ミラディンの傷跡のプレリリースを振り返る(シールド編)
2010年9月28日 TCG全般 コメント (2)それでは2回目のシールドを振り返ってみよう。
以下が今回使用したプールである。
特に言及のない場合は数量は1とする。
白
《高僧の見習い/Abuna Acolyte(SOM)》
《ロクソドンの旅人/Loxodon Wayfarer(SOM)》×2
《ガルマの保護者/Ghalma’s Warden(SOM)》
《微光角の鹿/Glimmerpoint Stag(SOM)》
《主導権の奪取/Seize the Initiative(SOM)》×2
《燦爛たる放心/Fulgent Distraction(SOM)》
白は使いたいカードが
《高僧の見習い/Abuna Acolyte(SOM)》
《ガルマの保護者/Ghalma’s Warden(SOM)》
《微光角の鹿/Glimmerpoint Stag(SOM)》
の3枚のみ。
よほどの事がない限り採用されないだろう。
青
《金切り声のシルカウ/Screeching Silcaw(SOM)》
《かき鳴らし鳥/Thrummingbird(SOM)》
《ニューロックの透術士/Neurok Invisimancer(SOM)》
《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》
《屑鉄潜りの海蛇/Scrapdiver Serpent(SOM)》×3
《空への跳躍/Vault Skyward(SOM)》
《着実な進歩/Steady Progress(SOM)》
《水銀の縛め/Bonds of Quicksilver(SOM)》
《水銀の縛め/Bonds of Quicksilver(SOM)》と《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》はあるが、他の魅力は乏しい。
デッキによっては《かき鳴らし鳥/Thrummingbird(SOM)》等にお呼びがかかるかも知れない。もしくはデッキに決めてがないなら事実上アンブロッカブルな《屑鉄潜りの海蛇/Scrapdiver Serpent(SOM)》が採用されるか。
黒
《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》×2
《伝染病の屍賊/Contagious Nim(SOM)》
《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires(SOM)》
《執行の悪魔/Carnifex Demon(SOM)》
《精神の瘴気/Psychic Miasma(SOM)》×2
《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》
《感染の賦活/Instill Infection(SOM)》
黒はボムである《執行の悪魔/Carnifex Demon(SOM)》と何かと便利な《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》《感染の賦活/Instill Infection(SOM)》《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》がセールスポイント。
十分採用する価値がある。
赤
《ゴブリンの小槌打ち/Goblin Gaveleer(SOM)》
《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》
《鉄を食うもの/Ferrovore(SOM)》
《オーガの装具奪い/Ogre Geargrabber(SOM)》
《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》
《感電破/Galvanic Blast(SOM)》
《粉砕/Shatter(SOM)》
《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
《地形の融解/Melt Terrain(SOM)》
《金屑化/Turn to Slag(SOM)》×2
赤は《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》と言うボムと、ほぼ確定除去と呼べる《金屑化/Turn to Slag(SOM)》を筆頭に《感電破/Galvanic Blast(SOM)》《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》とあって《粉砕/Shatter(SOM)》も擁する。
黒同様に十分採用する価値があるだろう。
緑
《エズーリの射手/Ezuri’s Archers(SOM)》×3
《荒廃のマンバ/Blight Mamba(SOM)》
《嚢胞抱え/Cystbearer(SOM)》×2
《腐食獣/Molder Beast(SOM)》
《最上位のティラナックス/Alpha Tyrranax(SOM)》
《死への抵抗/Withstand Death(SOM)》
《屍肉の呼び声/Carrion Call(SOM)》
《荒々しき力/Untamed Might(SOM)》
今回の緑は生物の方向性が揃っておらず、スペルも概ね貧弱なため採用するのが躊躇われる。
黒も同様に生物の方向性が揃っていないが、除去を擁する分だけ採用がしやすい。
この2色の処遇は今後の研究課題と言えそうだ。
取りあえず今回はパス。
その他
《メムナイト/Memnite(SOM)》
《屍百足/Necropede(SOM)》
《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr(SOM)》
《危険なマイア/Perilous Myr(SOM)》
《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》
《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》
《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》
《マイアの感電者/Myr Galvanizer(SOM)》
《嵌め乗りの滑空者/Snapsail Glider(SOM)》
《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》
《ソリトン/Soliton(SOM)》
