S-Capに参加した(ドラフト編)
2010年9月7日 TCG全般 コメント (8)
残暑厳しい中だが、それでも空を見上げれば、それは既に夏ではなく秋の空になっている。
そんな季節の移り変わりを感じつつ仕事をしていたのだが、あるメールで静謐な仕事の時間は唐突に終わりを告げた。
曰く
「こないだのS-Capの(検閲削除)の写真見て吹いたwwwwくっそ楽しそうな小栗(bun)しかも写真のボケ具合からして、クロポテに振り向いた瞬間であろうwww」
との事。
ウソ。マジで・・・。
このネット上の小動物を気取る僕の近影など、Web上に公開されて良いものではない。
こうなれば、サイバーテロ・・・そう!サイバーテロしかない!
我が植物の様に平穏な人生の安寧を乱すものは!即刻抹消されねばならない!
つか、遥か昔のファイナルズの時の写真が未だにWeb上に残ってて、さらに会社の同僚に見つかってしまったと言う圧倒的アイタタな出来事は2度と繰り返すべきではない。
さらに、最近、同じ写真を友人に見られて「何か、イラっと来る顔してますね」などと言われる始末。
確かに、その時の写真は、メガネを中指で押し上げながら、相手を睨め付けると言う(キリとしか表現しようの無い瞬間を切り取られた物なので、仕方がないと言えばそうなのだが・・・。
だが、肝心なのは今である。
せめて会場にオシャレをして行けば良かったとか、美容院に行ってからにすれば良かったとか、正に後の祭りと言うべき後悔が胸に押し寄せる。
まさか写真にこの身が写りこもう等とは夢にも思わなかった事が、今の窮地を招いている。
もっと気をつけておけば・・・。
デジタルカメラと言うものは、動きに弱い。
大会会場にいる間、絶えず顔を縦に振り続ければ、どの場面で写真に写ってしまおうとも、判別の付く顔を取られずに済む。
その光速で頷きを繰り返す振る舞いからフリッカー(ちらつき)小栗、もしくはYesManオグリの通り名が付く事も吝かではない。
ああ!ダメじゃん。ドラフト中にそんな挙動したら明らかにDQだよ・・・。
軽く絶望を感じながら、当該のページを探す。
あれ。そう言えば僕も既にこれを見てるよ。気が付かなかったが・・・。
と思い丹念に見返したところ漸く発見した。
映っていると言うか、掠ってる程度じゃねーか!
この程度ならば、何とかサイバーテロに踏み切らずに済みそうである。
それにしても、改めて見ると驚愕のポッキーっぷりである。
体を鍛えないと・・・。
と言う訳で、我が家の深遠から無事にカバンが発見されたので、その時のレポートを。
ピックは辛うじて覚えているものを。
試合内容はかなり記憶が揮発しているが、覚えている限りのものを。
1-1は白が濃い中から《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》を。
1-1から赤のコモンに手を伸ばすのは、若干リスクがあるものの、環境も後期であり、事前情報は行き渡っているだろうから、逆に人気薄に期待した。
1-2
《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》と迷って1-1に考慮して《泥沼病/Quag Sickness(M11)》を。
黒赤は若干狙い難いが嵌れば強いし、赤を切る事も選択肢である。
1-3
確か《平和な心/Pacifism(M11)》を流しつつ《堕落/Corrupt(M11)》を。
この時点で心中は穏やかならぬ白やっていれば良かったと言う後悔の嵐だが、下家のクロポテさんは既に白への道を歩み始めているだろうし、断腸の思いで白を下家に託す。
正直、普段ならこの状態からでも容赦なく白をピックするのだが、下家がクロポテさんと言う事もあって、余所行きのドラフトになっていた。
その後、黒を中心にピックし、《精神腐敗/Mind Rot(M11)》など中堅どころは取れているものの流した《突撃するグリフィン/Assault Griffin(M11)》《雲の十字軍/Cloud Crusader(M11)》《歴戦の歩兵/Infantry Veteran(M11)》など白の主力級カードを思えば、着実に敗北への道を歩んでいる。
下家を育て過ぎて切られるなど、あってはならないのだが・・・。
1パック目を終わってほぼ黒単であり、比較的融通が利くのが救いか。
2-1は《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》から。
2-3で《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》がこぼれてきて黒赤を継続・・・と思うも2-4で《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity(M11)》2-5で《予感/Foresee(M11)》として青路線に。
3パック目でも3-10で《雲の精霊/Cloud Elemental(M11)》など起死回生のピックが続き、何とかデッキになる。
下家のクロポテさんは、継続して良い流れであり、恐らく卓上で最も恐るべき対戦相手へと成長したと思われる。
S-Cap 8PlayerDraft BU Deck
10《沼/Swamp(M11)》
7《島/Island(M11)》
1《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》
1《占いフクロウ/Augury Owl(M11)》
2《雲の精霊/Cloud Elemental(M11)》
1《霜の壁/Wall of Frost(M11)》
1《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel(M11)》
