負け続けのSoMドラフトであるが、負けた負けたと嘆いてもそれで上達する訳ではない。
今回はGPシドニーのブライアン・キブラーに見習って、出来るだけ最初は色を決めずに流れてきたカードに従ってピックを進めていくと言う方法を取る事にする。

と言う訳で以下が今回のピック譜である。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/10-27-2010.html

1-1
候補は

《真実の確信/True Conviction(SOM)》
《伝染病の屍賊/Contagious Nim(SOM)》
《拘引/Arrest(SOM)》
《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》
《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》
《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》

くらいかな?
前述の方針に従うと

《真実の確信/True Conviction(SOM)》
《伝染病の屍賊/Contagious Nim(SOM)》
《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》
《拘引/Arrest(SOM)》

と言った有色の候補が消える。
残った候補の中では《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》は金属術中心に成らざるを得ない感があるので、消去法的に《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》をピック。

1-2
アンコモン抜けで上家の以降は分からず。
《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter(SOM)》のある赤か《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》のある青か《皮裂き/Skinrender(SOM)》のある黒か、もしくはアンコモンのパワフルなアーティファクトか。
これからも有色のカードは流す事だし、この段階で色被りを気にしても仕方がない。

さて自身のピックだが、アーティファクトに絞って考えると

《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》
《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》
《剣爪のゴーレム/Saberclaw Golem(SOM)》

で実質《剣爪のゴーレム/Saberclaw Golem(SOM)》は有色スペルだ。
有色も候補に入れると《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》が加わるが、それだと今回のドラフトで目指したい事が出来ないので、グッと我慢。
結局《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》を2手目でピックするのが嫌だと言う理由で《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》をピック。
これ自体は強力なシナジーカードだと思うが、逆に言うと受けが狭いカードである。
デッキに入るor入らないと言う基準で考えると《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》を優先するべきだとは思うが、この段階でマナマイアを取ってしまうのはどうかと思う・・・。
けれど今回の指針であるブライアン・キブラーは、次手と言わず《金のマイア/Gold Myr(SOM)》からドラフトをスタートしている訳で。
「受けを広く」を最優先とするなら《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》が正解だったか。

1-3
比較的青が空いていている感じ。
だが、今回僕が優秀だと感じている《停止命令/Halt Order(SOM)》はドラフトのデッキでは良くサイドに落ちているのを見るので、そんなに強いスペルではないのかも。
上家方面は黒かな?と言うところ。
《パラジウムのマイア/Palladium Myr(SOM)》をピック。

1-4
《屍気を飛ばすもの/Necrogen Scudder(SOM)》を見て前言撤回。
だが、青が空いていると言う認識は間違っていなかったのか《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》は残っている。
が、金属術よりのピックで考えた場合、これは早々に消えるカードとは言い難い。
逆に感染で考えた場合非常に強力な《嚢胞抱え/Cystbearer(SOM)》が残っているので、ここから感染ピックに切り替えると言う選択肢はありそうだ。
幸い1-1《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》から入っているので、強力に使える。

迷った末に色を保留する《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》をピック。
これって、空いている色を物色している内に下家に入られたらどうするの?と言う疑問はあるものの、1パック目でメインカラーを、2パック目でセカンドカラーを決めると言う方法で問題なく対応できそうではある。

後から考えると、分岐はここだった。

1-5
《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr(SOM)》《荒々しき力/Untamed Might(SOM)》など感染が空いている事はほとんど確信して良さそうだ。
入るなら1-4からだったかなと若干後悔しながら別の道を模索する。
と言う事で《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》をピック。
これまでの流れから青は空いていそうなので《ソリトン/Soliton(SOM)》との組み合わせも魅了的。が、それ以外は重すぎて使い難い気はする。

1-6
《闇滑りのドレイク/Darkslick Drake(SOM)》からメインカラーorサイドカラーを青に決定。
同じパックにある《苦行主義/Asceticism(SOM)》が気に成るところだが、下家に任せたと言う言い訳。

1-7
《屍気を飛ばすもの/Necrogen Scudder(SOM)》はともかくとして《存在の破棄/Revoke Existence(SOM)》には若干驚く。
上家方面に黒はいそうなのだが、金属術方面の黒なのだろうか。
とは言え《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》から青を継続。

