今日は名古屋港湾会館にてミラディンの傷跡の発売記念パーティに参加した。
シールド、ドラフト共に参加したが、シールドのまとめはまた後日。

ドラフトについては、シングルエリミネーション故に試合が終わってから調べようと思っていた卓配置が不明なため、情報としての意味が薄い。
覚えている限りのピックの推移と対戦結果をまとめる事とする。

1-1《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》から。
1-2を貧弱なラインナップの中から《金のマイア/Gold Myr(SOM)》として、1-3《燃えさし鍛冶/Embersmith(SOM)》から赤方向に。
1-4で《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》を確保し、専用デッキの構築を目指す。
序盤で見た《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》が案の定1周してきて、これもコンセプトに組み込む事に。

2pack目3pack目はパーツの確保に奔走。
基本的にクソカードなはずの《飛行の呪文爆弾/Flight Spellbomb(SOM)》がピックできず、《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》で穴埋めを行う形に。
《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》とあわせてタッチ黒で構築したが、タッチ白をして《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb(SOM)》×2を突っ込んだ方が良かったか。

8Player Draft URb Deck

8《山/Mountain(SOM)》
7《島/Island(SOM)》
1《沼/Swamp(SOM)》

1《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》
1《燃えさし鍛冶/Embersmith(SOM)》
1《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》
1《金のマイア/Gold Myr(SOM)》
1《危険なマイア/Perilous Myr(SOM)》
1《謎鍛冶/Riddlesmith(SOM)》
1《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》
2《オキシダの屑鉄溶かし/Oxidda Scrapmelter(SOM)》
2《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》

2《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》
2《恐慌の呪文爆弾/Panic Spellbomb(SOM)》
1《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》
3《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》
1《選別の高座/Culling Dais(SOM)》
1《知性の爆発/Cerebral Eruption(SOM)》
1《錆びた秘宝/Rusted Relic(SOM)》
1《思考の三角護符/Trigon of Thought(SOM)》
1《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》

結論から言うと、当然の事ながら呪文爆弾は色があっていないと扱い辛く、土地をサーチ出来る《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》と言えども例外ではなかった。
呪文爆弾の使い勝手的にトップは《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb(SOM)》か《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》であり、《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》が赤である事を考えると、その3色を中心に構築するべきか。
今回の青は特にドローサポートに秀でていると言う訳でもないので、優先順位は高くない。
それからハイブリッドを目指した《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》ではあるが、初手にあると欲張って3t目《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》などと言う事をやってしまうのだが、テンポが悪すぎて(実質初動4t目になる)押し切られる事がしばしば。
《伝染病の留め金/Contagion Clasp(SOM)》など増幅のギミックなどがないと安定した運用は難しいかと思う。
今回はハイブリッドで運用したが、特に必要性を感じなかった。

1戦目 白赤
Game1
相手先手。2t目の《マイア鍛冶/Myrsmith(SOM)》から次々にマイアが量産されて《ゴーレムの職工/Golem Artisan(SOM)》の返しに《知性の爆発/Cerebral Eruption(SOM)》だが不発で押し切られる。

Game2
こちら先手。
早々にこちらの《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》と《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》が動き出し場を制圧。
勝ち。

Game3
相手先手。
Game2と同じ様な展開だが、《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》がこちらのライフを徐々に奪い取っていく。
遂に我慢しきれなくなり《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》を《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》して、相手のトップ次第では死亡もありえたが、無事に《知性の爆発/Cerebral Eruption(SOM)》で勝ち。

2戦目 緑青
Game1
相手先手。
欲張って《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》している間に押し切られる。

Game2
こちら先手。3t目の《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》にカウンターが3つ溜まりそうな所に《真っ二つ/Slice in Twain(SOM)》されて計画が頓挫。
後はカウンターを構えられて《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》だけカウンターされて負け。

だが、プライベートにしてディープな要件がこの後あるらしく、最終戦までは出来ないからとトスって頂く。
結果としてMTGではボッコボコにされた上でプライベートの充実っぷりを見せ付けられつつ勝利を譲られると言う恥辱!的勝利であった・・・。

3戦目 緑赤感染
Game1
相手先手。1マリガン。
だが、2t目《荒廃のマンバ/Blight Mamba(SOM)》
3t目《嚢胞抱え/Cystbearer(SOM)》
4t目《テル=ジラードの堕ちたる者/Tel-Jilad Fallen(SOM)》
とされ《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》も含めて瞬殺される。

Game2
こちら先手。
相手ダブルマリガンでほとんどデッキが機能せず。
《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》で勝ち。

Game3
相手先手1マリガン。
こちらも赤単状態だが、特に問題なく機能し《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》モードに。
途中で引いてきた《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》も対処されずそのまま勝ち。