1《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》
1《冥界の恐怖/Nether Horror(M11)》
1《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》
1《夜翼の影/Nightwing Shade(M11)》
1《朽ちゆく軍団/Rotting Legion(M11)》
1《定業/Preordain(M11)》
2《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
1《精神腐敗/Mind Rot(M11)》
1《暗殺/Assassinate(M11)》
1《泥沼病/Quag Sickness(M11)》
1《思い起こし/Call to Mind(M11)》
2《予感/Foresee(M11)》
1《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity(M11)》
2《堕落/Corrupt(M11)》
スペルヘビーの黒青アドバンテージ。
序盤はどうしても押されるだろうが、ライフは《堕落/Corrupt(M11)》で取り返すプラン。
その為に土地は18枚で《沼/Swamp(M11)》は10枚取っておいた。
サイドボードには《否認/Negate(M11)》も《強迫/Duress(M11)》もなく、ピックに余裕の無かった事が伺えるが、一応メインは強い部類だと思う。
流れていたカード的にクロポテさん以外は、極端にテンポで押されると言う事は無さそうのは救いだ。
卓配置は以下の通り。各対戦表は拾い忘れてしまった。
赤白
黒青←僕
白黒
緑赤
青黒
緑赤レア単
青白
緑赤
緑赤が大人気だったこの卓。
2パック目からの転進が僕を救ったのだと言える。
1戦目 青黒
Game1
相手先手。
相手は3t目の《巻物泥棒/Scroll Thief(M11)》から。
こちらは《霜の壁/Wall of Frost(M11)》でそれに応じる。
お互いの色の性質上、盤面は膠着し《予感/Foresee(M11)》でアドバンテージを拡大できた分だけ有利になって勝ち。
Game2
相手先手。
Game1と同じような展開だが、相手が恐らくサイドインした《否認/Negate(M11)》がこちらの行動を縛って自由にさせない。
それでも何とか《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》と《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》の組み合わせを《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》を除去する事で打破し、相手の《大気の召使い/Air Servant(M11)》も《堕落/Corrupt(M11)》で処理する。
しかしこちらの航空戦力も次々に除去され、総力戦に。
結局こちらがトップした《夜翼の影/Nightwing Shade(M11)》を《氷の牢獄/Ice Cage(M11)》で見事に対処され押される状況になり、《堕落/Corrupt(M11)》を《思い起こし/Call to Mind(M11)》するものの《堕落/Corrupt(M11)》自体は《否認/Negate(M11)》されて、そのまま負け。
Game3
こちら先手。
とにかく相手の《否認/Negate(M11)》を潜り抜けなければならない=能動的に《予感/Foresee(M11)》を打って、元々のリソースに差をつけなければならない・・・はずであったが、《精神腐敗/Mind Rot(M11)》をプレイされ、先手である分だけリソースが少なくなる。
その後Game1Game2の様に膠着し、またも《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》に追い詰められるが、こちらが生物にプレイした《堕落/Corrupt(M11)》がそのまま解決される事などが重なって辛勝。
実に、長くて辛いマッチアップであった。
相手が《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》を起動していれば、ゲームはどうなったか分からず、恐らくそのまま負けていただろう。
あー。先日の事が思い起こされるな。僕は相手の明らかなミスが勝敗に影響するのが嫌だと言っていたのに。言行不一致とは・・・この事だな・・・。
2戦目 白黒 クロポテさん
Game1
相手先手。
1t目の《歴戦の歩兵/Infantry Veteran(M11)》だが、若干土地多めのキープをしてしまったらしく《堕落/Corrupt(M11)》が間に合う様になって勝ち。
Game2
相手先手。
またも相手悩みながらのキープだが、こちらの《予感/Foresee(M11)》が激しく強く、リソースに差が付いていって、《堕落/Corrupt(M11)》でライフが安全圏になって勝ち。
僕もビート系のアグレッシブなマリガンは苦手なので、マリガンするかどうかの判断に迷う気持ちは良く分かる。
またどこかで対戦しましょう。
3戦目 緑赤
Game1
こちら先手。
《島/Island(M11)》
《島/Island(M11)》
《島/Island(M11)》
《沼/Swamp(M11)》
《沼/Swamp(M11)》
《沼/Swamp(M11)》
《朽ちゆく軍団/Rotting Legion(M11)》
だからセブンブリッジじゃねーんだぞ!