《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
《剃刀ヶ原の打つもの/Razorfield Thresher(SOM)》×2
《調和者隊の盾/Accorder’s Shield(SOM)》
《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff(SOM)》
《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb(SOM)》
《恐慌の呪文爆弾/Panic Spellbomb(SOM)》
《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb(SOM)》×2
《浸透のレンズ/Infiltration Lens(SOM)》
《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》
《憤怒の三角護符/Trigon of Rage(SOM)》
《ゲスの玉座/Throne of Geth(SOM)》
《こだまの飾り輪/Echo Circlet(SOM)》
《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》
《闊歩するものの装具/Strider Harness(SOM)》
《逆刺の戦具/Barbed Battlegear(SOM)》
《類似の金床/Semblance Anvil(SOM)》
《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》
《屍気の香炉/Necrogen Censer(SOM)》
《災難の塔/Tower of Calamities(SOM)》
《堕落の三角護符/Trigon of Corruption(SOM)》
《錆びた秘宝/Rusted Relic(SOM)》
《思考の三角護符/Trigon of Thought(SOM)》
今回の最大勢力であるその他だが、色の選択に影響を与えそうなのは模造品類では《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》と《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》くらいか?
《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》は《帰化/Naturalize(M11)》能力であり、この環境では大いに重宝する。
《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》はアドバンテージ獲得手段に乏しいこの環境では貴重なドロー手段だ。
他の呪文爆弾シリーズは効果が地味すぎて、この色の呪文爆弾を使えるからこの色にしようと言う事はないだろうし、三角護符シリーズは逆に色が合っていなくてもそれなりに有用なので、これまた色の選択に影響を与えるかどうかは微妙である。
むしろ感染か、そうでないかに与える影響の方が大きい様に思える。
《死体の野犬/Corpse Cur(SOM)》などはその筆頭で、デッキ構築の方向性を左右し得ると言えるだろう。
今回は分かりやすく赤と黒に除去とボムがある。
と言う訳で以下のデッキが完成した。
SoMプレリリースシールド BRu Deck
8《山/Mountain(SOM)》
7《沼/Swamp(SOM)》
2《島/Island(SOM)》
1《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》
1《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》
1《危険なマイア/Perilous Myr(SOM)》
1《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr(SOM)》
1《屍百足/Necropede(SOM)》
1《伝染病の屍賊/Contagious Nim(SOM)》
1《マイアの感電者/Myr Galvanizer(SOM)》
1《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》
1《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》
1《ソリトン/Soliton(SOM)》
1《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
1《執行の悪魔/Carnifex Demon(SOM)》
1《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》
1《感電破/Galvanic Blast(SOM)》
1《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》
1《粉砕/Shatter(SOM)》
1《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
1《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》
1《堕落の三角護符/Trigon of Corruption(SOM)》
1《感染の賦活/Instill Infection(SOM)》
1《思考の三角護符/Trigon of Thought(SOM)》
2《金屑化/Turn to Slag(SOM)》
メインは除去コントロール風味のレアデッキで、序盤を感染持ちの生物か除去で耐えて3枚のボムにつなげる。
どれもコストが6と言う事で、相手の戦力を2~3枚捌いたところで盤面を制圧し、そのまま勝つと言うパターンが多かった。
3戦目の黒赤戦のみ《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》は秒で《金屑化/Turn to Slag(SOM)》で死亡しそのまま相手から《執行の悪魔/Carnifex Demon(SOM)》が登場して死亡。
デッキとしては結構な強さなのではないかと思う。
1回目の簡易更新の際に将軍から除去コントロールで4-0-1したと言う情報を得ていたので、こんな感じではないかと思って構築したのだが、当たらずと言えども遠からずと言ったところだろうか?
