MMMドラフト

今日は常連さんがパックを剥いてごらんと言うのでMBSを1つペリペリ。

レアは・・・白いな。
カード下部から確認すると、どうやら生物の様でタフネスは4。
この時点で、神話レアでなければ死亡確認なので振り仮名で確認しようと徐々にカードを下げていく。
そして現れた文字は・・・

しょうり　でんれい


・・・（´・ω・`）.;:…（´・ω...:.;::..（´・;::: .:.;:..

全く勝ってねーじゃねーか！
何が《勝利の伝令/Victory’s Herald(MBS)》だ。一度でも勝ってから言え！
でも多分リミテッドじゃ普通に強いのよね。

若干、うなだれた僕を見て常連さんが「仕方ないな」と言いながら1パック。
そして即座に突っ伏せる。
現れたのは・・・

《勝利の伝令/Victory’s Herald(MBS)》！

お前しつこいんだよ！

《勝利の伝令/Victory’s Herald(MBS)》の洗礼に浴した僕には勝利あるのみ。
と言う訳で時系列は遡るが今朝のピック。
起床後5分程度でドラフトを開始した。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/2-24-2011.html

1-1を《組立作業員/Assembly-Worker(TSP)》から。
MBSらしく感染色の濃いパックである。
1-2は《不純の焼き払い/Burn the Impure(MBS)》と迷うもレアが使って見たくて《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith(MBS)》を。
さらに1-3で《マイアのタービン/Myr Turbine(MBS)》を確保してレアピックを加速させ1-6で《血清掻き/Serum Raker(MBS)》ではなくて《絡み森のカマキリ/Tangle Mantis(MBS)》をピックする超絶クリックミスがあるも1パック目終了時点では良い感じ。
ボムとドローが取れているので後は除去が欲しいかなと言うところ。

1-11は卓の青参入者の薄さを見て、複数枚取れる事を見越して《眼魔/Oculus(MBS)》を優先。
《水銀の噴出/Quicksilver Geyser(MBS)》を多用して押していくデッキにはならないだろうと思った。
1-13はラッキー。

2-1は大した候補がないのとペイアウト志向が強いので《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader(MBS)》をマネーピック。
ピックを公開するようになってからほとんどマネーピックはしなくなっていたのだが、リアルのリソースが増えれば結果的に練習量も増えるだろうと思うので場面によって使い分けて行く事にした。

2パック目終了時で除去がかなり不足している。
今回は青が相方なのでバウンスとカウンターである程度誤魔化せるとは言え厳しい。
そう言う事情もあって2-12は嬉しい誤算だ。

3-1は《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》をピックして勝った！第3部完！
完全に1没フラグだが、リソース的には既に勝利者である。

3-2は《ヴィリジアンの堕落者/Viridian Corrupter(MBS)》カットも有り得たけどレアが使って見たかったので《精神の病を這うもの/Psychosis Crawler(MBS)》を。
結構ドローソースはあるので強いのではなかろうか。

3-3は《遥かなる記憶/Distant Memories(MBS)》を《堕落した良心/Corrupted Conscience(MBS)》と間違えてピックしそうになるも、寸前で気が付いて《生体解剖/Vivisection(MBS)》を。
正直ドローソースは十分なのでデッキに入るかは微妙だった。

その後は除去は手に入らず《鋼の妨害/Steel Sabotage(MBS)》で誤魔化したり《宝物の魔道士/Treasure Mage(MBS)》《ルーメングリッドのガーゴイル/Lumengrid Gargoyle(MBS)》とゲットしてラッキー。

出来上がったのが以下のデッキ。

MO　MMM　4-3-2-2 UB Deck

10 《島/Island》
7 《沼/Swamp》

1 《皮剥ぎの鞘/Flayer Husk》
2 《マイアの種父/Myr Sire》
2 《眼魔/Oculus》
1 《ミラディン人のスパイ/Mirran Spy》
1 《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager》
1 《宝物の魔道士/Treasure Mage》
1 《平和の徘徊者/Peace Strider》
1 《血清掻き/Serum Raker》
1 《尖塔の海蛇/Spire Serpent》
1 《精神の病を這うもの/Psychosis Crawler》
1 《縒り糸歩き/Strandwalker》
1 《飛行機械の組立工/Thopter Assembly》
1 《ルーメングリッドのガーゴイル/Lumengrid Gargoyle》

1 《悪性の傷/Virulent Wound》
1 《鋼の妨害/Steel Sabotage》
1 《病的な略取/Morbid Plunder》
1 《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine》
1 《目的のための燃料/Fuel for the Cause》
1 《水銀の噴出/Quicksilver Geyser》
1 《マイアのタービン/Myr Turbine》
1 《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith》

重たくて発狂しそう。

馬鹿な・・・。
僕はあの《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》《精神隷属器/Mindslaver(SOM)》の悲劇から何も学ばなかったと言うのか・・・。
サイドからは毎回《精神の病を這うもの/Psychosis Crawler(MBS)》か《尖塔の海蛇/Spire Serpent(MBS)》を《鋼の妨害/Steel Sabotage(MBS)》に変えていた。
毎回効く相手だったと言うのもあるけれど、流石に重すぎた。
実質6マナ以上が3枚も入っているんだから、他のところを軽くするべき。
《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith(MBS)》→《生体解剖/Vivisection(MBS)》説もあるかも知れないけど、確実に4ターン目《生体解剖/Vivisection(MBS)》とかはしないので《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith(MBS)》で良さそう。