と言う事で実質2-1。

デッキを組み上げた時はご機嫌なデッキが出来たぜ!とパイオニア気分全開であったが、いささか《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》が重すぎて、デッキとしては非常に微妙な仕上がりであった。
《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》関連にしても色違いの呪文爆弾を搭載せざるを得ず使用感はいまいちであったが、こちらは機能するまでのスピードやプレイや構築にかける負荷に見合った効果をもたらしてくれると感じた。
とは言え両者とも依存しているパーツが一目見ただけで判断されるので、それらをきっちりとカット、もしくは対処されると、手元に残されているのは出来損ないの金属術デッキのみである。
《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》はコモンと言う事もあって《ジェイスの消去/Jace’s Erasure(M11)》並みに枚数を揃えられる事が予想され、プレイング次第によっては活躍するのかも知れないなと思うも、今回の1戦目の様に早めのビートと対戦する際に待っているのは、早めの死だけであり、非常に難しいところ。
環境的にまだ始まったばかりで、アーキタイプが成熟していない事を考えても、この《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》ドラフトや《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》ドラフトが、メジャーな感染や金属術に匹敵するほどの性能を秘めているかと言うと、そうとは言えない感はある。
逆にマイアを多用した非金属術の緑系のデッキや白青の回避中心のデッキは、メジャーなタイプに飲み込まれない=デッキパーツがドラフトしやすいと言う事もあって強力なタイプとして発展しそうな感じではある。

まだまだ経験が少なく、確かな事は言えないため少しづつ試していければと思っている。

前回の物も含めたシールドのまとめはまた明日。
それでは。

コメント

D
2010年10月3日23:37

こんばんわ、流石強いカードに甘えない構築されてて素晴らしいですね。(2試合目は残念だったようですが)

この環境どうしても壊れカード引けた者が強いという印象が先行してしまうのですがこんなアーキタイプも有るんですね。

参考になります。

ペンティーノ
2010年10月4日6:57

TOPのねこが実家のねこにそっくり

bun
2010年10月4日12:38

こんにちは。

>Dさん
環境初期ですし、やっぱり分かり易いタイプや、普通に強いカードを使ったデッキの方が強いかな?と言う感じはします。
今回は神話だけじゃなくて、普通のレアでも圧倒的な制圧力を発揮するものが多く、無色のカードもあるので、ピックできた者勝ちと言う感じはありますね。

今回の《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》はやり手だと思いますが、《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》にはご注意を。
2体目を出せたら高スペックなのですが、なかなかそう言う訳にも行きませんでした。

>ペンティーノさん
うおー。マジですか。
こんなにも可愛らしい猫がご実家にいるなんて羨ましいです。
ご実家におられる際には大事にしてあげて下さいね。

dds666
2010年10月4日19:52

炉の式典と連射のオーガのシナジーは強烈ですね。両方アンコモンなので出るかどうかは運任せになってしまいますが……。
炉の式典の相棒としては呪文爆弾は当然として、ひたすら安いオキシダの向こう見ずやドロスバッタも良いと思いました。

将軍
2010年10月4日21:02

《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry》は使いこなすのが難しくてなかなか手を出しにくい・・・そこをあえて挑戦するとは!
さすがbunさん!
おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!
そこにシビれる!あこがれるゥ!

bun
2010年10月5日19:30

こんばんは。

>dds666さん
ご指摘の様に両方ともにアンコモンですから、両者の共演はかなり運に左右されますね。
前回のエントリの赤白Verの様なデッキならどちらか片方でも運用可能かとも思いますが、そうであってもデッキの核となるカードは複数枚取れていないときついと思われるので、やはり運頼みになりそうです。
《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》を《稲妻の裂け目/Lightning Rift(ONS)》と形容しましたが《稲妻の裂け目/Lightning Rift(ONS)》は元となるサイクリングカードの汎用性が高いので、そこまでの使い勝手では無さそうです。
仰る様にサクリファイスする要素には事欠かず、安めにピックできるので、どこまで安定してアドバンテージを取りつつ、相手に投げられるかがテーマになりますね。
《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》とのハイブリッドは投げる様のリソースを獲得しようと言う意図があったのですが、性能が低すぎましたw

>将軍
ズギューーーン
内心は、ピックしてる時はもちろん、構築中もプレイ中もドキドキだったんですがw

いやー。3マナで3/3が2個出てきたら破格だなと思ってたんですが、スペル回数よりも初動が《ゴーレムの鋳造所/Golem Foundry(SOM)》と言うテンポの悪さが相当きつかったです。
と言う事は2t目に有色のスペルからスタートするか、欲望を押し殺してテンポロスを抑えれば何とか使えるかも知れないと言う妄想。
やっぱり増幅しなさいよと言う事なんでしょうね。
bun

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