1-8
うーん。《苦痛鍛冶/Painsmith(SOM)》が8手目か。
感染どころか黒はきっちり空いていたと見た方が良さそう。
時すでに遅しだろうが。
一応他の候補は《板金鎧の海うろつき/Plated Seastrider(SOM)》が考えられるがピックが金属術方面なので《苦痛鍛冶/Painsmith(SOM)》をピック。

1-9
《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》が1周するとは思わなかったと思いつつピック。緑も卓に薄いみたい。

1-10
何か微妙に強そうで弱そうなレアをカット。
《屍肉の呼び声/Carrion Call(SOM)》は消えているので、感染は全くいないと言う事ではないらしい。

1-11
《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》ラッキー!
とは言え《停止命令/Halt Order(SOM)》と《ソリトン/Soliton(SOM)》が先に消えているのね・・・。

以降はカット。1-14の《水膨れ地掘り/Blistergrub(SOM)》を見ると黒は本当に薄いのね。

1pack目終了時点でメインカラーorセカンドカラーは青っぽいけど卓に青は他にもいそうな感じ。
黒は安いけど感染に手を出すのは手遅れと言った感じで、緑も同様に安そうだけどどうしようかなーと言うところ。
白と赤は1pack目で見なかったけど2pack目でそれっぽいのがピックできたら入っても良さそう。
どうせセカンドカラーは3枚くらいしか入らないと思えば、本当に強力なカードをデッキにいれられた方が良いだろう。
色の選択を先延ばしするのも、本当に強力なカードをピックするのが目的だと思う。

2-1
《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》!
セカンドカラーに赤を使っても良いと思えるカードだろう。
シールドでしか使われた事はないけれど、非常に強力なカードだと思う。
MOドラフター的にも既に勝利だ。

2-2
《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》を余り迷わず。
青の戦略である地上がっちり飛行パンチにも合致する。

2-3
《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》を考えると《ソリトン/Soliton(SOM)》なんだけど《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》を考えると《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》に。
他にも呪文爆弾や装備品がデッキに入れられるかも知れないと考えるとこちらだろう。
ただ、1pack目を見る限り1周はしなさそう。

2-4
《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》と迷って《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》を。
アーティファクト兼地上のがっちり要素が欲しかった。

2-5
特に迷わず《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》を。

2-6
《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》には可能性を感じつつも《金屑化/Turn to Slag(SOM)》を。
《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》の採用条件って、2pack目中盤からクリア可能なの?
個人的には8枚でも少ないかなぁと思ってしまう。
恒久的な生贄手段、例えば《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》とかがあればまた違うのだろうけど。

2-7
《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff(SOM)》と迷って《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》を。

その後も青赤ピック。

2-8《ニューロックの透術士/Neurok Invisimancer(SOM)》
2-9《金のマイア/Gold Myr(SOM)》
《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》が1周。マジか。

2-10《飛行の呪文爆弾/Flight Spellbomb(SOM)》
やはり《ソリトン/Soliton(SOM)》と《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》は消えている。

2-11《オキシダの向こう見ず/Oxidda Daredevil(SOM)》

2pack目終了時点で青赤飛行ビートの形に。
直接除去は《金屑化/Turn to Slag(SOM)》しかないが《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》と《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》があるため、相手に干渉出来ないと言う訳ではない。

3-1《地層の鎌/Strata Scythe(SOM)》と迷うも《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》を考慮して《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》を。

その後も青赤ピックを継承。

3-2《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
3-3《粉砕/Shatter(SOM)》

として幸運にも赤をセカンドカラーにした事が肯定される形に。
しかし3-5~3-10までのあまりの感染っぷりに泣きそうになる。
SoM環境におけるカットの重要性は叫ばれて久しいが8-4でも感染をやった方が得なのかなぁと思わされる。
とは言え僕も3-7《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》
3-8《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》
3-10《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》
3-11《ニューロックの透術士/Neurok Invisimancer(SOM)》と美味しい思いはさせてもらっている。