1戦目は白黒にストレートで勝ち。
2戦目は緑青タッチ赤に2-1で勝ち。
敗因は《堕落した良心/Corrupted Conscience(MBS)》で取られた《マイアの種父/Myr Sire(MBS)》に《皮羽根/Skinwing(MBS)》が付いて負け。
Game3は《水銀の噴出/Quicksilver Geyser(MBS)》で《堕落した良心/Corrupted Conscience(MBS)》をケアして《目的のための燃料/Fuel for the Cause(MBS)》で蓋をして勝ち。
3戦目はほぼ赤単タッチ白に《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》×3を食らって負け。
金属術達成の為に《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》を使ってて、ビートしながらドローしてくる相手を不審に思うも対抗出来ずに負けた。
特にGame1は無為・無謀・無計画・無責任・無遠慮・・・しかし達成出来れば無敵の《血清掻き/Serum Raker(MBS)》→《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》プランが《圧壊/Crush(MBS)》で壊滅して負け。
当然、相手は赤白な訳で対応出来ないと考えるのは甘すぎるのだが・・・。

相手のデッキが《貫く徘徊者/Pierce Strider(MBS)》×2と《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》×3以上と言うバーン構成で非常に強そうに見えた。
《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》を意識して《胆液の水源/Ichor Wellspring(MBS)》を起用するのは普通の事なんだろうけどやっぱり強かった。

それからやはり緑は人気なのか《ヴィリジアンの密使/Viridian Emissary(MBS)》とかはあんまり取れるタイミングでは見なかった。
代わりに青の不人気と《震盪の稲妻/Concussive Bolt(MBS)》の安さは目に付く。
《カルドーサの首謀者/Kuldotha Ringleader(MBS)》や《オーガの抵抗者/Ogre Resister(MBS)》の打点の高さを生かして攻めて行くのも効果的かも知れない。
一回しかやっていないので分からないけど、やはり緑or黒は人気で次いで赤→白or青になるのかな。

流れ次第だけど感染をやらせてもらおうと言うのは難しいのかも。
白黒とか白緑では出来るかもだけどあんまり強そうな感じはしないような・・・。
有色用の確定除去はコモンだと《病気の拡散/Spread the Sickness(MBS)》くらいしかないから黒が人気になるのは仕方がないところ。
青をメインに据えるなら大きい生物はバウンスやカウンターに任せて赤の《不純の焼き払い/Burn the Impure(MBS)》や《火膨れ杖のシャーマン/Blisterstick Shaman(MBS)》を使った方が良いのかも知れない。
《病気の拡散/Spread the Sickness(MBS)》は強いけど、予想以上に回って来なかった。
黒を使う場合にはかなり強めのシグナルが必要になるな。
下家次第では、例えば感染＝緑黒と言うイメージを強く持つ人だと、黒を絞っただけでは参入を止められないと思う。
と言う訳で下家を信用しないならば、そもそも緑や黒に手を出すのを考えた方が良さそうだ。
状況によってはそれも許されないから難しいのだけれど。

因みに最終戦を除く全ての試合で後手を選択。
序盤に《マイアの種父/Myr Sire(MBS)》と《ミラディン人のスパイ/Mirran Spy(MBS)》をきちんとプレイ出来たのと《鋼の妨害/Steel Sabotage(MBS)》が偉くて後手で良かったなと思った。
最終戦は相手の戦い方が特殊なのでライフを大事に。
それでも最終的に押し込まれて負けたので仕方がないところではある。

あ。それからレアを使ってみた感想。
《組立作業員/Assembly-Worker(TSP)》は《宝物の魔道士/Treasure Mage(MBS)》もあって複数回プレイした。
万が一の除去は《鋼の妨害/Steel Sabotage(MBS)》で回避する事も出来るし《病的な略取/Morbid Plunder(MBS)》で回収も出来るので安定した強さ。

《マイアのタービン/Myr Turbine(MBS)》は複数回場に出て、1回も壊されなかったのでそのまま勝ち。
回避は止められないとは言え地上は非常に堅くなるので相手も殴る気にはなかなか成れない。
唯一《腐敗狼/Rot Wolf(MBS)》がガンだけどすごく役に立った。

《精神の病を這うもの/Psychosis Crawler(MBS)》は《尖塔の海蛇/Spire Serpent(MBS)》で良いやと思った。
プレイした時のサイズは4/4～5/5だったけど、相手が飛行してて負けた。

《青の太陽の頂点/Blue Sun’s Zenith(MBS)》は引いたけどプレイ出来ずに死んだ。
トリプル・シンボルは侮り難い。
それでも今回のデッキは《目的のための燃料/Fuel for the Cause(MBS)》とか《水銀の噴出/Quicksilver Geyser(MBS)》を構えるターンも多かったので、プレイ出来れば強そう。

《饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famine(MBS)》は強かったけど割られやすい。
《圧壊/Crush(MBS)》《鋼の妨害/Steel Sabotage(MBS)》とあるので運用には注意すべきだ。
まぁ全ての装備品に言える事なんだけど。
この費用対効果を考えると《銅の甲殻/Copper Carapace(MBS)》とかを高めに設定すると危険なのかなと思った。

ともあれ今回は強力なレアピックのお陰でペイ成功。
MMMはペイアウト志向強めで行こうかなと思っている。
明日も良いレアが引けますように。