序盤の《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》と中盤~終盤の《金屑化/Turn to Slag(SOM)》は大いに頼もしかったのだが、いかんせん稀にタフネス6の神が降臨される事もあり、その場合を考えるとやはり《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》や言わずもがなの《堕落の三角護符/Trigon of Corruption(SOM)》は頼もしい。
タッチ青は主に《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》と《ソリトン/Soliton(SOM)》用。
《ソリトン/Soliton(SOM)》で《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》を乱射しようと言う試みだったが、余り上手くは行かず。
《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》自身は装備コストが大変重い事を除けば十分実用に耐え、特に感染持ちでのマイナスカウンター蓄積や、高タフネスの生物を倒しきれない時の+2点など活躍した。
タッチ青をした事で、限定的な除去である《水銀の縛め/Bonds of Quicksilver(SOM)》をタッチする事も出来たのだが、赤と黒の両方にダブルシンボルが存在する為に、メインデッキでは採用せず。
どうしても倒しきれないレアが相手から出てきた場合に《島/Island(SOM)》を追加すると共にサイドボードしていたのだが、相手が強いレアを持っている事を前提で考えればメインでも良かったかも知れない。
《マイアの感電者/Myr Galvanizer(SOM)》の採用は若干怪しいところではあった。
各種マイアがアンタップすると言う事で、こちらも《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》を意識したのだが、それほどの効果はなく。
除去の的になると言っても、この環境では2点除去と5点除去では大きな差があるため《マイアの感電者/Myr Galvanizer(SOM)》が2点の除去で対応されたからと言って後続の安全が確保されるとは必ずしも言えない。
まぁ他の3マナ帯がライバル足り得なかったと言うのが採用の正直な理由だ。
《災難の塔/Tower of Calamities(SOM)》は注目したものの、今回の採用は見送った。
既に強力なレアが搭載されている事に加えて、設置4マナ起動8マナは流石に重過ぎる気がした。
それでも今回の様な除去デッキにあっては、相手に対処されなければそのまま勝ってしまう可能性は高いので一考の価値はある。
それから、《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》を筆頭とした《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》以外の装備品類も今回は採用を見送った。
スペルスロットは既に除去でパンパンになってしまっているし、きちんと勝つべき部分が引ければ装備品を必要とはしない。
確かにあれば有用なのだろうが、場で腐るリスクを考えるとリターンと釣り合っていない様に思われた。
相手が早いデッキでなかった場合は、サイドから2マナ帯の感染持ちをアウトして普通の生物をインしていた。
それから相手の軽量除去が充実している場合には《鉛のマイア/Leaden Myr(MRD)》をサイドアウトして《沼/Swamp(SOM)》をインすると言う伝統のサイドボードを実施した。
前回のミラディンでもそうだったが、相手から《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow(MRD)》や《ヴァルショクの魔術師/Vulshok Sorcerer(5DN)》が出てくる場合にマナマイアの生存が絶望的になるため、良くサイドアウトされていた。
今回の環境でも有効な方法かと思う。
と言う事で、2回目のデッキの成績は4-1。
やはり3枚のボムの存在は大きく、そこまでしっかりとつなげるという構築は間違いではなかったようだ。
逆にボムが無かった場合は、3枚の《屑鉄潜りの海蛇/Scrapdiver Serpent(SOM)》を何枚か採用してフィニッシャーにすると共に《災難の塔/Tower of Calamities(SOM)》のお世話になっていたかと思う。
今回の環境はシールド、ドラフト共に複雑で、どんどんやり込んでいけたら良いなと考えている。
MOで解禁されるのが早くも楽しみだ。
以下が今回使用したプールである。
特に言及のない場合は数量は1とする。
白
《高僧の見習い/Abuna Acolyte(SOM)》
《ロクソドンの旅人/Loxodon Wayfarer(SOM)》×2
《ガルマの保護者/Ghalma’s Warden(SOM)》
《微光角の鹿/Glimmerpoint Stag(SOM)》
《主導権の奪取/Seize the Initiative(SOM)》×2
《燦爛たる放心/Fulgent Distraction(SOM)》
白は使いたいカードが
《高僧の見習い/Abuna Acolyte(SOM)》
《ガルマの保護者/Ghalma’s Warden(SOM)》
《微光角の鹿/Glimmerpoint Stag(SOM)》
の3枚のみ。
よほどの事がない限り採用されないだろう。
青
《金切り声のシルカウ/Screeching Silcaw(SOM)》
《かき鳴らし鳥/Thrummingbird(SOM)》
《ニューロックの透術士/Neurok Invisimancer(SOM)》
《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》
《屑鉄潜りの海蛇/Scrapdiver Serpent(SOM)》×3
《空への跳躍/Vault Skyward(SOM)》
《着実な進歩/Steady Progress(SOM)》
《水銀の縛め/Bonds of Quicksilver(SOM)》
《水銀の縛め/Bonds of Quicksilver(SOM)》と《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》はあるが、他の魅力は乏しい。
デッキによっては《かき鳴らし鳥/Thrummingbird(SOM)》等にお呼びがかかるかも知れない。もしくはデッキに決めてがないなら事実上アンブロッカブルな《屑鉄潜りの海蛇/Scrapdiver Serpent(SOM)》が採用されるか。