《朽ちゆく軍団/Rotting Legion(M11)》の虚ろな瞳から放たれる眼光では、僕のマリガンを思い止まらせる事などできはしない。
当然のマリガン。
と。ここで相手も1マリガン。
対戦相手からの「僕はマリガン嫌いじゃないですよ」と言う弁が鮮烈だった。
お互いマリガンと言う事で、ゆっくり展開・・・かと言うとそうでもなく、こちらは土地が3枚で一回止まったものの、その後は《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》《予感/Foresee(M11)》と状況を改善。
相手は2t目の《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》から5t目の《大いなるバジリスク/Greater Basilisk(M11)》で、かなりゆっくり。
だが、ここから《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M11)》がプレイされると、いきなりタイトなダメージレースを要求される。
こちらは仕方なく回収する対象のない《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》をプレイし、殴り合いに。
相手が《大蜘蛛/Giant Spider(M11)》のキャストタイミングをミスするなどがあって辛くもダメージレースを制した。
Game2
相手先手。
こちら《沼/Swamp(M11)》《定業/Preordain(M11)》キープ・・・出来ずに1マリガン。
相手は1マリガン後に「きたきたw」と言いつつ2マリガン。
この爽やかなマリガンっぷりには脱帽である・・・が、流石に先手2マリガンともなると動きが鈍る。
その上初動は3t目の《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M11)》であり、先ほどとはだいぶ事情が異なる。
こちらは順調に生物を展開し、合間に《予感/Foresee(M11)》《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity(M11)》で手札を回復。
相手から《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》がプレイされるも、時既に遅し。
そのまま勝ち。
うーん。やはり余所行きのドラフトになるのは良くないよな。
後は言行不一致が心に引っかかる。
どこまで相手に言うのかと言う問題になるが、そもそもは僕の我が侭であり、傲慢な態度だとも思う。
もっと素直に勝てば良かろうなのだ!路線でも良い気もするし、やはりそれは・・・と言う気持ちの間で揺れ動く。
結局は、こう言う中途半端でその場次第なのが、一番良くないんだよな。
帰り道に偶然にも親子連れと思われる猫の一団と遭遇し、実に癒された気分に。
リアル猫は良いなぁ・・・。
自宅でも飼いたいところだが、自分の世話も見切れないのに、動物の世話などできるはずもなく。
いつか、また猫を家族に迎える日は来るんだろうか。
そんな季節の移り変わりを感じつつ仕事をしていたのだが、あるメールで静謐な仕事の時間は唐突に終わりを告げた。
曰く
「こないだのS-Capの(検閲削除)の写真見て吹いたwwwwくっそ楽しそうな小栗(bun)しかも写真のボケ具合からして、クロポテに振り向いた瞬間であろうwww」
との事。
ウソ。マジで・・・。
このネット上の小動物を気取る僕の近影など、Web上に公開されて良いものではない。
こうなれば、サイバーテロ・・・そう!サイバーテロしかない!
我が植物の様に平穏な人生の安寧を乱すものは!即刻抹消されねばならない!
