本日、東京からの帰還。
一緒に遊んだ友人。あっちで会った人たちは、全員が全員前向きに生きている訳では無かったけれど、何とか仕事をこなして、あるいは遊んで日々を過ごしていた。
それを見ていると延々と続く大洋を泳ぎ続ける人間を連想した。
誰もが現状を100%完璧にやり遂げている訳ではないし、100%現状に満足している訳ではない。
それでも、僕の様に何かに極端に追い詰められて、精神の歯車が崩れていってしまう訳ではない。
あるいは歯車は狂っているのかも知れないが、総体としてそれらは外見上きちんと機能し、その役割を果たしている。
小栗(bun)さんは難しく考えすぎなんだって。
昨日の友人の言葉が耳に蘇る。
誰かが人間は「安心」するために生きているって言ってたよ。それで良いんだって。
と友人は続けた。
おいおい。それ言ってたのDioだぞと思ったが、一理あるなと思って黙っていた。
それに、何となく生きていける様な気がした。
東京でお世話になった先輩、励ましてくれた友人、僕以上に切羽詰ってたけど遊びに来てくれた後輩。
愛すべき馬鹿共に感謝を。お陰でちょっと元気が出たよ。
閑話休題。
さて。今週末はいよいよミラディンの傷跡のリリースイベントが各所で行われる。
と言う事は加速度的にM11のドラフトへの興味と記憶が失われていく事になる。
ピック譜の公開と、それに対する解説をするのも、今日当たりが賞味期限ギリギリだと言えるだろう。
今週末からは世間はミラディンの傷跡一色に染まるはずだ。
その前に僕が教えて頂いた事を形にして公開せねばならない。
基本的な考え方とそのエッセンスをピックを追いながら記述していく事とする。
当然、M11は既に成熟期に入ってかなり経つ段階であり、人によっては当然だと感ずるトピックスが多いかとも思うし、僕が間に入る事によって、曲解などが内容に含まれると言う事は考えられる。
なので、いつもそうなのだが、今回は特にこう言う奴もいるのだと言う感覚で受け止めて頂けると嬉しい。
そしてそこから何かを考えて頂ければなお幸いだ。
と言う訳で以下が今回のピック譜である。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/2010-9-27.html
1-1
僕に教えを授けてくれた賢人曰く
《反逆の行動/Act of Treason(M11)》は《破滅の刃/Doom Blade(M11)》である。
今回のピックの行動原理のには常にこれがある。
これが指し示す事は単純で、環境初期から存在する《反逆の行動/Act of Treason(M11)》&吸血鬼コンボは非常に強力な物であると言う事。
特にリアルと比較しても土地事故を起こした時の理不尽さが強烈なMOでは、とにかくライブラリ操作に特化するしかないと言う思想がその根底にあり、2マナ帯でも十分に回る事がMOにおけるドラフトの構築の重要事項であり、その点でこの《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》《反逆の行動/Act of Treason(M11)》《血の署名/Sign in Blood(M11)》《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》を中心とした低コストのライブラリ操作手段と比較的堅牢な防御手段を含んだこの色の組み合わせは選択する意義がある。
同様に2マナ帯で相手を圧倒する白系のビートダウンは使用する意義があり、特に構築/プレイの両面から裏打ちされたテンポ戦略は必要とあらば《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》に《破門/Excommunicate(M11)》を打つ事にも躊躇しないと言うレベルにまで昇華されていると言う。
確かに、そのアクションが有効な盤面や状況は僕にも想像する事くらいはできるが、そこまで特化したテンポデッキを未だ構築した事のない僕にとって、それは想像の域を出ない事象である。
例えるなら大型のハリケーンの被害報告を聞いて、状況は想像できるが、経験は出来ないと言うのに似ているだろうか。
そこには乗り越えられない一線がある。
と長くなったが基本的には上記のコンボは強力だと言う事と、出来る限り低コストで相手を圧倒するデッキを作るか、同様のコストで容易に圧倒されないデッキを作ると言うのが、M11のみならずMOのドラフトにあっては重要なのだと言う事であった。
私見を混ぜるなら特にMOのシャッフラーが壊れていると感じる事は少ないが、それでも攻略できるとっかかりとなる特徴があると考えるなら、それを利用する、もしくはその特性に備えるべきである。
残念ながら、相手の息遣いを感じる事の出来ないMOは、MTGであってMTGでない別のゲームと言わざるを得ない。
もちろん完成度は非常に高いし、MOで得た経験はリアルにも通じると信じているが、差異のある事は認めなくてはならない。
MOで相手の視線(思考ではなく文字通りの視線)を追えと言っても無理な話である。
と言う事で1-1は《破滅の刃/Doom Blade(M11)》である《反逆の行動/Act of Treason(M11)》をピック。