黒
《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》×2
《伝染病の屍賊/Contagious Nim(SOM)》
《冷たき集いの吸血鬼/Bleak Coven Vampires(SOM)》
《執行の悪魔/Carnifex Demon(SOM)》
《精神の瘴気/Psychic Miasma(SOM)》×2
《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》
《感染の賦活/Instill Infection(SOM)》
黒はボムである《執行の悪魔/Carnifex Demon(SOM)》と何かと便利な《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》《感染の賦活/Instill Infection(SOM)》《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》がセールスポイント。
十分採用する価値がある。
赤
《ゴブリンの小槌打ち/Goblin Gaveleer(SOM)》
《トンネルのイグナス/Tunnel Ignus(SOM)》
《鉄を食うもの/Ferrovore(SOM)》
《オーガの装具奪い/Ogre Geargrabber(SOM)》
《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》
《感電破/Galvanic Blast(SOM)》
《粉砕/Shatter(SOM)》
《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
《地形の融解/Melt Terrain(SOM)》
《金屑化/Turn to Slag(SOM)》×2
赤は《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》と言うボムと、ほぼ確定除去と呼べる《金屑化/Turn to Slag(SOM)》を筆頭に《感電破/Galvanic Blast(SOM)》《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》とあって《粉砕/Shatter(SOM)》も擁する。
黒同様に十分採用する価値があるだろう。
緑
《エズーリの射手/Ezuri’s Archers(SOM)》×3
《荒廃のマンバ/Blight Mamba(SOM)》
《嚢胞抱え/Cystbearer(SOM)》×2
《腐食獣/Molder Beast(SOM)》
《最上位のティラナックス/Alpha Tyrranax(SOM)》
《死への抵抗/Withstand Death(SOM)》
《屍肉の呼び声/Carrion Call(SOM)》
《荒々しき力/Untamed Might(SOM)》
今回の緑は生物の方向性が揃っておらず、スペルも概ね貧弱なため採用するのが躊躇われる。
黒も同様に生物の方向性が揃っていないが、除去を擁する分だけ採用がしやすい。
この2色の処遇は今後の研究課題と言えそうだ。
取りあえず今回はパス。
その他
《メムナイト/Memnite(SOM)》
《屍百足/Necropede(SOM)》
《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr(SOM)》
《危険なマイア/Perilous Myr(SOM)》
《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》
《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》
《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》
《マイアの感電者/Myr Galvanizer(SOM)》
《嵌め乗りの滑空者/Snapsail Glider(SOM)》
《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》
《ソリトン/Soliton(SOM)》
《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
《剃刀ヶ原の打つもの/Razorfield Thresher(SOM)》×2
《調和者隊の盾/Accorder’s Shield(SOM)》
《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff(SOM)》
《起源の呪文爆弾/Origin Spellbomb(SOM)》
《恐慌の呪文爆弾/Panic Spellbomb(SOM)》
《虚無の呪文爆弾/Nihil Spellbomb(SOM)》×2
《浸透のレンズ/Infiltration Lens(SOM)》
《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》
《憤怒の三角護符/Trigon of Rage(SOM)》
《ゲスの玉座/Throne of Geth(SOM)》
《こだまの飾り輪/Echo Circlet(SOM)》
《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》
《闊歩するものの装具/Strider Harness(SOM)》
《逆刺の戦具/Barbed Battlegear(SOM)》
《類似の金床/Semblance Anvil(SOM)》
《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》
《屍気の香炉/Necrogen Censer(SOM)》
《災難の塔/Tower of Calamities(SOM)》
《堕落の三角護符/Trigon of Corruption(SOM)》
《錆びた秘宝/Rusted Relic(SOM)》
《思考の三角護符/Trigon of Thought(SOM)》
今回の最大勢力であるその他だが、色の選択に影響を与えそうなのは模造品類では《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》と《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》くらいか?