つか、遥か昔のファイナルズの時の写真が未だにWeb上に残ってて、さらに会社の同僚に見つかってしまったと言う圧倒的アイタタな出来事は2度と繰り返すべきではない。
さらに、最近、同じ写真を友人に見られて「何か、イラっと来る顔してますね」などと言われる始末。
確かに、その時の写真は、メガネを中指で押し上げながら、相手を睨め付けると言う(キリとしか表現しようの無い瞬間を切り取られた物なので、仕方がないと言えばそうなのだが・・・。
だが、肝心なのは今である。
せめて会場にオシャレをして行けば良かったとか、美容院に行ってからにすれば良かったとか、正に後の祭りと言うべき後悔が胸に押し寄せる。
まさか写真にこの身が写りこもう等とは夢にも思わなかった事が、今の窮地を招いている。
もっと気をつけておけば・・・。
デジタルカメラと言うものは、動きに弱い。
大会会場にいる間、絶えず顔を縦に振り続ければ、どの場面で写真に写ってしまおうとも、判別の付く顔を取られずに済む。
その光速で頷きを繰り返す振る舞いからフリッカー(ちらつき)小栗、もしくはYesManオグリの通り名が付く事も吝かではない。
ああ!ダメじゃん。ドラフト中にそんな挙動したら明らかにDQだよ・・・。
軽く絶望を感じながら、当該のページを探す。
あれ。そう言えば僕も既にこれを見てるよ。気が付かなかったが・・・。
と思い丹念に見返したところ漸く発見した。
映っていると言うか、掠ってる程度じゃねーか!
この程度ならば、何とかサイバーテロに踏み切らずに済みそうである。
それにしても、改めて見ると驚愕のポッキーっぷりである。
体を鍛えないと・・・。
と言う訳で、我が家の深遠から無事にカバンが発見されたので、その時のレポートを。
ピックは辛うじて覚えているものを。
試合内容はかなり記憶が揮発しているが、覚えている限りのものを。
1-1は白が濃い中から《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》を。
1-1から赤のコモンに手を伸ばすのは、若干リスクがあるものの、環境も後期であり、事前情報は行き渡っているだろうから、逆に人気薄に期待した。
1-2
《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》と迷って1-1に考慮して《泥沼病/Quag Sickness(M11)》を。
黒赤は若干狙い難いが嵌れば強いし、赤を切る事も選択肢である。
1-3
確か《平和な心/Pacifism(M11)》を流しつつ《堕落/Corrupt(M11)》を。
この時点で心中は穏やかならぬ白やっていれば良かったと言う後悔の嵐だが、下家のクロポテさんは既に白への道を歩み始めているだろうし、断腸の思いで白を下家に託す。
正直、普段ならこの状態からでも容赦なく白をピックするのだが、下家がクロポテさんと言う事もあって、余所行きのドラフトになっていた。
その後、黒を中心にピックし、《精神腐敗/Mind Rot(M11)》など中堅どころは取れているものの流した《突撃するグリフィン/Assault Griffin(M11)》《雲の十字軍/Cloud Crusader(M11)》《歴戦の歩兵/Infantry Veteran(M11)》など白の主力級カードを思えば、着実に敗北への道を歩んでいる。
下家を育て過ぎて切られるなど、あってはならないのだが・・・。
1パック目を終わってほぼ黒単であり、比較的融通が利くのが救いか。
2-1は《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》から。
2-3で《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》がこぼれてきて黒赤を継続・・・と思うも2-4で《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity(M11)》2-5で《予感/Foresee(M11)》として青路線に。
3パック目でも3-10で《雲の精霊/Cloud Elemental(M11)》など起死回生のピックが続き、何とかデッキになる。
下家のクロポテさんは、継続して良い流れであり、恐らく卓上で最も恐るべき対戦相手へと成長したと思われる。
S-Cap 8PlayerDraft BU Deck
10《沼/Swamp(M11)》
7《島/Island(M11)》
1《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》
1《占いフクロウ/Augury Owl(M11)》
2《雲の精霊/Cloud Elemental(M11)》
1《霜の壁/Wall of Frost(M11)》
1《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel(M11)》
1《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》
1《冥界の恐怖/Nether Horror(M11)》
1《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》
