発売記念パーティに参加した(ドラフト編)
2010年10月3日 TCG全般 コメント (2)今日はFB岐阜店さんにて発売記念パーティに参加した。
かなりの疲労過多ゆえにシールドについては使用プールや構築したデッキの詳細など、どうしても手間がかかるため後日行う事にする。
と言う事で、今回はシールド戦後に行われたドラフトの結果を。
今回からはマッチの合間にメモを取るなどして記憶の保存に努めた。
以下は今回のドラフトのレポートである。
上記の努力はあるが、リアルではMOの様なリプレイ機能はないため、事実とは異なる場合があるが、ご容赦願いたい。
1-1《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》を。
カードパワー的に申し分なく、さらには色もデッキの方向性も決めなくて良いと言う親切設計。
同封のカードは緑・黒の感染系と赤の除去。
上家の動向次第だが、戦闘を繊細に行わなければならない感染は今のところ避けたいところだが、それ以外ならどこにでも行く気である。
1-2
《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》を。
え。小栗さんいきなり《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》なんてエルフ専用カードを取って、エルフ単でも組むんですか?
《踏み荒らし/Overrun(M10)》部分はエルフじゃなくても出来ると思ってたんだよ。言わせんな。恥ずかしい。
1-3
《銅のマイア/Copper Myr(SOM)》を。
1-2の勘違いは2回戦目開始時まで解ける以降は金属術orマイア連打からのファッティと言うデッキを構想。
ここまで一貫して黒はスルーしており、上家方面は赤気配で自分は緑と何だろうと言うところ。
1-4
《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》を。
ここから緑系の金属術系統を志向する。
相方は白か青と言ったところ。
ここから2枚目の《銅のマイア/Copper Myr(SOM)》や《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》《分散/Disperse(SOM)》などを拾っていく。
アーティファクト自体の枚数は順調に取れていてスペルの有色部分に気をつけてピックしていく。
途中で《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》よりアーティファクトを優先して取っていたが、金属術なら1枚は欲しかった。
2-1《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》から。
以降は《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》などの金属術を継続してピックしていく。
1枚は欲しかった《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》もピックできて、2pack目終了時点でほとんどの生物枚数は足りていて、後は有色スペルの補充と生物の質のアップを図るのみであった。
3-1《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》から。
同じpackに《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》がある物のカットより強烈なアンコモンを確保した。
3-2《エズーリの大部隊/Ezuri’s Brigade(SOM)》が取れてラッキー。
と言う事で完成したのが以下のデッキである。
8Player GU Deck
8《森/Forest(SOM)》
8《島/Island(SOM)》
2《銅のマイア/Copper Myr(SOM)》
1《鉄のマイア/Iron Myr(SOM)》
2《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》
1《マイアの感電者/Myr Galvanizer(SOM)》
1《刻まれた勇者/Etched Champion(SOM)》
1《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》
1《嵌め乗りの滑空者/Snapsail Glider(SOM)》
1《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》
1《エズーリの大部隊/Ezuri’s Brigade(SOM)》
3《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》
1《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》
1《腐食獣/Molder Beast(SOM)》
1《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》
1《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》
1《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》
1《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》
2《分散/Disperse(SOM)》
1《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》
1《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》
3マイアと《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》込みのため、土地は16枚。
アーティファクト枚数は14枚と金属術デッキの基準をクリアしている。
2t目マイアからの4t目が割りと強烈なため1t目《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》か《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》からマイアにつなげて4マナ帯の金属術につなげると言うブン回りが頻発した。
きちんと重くて強いところも用意出来ているのが良い感じ。
前回の反省を踏まえて、《分散/Disperse(SOM)》など相手に触れる要素も用意した。
相手の強烈なレアにも対応できる《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》と《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》がピックできているのは大きい。