《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》は《帰化/Naturalize(M11)》能力であり、この環境では大いに重宝する。
《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》はアドバンテージ獲得手段に乏しいこの環境では貴重なドロー手段だ。
他の呪文爆弾シリーズは効果が地味すぎて、この色の呪文爆弾を使えるからこの色にしようと言う事はないだろうし、三角護符シリーズは逆に色が合っていなくてもそれなりに有用なので、これまた色の選択に影響を与えるかどうかは微妙である。
むしろ感染か、そうでないかに与える影響の方が大きい様に思える。
《死体の野犬/Corpse Cur(SOM)》などはその筆頭で、デッキ構築の方向性を左右し得ると言えるだろう。
今回は分かりやすく赤と黒に除去とボムがある。
と言う訳で以下のデッキが完成した。
SoMプレリリースシールド BRu Deck
8《山/Mountain(SOM)》
7《沼/Swamp(SOM)》
2《島/Island(SOM)》
1《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》
1《鉛のマイア/Leaden Myr(SOM)》
1《危険なマイア/Perilous Myr(SOM)》
1《胆液爪のマイア/Ichorclaw Myr(SOM)》
1《屍百足/Necropede(SOM)》
1《伝染病の屍賊/Contagious Nim(SOM)》
1《マイアの感電者/Myr Galvanizer(SOM)》
1《ニューロックの模造品/Neurok Replica(SOM)》
1《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》
1《ソリトン/Soliton(SOM)》
1《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine(SOM)》
1《執行の悪魔/Carnifex Demon(SOM)》
1《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》
1《感電破/Galvanic Blast(SOM)》
1《闇の掌握/Grasp of Darkness(SOM)》
1《粉砕/Shatter(SOM)》
1《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》
1《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》
1《堕落の三角護符/Trigon of Corruption(SOM)》
1《感染の賦活/Instill Infection(SOM)》
1《思考の三角護符/Trigon of Thought(SOM)》
2《金屑化/Turn to Slag(SOM)》
メインは除去コントロール風味のレアデッキで、序盤を感染持ちの生物か除去で耐えて3枚のボムにつなげる。
どれもコストが6と言う事で、相手の戦力を2~3枚捌いたところで盤面を制圧し、そのまま勝つと言うパターンが多かった。
3戦目の黒赤戦のみ《蔵製錬のドラゴン/Hoard-Smelter Dragon(SOM)》は秒で《金屑化/Turn to Slag(SOM)》で死亡しそのまま相手から《執行の悪魔/Carnifex Demon(SOM)》が登場して死亡。
デッキとしては結構な強さなのではないかと思う。
1回目の簡易更新の際に将軍から除去コントロールで4-0-1したと言う情報を得ていたので、こんな感じではないかと思って構築したのだが、当たらずと言えども遠からずと言ったところだろうか?