1周後には《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》もしくは《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》が期待できる良いpackである。
1-2
黒赤決め打ちなので選択肢は《冥界の恐怖/Nether Horror(M11)》しかない。
以降も黒赤ピック。
1-3《巨大戦車/Juggernaut(M11)》打点優先。
1-4《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》を。
《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》と非常に迷ったが、既に取れている打点の高い生物を生かせればと思った。
1-5《夜翼の影/Nightwing Shade(M11)》
1-6《焼却/Combust(M11)》
このデッキにおいて《焼却/Combust(M11)》がメインに入るかどうかはスペルの枚数次第。
基本的に《反逆の行動/Act of Treason(M11)》が複数ピックできる事を前提にしているので、この手順で《焼却/Combust(M11)》をピックしているのは間違いなのかも知れない。
1-7《シヴの抱擁/Shiv’s Embrace(M11)》
1-8《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》
《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》は白系ビートに有効な低コストインスタントである。
《男爵領の吸血鬼/Barony Vampire(M11)》よりは優先的にピックする。
1-9《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》ラッキー!
《消えないこだま/Haunting Echoes(M11)》を取った奴!良くやったぞw
1-10《銀毛のライオン/Silvercoat Lion(M11)》カット
1-11《ヴァルショクの狂戦士/Vulshok Berserker(M11)》
1-12《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》ラッキー!
1-13《墓暴き/Disentomb(M11)》
1-14《朽ちゆく軍団/Rotting Legion(M11)》ラッキー!
2-1
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》と非常に迷うもアンコモン補正で《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》を。
今回のデッキを根底で支える存在であるので、見かけたらピックしなければいけないとの事。
2-2《夜の子/Child of Night(M11)》
2-3《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M11)》をカット気味に。
2-4《破壊的な力/Destructive Force(M11)》
本来ならピックするに値しないと思うが、色々やって見なさいと言われていたため。
2-5《垂直落下/Plummet(M11)》カット。
ピックミス。カットするなら《占いフクロウ/Augury Owl(M11)》の方が良かった。
黒赤はハンデスも戦略の中心であり、相手のライブラリを強烈に操作する《占いフクロウ/Augury Owl(M11)》の方がカットするべき存在であると言える。
2-6《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》
2-7《夜の子/Child of Night(M11)》
2-8《惑いの迷路/Mystifying Maze(M11)》をカット気味に。
相手に使われると《反逆の行動/Act of Treason(M11)》が弱くなってしまう。
が、デッキ的に《強迫/Duress(M11)》は必要である。
2-9《沼の略奪隊/Bog Raiders(M11)》
《反逆の行動/Act of Treason(M11)》1周しなかったか・・・。
以下カットとか。
3-1《破滅の刃/Doom Blade(M11)》から。
3-2《反逆の行動/Act of Treason(M11)》
3-3《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》
3-4《精神腐敗/Mind Rot(M11)》
3-5《泥沼病/Quag Sickness(M11)》
3-6《水晶球/Crystal Ball(M11)》
手札の噛み合いが必要なためライブラリ操作は必要。
が、《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》がある事を考えると優先度は低いか???
3-7《反逆の行動/Act of Treason(M11)》ラッキー!
3-8《泥沼病/Quag Sickness(M11)》ラッキー!
3-9《血の署名/Sign in Blood(M11)》ラッキー!
3-10《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》ラッキー!