欲を言えば《分散/Disperse(SOM)》が1枚《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》になっていたりすると尚良かったのだろうが、見なかったものは仕方がない。
《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》をピックできなかったのは結果的にはピックミス。
ただ、あの時点ではきちんとアーティファクトが揃えられるかが不透明だったので仕方のないところではある。
まぁそれ以外は良いデッキだと思う。
因みに卓配置は以下の通り。
緑黒タッチ青感染
エスパー
赤白《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》
緑青←僕
赤青
白黒
青赤
緑黒感染
1戦目 青赤 ○○
Game1
こちら先手。2t目の《銅のマイア/Copper Myr(SOM)》から。
しかし相手から2t目の《燃えさし鍛冶/Embersmith(SOM)》が出てきて即座に除去されてしまう。
仕方がないので地道に《エズーリの大部隊/Ezuri’s Brigade(SOM)》《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》と展開し相手とダメージレース。
相手の金属術を達成した《刃族の狂戦士/Blade-Tribe Berserkers(SOM)》をチャンプするなど危うい場面もあったが《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》が登場すると一気に戦況が傾きそのまま勝ち。
Game2
相手先手。
こちら1t目の《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》から。
そのまま2t目に《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》
3t目に《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》→《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》とプレイして猛攻。
4t目には《刻まれた勇者/Etched Champion(SOM)》で金属術を達成して攻勢に。
最終的には《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》で勝負あり。
2戦目 緑黒タッチ青感染 ○○
Game1
相手先手。
序盤は《嚢胞抱え/Cystbearer(SOM)》や《疫病のとげ刺し/Plague Stinger(SOM)》に押されるが金属術を達成した《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》付き《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》でダメージを重ねて、やはり《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》は出てしまうとかなりの強さでどうにもならず。
勝ち。
Game2
相手先手。
こちら2t目《銅のマイア/Copper Myr(SOM)》から3t目《エズーリの大部隊/Ezuri’s Brigade(SOM)》を。
その後も《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》などを連打して圧殺。
3戦目 白黒 ○○
Game1
相手先手1マリガン。
1t目《浸透のレンズ/Infiltration Lens(SOM)》からのスタート。
それは3t目の《王の摂政、ケンバ/Kemba, Kha Regent(SOM)》につながりピンチになるかと思いきや、こちらは
1t目《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》
2t目《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》
3t目《嵌め乗りの滑空者/Snapsail Glider(SOM)》
4t目に《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》と言うブン回り。
多少の抵抗はあったものの、結局は圧殺した。
Game2
相手先手ダブルマリガン。こちら後手1マリガン。
相手がダブルマリガンの影響でなかなか動き出さないのを尻目にこちらは2t目の《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》から5t目くらいには早々に金属術を達成。
最終的には《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》をプレイし、本体は処分されたものの、残りのトークンが戦力となり《分散/Disperse(SOM)》と組み合わせてブロッカーを無力化して勝ち。
と言う訳で3-0。
マイアからの3t目の4マナ域プレイが非常にパワフルで、前回の反省点であった相手に触れ無さ過ぎると言う点が若干の改善を見ているのは評価に値する。
今回の《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》はきちんと機能すればゼンディカーブロックにおける《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》さながらの働きを見せてくれる。
ただ、色が緑と言う事で、きちんと自分がどのデッキタイプをドラフトしているのかを意識する必要はあるだろう。
金属術ドラフトは、単体のP/Tが分かりやすく強化されるため、戦闘が行いやすいのがメリットである。
構築段階で構成に気をつけないといけないのは感染も同じであり、感染の方がより繊細な戦闘技術が要求される傾向にある様に感じるため、今のところは見送っているが、いずれチャレンジしてみるつもりだ。
と。ここで同卓で作成されていた面白いデッキがあったので、デッキを記録させて頂いた。
デッキの中心は《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》であり、まさしくオンスロート期の《稲妻の裂け目/Lightning Rift(ONS)》を思い起こさせる性能を秘めている。
8Player Draft WR Deck
8《平地/Plains(SOM)》
7《山/Mountain(SOM)》
3《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》
3《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb(SOM)》
1《銀のマイア/Silver Myr(SOM)》
1《パラジウムのマイア/Palladium Myr(SOM)》
1《錆ダニ/Rust Tick(SOM)》