1《夜翼の影/Nightwing Shade(M11)》
1《朽ちゆく軍団/Rotting Legion(M11)》
1《定業/Preordain(M11)》
2《マナ漏出/Mana Leak(M11)》
1《精神腐敗/Mind Rot(M11)》
1《暗殺/Assassinate(M11)》
1《泥沼病/Quag Sickness(M11)》
1《思い起こし/Call to Mind(M11)》
2《予感/Foresee(M11)》
1《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity(M11)》
2《堕落/Corrupt(M11)》
スペルヘビーの黒青アドバンテージ。
序盤はどうしても押されるだろうが、ライフは《堕落/Corrupt(M11)》で取り返すプラン。
その為に土地は18枚で《沼/Swamp(M11)》は10枚取っておいた。
サイドボードには《否認/Negate(M11)》も《強迫/Duress(M11)》もなく、ピックに余裕の無かった事が伺えるが、一応メインは強い部類だと思う。
流れていたカード的にクロポテさん以外は、極端にテンポで押されると言う事は無さそうのは救いだ。
卓配置は以下の通り。各対戦表は拾い忘れてしまった。
赤白
黒青←僕
白黒
緑赤
青黒
緑赤レア単
青白
緑赤
緑赤が大人気だったこの卓。
2パック目からの転進が僕を救ったのだと言える。
1戦目 青黒
Game1
相手先手。
相手は3t目の《巻物泥棒/Scroll Thief(M11)》から。
こちらは《霜の壁/Wall of Frost(M11)》でそれに応じる。
お互いの色の性質上、盤面は膠着し《予感/Foresee(M11)》でアドバンテージを拡大できた分だけ有利になって勝ち。
Game2
相手先手。
Game1と同じような展開だが、相手が恐らくサイドインした《否認/Negate(M11)》がこちらの行動を縛って自由にさせない。
それでも何とか《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》と《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》の組み合わせを《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》を除去する事で打破し、相手の《大気の召使い/Air Servant(M11)》も《堕落/Corrupt(M11)》で処理する。
しかしこちらの航空戦力も次々に除去され、総力戦に。
結局こちらがトップした《夜翼の影/Nightwing Shade(M11)》を《氷の牢獄/Ice Cage(M11)》で見事に対処され押される状況になり、《堕落/Corrupt(M11)》を《思い起こし/Call to Mind(M11)》するものの《堕落/Corrupt(M11)》自体は《否認/Negate(M11)》されて、そのまま負け。
Game3
こちら先手。
とにかく相手の《否認/Negate(M11)》を潜り抜けなければならない=能動的に《予感/Foresee(M11)》を打って、元々のリソースに差をつけなければならない・・・はずであったが、《精神腐敗/Mind Rot(M11)》をプレイされ、先手である分だけリソースが少なくなる。
その後Game1Game2の様に膠着し、またも《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》に追い詰められるが、こちらが生物にプレイした《堕落/Corrupt(M11)》がそのまま解決される事などが重なって辛勝。
実に、長くて辛いマッチアップであった。
相手が《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》を起動していれば、ゲームはどうなったか分からず、恐らくそのまま負けていただろう。
あー。先日の事が思い起こされるな。僕は相手の明らかなミスが勝敗に影響するのが嫌だと言っていたのに。言行不一致とは・・・この事だな・・・。
2戦目 白黒 クロポテさん
Game1
相手先手。
1t目の《歴戦の歩兵/Infantry Veteran(M11)》だが、若干土地多めのキープをしてしまったらしく《堕落/Corrupt(M11)》が間に合う様になって勝ち。
Game2
相手先手。
またも相手悩みながらのキープだが、こちらの《予感/Foresee(M11)》が激しく強く、リソースに差が付いていって、《堕落/Corrupt(M11)》でライフが安全圏になって勝ち。
僕もビート系のアグレッシブなマリガンは苦手なので、マリガンするかどうかの判断に迷う気持ちは良く分かる。
またどこかで対戦しましょう。
3戦目 緑赤
Game1
こちら先手。
《島/Island(M11)》
《島/Island(M11)》
《島/Island(M11)》
《沼/Swamp(M11)》
《沼/Swamp(M11)》
《沼/Swamp(M11)》
《朽ちゆく軍団/Rotting Legion(M11)》
だからセブンブリッジじゃねーんだぞ!