出来たのが以下のデッキ。

MO 8-4 UR Deck

10 《島/Island》
7 《山/Mountain》

1 《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch》
1 《金のマイア/Gold Myr》
1 《鉛のマイア/Leaden Myr》
1 《パラジウムのマイア/Palladium Myr》
1 《粗石の魔道士/Trinket Mage》
2 《ニューロックの模造品/Neurok Replica》
3 《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake》
1 《闇滑りのドレイク/Darkslick Drake》
2 《空長魚の群れ/Sky-Eel School》

1 《飛行の呪文爆弾/Flight Spellbomb》
2 《ダークスティールの斧/Darksteel Axe》
1 《粉砕/Shatter》
1 《電弧の痕跡/Arc Trail》
1 《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating》
1 《大石弓/Heavy Arbalest》
1 《転倒の磁石/Tumble Magnet》
1 《錆びた秘宝/Rusted Relic》
1 《槌のコス/Koth of the Hammer》

アーティファクトカウントが12で《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》を含めても13と若干不安が残る。
《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》採用はかなり怪しいけれど《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》を考えると仕方のないところではある。
2マイア《飛行の呪文爆弾/Flight Spellbomb(SOM)》の構成だが、4マナ域が主体のため土地は17枚にした。
序盤、と言うか2マナ帯がかなりスカスカであるため、このデッキが他のデッキにテンポ負けし無い様にするためには《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》に仕事をしてもらうしかない。
その為にはあと1枚は軽めのアーティファクトが欲しいところではあった。
《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》→《クローンの殻/Clone Shell(SOM)》にする手もあったけれど微妙である。
《ソリトン/Soliton(SOM)》なら《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》もあって採用したかとは思うのだが。

金属術に頼らず《ニューロックの透術士/Neurok Invisimancer(SOM)》を採用する案もあったけれど2マナ帯が貧弱なのと3マナ帯がもっさりするため上記の様にした。

試合結果は以下の通り・・・と行きたいところなのだが、すいません。
対戦結果はメモしていないため他のプレイヤーがどのようなデッキを選択したのかは判らず。
感染何人いたんだろう?と言う疑問は僕も持っていて知りたいところなのだが、僕の不手際から永遠に判らなくなってしまった。

1戦目 白黒
Game1
相手先手2t目《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》として3t目も《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》
このままでは押し切られてしまうところだが、こちらも2t目《金のマイア/Gold Myr(SOM)》
3t目《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》→《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》として、4t目に《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》で金属術を達成。
その後は相手の出してきた生物を《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》×2として場を膠着させ《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》で殴りきった。

相手は《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》が止まらない上にスペルでの干渉も出来ないようで、序盤を凌げば後は楽になった。

Game2
相手先手。
2t目《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr(SOM)》から。
そして3t目に《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》と続ける。

いまいちかみ合わない相手の攻めを3t目《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》4t目《闇滑りのドレイク/Darkslick Drake(SOM)》で止めると《闇滑りのドレイク/Darkslick Drake(SOM)》には《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr(SOM)》を生贄に捧げての《肉体アレルギー/Flesh Allergy(SOM)》で対処してくる。
その後《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》をプレイするとまたもや相手はこれを超えられない様で、あまり抵抗されずに勝ち。

金属術デッキの様だったが、あまり金属術持ちを引かれず。
装備品も見なかったし、こちらにも干渉してこなかったのでスペル構成が気になるところではある。

2戦目 青黒
こちらと同じタイプのデッキ。
基本的には地上を固めて飛行で殴るデッキっぽい。

Game1
相手先手。こちら1マリガン。
こちら1t目の《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》から。
相手は3t目に《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》でターンを返す。
こちらは《パラジウムのマイア/Palladium Myr(SOM)》をプレイしてターンエンドだが、返しに《皮裂き/Skinrender(SOM)》で即座に除去され、返しの《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》もブロック後に《感染の賦活/Instill Infection(SOM)》で3/3が止められない。
そのまま《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》とされて負け。

Game2
こちら先手。1マリガン。
2t目の《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》から。しかしその次のアクションは4t目の《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》
相手は3t目にまたも《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》で4t目には《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》に《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》を。
ハンドに圧倒的に差があって、これで負けたかなと思うもトップから《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》を引いて来て《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》を持ってくる。
装備してターンを返すとなぜか《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》が殴ってきたので、《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》と交換してこれ以上手札差がつくのを防ぐ事が出来た。
次のターンのトップは《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》で、相手から《銀白のスフィンクス/Argent Sphinx(SOM)》が出てくるが《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》を引いて突破する事に成功する。
その後2本目の《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》と引いて来て、相手に《災難の塔/Tower of Calamities(SOM)》を出されて間に合うかなーと思ったけど無事にブロッカーを排除出来て勝ち。

