian Digester(MBS)》が撃墜。
その後、がっちりした地上を突破する戦力を追加出来ないまま《回転エンジン/Spin Engine(MBS)》にズタズタに切り刻まれて死亡。
Game2は相手の《ケンバの空護衛/Kemba’s Skyguard(SOM)》を《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》して《ヴァルショクの模造品/Vulshok Replica(SOM)》を《悪性の傷/Virulent Wound(MBS)》で処理する。
そこから《屍肉の呼び声/Carrion Call(SOM)》で防御を固め、相手の《剣爪のゴーレム/Saberclaw Golem(SOM)》には《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》で対処。
そうこうする内に毒は6個まで貯まり、場には《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》と《疫病口獣/Plaguemaw Beast(MBS)》が。
このままターンが帰ってくれば勝ちなので、こりゃ勝ったろうと思ったら《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》は《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter(SOM)》されて、1ターン延命されたかと思いきや次のターンが《カルドーサの炎魔/Kuldotha Flamefiend(MBS)》!
《疫病口獣/Plaguemaw Beast(MBS)》を処理されてそのまま負け。
「相手が勝利を確信した時、すでにそいつは敗北している」
ジョセフ・ジョースターの人生哲学
出オチの上に1没。
道化。
圧倒的道化。
何が「実際にやってみた」だ!実際にやってから言え!
でも結構まとまった感染が組めたと思ったんだけどなー。
次回は本当に恐竜するかも!
つかどうやって入ったら良いんだ!よく分からないぞ。普通に感染をやったら感染になるし。
感染から逃げる時か、除去コンからの延長から入るのか。多分そんな感じ。
コメント
私からのアドバイスとして
ランド16にして
ゲスの玉座入れましょうと言ったところ
もしくはランド17で3/1感染入れるかな
2マナ感染の有力なところが沢山あるが3マナ以降の攻めやすい生モノが少なく、パワー上がる装備品もないので硬直しやすいように感じますわ。ゲームを終わらせるイメージは増殖でのねじ込みがいいのかなと。
ピックについては・・・・私も感染やりますよ。
恐竜やるときはだいたい5手目までに決めますが、今回堕落者来た時点で決めてしまいます。そうでなければ黒切ることも踏まえつつカマキリや密使を優先して確保しますね。
長文失礼しました。
このドラフトは感染に進むのが筋だと思います。
ボクはもちろん《ファングレンの匪賊》と《ヴィリジアンの密使》集めて
恐竜にいきますがw
2パック目に《液鋼の塗膜》と《ヴィリジアンのお祭り騒ぎ》ありますので
《蔵製錬のドラゴン》も入れて赤緑の「茶破壊お祭デッキ」になりそうです。
おそらく6マナ生物5枚。
マナベースは土地17枚、《地平線の呪文爆弾》1枚、マナマイア1枚、《ヴィリジアンの密使》2枚。
病気だなこりゃ(⌒_⌒;)
>す(敬称略)
つまり、腕を十字に組んで、親指と人差し指で輪を作り、小指を伸ばす。
即ち「す」であると言う事でよろしいか?
つか、これマジで想定外の人物だったら意味不なのだが、恐らく僕が知っている「す」だと思うのでこれで突っ走る。
>デッキ
僕も《ゲスの玉座/Throne of Geth(SOM)》と《テル=ジラードの堕ちたる者/Tel-Jilad Fallen(SOM)》の採用は考えたのだけれど、4マナヘビーになるのが嫌だったのと《ゲスの玉座/Throne of Geth(SOM)》は、既に《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》と《疫病口獣/Plaguemaw Beast(MBS)》とがあるから・・・と思ってしまった。
個人的に2色で土地16枚は初手キープが若干厳しくなると思っているので《ゲスの玉座/Throne of Geth(SOM)》を採用するなら・・・やっぱり土地くらいか。
相討ち上等で《病的な略取/Morbid Plunder(MBS)》と言うプランなら《テル=ジラードの堕ちたる者/Tel-Jilad Fallen(SOM)》も欲しいかもだが、レシピを見直す限りは代替で抜く物がない気がする。
難しいな。
>ピック
恐竜と言うデッキタイプは、感染路線に進めなかった時のオプションとして存在すると思う?
それとも恐竜はそれ自体を最初から目指すべきデッキタイプとして認知するべき?
僕はオプション派。
感染・増殖とシナジってたり、用意されてるプールを考えると、素直に行ける時は行くべきかなと。
だいたい5手目ってのは、テーブル半分の流れを把握してって感じだよね。
>長文
文章は長い方が情報量が増えるから、僕は長文を好む。
>listenerさん
もし今回のピックで、恐竜デッキを目指すなら分岐は1-1?それとも1-3?
もしくはそれ以外であるかな?
それから上述の質問と被るんだけど、恐竜と言うデッキタイプはそれ自体を目指すべきデッキタイプだと思う?
>茶破壊
《ファングレンの匪賊/Fangren Marauder(MBS)》とのシナジーが色々あるから6マナ帯に到達出来れば勝てそうな感じ。
でもやっぱり入り方が難しいような気がしちゃう。
僕に見えていないだけで、緑はもっと選択肢が広いのかも。
《病気の拡散》《肉食いインプ》《ファングレンの匪賊》
この3枚の点数差はほとんどありません。もちろんどれもエース級カードです。
黒のどちらかは流さなくてはいけないので、
それなら《ファングレンの匪賊》をとっておこうと考えると思います。
(今、ボクの中で流行りだというのが最大の理由かもw)
>恐竜と言うデッキタイプはそれ自体を目指すべきデッキタイプだと思う?
現在のところ受けが広くてボクのようなボム好きにはたまらないアーキです。
ボクの場合は《屑鉄潜りの海蛇》や《決断の手綱》なども含めて「恐竜」なので
ビッグマナというべきなのですが(⌒_⌒;)
まだまだボクの中で混沌としているのですが
緑を触ることで「負けにくい」という印象が強いです。
ライフゲインがスゴイ・事故が少ない・アドがとりやすい・フィニッシャーの確保がしやすい
これからまだまだ試してみたいことだらけです。