2《鉄を食うもの/Ferrovore(SOM)》
1《微光角の鹿/Glimmerpoint Stag(SOM)》
1《錆びた秘宝/Rusted Relic(SOM)》
1《剃刀のヒポグリフ/Razor Hippogriff(SOM)》
2《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》
2《感電破/Galvanic Blast(SOM)》
1《粉砕/Shatter(SOM)》
2《憤怒の三角護符/Trigon of Rage(SOM)》
1《拘引/Arrest(SOM)》
1《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》
1《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》
1《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》
多くの《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb(SOM)》が投入されている事から土地が15枚しか採用されていないが、色々な起動にマナがかかるので、僕としては16枚で良かったのではないかと思う。
が、少しでも多くのアーティファクトとギミック部分をデッキに詰め込みたいと言う気持ちは理解できる。
このデッキには《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》の他にも《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》と《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》もしくは《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》と《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》を利用したコンボが内臓されており、非常に多彩な動きをする事が出来る。
《微光角の鹿/Glimmerpoint Stag(SOM)》や《剃刀のヒポグリフ/Razor Hippogriff(SOM)》もそれに拍車をかけていて、非常にプレイするのが楽しそうなデッキであった。
一見、感染か、金属術かと言う二分化された環境に見えるが、このデッキのようにそのどちらにも属さず、かつトリッキーで楽しいデッキタイプと言うのも存在する。
もちろん新しいデッキタイプを開発するパイオニアには、いつでもその見返りが与えられるとは限らないが、環境をより深く理解するため、もしくはドラフトの引き出しの幅を広げるためにはこう言った模索が不可欠である様に思う。
因みにこのデッキの成績は2-1であり、1回はプレイミスで落としたと語っていた事から、扱いが難しいながらも強力なデッキタイプだと言えるかと思う。
僕も機会があれば是非試してみたいし、こう言った奇抜なピック及び構築を率先して行うその姿勢には尊敬の眼差しを送るばかりだ。
こう言うデッキを見つつ、その詳細まで解説してもらえると言うのはMOドラフトにはないリアルの良いところであるように思われる。
いやはや。今日は良い日であった。
本日行われたシールドの詳細は後日に。
それでは。
かなりの疲労過多ゆえにシールドについては使用プールや構築したデッキの詳細など、どうしても手間がかかるため後日行う事にする。
と言う事で、今回はシールド戦後に行われたドラフトの結果を。
今回からはマッチの合間にメモを取るなどして記憶の保存に努めた。
以下は今回のドラフトのレポートである。
上記の努力はあるが、リアルではMOの様なリプレイ機能はないため、事実とは異なる場合があるが、ご容赦願いたい。
1-1《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》を。
カードパワー的に申し分なく、さらには色もデッキの方向性も決めなくて良いと言う親切設計。
同封のカードは緑・黒の感染系と赤の除去。
上家の動向次第だが、戦闘を繊細に行わなければならない感染は今のところ避けたいところだが、それ以外ならどこにでも行く気である。
1-2
《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》を。
え。小栗さんいきなり《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》なんてエルフ専用カードを取って、エルフ単でも組むんですか?
《踏み荒らし/Overrun(M10)》部分はエルフじゃなくても出来ると思ってたんだよ。言わせんな。恥ずかしい。
1-3
《銅のマイア/Copper Myr(SOM)》を。
1-2の勘違いは2回戦目開始時まで解ける以降は金属術orマイア連打からのファッティと言うデッキを構想。
ここまで一貫して黒はスルーしており、上家方面は赤気配で自分は緑と何だろうと言うところ。
1-4
《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》を。
ここから緑系の金属術系統を志向する。
相方は白か青と言ったところ。
ここから2枚目の《銅のマイア/Copper Myr(SOM)》や《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》《分散/Disperse(SOM)》などを拾っていく。
アーティファクト自体の枚数は順調に取れていてスペルの有色部分に気をつけてピックしていく。
途中で《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》よりアーティファクトを優先して取っていたが、金属術なら1枚は欲しかった。
2-1《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》から。
以降は《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》などの金属術を継続してピックしていく。
1枚は欲しかった《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》もピックできて、2pack目終了時点でほとんどの生物枚数は足りていて、後は有色スペルの補充と生物の質のアップを図るのみであった。
3-1《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》から。
同じpackに《槌のコス/Koth of the Hammer(SOM)》がある物のカットより強烈なアンコモンを確保した。
3-2《エズーリの大部隊/Ezuri’s Brigade(SOM)》が取れてラッキー。
と言う事で完成したのが以下のデッキである。
8Player GU Deck
8《森/Forest(SOM)》
8《島/Island(SOM)》