《朽ちゆく軍団/Rotting Legion(M11)》の虚ろな瞳から放たれる眼光では、僕のマリガンを思い止まらせる事などできはしない。
当然のマリガン。
と。ここで相手も1マリガン。
対戦相手からの「僕はマリガン嫌いじゃないですよ」と言う弁が鮮烈だった。
お互いマリガンと言う事で、ゆっくり展開・・・かと言うとそうでもなく、こちらは土地が3枚で一回止まったものの、その後は《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》《予感/Foresee(M11)》と状況を改善。
相手は2t目の《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》から5t目の《大いなるバジリスク/Greater Basilisk(M11)》で、かなりゆっくり。
だが、ここから《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M11)》がプレイされると、いきなりタイトなダメージレースを要求される。
こちらは仕方なく回収する対象のない《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》をプレイし、殴り合いに。
相手が《大蜘蛛/Giant Spider(M11)》のキャストタイミングをミスするなどがあって辛くもダメージレースを制した。
Game2
相手先手。
こちら《沼/Swamp(M11)》《定業/Preordain(M11)》キープ・・・出来ずに1マリガン。
相手は1マリガン後に「きたきたw」と言いつつ2マリガン。
この爽やかなマリガンっぷりには脱帽である・・・が、流石に先手2マリガンともなると動きが鈍る。
その上初動は3t目の《囁き絹の外套/Whispersilk Cloak(M11)》であり、先ほどとはだいぶ事情が異なる。
こちらは順調に生物を展開し、合間に《予感/Foresee(M11)》《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity(M11)》で手札を回復。
相手から《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》がプレイされるも、時既に遅し。
そのまま勝ち。
うーん。やはり余所行きのドラフトになるのは良くないよな。
後は言行不一致が心に引っかかる。
どこまで相手に言うのかと言う問題になるが、そもそもは僕の我が侭であり、傲慢な態度だとも思う。
もっと素直に勝てば良かろうなのだ!路線でも良い気もするし、やはりそれは・・・と言う気持ちの間で揺れ動く。
結局は、こう言う中途半端でその場次第なのが、一番良くないんだよな。
帰り道に偶然にも親子連れと思われる猫の一団と遭遇し、実に癒された気分に。
リアル猫は良いなぁ・・・。
自宅でも飼いたいところだが、自分の世話も見切れないのに、動物の世話などできるはずもなく。
いつか、また猫を家族に迎える日は来るんだろうか。
コメント
馬鹿かwwwww盛大に吹いたwwwwwwww
>ろせさん
だってしょうがないやんw
もしくは光速で顔を横に振り続ける《拒絶するもの、小栗/Oguri the Abjurer》とかでも良いよ。
でも基本的に僕はYesManだからなー。
>おんたいさん
コメを見た時、一瞬「おお!なるほど」と思ったのは内緒w
20世紀少年のトモダチばりのフェイスでも公式ドラフトやらせてくれるんですかねw
>将軍
よろしかろう!この僕の"光速のフッリカー"をお見せしよう。
"光速"の小栗でも良いね。
すぐ0-3でDropしそうなところがw
いつも極上のエンターテイメントを提供していただきありがとうございます。
>おんたいさん につづいて
天望の預言者/Skyward Eye Prophetsですね!
>ひみつ
難儀ですなー
主催のサモアです。
今回は踏みとどまって頂けたみたいですが、
今後サイバーテロに踏み切る決断をする前に一度ご相談いただければと思いますw
すっきりとした勝ち方ではないでしょうが、「負け」ゲームを「勝ち」にする奇跡をおこさないと。プロは草の根相手にかなりそうして勝ってます。
ただ、bunさんの以前のエントリ「霜のタイタン」にあったように、ルールをお互いはっきりとさせた中で「判断ミスを誘う」のではなく、わざとルールをわかりにくくさせて「人を騙す」のはもちろんNGです。
>Akiさん
楽しんで頂けたなら何よりです。
でも後半部分の事もたまには思い出してあげてやって下さいw
>《天望の預言者/Skyward Eye Prophets(CON)》
確かにw
公式戦に出たらつまみ出されそうですねw
MTGのキャラなのに。
>ひみつ
そうなのですよ。難儀しておる訳ですが・・・。
こればかりはどうしようもないです。
>サモアさん
お世話になっております。
先日も楽しい時間を過ごさせていただきました。
勘違いでなければ、ドラフトされていたジャッジの方ですよね?
>サイバーテロ
これからも自重して行く方針ですが、もしもの時は事前にご相談させて頂きますw
>toshiya kさん
確かにブラフも含めてプレイングかとも思います。
僕も、相手に気圧されてついミスをしたと言う経験がいくらもあるので、そう言うものだと思えば納得できるかもです。
《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》については、かなりグレーなところがあるかなと思いつつ「ゲームが適正に進行していない」状態とは、かなり明確に区別されますね。
例えば、前述の例だと《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》を生贄に捧げるかはプレイヤーの判断ですが《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》の場合はMO側が可能な選択肢を提示してくれていますもんね。
とすると、そう言う線引きなら、プレイングなのか、それとも詐術なのかと言うのが判断できそうです。