Game3
相手後手を選択。
こちら2t目の《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》から3t目に《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》をプレイwww
最終奥義まで難なく到達して勝ち。

やーっとパックがペイ出来て良かった良かったと思いつつ、3戦目をSplitすると練習にならんしなと思いつつプレイ。

3戦目 緑黒感染
相手先手。
3t目の《嚢胞抱え/Cystbearer(SOM)》から。
4t目に《黒割れのゴブリン/Blackcleave Goblin(SOM)》と続ける。

こちらは3t目の《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》で、4t目には《錆びた秘宝/Rusted Relic(SOM)》を。
次のターンに《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》をプレイし《錆びた秘宝/Rusted Relic(SOM)》で攻勢に。
その後《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》を追加して《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》で打点を上げて勝ち。

感染が相手だった場合は生物を増やすのが良いと聞いていたので、その様にサイドボードを行う。

In
《板金鎧の海うろつき/Plated Seastrider(SOM)》
《クローンの殻/Clone Shell(SOM)》
《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》
《金屑化/Turn to Slag(SOM)》

Out
《飛行の呪文爆弾/Flight Spellbomb(SOM)》
《粉砕/Shatter(SOM)》
《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》
《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》

単体で役に立たない《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》と相手に対象が装備品以外無さそうな《粉砕/Shatter(SOM)》を《金屑化/Turn to Slag(SOM)》に交換。
どんどん相討ちを取っていくだろうと考えると金属術が達成できなそうな《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》を減らして、ブロック後の生物を再利用できそうな《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》と普通に2対1交換出来そうな《クローンの殻/Clone Shell(SOM)》を入れた。
《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》を考えると《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》は土地まで投げられるので、抜かない方が良かったかも。

Game2
相手先手。
相手の初動は2t目《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》から3t目に《黒割れのゴブリン/Blackcleave Goblin(SOM)》を。
こちらは1t目の《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》からスタートだが《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》は《感染の賦活/Instill Infection(SOM)》されて、土地が止まっている間に《黒割れのゴブリン/Blackcleave Goblin(SOM)》《伝染病の屍賊/Contagious Nim(SOM)》と展開されて、なんとか《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》や《板金鎧の海うろつき/Plated Seastrider(SOM)》で止めた思ったら《胆液の鼠/Ichor Rats(SOM)》×2とされて死亡。

Game3
こちら先手。
2t目の《板金鎧の海うろつき/Plated Seastrider(SOM)》から。
相手はまたも《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》から3t目に《黒割れのゴブリン/Blackcleave Goblin(SOM)》として、そのまま特攻。
嫌に簡単に使い捨てるなと思ったら《死体の野犬/Corpse Cur(SOM)》で回収される。
こちらは《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》→《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》で《死体の野犬/Corpse Cur(SOM)》と《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》が相討ちした後《黒割れのゴブリン/Blackcleave Goblin(SOM)》と《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》を装備した《板金鎧の海うろつき/Plated Seastrider(SOM)》と回収後再びプレイされた《黒割れのゴブリン/Blackcleave Goblin(SOM)》が相討ち。
相手の場に《嚢胞抱え/Cystbearer(SOM)》を残すのみでこちらは《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》をプレイだが相手は2枚目の《死体の野犬/Corpse Cur(SOM)》を!
結局、このアドバンテージ差と相手の《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》で上手く守れなくなってしまい、《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》を引くも場で負けていたので、そのまま負け。

感染相手にはとにかく相討ちと思っていたのだが《死体の野犬/Corpse Cur(SOM)》を考えるとそれも難しい。
初めてきれいな感染にあたったがさすがの強さであった。
1pack目と3pack目の流れを見ていると、かなり強烈なデッキが出来ていそうではあった。
とは言え見たパーツはどれも普通のコモンであったので、感染が卓で独占的にピック出来ていたのかは不明。
それもこれもReplayを見ていないからなんだが・・・。