2《銅のマイア/Copper Myr(SOM)》
1《鉄のマイア/Iron Myr(SOM)》
2《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》
1《マイアの感電者/Myr Galvanizer(SOM)》
1《刻まれた勇者/Etched Champion(SOM)》
1《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》
1《嵌め乗りの滑空者/Snapsail Glider(SOM)》
1《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》
1《エズーリの大部隊/Ezuri’s Brigade(SOM)》
3《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》
1《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》
1《腐食獣/Molder Beast(SOM)》
1《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》
1《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》
1《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》
1《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》
2《分散/Disperse(SOM)》
1《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》
1《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》
3マイアと《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》込みのため、土地は16枚。
アーティファクト枚数は14枚と金属術デッキの基準をクリアしている。
2t目マイアからの4t目が割りと強烈なため1t目《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》か《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》からマイアにつなげて4マナ帯の金属術につなげると言うブン回りが頻発した。
きちんと重くて強いところも用意出来ているのが良い感じ。
前回の反省を踏まえて、《分散/Disperse(SOM)》など相手に触れる要素も用意した。
相手の強烈なレアにも対応できる《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》と《決断の手綱/Volition Reins(SOM)》がピックできているのは大きい。
欲を言えば《分散/Disperse(SOM)》が1枚《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》になっていたりすると尚良かったのだろうが、見なかったものは仕方がない。
《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》をピックできなかったのは結果的にはピックミス。
ただ、あの時点ではきちんとアーティファクトが揃えられるかが不透明だったので仕方のないところではある。
まぁそれ以外は良いデッキだと思う。
因みに卓配置は以下の通り。
緑黒タッチ青感染
エスパー
赤白《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》
緑青←僕
赤青
白黒
青赤
緑黒感染
1戦目 青赤 ○○
Game1
こちら先手。2t目の《銅のマイア/Copper Myr(SOM)》から。
しかし相手から2t目の《燃えさし鍛冶/Embersmith(SOM)》が出てきて即座に除去されてしまう。
仕方がないので地道に《エズーリの大部隊/Ezuri’s Brigade(SOM)》《背教の主導者、エズーリ/Ezuri, Renegade Leader(SOM)》と展開し相手とダメージレース。
相手の金属術を達成した《刃族の狂戦士/Blade-Tribe Berserkers(SOM)》をチャンプするなど危うい場面もあったが《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》が登場すると一気に戦況が傾きそのまま勝ち。
Game2
相手先手。
こちら1t目の《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》から。
そのまま2t目に《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》
3t目に《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》→《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》とプレイして猛攻。
4t目には《刻まれた勇者/Etched Champion(SOM)》で金属術を達成して攻勢に。
最終的には《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》で勝負あり。
2戦目 緑黒タッチ青感染 ○○
Game1
相手先手。
序盤は《嚢胞抱え/Cystbearer(SOM)》や《疫病のとげ刺し/Plague Stinger(SOM)》に押されるが金属術を達成した《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》付き《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》でダメージを重ねて、やはり《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite(SOM)》は出てしまうとかなりの強さでどうにもならず。
勝ち。
Game2
相手先手。
こちら2t目《銅のマイア/Copper Myr(SOM)》から3t目《エズーリの大部隊/Ezuri’s Brigade(SOM)》を。
その後も《金属の駿馬/Chrome Steed(SOM)》などを連打して圧殺。
3戦目 白黒 ○○
Game1
相手先手1マリガン。
1t目《浸透のレンズ/Infiltration Lens(SOM)》からのスタート。
それは3t目の《王の摂政、ケンバ/Kemba, Kha Regent(SOM)》につながりピンチになるかと思いきや、こちらは
1t目《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》