以下カット。
完成したのは以下のデッキである。
4-3-2-2 BR Deck
10《沼/Swamp》
7 《山/Mountain》
2 《臓物の予見者/Viscera Seer》
2 《夜の子/Child of Night》
1 《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton》
1 《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》
1 《躁の蛮人/Manic Vandal》
1 《沼の略奪隊/Bog Raiders(M11)》
1 《巨大戦車/Juggernaut》
1 《冥界の恐怖/Nether Horror》
1 《朽ちゆく軍団/Rotting Legion》
1 《夜翼の影/Nightwing Shade》
1 《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》
1 《血の署名/Sign in Blood》
1 《破滅の刃/Doom Blade》
2 《泥沼病/Quag Sickness》
3 《反逆の行動/Act of Treason》
1 《精神腐敗/Mind Rot》
2 《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage》
《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》が2枚搭載されているため《水晶球/Crystal Ball(M11)》は今回採用しなかった。
スペルは非常に充実しているのだが、打点の高い生物が少ない。
まぁ《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》も普通の黒よりは強く使えるセットが揃っているので問題ない・・・と良いな。
《強迫/Duress(M11)》はピックしたかったが、取れなかったのとスペルがパンパンなので、何とも。
《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》や《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》と言った黒の常連の欠如が気になるところではある。
試合結果は以下の通り。
1戦目
白赤0-2白緑
緑青2-1白青
黒青1-2青白
緑赤0-2黒赤←僕
2戦目
緑青2-0白緑
青白0-2黒赤←僕
3戦目
緑青2-0黒赤←僕
書きつけは残っているが、リプレイは残っていないので試合結果は簡易に。
1戦目 緑赤
Game1
相手先手。
こちら2t目に《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》をプレイして、相手は3t目に《聖なる狼/Sacred Wolf(M11)》を。
色的に早く始末してしまいたいので、わざと《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》でアタックし《夜の子/Child of Night(M11)》を出してエンド。
すると相手が殴ってきてくれたので無事に相討ちして、《巨大戦車/Juggernaut(M11)》と《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》を追加していき《反逆の行動/Act of Treason(M11)》で勝ち。
Game2
相手先手。
同じような展開だが、相手が《ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm(M11)》に《火山の力/Volcanic Strength(M11)》をつけたのを1回耐えて《反逆の行動/Act of Treason(M11)》
して勝ち。
2戦目 青白
Game1
相手先手2マリガン。
相手の初動は4t目の《水の召使い/Water Servant(M11)》で《反逆の行動/Act of Treason(M11)》→《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》でそのまま勝ち。
Game2
相手の《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus(M11)》に《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》が刺さって主導権を渡さない。
《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》&《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》で勝ち。
3戦目 緑青
Game1
相手の《睡眠/Sleep(M11)》で今までの展開が何もなくなって負け。
こちらは除去単気味なので悔しい負け方である。
Game2
《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》お前ー!
《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》に願いを託すも引いてこられず。
良いか、絶対《巨大化/Giant Growth(M11)》するなよ!絶対するなよ!って言う状況になって負け。
と言う事で2-1。
デッキタイプ的に大きい被覆はどうにもならないので仕方のないところ。
それを考えれば1戦目の緑赤戦でも死んでいた可能性があった訳だが何とかなった。
