ミラディンの傷跡のビジュアルスポイラーが出たというので
2010年9月22日 TCG全般 コメント (7)本格的にM11環境も終わり。
個人的にM11環境は青に始まり、青で終わっていった様に思う。
個人的には、コントロールライクな中速もしくは低速なデッキが好みだったので、基本的には青もしくは黒を使って、こちらがドローするか、相手にディスカードさせるか、もしくはその両方を行うと言うドラフトをしていた。
M11環境には他にも白を使って横に並べて《鼓舞する突撃/Inspired Charge(M11)》様なデッキタイプもあったのだが、今回は怠惰な事に試しもしなかったな。
ゼンディカー環境では有効なアーキタイプがそもそも分からず、手探りな状態で色々試していたが、エルドラージ覚醒環境で、周囲の方々から得た情報を手掛かりにアーキタイプを試す様になり、M11ではほぼ青・黒の決め打ちの様な事をやっていた。
M11環境最初期に見られたアーキタイプは大きく分けて
青白飛行ビート
青黒
赤黒生贄
緑白系多色
くらいだった様に思う。
環境が成熟してくるにつれて
青赤
白黒ビート
青緑多色
緑赤
黒単タッチ何か
黒赤コントロール
緑白ビート
が追加された様な感じだろうか。
他にもあると思うが、そもそもM11は絶対的ルーザーズカラーが少ない様に思える。
個人的には緑赤がそうだったのだが、PTアムステルダムで結果を出されてしまい、ルーザーズカラーとは言えなくなってしまった。
立場としては人気薄を利用した戦略であり、ゼンディカーでの緑単やローウィンでの赤単エレメンタルと同じ様なものだと思えば納得はできる。
最初の色評価としては白>=青>黒>緑>赤だった様に思うが、個人的な最終評価は青>黒>白>=赤>緑である。
これは、僕が習熟しているのが青・黒であり、白をほとんど使った事がないと言うのが主因である。
以前に「お前のピックはいつも同じような事ばかりしているが、それで楽しいのか」と問われた事がある。
当時は、確かに毎回同じ事の繰り返しをしていても進歩が無いよなぁ・・・と思っていたのだが、現在はきちんと勝率を上げるためには同じタイプのデッキを使い続けるのも意味がある事だと思うようになった。
同じデッキを使い込み続けられる構築と素直に比較は出来ないが、ドラフトでもプレイの面で習熟度が勝率に影響を与える事もある様に思える。
M11環境では特に青及び黒絡みのデッキを使い続けたお陰か、微妙なデッキだよな・・・と思うようなピックと構築でも勝てるようになってきた・・・気がする。
まぁ突っ込みどころとして色に拘って微妙なデッキを作るなよと言うのはあると思うが気にしない事。
このままでは、全く取りとめの無い話に終始してしまいそうなので、若干無理やり気味にM11を追悼していこう。
うーん。とは言うものの、最多取得カードランキングは前回のエルドラージ覚醒でやったので、今回は趣向を変えてみた。
題して
個人的にリミテッドでこいつを出されると死にたくなったランキングベスト3
第3位!
《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》
こいつは2マナ3/2トランプルと言うイカれたマナレシオを誇る緑の雄だ。
基本セットにありがちな「色の特徴」を前面に出した生物群の1枚だが、まぁ有り得ないスピードでこちらのライフを削っていく。
こちらが運良く2マナ帯をキャストできて、さらに運良く相討ちが出来れば良いが《巨大化/Giant Growth(M11)》などされた日には走馬灯を見る事になる。
大抵は走馬灯を見ている内に死ぬ。
環境的に緑が弱小色で良かったと思わされる1枚だ。
第2位!
《ジェイスの消去/Jace’s Erasure(M11)》
まぁこいつは良くある12手目くらいのカットカードなんだが、それを決勝戦で2t目にプレイされたと思って見てくれ。
少なくとも先に2人はこいつで死んでいる訳で、自分がそうならないと言う保証はどこにも無い。
土地・生物・除去・ドローと揃った宝物みたいなハンドが、一気に色褪せて、こんな手札(もしくはデッキ)でビートできる訳ないじゃないか・・・と言う気分にさせてくれる。
初戦にあたった場合は相手の戦力は未知数だが、個人的にはいつもコントロールライクなデッキなので除去が腐っていく様を見るのは辛いものだった。
ビートだったら悠長な相手をしばいてしまえば良い。
第1位!
