MO 8-4ドラフト
2010年9月2日 TCG全般 コメント (7)えー。更新しなおしって結構きついんだけど。
しっかりして下さいよ。DNさん・・・。
先ほど書き込んだ物がしっかりと反映されていなかったので、先日のドラフト記録の書き直しを。
と言う訳で以下が今回のピック譜である。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/2010-09-01
1-1
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》と同パックで、他のラインナップを見ると下家と被る気しかしないが《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》をピック。
流石に両方流すとか狂気の沙汰である。
1-2
ボムとドロースペルの組み合わせはM11において劇的に強力なので、《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity(M11)》をピックしたと思ったら《巨大戦車/Juggernaut(M11)》をピックしていた。
何を言っているのかわからねーと(ry
色々な感情が渦巻くが、少なくとも発狂までは出来そう。
1-3
上家方面が青が濃いのを嫌ってか、《予感/Foresee(M11)》《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》と流してくれている。
《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》もあって、単純に強めなパックだが、容赦なく《予感/Foresee(M11)》を。
1-1の《破滅の刃/Doom Blade(M11)》から、全て下家に被るよう被るように選択している様に見えるが、わざとではない。
まぁ黒も青も強いから仕方ないよね。
1-4
ここで素直に《精神腐敗/Mind Rot(M11)》・・・と思ったのだが、1－4《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》は流石に美味しかろうと思ってピック。
今から考えると、相当リスキーな判断。
この時点で、下家方面とはどうしても被るだろうから、いかににそれを克服するかを考えて行く事になった。
1-5
と言う事でぱっとしない中から《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》を。
5手目にして既に4色に手を付けると言う暴挙だが、緑青タッチ黒赤路線。
くろわしさんのところで、多色ドラフトのデッキは知っていて、やってみたいと思ったのと、どうせ下家とは被るのだし、8-4では2勝しないといけないので、思い切ってやってみようと思った。
1-6
多色に欠かせない《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》を。
《氷河の城砦/Glacial Fortress(M11)》がライバルだが、より強い。
以下多色ピック。白だけは流れてこないのでピックしていない。
1-7《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M11)》
1-8《墓暴き/Disentomb(M11)》
1-9《ジェイスの消去/Jace’s Erasure(M11)》カット
多色は、自ら圧縮するし、ドローするし、展開速度は速くないので、ライブラリアウトのパーツは積極的にカット。
1-10《魅惑するセイレーン/Alluring Siren(M11)》
相方には緑を見ているので。
《沼の略奪隊/Bog Raiders(M11)》は危険だが、全部カットするのかと言うとそれも無理。なのでピックを優先に。
1-11《男爵領の吸血鬼/Barony Vampire(M11)》
1-12《秘本掃き/Tome Scour(M11)》カット。
《帰化/Naturalize(M11)》も欲しいが・・・。
この段階で、緑のカードは《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》のみと言う状態。
だが、4色ドラフトを実践しているので、あまり上家とか下家とかは関係ない。
上家からは1-5に《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》と言う事は緑でもマナフィックスはそれなりに安いし、多色ドラフトの緑において重要なのは、マナフィックスなので、さほど問題ない。
上下被りをあまり気にしなくても良いのは、多色ドラフトのメリットだ。
2-1
《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》と若干迷うも《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》を。
流石にパワーが違いすぎる。
2-2
《復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archon(M11)》も面白そうだが、5色目のトリプルシンボルは流石に見送り。
大人しく《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》とする。
現状においては《占いフクロウ/Augury Owl(M11)》より《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》かと思う。
2-3
《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》を喜んで。
それらしくなってきた。
2-4
《極楽鳥/Birds of Paradise(M11)》！と思うも、そもそも《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》で流れるし、生物にマナ基盤を頼るのは危険すぎる。
多色と言う事を考えて《水晶球/Crystal Ball(M11)》を。
2-5
《垂直落下/Plummet(M11)》が欲しいところだが《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》でアドバンテージ優先。
2-6