今回のエントリでは、新環境においても、有効なスペルや、使い方次第では大きな効果を挙げるコンボを見つけてそれを活用しましょうと言う事。
その為には色々なカードを実際に使って見ないと、本当の有効性は分からないし、特にレアは使用頻度が低くなる傾向にあって、それが本当に強力なカードなのか、もしくはそれを真に強力に扱うためにはどうすれば良いのかと言う事を理解するために、積極的に使いましょう=レアピックしましょうと言うのが言いたい事だった。
かの賢人曰く
レアピックしてなおかつ勝てば良いよ。
と言う事で、それが出来れば世の中幸せなのだが、なかなか上手くはいかないものなので、日々資産が減衰していっている。
まだまだ精進である。
一緒に遊んだ友人。あっちで会った人たちは、全員が全員前向きに生きている訳では無かったけれど、何とか仕事をこなして、あるいは遊んで日々を過ごしていた。
それを見ていると延々と続く大洋を泳ぎ続ける人間を連想した。
誰もが現状を100%完璧にやり遂げている訳ではないし、100%現状に満足している訳ではない。
それでも、僕の様に何かに極端に追い詰められて、精神の歯車が崩れていってしまう訳ではない。
あるいは歯車は狂っているのかも知れないが、総体としてそれらは外見上きちんと機能し、その役割を果たしている。
小栗(bun)さんは難しく考えすぎなんだって。
昨日の友人の言葉が耳に蘇る。
誰かが人間は「安心」するために生きているって言ってたよ。それで良いんだって。
と友人は続けた。
おいおい。それ言ってたのDioだぞと思ったが、一理あるなと思って黙っていた。
それに、何となく生きていける様な気がした。
東京でお世話になった先輩、励ましてくれた友人、僕以上に切羽詰ってたけど遊びに来てくれた後輩。
愛すべき馬鹿共に感謝を。お陰でちょっと元気が出たよ。
閑話休題。
さて。今週末はいよいよミラディンの傷跡のリリースイベントが各所で行われる。
と言う事は加速度的にM11のドラフトへの興味と記憶が失われていく事になる。
ピック譜の公開と、それに対する解説をするのも、今日当たりが賞味期限ギリギリだと言えるだろう。
今週末からは世間はミラディンの傷跡一色に染まるはずだ。
その前に僕が教えて頂いた事を形にして公開せねばならない。
基本的な考え方とそのエッセンスをピックを追いながら記述していく事とする。
当然、M11は既に成熟期に入ってかなり経つ段階であり、人によっては当然だと感ずるトピックスが多いかとも思うし、僕が間に入る事によって、曲解などが内容に含まれると言う事は考えられる。
なので、いつもそうなのだが、今回は特にこう言う奴もいるのだと言う感覚で受け止めて頂けると嬉しい。
そしてそこから何かを考えて頂ければなお幸いだ。
と言う訳で以下が今回のピック譜である。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/2010-9-27.html
1-1
僕に教えを授けてくれた賢人曰く
《反逆の行動/Act of Treason(M11)》は《破滅の刃/Doom Blade(M11)》である。
今回のピックの行動原理のには常にこれがある。
これが指し示す事は単純で、環境初期から存在する《反逆の行動/Act of Treason(M11)》&吸血鬼コンボは非常に強力な物であると言う事。
特にリアルと比較しても土地事故を起こした時の理不尽さが強烈なMOでは、とにかくライブラリ操作に特化するしかないと言う思想がその根底にあり、2マナ帯でも十分に回る事がMOにおけるドラフトの構築の重要事項であり、その点でこの《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》《反逆の行動/Act of Treason(M11)》《血の署名/Sign in Blood(M11)》《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》を中心とした低コストのライブラリ操作手段と比較的堅牢な防御手段を含んだこの色の組み合わせは選択する意義がある。
同様に2マナ帯で相手を圧倒する白系のビートダウンは使用する意義があり、特に構築/プレイの両面から裏打ちされたテンポ戦略は必要とあらば《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》に《破門/Excommunicate(M11)》を打つ事にも躊躇しないと言うレベルにまで昇華されていると言う。
確かに、そのアクションが有効な盤面や状況は僕にも想像する事くらいはできるが、そこまで特化したテンポデッキを未だ構築した事のない僕にとって、それは想像の域を出ない事象である。
例えるなら大型のハリケーンの被害報告を聞いて、状況は想像できるが、経験は出来ないと言うのに似ているだろうか。
そこには乗り越えられない一線がある。
と長くなったが基本的には上記のコンボは強力だと言う事と、出来る限り低コストで相手を圧倒するデッキを作るか、同様のコストで容易に圧倒されないデッキを作ると言うのが、M11のみならずMOのドラフトにあっては重要なのだと言う事であった。
私見を混ぜるなら特にMOのシャッフラーが壊れていると感じる事は少ないが、それでも攻略できるとっかかりとなる特徴があると考えるなら、それを利用する、もしくはその特性に備えるべきである。
残念ながら、相手の息遣いを感じる事の出来ないMOは、MTGであってMTGでない別のゲームと言わざるを得ない。
もちろん完成度は非常に高いし、MOで得た経験はリアルにも通じると信じているが、差異のある事は認めなくてはならない。
