現在のトップ画像を見て欲しい。

これはミラディンの傷跡に収録されている猫トークンである。
ぱっと見た瞬間、手にした武具がスプーンもしくは日傘に見える仕様になっており、さらに口に草を銜えている事もあって、完全に風来人である。

明らかに神河物語出身であり、ミラディンのそれではない。

こう言った生物は、神河以降各所に見られる様になった。
MTGの世界観においては、タイムスパイラル・ブロックでの大修復前、大修復後で決定的に世界が変わってしまったらしいのだが、とかくリアルの日本人にとって、MTGの決定的分岐点とは、神河前、神河後である。

神河以降、どのブロック出身であっても「あ。これ神河に入れ忘れたんだ」と思わざるを得ない生物が散見されるようになった。

代表例を挙げると《掛け鍵のフェアリー/Latchkey Faerie(MOR)》である。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/imgres.htm

まぁ隠すところなく麻呂であり、フェアリー(妖精)と言うファンタジックな生物を半ば穢す事を生業としている。
そう言う意味では、《屑嗅ぎ鼻/Offalsnout(MOR)》にかなり近いものがあると言えるだろう。

・・・とまぁ風来人然としたこの猫だが、見た瞬間に「満腹度減ってんだろ。家に来いよ」と言う脳内寸劇が繰り広げられ、愛着を感じてしまったのでトップ画像とした。
歴代の猫たちとは比べようもない可愛らしくなさだが、たまにはこの様なものも良いだろう。
まぁ飽きたら変える。

コメント

おるたんしあ
2010年9月17日11:02

>歴代の猫たちとは比べようもない可愛らしくなさだが

でもこいつ王の摂政、ケンバから生まれるんですよねw

bun
2010年9月17日12:48

生まれると言うか、徴兵されてくるんだろうな。
生まれてきた時からこの風格とか嫌だろうw

王の摂政、ケンバも男なら、色々邪推されずにすんだろうに・・・。
と思ったが《エフラヴァのジェディット・オジャネン(PLC)》と言う先例が居たな。
あの時は今ほど生む/生まないと言う話題にはならなかったと思ったのだが、今回はどう言う風の吹き回しなんだろうか。
bun

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