《黒割れのゴブリン/Blackcleave Goblin(SOM)》はかなり馬鹿にしていたけど、きちんとマナマイアのバックアップを受けて出てくると普通に強かった。
《死体の野犬/Corpse Cur(SOM)》は見たままエグい強さだった。

普通に相討ちしていたのではこちらのリソースが減るばかりだからどうしたもんか。
サイドボードに《刃の翼/Bladed Pinions(SOM)》があるとかなり違いそうだが・・・。

今回は序盤が頼りないながらも回避とバウンスを中心にゲームを組み立てると言うデッキが上手く機能した様だ。
相手のデッキが余りビートに特化していなかったと言うのもあっただろう。
3戦目の緑黒は、こちらが《死体の野犬/Corpse Cur(SOM)》に上手く対応できなかったため負けてしまった。
これはピックの段階でカットしておけば・・・と言うより、プレイが未熟だったためと言う側面の方が大きいだろう。
以前のエントリの5連敗にしても、今回の様なプレイの未熟さが敗因だったと言う気がしないでもない。
ピック譜が残っていないため、確認できないのでそう言った心理に流れるのかも知れない。

ともあれ、今回のドラフトは一応の成功と言っても良さそうだ。
デッキの主要部分を3pack目の後半に手にしたので、単に運が良かっただけだったと言う可能性は多分にあるが。
もうちょっと数をこなして精度を上げて行きたいと思う。

コメント

listener
2010年10月27日22:54

>出来るだけ最初は色を決めずに流れてきたカードに従ってピックを進めていくと言う方法

この点に関しては完璧ではないでしょうか。
1-1《真実の確信》
1-3《金のマイア》
として、1パック目で青白になる人がほとんどではないでしょうか?
少なくともボクはそうなります(⌒_⌒;)

1パック目は空いている色を確認して1色目
2パック目のレアと返しの色を確認して2色目
簡単なようで辛抱たまりません。

1-1《転倒の磁石》は相当辛抱しないと難しいでしょう。
ボク的には《真実の確信》はボム扱いですから。
そんで、1-1に引きずられて失敗してそうです。
このドラフトはどうみても青赤が正解です。
結果論ではなく、方法論の勝利。

以前、ナベプロのピックに物申しましたが
ちょっと意識が変わりました。ここまで広く受けるのもありなんだなと。

ペンティーノ
2010年10月27日23:15

bunさんのピック譜キター
ドラフトほとんどやってないから意見は述べられないけど、読むのは楽しいぜよ

書いてること強い《停止命令/Halt Order(SOM)》がイマイチ重宝されてないのは、パーマネント次々置いていかなきゃいけない環境で構えている暇がないからかしら?

nophoto
よしだ
2010年10月28日1:38

初めまして
いつも楽しく勉強させてもらってます。
ついにbunさんのピックが見れる!と感動のあまりコメント残していきます。

僕だったら1-4の屍気を飛ばすものから黒に行ってそうです。
でもこの環境は初手から取るような青のカードがあまりないので(決断の手綱はトリプルシンボルですし…)青の中堅どころのカードは結構流れてくるのを良く見ますから途中から青にいったのは正解だったのではないでしょうか?

後3-6のクローンの殻は調和者隊の盾か刃の翼の方が良かったのではないでしょうか?
あーでもこの段階では生物足りてないみたいだからクローンの殻もありですね。
この環境本当に難しいです。

とても勉強になるのでこれからもピック譜アップ宜しくお願いします\(◎o◎)!

ろせ
2010年10月28日9:39

オーソドックスタイプ(下止め上殴り)やな。ダークスティールの斧2本がとても頼もしい。むしろないと貧相だなw個人的にもかなり好きなデッキタイプ。

2-7→迷うなよw1マナ装備品十分ですよww
青使うと、茶であり、がっちり要素のニューロックの模造品はかなり強い。
10/25に似たようなデッキ作ったけど、毒にかなりきつい印象。
なんでだろう?
死体の野犬は見たらカットしてもいいかも知れない。こいつだけ、無理すぎる。
アドとれない環境だし、毒デッキでこいつ1匹で毒生物が3匹にも4匹もなる。