MOで相手の視線(思考ではなく文字通りの視線)を追えと言っても無理な話である。
と言う事で1-1は《破滅の刃/Doom Blade(M11)》である《反逆の行動/Act of Treason(M11)》をピック。
1周後には《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》もしくは《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》が期待できる良いpackである。
1-2
黒赤決め打ちなので選択肢は《冥界の恐怖/Nether Horror(M11)》しかない。
以降も黒赤ピック。
1-3《巨大戦車/Juggernaut(M11)》打点優先。
1-4《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》を。
《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》と非常に迷ったが、既に取れている打点の高い生物を生かせればと思った。
1-5《夜翼の影/Nightwing Shade(M11)》
1-6《焼却/Combust(M11)》
このデッキにおいて《焼却/Combust(M11)》がメインに入るかどうかはスペルの枚数次第。
基本的に《反逆の行動/Act of Treason(M11)》が複数ピックできる事を前提にしているので、この手順で《焼却/Combust(M11)》をピックしているのは間違いなのかも知れない。
1-7《シヴの抱擁/Shiv’s Embrace(M11)》
1-8《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》
《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》は白系ビートに有効な低コストインスタントである。
《男爵領の吸血鬼/Barony Vampire(M11)》よりは優先的にピックする。
1-9《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》ラッキー!
《消えないこだま/Haunting Echoes(M11)》を取った奴!良くやったぞw
1-10《銀毛のライオン/Silvercoat Lion(M11)》カット
1-11《ヴァルショクの狂戦士/Vulshok Berserker(M11)》
1-12《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》ラッキー!
1-13《墓暴き/Disentomb(M11)》
1-14《朽ちゆく軍団/Rotting Legion(M11)》ラッキー!
2-1
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》と非常に迷うもアンコモン補正で《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》を。
今回のデッキを根底で支える存在であるので、見かけたらピックしなければいけないとの事。
2-2《夜の子/Child of Night(M11)》
2-3《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M11)》をカット気味に。
2-4《破壊的な力/Destructive Force(M11)》
本来ならピックするに値しないと思うが、色々やって見なさいと言われていたため。
2-5《垂直落下/Plummet(M11)》カット。
ピックミス。カットするなら《占いフクロウ/Augury Owl(M11)》の方が良かった。
黒赤はハンデスも戦略の中心であり、相手のライブラリを強烈に操作する《占いフクロウ/Augury Owl(M11)》の方がカットするべき存在であると言える。
2-6《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》
2-7《夜の子/Child of Night(M11)》
2-8《惑いの迷路/Mystifying Maze(M11)》をカット気味に。
相手に使われると《反逆の行動/Act of Treason(M11)》が弱くなってしまう。
が、デッキ的に《強迫/Duress(M11)》は必要である。
2-9《沼の略奪隊/Bog Raiders(M11)》
《反逆の行動/Act of Treason(M11)》1周しなかったか・・・。
以下カットとか。
3-1《破滅の刃/Doom Blade(M11)》から。
3-2《反逆の行動/Act of Treason(M11)》
3-3《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》
3-4《精神腐敗/Mind Rot(M11)》
3-5《泥沼病/Quag Sickness(M11)》
3-6《水晶球/Crystal Ball(M11)》
手札の噛み合いが必要なためライブラリ操作は必要。
が、《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》がある事を考えると優先度は低いか???
3-7《反逆の行動/Act of Treason(M11)》ラッキー!
3-8《泥沼病/Quag Sickness(M11)》ラッキー!
3-9《血の署名/Sign in Blood(M11)》ラッキー!
3-10《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》ラッキー!
