ご無沙汰しております。

タイトルの件について非常に驚いています。
最近は、仕事その他に忙殺されてネット巡回もままならない状態だったのですが、友人から教えてもらいました。

実際に試合を観戦していた訳ではもちろんありませんし、得た情報も伝聞ですので、正確なところは何一つわからないのですが「そう見えた」だけで、DQのみならずサスペンドまで出されると言うのは理不尽だと思います。
ジャッジが遅延行為じゃないかなーと思ったのなら「プレイが遅いので早くしてください」とか言えば良いだけな様な気がします。
情報が足りていないので、GPフローレンスで同様の警告を受けていたとかそう言う話があるのかも知れませんが。

僕が現在持っている偏った情報だけで判断すると、単に見せしめか日本人潰しにしか見えません。
と言う事で、僕は今回の裁定を下したジャッジには大きな不信感を持っていますし、かなり頭にきています。
斉藤さんが日本人だから厳しい裁定にしたんじゃないの?と思えてなりません。
ジャッジは当事者が誰であれ、同じ状況なら同じ裁定を下すだろうと言っているらしいですが、ホントかよと思ってしまいます。

僕がこんなエントリを書くのは、個人的に斉藤さんのファンだからと言う事もありますが、何よりジャッジの判断が恣意的なものに見え、裁定基準が不明瞭なものに思えるからと言うのが第一です。

なんと言うかMTGは世界中でプレイされていて、その中でプレイヤーが世界一を目指して切磋琢磨しているすごいカードゲームなんだと言う思いがありましたが、ジャッジの胸先三寸で勝敗はおろか、大会から除外されたり、参加資格すら剥奪されるゲームなのかと思えば、何とも馬鹿馬鹿しくなります。
なんか映画の「ジャッジ・ドレッド」を思い出しますね。

西暦2139年。核戦争後の人類に残された「メガシティ・ワン」は、秩序が乱れた犯罪都市と化していた。そこで政府は街の秩序を立て直すため究極の法システムを導入する。それは「ジャッジ」といわれるエリート集団である。彼らは逮捕した犯罪者をその場で裁判、判決、刑執行を行える権限を持っていた。その集団の頂点に立つ男が、人々から恐れられている「ジャッジ・ドレッド」であった。
wikipediaより


今回の件はいずれ公式にて詳細が発表される事でしょう。
むしろ経緯の詳細が発表されずにこのまま風化していくに任せると言う対応だったら俺はMTG辞めますね。
かれこれ10年以上の付き合いで、職業上これからも関係していくだろうと思っていましたが、今回の様な件がまかり通る様では、お客さんにだってMTGは面白いですよとか勧められないし。
そのお客さんが頑張って予選を突破して本戦に参加して一生懸命考えていたら「時間を稼いでいる様に見えたから」と言う理由でトーナメントから除外される様なゲームをお勧めですとか言えないですよ。
僕の中でMTGが他のカードゲームより優れてるよなぁと思える点にルール整備やジャッジがしっかりしているって言うのがあったんですが、今回の件で幻滅させられました。

もちろん上記の内容は前述したように僕が偏った情報しか持っていないのでそう見えていると言うのはあると思いますが。
今回の件についてストンと腑に落ちる様な説明がなされる事を願っています。

が、それとは別に斉藤さんがサスペンドになったと言うのは返す返すも残念です。
斉藤さんが殿堂入りして、千葉で世界選手権が行われて、日本のMTGが盛り上がって行けば良いなぁと思っていたのに・・・。
これからどうなっていくんでしょうね。
「日本勢はなぜ勝てなかったか」にあったように、斉藤さんは日本のMTG業界発展のために具体的に動かれていた訳で、その彼がサスペンドでトーナメントシーンから遠ざかると言うのは、大きなマイナスだと思います。

このエントリを読んで、斉藤さんが意図して遅延行為を行った可能性があるのに何言ってんだと思われる方がいるかと思いますが、僕は斉藤さんのファンですから、彼がやっていないと言えば、僕は信用しますよ。