《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M11)》
こいつはアンコモンだが、シールド、ドラフト込みで良くやられた。
こっちのデッキは大抵黒青で、そろそろ自分の土俵にゲームがなってきたと思ったら、いきなり止めようの無いクロックを突きつけられる訳だ。
まぁ大抵はライフが無くてそのまま死ぬ。
序盤にプレイだけして置物になってくれたりするなら話は別だが、明確な役割があるカードだけに相手もそんな情報を公開するだけのプレイは、そうそうしてくれない。
赤や緑ついでに白が入っているなら対処が簡単なんだが、僕のドラフトスタイルが極端に偏ったものだと言う事で、こいつは栄えある第1位を獲得した。
プロレスだって、相手の攻撃を受けきったら次は自分の攻撃を受けてもらえる訳だが、こいつはそう言う理屈が分かっていないらしい。
まぁMTGはプロレスじゃないから仕方がないな。
と言う訳で極めて個人的なランキングだが、M11追悼に代えさせて頂く。
え。タイタンとかはって?
いやー。それをやり始めるとキリがない・・・。
と言うのは冗談で、本音を言うと、黒とか青を使ってれば捨てさせたり、カウンターしたり、除去したり《精神の制御/Mind Control(M11)》できたりするもんだ。
思ったよりタイタンで死んだマッチは少ないと思う。
逆に相手がタイタンを持っていたけど勝ったマッチの方が多いくらいだ。
だけどほとんど対処できない《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》と効果の割りに軽すぎる《執念の剣/Sword of Vengeance(M11)》にはホトホト手を焼いた。
M10に次ぐ基本セットだと言う事で、どんな魔界に連れて行かれるのかと思っていたら、事のほか楽しかったM11。
今までのセットは、特徴がありすぎて、デッキタイプの偏り=色の偏りと言う感じだったが、M11では僕はどの色でも似たような事ばかりしていた。
つまりは中速及び低速のアドバンテージコントロール。
代表格の青黒を筆頭に黒赤・黒緑・青緑赤・青赤を良くプレイした。
青赤だけはどちらかと言うとテンポデッキに入るだろうか。
お陰で色は変わってもプレイや構築で目指すところが似ているので、色々転用が利いた様な気がする。
エルドラージ覚醒よりも好調なM11環境だったが、好調の理由は異なる事になるな。
環境的に(あえてMO環境的にと言った方が良いか?)デッキタイプの存在が許された事と、それに習熟できた効果が大きいと思う。
M11が最後期で残していった疑問に、果たしてM11環境はテンポ環境だったのか、アドバンテージ環境であったのかと言うのがあるが、PTアムステルダムではテンポ環境だった・・・と言う事らしい。
まぁより正確には「日本人の好むタイプがアドバンテージ重偏過ぎた」と言うものだった。
でも、個人的には《歴戦の歩兵/Infantry Veteran(M11)》をかき集めるタイプのドラフトがある事は知っていたし、それに対応する手段も(具体的には《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》だが)あると思っていたので、若干の違和感はある。
出典が過分に演出を狙ったものである可能性があるから、特に気にする必要はないのかも知れないが・・・。
僕は今でも《予感/Foresee(M11)》をピックするし《平和な心/Pacifism(M11)》より《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》をピックする。
それが間違いである可能性は十分あるが、M11がこうして消えていく中で、答えが出る事はないだろう。
しかし、いつかM11環境と似たような環境でその答えが得られる時が来るかも知れない。
構築同様にリミテッドも積み重なっていくものだから。
M11は楽しかったよ。
M12には「M10にはなるな」と言っておいてくれ。
じゃあなM11。
と言いつつ絶対に明日以降M11ドラフトをするとは思うw
と言うか、今やりはじめたw
個人的にM11環境は青に始まり、青で終わっていった様に思う。
個人的には、コントロールライクな中速もしくは低速なデッキが好みだったので、基本的には青もしくは黒を使って、こちらがドローするか、相手にディスカードさせるか、もしくはその両方を行うと言うドラフトをしていた。
M11環境には他にも白を使って横に並べて《鼓舞する突撃/Inspired Charge(M11)》様なデッキタイプもあったのだが、今回は怠惰な事に試しもしなかったな。