序盤の《電弧の痕跡/Arc Trail(SOM)》と中盤~終盤の《金屑化/Turn to Slag(SOM)》は大いに頼もしかったのだが、いかんせん稀にタフネス6の神が降臨される事もあり、その場合を考えるとやはり《煙霧吐き/Fume Spitter(SOM)》や言わずもがなの《堕落の三角護符/Trigon of Corruption(SOM)》は頼もしい。
タッチ青は主に《モリオックの模造品/Moriok Replica(SOM)》と《ソリトン/Soliton(SOM)》用。
《ソリトン/Soliton(SOM)》で《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》を乱射しようと言う試みだったが、余り上手くは行かず。
《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》自身は装備コストが大変重い事を除けば十分実用に耐え、特に感染持ちでのマイナスカウンター蓄積や、高タフネスの生物を倒しきれない時の+2点など活躍した。
タッチ青をした事で、限定的な除去である《水銀の縛め/Bonds of Quicksilver(SOM)》をタッチする事も出来たのだが、赤と黒の両方にダブルシンボルが存在する為に、メインデッキでは採用せず。
どうしても倒しきれないレアが相手から出てきた場合に《島/Island(SOM)》を追加すると共にサイドボードしていたのだが、相手が強いレアを持っている事を前提で考えればメインでも良かったかも知れない。
《マイアの感電者/Myr Galvanizer(SOM)》の採用は若干怪しいところではあった。
各種マイアがアンタップすると言う事で、こちらも《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》を意識したのだが、それほどの効果はなく。
除去の的になると言っても、この環境では2点除去と5点除去では大きな差があるため《マイアの感電者/Myr Galvanizer(SOM)》が2点の除去で対応されたからと言って後続の安全が確保されるとは必ずしも言えない。
まぁ他の3マナ帯がライバル足り得なかったと言うのが採用の正直な理由だ。
《災難の塔/Tower of Calamities(SOM)》は注目したものの、今回の採用は見送った。
既に強力なレアが搭載されている事に加えて、設置4マナ起動8マナは流石に重過ぎる気がした。
それでも今回の様な除去デッキにあっては、相手に対処されなければそのまま勝ってしまう可能性は高いので一考の価値はある。
それから、《ダークスティールの斧/Darksteel Axe(SOM)》を筆頭とした《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》以外の装備品類も今回は採用を見送った。
スペルスロットは既に除去でパンパンになってしまっているし、きちんと勝つべき部分が引ければ装備品を必要とはしない。
確かにあれば有用なのだろうが、場で腐るリスクを考えるとリターンと釣り合っていない様に思われた。
相手が早いデッキでなかった場合は、サイドから2マナ帯の感染持ちをアウトして普通の生物をインしていた。
それから相手の軽量除去が充実している場合には《鉛のマイア/Leaden Myr(MRD)》をサイドアウトして《沼/Swamp(SOM)》をインすると言う伝統のサイドボードを実施した。
前回のミラディンでもそうだったが、相手から《ヴィリジアンの長弓/Viridian Longbow(MRD)》や《ヴァルショクの魔術師/Vulshok Sorcerer(5DN)》が出てくる場合にマナマイアの生存が絶望的になるため、良くサイドアウトされていた。
今回の環境でも有効な方法かと思う。
と言う事で、2回目のデッキの成績は4-1。
やはり3枚のボムの存在は大きく、そこまでしっかりとつなげるという構築は間違いではなかったようだ。
逆にボムが無かった場合は、3枚の《屑鉄潜りの海蛇/Scrapdiver Serpent(SOM)》を何枚か採用してフィニッシャーにすると共に《災難の塔/Tower of Calamities(SOM)》のお世話になっていたかと思う。
今回の環境はシールド、ドラフト共に複雑で、どんどんやり込んでいけたら良いなと考えている。
MOで解禁されるのが早くも楽しみだ。
コメント
非常に参考になり、勉強になりました。リミテッドの理論をここまで詳しく解説している日記を見ることができたのは初めてです。ありがとうございます。
また、勝手ながらリンクをさせていただきました。ご不快にならなければ幸いです。
その節はお世話になりました。
また対戦する機会があればよろしくおねがいします^^
今度こそ負けませんよーw
こちらからもリンクさせて頂きました。よろしくお願いします。