2t目《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》
3t目《嵌め乗りの滑空者/Snapsail Glider(SOM)》
4t目に《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》と言うブン回り。
多少の抵抗はあったものの、結局は圧殺した。
Game2
相手先手ダブルマリガン。こちら後手1マリガン。
相手がダブルマリガンの影響でなかなか動き出さないのを尻目にこちらは2t目の《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》から5t目くらいには早々に金属術を達成。
最終的には《マイアの戦闘球/Myr Battlesphere(SOM)》をプレイし、本体は処分されたものの、残りのトークンが戦力となり《分散/Disperse(SOM)》と組み合わせてブロッカーを無力化して勝ち。
と言う訳で3-0。
マイアからの3t目の4マナ域プレイが非常にパワフルで、前回の反省点であった相手に触れ無さ過ぎると言う点が若干の改善を見ているのは評価に値する。
今回の《甲殻の鍛冶工/Carapace Forger(SOM)》はきちんと機能すればゼンディカーブロックにおける《板金鎧の土百足/Plated Geopede(ZEN)》さながらの働きを見せてくれる。
ただ、色が緑と言う事で、きちんと自分がどのデッキタイプをドラフトしているのかを意識する必要はあるだろう。
金属術ドラフトは、単体のP/Tが分かりやすく強化されるため、戦闘が行いやすいのがメリットである。
構築段階で構成に気をつけないといけないのは感染も同じであり、感染の方がより繊細な戦闘技術が要求される傾向にある様に感じるため、今のところは見送っているが、いずれチャレンジしてみるつもりだ。
と。ここで同卓で作成されていた面白いデッキがあったので、デッキを記録させて頂いた。
デッキの中心は《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》であり、まさしくオンスロート期の《稲妻の裂け目/Lightning Rift(ONS)》を思い起こさせる性能を秘めている。
8Player Draft WR Deck
8《平地/Plains(SOM)》
7《山/Mountain(SOM)》
3《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》
3《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb(SOM)》
1《銀のマイア/Silver Myr(SOM)》
1《パラジウムのマイア/Palladium Myr(SOM)》
1《錆ダニ/Rust Tick(SOM)》
2《鉄を食うもの/Ferrovore(SOM)》
1《微光角の鹿/Glimmerpoint Stag(SOM)》
1《錆びた秘宝/Rusted Relic(SOM)》
1《剃刀のヒポグリフ/Razor Hippogriff(SOM)》
2《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》
2《感電破/Galvanic Blast(SOM)》
1《粉砕/Shatter(SOM)》
2《憤怒の三角護符/Trigon of Rage(SOM)》
1《拘引/Arrest(SOM)》
1《転倒の磁石/Tumble Magnet(SOM)》
1《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》
1《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》
多くの《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb(SOM)》が投入されている事から土地が15枚しか採用されていないが、色々な起動にマナがかかるので、僕としては16枚で良かったのではないかと思う。
が、少しでも多くのアーティファクトとギミック部分をデッキに詰め込みたいと言う気持ちは理解できる。
このデッキには《炉の式典/Furnace Celebration(SOM)》の他にも《連射のオーガ/Barrage Ogre(SOM)》と《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》もしくは《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》と《液鋼の塗膜/Liquimetal Coating(SOM)》を利用したコンボが内臓されており、非常に多彩な動きをする事が出来る。
《微光角の鹿/Glimmerpoint Stag(SOM)》や《剃刀のヒポグリフ/Razor Hippogriff(SOM)》もそれに拍車をかけていて、非常にプレイするのが楽しそうなデッキであった。
一見、感染か、金属術かと言う二分化された環境に見えるが、このデッキのようにそのどちらにも属さず、かつトリッキーで楽しいデッキタイプと言うのも存在する。
もちろん新しいデッキタイプを開発するパイオニアには、いつでもその見返りが与えられるとは限らないが、環境をより深く理解するため、もしくはドラフトの引き出しの幅を広げるためにはこう言った模索が不可欠である様に思う。
因みにこのデッキの成績は2-1であり、1回はプレイミスで落としたと語っていた事から、扱いが難しいながらも強力なデッキタイプだと言えるかと思う。
僕も機会があれば是非試してみたいし、こう言った奇抜なピック及び構築を率先して行うその姿勢には尊敬の眼差しを送るばかりだ。
こう言うデッキを見つつ、その詳細まで解説してもらえると言うのはMOドラフトにはないリアルの良いところであるように思われる。
いやはや。今日は良い日であった。
本日行われたシールドの詳細は後日に。
それでは。
コメント
強いデッキですね。
3tに《金属の駿馬》で達成は本当に強い動きです。
連発はイジメw
マナカーブもミラディンらしさが出ていると思います(左:マナ・右:枚数)
10
26
34
44
52
61
71
本文中にもありましたが、6マナ7マナの1枚ずつがとても強いですね。
ボクも経験は少ないですが、軽いところに寄せただけの装備デッキは
(弱くはないですが)勝ちきれないイメージです。
アーティファクトに対処できるカードが多すぎる(⌒_⌒;)
相手が《粉砕》などを切らしたあたりで、
6マナ以上のフィニッシャーというのはいい形だなと思います。
それも、できれば2枚。
マイアが存在する事もあって、一段早いマナカーブに沿って展開できるのは強みですね。
緑系の場合は、金属術が関係なくスペックが良好なものもおりますので、マイアからファッティ連打と言うのがやりやすくなっていると思います。
その場合は、構築もプレイも比較的簡単な事が多いので、僕はMOの環境初期はそれをやっていこうかと思っています。
M11の緑系ビックマナに近い感じかと思いますが、オススメですよ。(多分)