ゼンディカー環境では有効なアーキタイプがそもそも分からず、手探りな状態で色々試していたが、エルドラージ覚醒環境で、周囲の方々から得た情報を手掛かりにアーキタイプを試す様になり、M11ではほぼ青・黒の決め打ちの様な事をやっていた。
M11環境最初期に見られたアーキタイプは大きく分けて
青白飛行ビート
青黒
赤黒生贄
緑白系多色
くらいだった様に思う。
環境が成熟してくるにつれて
青赤
白黒ビート
青緑多色
緑赤
黒単タッチ何か
黒赤コントロール
緑白ビート
が追加された様な感じだろうか。
他にもあると思うが、そもそもM11は絶対的ルーザーズカラーが少ない様に思える。
個人的には緑赤がそうだったのだが、PTアムステルダムで結果を出されてしまい、ルーザーズカラーとは言えなくなってしまった。
立場としては人気薄を利用した戦略であり、ゼンディカーでの緑単やローウィンでの赤単エレメンタルと同じ様なものだと思えば納得はできる。
最初の色評価としては白>=青>黒>緑>赤だった様に思うが、個人的な最終評価は青>黒>白>=赤>緑である。
これは、僕が習熟しているのが青・黒であり、白をほとんど使った事がないと言うのが主因である。
以前に「お前のピックはいつも同じような事ばかりしているが、それで楽しいのか」と問われた事がある。
当時は、確かに毎回同じ事の繰り返しをしていても進歩が無いよなぁ・・・と思っていたのだが、現在はきちんと勝率を上げるためには同じタイプのデッキを使い続けるのも意味がある事だと思うようになった。
同じデッキを使い込み続けられる構築と素直に比較は出来ないが、ドラフトでもプレイの面で習熟度が勝率に影響を与える事もある様に思える。
M11環境では特に青及び黒絡みのデッキを使い続けたお陰か、微妙なデッキだよな・・・と思うようなピックと構築でも勝てるようになってきた・・・気がする。
まぁ突っ込みどころとして色に拘って微妙なデッキを作るなよと言うのはあると思うが気にしない事。
このままでは、全く取りとめの無い話に終始してしまいそうなので、若干無理やり気味にM11を追悼していこう。
うーん。とは言うものの、最多取得カードランキングは前回のエルドラージ覚醒でやったので、今回は趣向を変えてみた。
題して
個人的にリミテッドでこいつを出されると死にたくなったランキングベスト3
第3位!
《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》
こいつは2マナ3/2トランプルと言うイカれたマナレシオを誇る緑の雄だ。
基本セットにありがちな「色の特徴」を前面に出した生物群の1枚だが、まぁ有り得ないスピードでこちらのライフを削っていく。
こちらが運良く2マナ帯をキャストできて、さらに運良く相討ちが出来れば良いが《巨大化/Giant Growth(M11)》などされた日には走馬灯を見る事になる。
大抵は走馬灯を見ている内に死ぬ。
環境的に緑が弱小色で良かったと思わされる1枚だ。
第2位!
《ジェイスの消去/Jace’s Erasure(M11)》
まぁこいつは良くある12手目くらいのカットカードなんだが、それを決勝戦で2t目にプレイされたと思って見てくれ。
少なくとも先に2人はこいつで死んでいる訳で、自分がそうならないと言う保証はどこにも無い。
土地・生物・除去・ドローと揃った宝物みたいなハンドが、一気に色褪せて、こんな手札(もしくはデッキ)でビートできる訳ないじゃないか・・・と言う気分にさせてくれる。
初戦にあたった場合は相手の戦力は未知数だが、個人的にはいつもコントロールライクなデッキなので除去が腐っていく様を見るのは辛いものだった。
ビートだったら悠長な相手をしばいてしまえば良い。
第1位!
《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M11)》
こいつはアンコモンだが、シールド、ドラフト込みで良くやられた。
こっちのデッキは大抵黒青で、そろそろ自分の土俵にゲームがなってきたと思ったら、いきなり止めようの無いクロックを突きつけられる訳だ。
まぁ大抵はライフが無くてそのまま死ぬ。
序盤にプレイだけして置物になってくれたりするなら話は別だが、明確な役割があるカードだけに相手もそんな情報を公開するだけのプレイは、そうそうしてくれない。
赤や緑ついでに白が入っているなら対処が簡単なんだが、僕のドラフトスタイルが極端に偏ったものだと言う事で、こいつは栄えある第1位を獲得した。
プロレスだって、相手の攻撃を受けきったら次は自分の攻撃を受けてもらえる訳だが、こいつはそう言う理屈が分かっていないらしい。
まぁMTGはプロレスじゃないから仕方がないな。
と言う訳で極めて個人的なランキングだが、M11追悼に代えさせて頂く。
え。タイタンとかはって?