bun
2010年10月28日11:46

こんにちは。

>listenerさん
僕も《真実の確信/True Conviction(SOM)》から白に行くのはありかなと思いつつもpack内の《拘引/Arrest(SOM)》もある事だし、初手から色を決めてしまうと今回の趣旨に反するよなと思い違うものを取りましたが、今回は運良く2-1で2色目が決まり、3pack目でその色のカードが取れたのでデッキになりましたが、流れが平凡な場合は、このピックの方法だとただ単に弱いデッキになるのじゃないかと思ったり。
listenerさんも同じ方向性のピックを試して頂けると言う事で、こう言うところはマズいよねと言うのがあったら教えていただければと思います。

>ペンティーノさん
楽しんでいただければ何よりです^^

《停止命令/Halt Order(SOM)》は確かに「構える」のでデッキタイプを選びそうですね。
単純に弱いと言うよりは、ビートしていくタイプだと対応できる種類が広い《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》が優先されるのかなと思いました。

bun
2010年10月28日11:47

>よしださん
そこまで言っていただけると恐縮です^^;

>途中から青に
そうですね。
青のコモンは《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》にせよ《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》にせよ、機能した時のスペックと比較すると安い順目で取れるカードの様に思います。
1-6で《闇滑りのドレイク/Darkslick Drake(SOM)》を見てから青に決めましたが、あれはあれで良かったかなぁと。

1-4《屍気を飛ばすもの/Necrogen Scudder(SOM)》は検討したものの、それなら1-4《嚢胞抱え/Cystbearer(SOM)》として黒緑路線とした方が下家との関係上良いかなぁと思い、かつどちらを選んでも結局は下家方面と被りそうだったので、スルーしました。
でも1-8でまさかの《苦痛鍛冶/Painsmith(SOM)》でしたから、セカンドカラーを赤とせずに黒としていても上手くいったんじゃないかなと思います。

>3-6
ここは僕もサイドボードの《刃の翼/Bladed Pinions(SOM)》かメインの《調和者隊の盾/Accorder’s Shield(SOM)》かで迷ったところなんですが、ご指摘の通りに生物の枚数が足りなかったたため《クローンの殻/Clone Shell(SOM)》になりました。
結局はサイドに落ちているので、上記のどちらかでも良かったのではと思います。

これからもピック譜を上げていきますので、見ていただけたら幸いです。

>ろせさん
確かに《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》がないと貧弱だねw
まぁない場合は《調和者隊の盾/Accorder’s Shield(SOM)》とか《闊歩するものの装具/Strider Harness(SOM)》とかでカバー出来ればと言うところ。
SoMは本当に3/3飛行が(コモンだと)対処しにくいから《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》でもかなり信頼できる戦力だと思う。
ただ、今回のデッキの場合はそこまで地上はがっちりしている訳じゃないから、どちらにしても装備品の要素は欲しいところ。
今回は2-2と3-1で《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》が拾えて助かったけど。

2-7で迷ったのも《粗石の魔道士/Trinket Mage(SOM)》はあるけど装備品数が足りないのじゃないかと思って。
結局《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》は地上のがっちり兼バウンスと言う役割だからどっちがデッキに必要かと考えた場合、素直に《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》だけど、地上がっちり目的だけなら《板金鎧の海うろつき/Plated Seastrider(SOM)》とか《絡み線の壁/Wall of Tanglecord(SOM)》とかの安いところで埋められるんじゃないかと思った。
《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff(SOM)》で3点ゲインはダメージレースになった時に強いなーと思ってたのもあるけど結局、上記の2つは《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》と比較するとどうしても見劣りするので、迷うところじゃないよと言われれば、そうだなぁと思うw

>《死体の野犬/Corpse Cur(SOM)》
あいつら対処に困るよね。
カットしちゃっても良いかも。

今回のピック、特に1-1と1-4の選択はどうだったんだろう。
結局デッキになったのはラッキーだっただけな気が・・・。

ろせ
2010年10月28日11:58

>1-1と1-4
まだ正解とも不正解ともいえないなぁ。結局今回は難しくて正解がわかんないのが現状。

bun
2010年10月28日16:42

うーん。やっぱり難しいよね。
それでも「良く分からん」と言う意見だし有益だと思う。
感謝です。
bun

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索