以下カット。
完成したのは以下のデッキである。
4-3-2-2 BR Deck
10《沼/Swamp》
7 《山/Mountain》
2 《臓物の予見者/Viscera Seer》
2 《夜の子/Child of Night》
1 《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton》
1 《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》
1 《躁の蛮人/Manic Vandal》
1 《沼の略奪隊/Bog Raiders(M11)》
1 《巨大戦車/Juggernaut》
1 《冥界の恐怖/Nether Horror》
1 《朽ちゆく軍団/Rotting Legion》
1 《夜翼の影/Nightwing Shade》
1 《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》
1 《血の署名/Sign in Blood》
1 《破滅の刃/Doom Blade》
2 《泥沼病/Quag Sickness》
3 《反逆の行動/Act of Treason》
1 《精神腐敗/Mind Rot》
2 《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage》
《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》が2枚搭載されているため《水晶球/Crystal Ball(M11)》は今回採用しなかった。
スペルは非常に充実しているのだが、打点の高い生物が少ない。
まぁ《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》も普通の黒よりは強く使えるセットが揃っているので問題ない・・・と良いな。
《強迫/Duress(M11)》はピックしたかったが、取れなかったのとスペルがパンパンなので、何とも。
《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》や《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》と言った黒の常連の欠如が気になるところではある。
試合結果は以下の通り。
1戦目
白赤0-2白緑
緑青2-1白青
黒青1-2青白
緑赤0-2黒赤←僕
2戦目
緑青2-0白緑
青白0-2黒赤←僕
3戦目
緑青2-0黒赤←僕
書きつけは残っているが、リプレイは残っていないので試合結果は簡易に。
1戦目 緑赤
Game1
相手先手。
こちら2t目に《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》をプレイして、相手は3t目に《聖なる狼/Sacred Wolf(M11)》を。
色的に早く始末してしまいたいので、わざと《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》でアタックし《夜の子/Child of Night(M11)》を出してエンド。
すると相手が殴ってきてくれたので無事に相討ちして、《巨大戦車/Juggernaut(M11)》と《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》を追加していき《反逆の行動/Act of Treason(M11)》で勝ち。
Game2
相手先手。
同じような展開だが、相手が《ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm(M11)》に《火山の力/Volcanic Strength(M11)》をつけたのを1回耐えて《反逆の行動/Act of Treason(M11)》
して勝ち。
2戦目 青白
Game1
相手先手2マリガン。
相手の初動は4t目の《水の召使い/Water Servant(M11)》で《反逆の行動/Act of Treason(M11)》→《臓物の予見者/Viscera Seer(M11)》でそのまま勝ち。
Game2
相手の《嵐前線のペガサス/Stormfront Pegasus(M11)》に《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》が刺さって主導権を渡さない。
《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》&《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》で勝ち。
3戦目 緑青
Game1
相手の《睡眠/Sleep(M11)》で今までの展開が何もなくなって負け。
こちらは除去単気味なので悔しい負け方である。
Game2
《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》お前ー!
《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》に願いを託すも引いてこられず。
良いか、絶対《巨大化/Giant Growth(M11)》するなよ!絶対するなよ!って言う状況になって負け。
と言う事で2-1。
デッキタイプ的に大きい被覆はどうにもならないので仕方のないところ。
それを考えれば1戦目の緑赤戦でも死んでいた可能性があった訳だが何とかなった。
今回のエントリでは、新環境においても、有効なスペルや、使い方次第では大きな効果を挙げるコンボを見つけてそれを活用しましょうと言う事。
その為には色々なカードを実際に使って見ないと、本当の有効性は分からないし、特にレアは使用頻度が低くなる傾向にあって、それが本当に強力なカードなのか、もしくはそれを真に強力に扱うためにはどうすれば良いのかと言う事を理解するために、積極的に使いましょう=レアピックしましょうと言うのが言いたい事だった。
かの賢人曰く
レアピックしてなおかつ勝てば良いよ。
と言う事で、それが出来れば世の中幸せなのだが、なかなか上手くはいかないものなので、日々資産が減衰していっている。
まだまだ精進である。
コメント
遊びたかったっす。
つーことで、次きたら遊びましょう。
LMCお勧めです。
眺めてるだけで、「あーみんなMTG好きなんだな」って思います。
それって、すごい救われますよ。
確かにすごい雰囲気良さそうですね。
また機会があれば是非!