いやー。それをやり始めるとキリがない・・・。
と言うのは冗談で、本音を言うと、黒とか青を使ってれば捨てさせたり、カウンターしたり、除去したり《精神の制御/Mind Control(M11)》できたりするもんだ。
思ったよりタイタンで死んだマッチは少ないと思う。
逆に相手がタイタンを持っていたけど勝ったマッチの方が多いくらいだ。
だけどほとんど対処できない《ガイアの復讐者/Gaea’s Revenge(M11)》と効果の割りに軽すぎる《執念の剣/Sword of Vengeance(M11)》にはホトホト手を焼いた。
M10に次ぐ基本セットだと言う事で、どんな魔界に連れて行かれるのかと思っていたら、事のほか楽しかったM11。
今までのセットは、特徴がありすぎて、デッキタイプの偏り=色の偏りと言う感じだったが、M11では僕はどの色でも似たような事ばかりしていた。
つまりは中速及び低速のアドバンテージコントロール。
代表格の青黒を筆頭に黒赤・黒緑・青緑赤・青赤を良くプレイした。
青赤だけはどちらかと言うとテンポデッキに入るだろうか。
お陰で色は変わってもプレイや構築で目指すところが似ているので、色々転用が利いた様な気がする。
エルドラージ覚醒よりも好調なM11環境だったが、好調の理由は異なる事になるな。
環境的に(あえてMO環境的にと言った方が良いか?)デッキタイプの存在が許された事と、それに習熟できた効果が大きいと思う。
M11が最後期で残していった疑問に、果たしてM11環境はテンポ環境だったのか、アドバンテージ環境であったのかと言うのがあるが、PTアムステルダムではテンポ環境だった・・・と言う事らしい。
まぁより正確には「日本人の好むタイプがアドバンテージ重偏過ぎた」と言うものだった。
でも、個人的には《歴戦の歩兵/Infantry Veteran(M11)》をかき集めるタイプのドラフトがある事は知っていたし、それに対応する手段も(具体的には《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》だが)あると思っていたので、若干の違和感はある。
出典が過分に演出を狙ったものである可能性があるから、特に気にする必要はないのかも知れないが・・・。
僕は今でも《予感/Foresee(M11)》をピックするし《平和な心/Pacifism(M11)》より《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》をピックする。
それが間違いである可能性は十分あるが、M11がこうして消えていく中で、答えが出る事はないだろう。
しかし、いつかM11環境と似たような環境でその答えが得られる時が来るかも知れない。
構築同様にリミテッドも積み重なっていくものだから。
M11は楽しかったよ。
M12には「M10にはなるな」と言っておいてくれ。
じゃあなM11。
と言うか、今やりはじめたw
コメント
ああ!そうだよ。M11追悼だよ。良い奴だったのに・・・。
僕の個人的なベスト3には《巻物泥棒》が入るかな?
《巻物泥棒》に《囁き絹の外套》をつけた瞬間、bunさんが投了したのはいい思い出だw
《巻物泥棒/Scroll Thief(M11)》も嫌だねー。
《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M11)》&《巻物泥棒/Scroll Thief(M11)》なんてレイプじゃんw
基本的に死にたいランキングには激しくレイプされた記憶があるものを選定してあるよ。
《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》はAkiさんがレイプしてきたからランクインしてる。
1位2位はボクも同じかなぁ。
外套は《躁の蛮人》とか《破砕》でまだなんとかなるけど
《ジェイスの消去》には本当にヒドイめに会いました。
たぶん、負けた回数では
1位 ライブラリーアウト
2位 赤緑装備デッキ(外套&狼)
3位 緑白ビート
こんな感じだと思います。
《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M11)》とか《巨大戦車/Juggernaut(M11)》を処理してくれる《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》は本当に頼もしいですよね。
青や黒と組み合わせる時の赤のメリットの2番目くらいに《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》が浮かんできます。
つぶらな瞳の《聖なる狼/Sacred Wolf(M11)》にも散々な目にあわされてきました。
着地先としては非常に優秀で、対処する側からすれば生物を直接あてないといけないと言うのは縛りがかなりきついです。
個人的には緑白には余りあたった事がありませんが、相手のシステムを除去しないとアッと言う間に負けそうな印象はありますね。
やっぱり《突き刺す苦痛/Stabbing Pain(M11)》か意識して《巨大化/Giant Growth(M11)》とかをカットするくらいでしょうか。
ライブラリアウトは・・・サイド後にライブラリを増やすくらいしかw