コメント

D
2010年12月2日2:39

こんばんわ&お久しぶりです。
確かに今回の件は詳しい公式見解を発表してほしいですね。DQ&サスペンドが出てしまったのは悲しい事ですが何故こうなったのか決断材料をはっきり提示してほしいですねぇ。くだんの対戦中の動画でも残っていればそれを公開すれば状況がはっきりするし、裁定基準もはっきりすると思うんですけどね。

自分は当人からの言葉でしか信用しないので(伝聞は信用してない)他人が騒いでる(主にネット)イカサマをしたorしてないは正直どうでもいいかなと思ってます。

兎に角裁定基準ははっきり線引きしたものを公表して欲しいですね。

DK
2010年12月2日18:07

どっぷりmtgのDQについてのエントリーに対するコメントに、
そのグランプリでジャッジをしていたLv1ジャッジ 小出 勝 さん による、ジャッジ側からの証言がリンクされていました。

Grand Prix-Florenceでの失格について
SamoaMagic
(URLは貼り付けできませんでした。)

なんと、

「(戦場の状況は裁定を出す上での優先順位は低い」

と言われていました

bun
2010年12月3日0:25

こんばんは。

>Dさん
お久しぶりです。
僕も上記を書いたあと色々読ませていただきましたが、Dさんがリンクされてるシノレさんが書かれてるエントリが一番しっくりくるなと思いました。

サスペンドと言う決定が下されたのが残念でなりませんが、おそらく裁定が覆らない以上は、その決定に至るまでの詳細が明かされる事を望んでいます。
2度とこのような事が無いほうが、良いに決まっていますしね。
基準が判れば対策もできるかと思います。
でも、出来ればその対策方法が「考える事を放棄して時間内にプレイだけする」と言う事にならなければ良いなと思いますが。
結局は、将棋みたいに持ち時間制になるのかな?と思ったりもしますが、どうなんでしょう。

>DKさん
SamoaMagicさんのエントリを読ませていただきました。
情報感謝です。
DQと言う裁定が出る前にスロープレイでの警告が出ていたんですね。

小出さんが仰るように、自ら進んでプレイヤーにペナルティを課したいと思うジャッジの方はいらっしゃらないでしょうから、せめてサスペンドに至った経緯の説明はあっても良いんじゃないかと思います。

場の状況が複雑でも一定時間内にプレイしなくてはいけないみたいですね。
まぁそうなるのは分かると言えば分かるんですが、現在のMTGの状況を見ると、それを厳格に適用すると一般のGPとかでも余裕でDQが頻発するんじゃないかと思うんですが・・・。
難しいですね。

nophoto
それはいかがな者
2010年12月3日2:08

>基準が判れば対策もできるかと思います。

わたしも懲罰裁定委員会の資格停止裁定基準は公開すべきとのご意見に賛成です。
しかし、それは「対策」するためではありません。
また、おそらくDCIは「基準を公開したら姑息な対策をする者がいるだろう」と考えて公開しないのだと思います。
プレイヤーがすべきなのは「DQされるような不正をしないための対策」(ルールを良く勉強するとか)であって、「DQされたとき資格停止されないようにする対策」ではないのではないですか。

あるいはもしかして、「DQの基準が分からない」と仰っているのであれば、それはこちらをご覧下さい。
tp://mjmj.info/data/docs/slowplay.txt
また、GPでの失格裁定の理由はトーナメント・レポートの中で公表されるのが常であり、今回も公表されています。
tp://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/gpflo10/day1#16

bun
2010年12月3日21:36

こんばんは。

うおお。確かにそうですね。
DQ裁定の基準は既に出ている訳で、サスペンドの経緯を明確にして欲しいのはサスペンド逃れをするためじゃない訳です。

上記のやり取りと言うか僕の頭の中では、DQの件とサスペンドの件がごっちゃになってしまっていて、上手く表現できませんでした。
ご指摘と情報に感謝します。
bun

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