《嵐潮のリバイアサン/Stormtide Leviathan(M11)》・・・を諦めて《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》を。
正直、相手に《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》を出されたくはない。
本当に自分の事しか考えないなら《嵐潮のリバイアサン/Stormtide Leviathan(M11)》も非常に強力なのでありだろう。
と言うか《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》はミスピックか？
以降も白以外の多色ドラフト。
2-7《ガラクの群れ率い/Garruk’s Packleader(M11)》ラッキー！
2-8《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》カット
2-9《強迫/Duress(M11)》サイド
2-10《朽ちゆく軍団/Rotting Legion(M11)》
2-11《ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm(M11)》
《鼓舞する突撃/Inspired Charge(M11)》カットと非常に迷ったが、一応生物を確保。
2-12《蔦の壁/Wall of Vines(M11)》サイド
2-13《ジェイスの消去/Jace’s Erasure(M11)》カット
2pack目終了時点で、かなり視界良好。
返しの流れで欲しかった緑の強力なところとマナフィックスを確保。
《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》の2枚目も取れたが、他の除去が取れていないので、積極的に取っていきたいところ。
3-1
《極楽鳥/Birds of Paradise(M11)》は前述の理由で却下。
欲しかったユーティリティ・カードである《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》を。
3-2
《霊気の達人/Aether Adept(M11)》と迷って《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》を。
これでかなりマナ基盤が堅固に。
《霊気の達人/Aether Adept(M11)》は強力だが、今回は、ちょっと事情が異なる。
3-3
《変幻のハイドラ/Protean Hydra(M11)》と迷って《棍棒のトロール/Cudgel Troll(M11)》を。
今のところ高マナ帯は既に確保できていて、かつ《棍棒のトロール/Cudgel Troll(M11)》を止められる術はない。
どちらも非常に強力な生き物だが、今回は《棍棒のトロール/Cudgel Troll(M11)》を。
3-4
《針刺ワーム/Spined Wurm(M11)》より《耕作/Cultivate(M11)》を。
最悪《ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm(M11)》で良い。
《氷の牢獄/Ice Cage(M10)》《暗殺/Assassinate(M11)》にも心惹かれるが・・・。
以降も多色ドラフト。
3-5《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity(M11)》ラッキー！
3-6《定業/Preordain(M11)》
3-7《垂直落下/Plummet(M11)》ラッキー！
3-8《斑の猪/Brindle Boar(M11)》
3-9《大いなるバジリスク/Greater Basilisk(M11)》
3-10《自然のらせん/Nature’s Spiral(M11)》
3-11《自然に帰れ/Back to Nature(M11)》サイド
3-12《否認/Negate(M11)》サイド
と言う訳で、単体除去が取れなかった以外は概ね満足なピック。
3-4で拾えるタイミングがあったが《耕作/Cultivate(M11)》は是非とも欲しいところなので、已むなしである。
MO 8－4 Gubr Deck
8 《森/Forest》
3 《沼/Swamp》
4 《島/Island》
1 《山/Mountain》
1 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
3 《森のレインジャー/Sylvan Ranger》
1 《ガラクの仲間/Garruk’s Companion》
1 《魅惑するセイレーン/Alluring Siren》
1 《斑の猪/Brindle Boar》
1 《棍棒のトロール/Cudgel Troll》
1 《グレイブディガー/Gravedigger》
1 《巨大戦車/Juggernaut》
1 《酸のスライム/Acidic Slime》
1 《ガラクの群れ率い/Garruk’s Packleader》
1 《分裂するスライム/Mitotic Slime》
1 《大いなるバジリスク/Greater Basilisk》
1 《墓所のタイタン/Grave Titan》
1 《定業/Preordain》
1 《自然のらせん/Nature’s Spiral》
2 《紅蓮地獄/Pyroclasm》
1 《垂直落下/Plummet》
1 《水晶球/Crystal Ball》
1 《耕作/Cultivate》
1 《予感/Foresee》
1 《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity》
1-5の段階ではどうなる事かと思ったが、くろわしさんのところで、デッキの形を見ていたので、何とかデッキにまとめる事ができた。
しかし、そのデッキと比較して、明らかに構造上無理があるところも確認できる。
1つ目は飛行が止まらない事でやはり1pack目で青を絞らなかった悪影響は大きい。
ピックは多色だが、白抜きの4色と言う事で、航空戦力が確保できていない。
地上は止めれても飛行が止まらないとゲームがコントロールできないため、《予感/Foresee(M11)》等も生かし難く非常に厳しい。
2つ目は単体除去の不在である。
生物で止められないならスペルで･･･と言うところだが、専属の《垂直落下/Plummet(M11)》こそあるものの、他には《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》があるのみで《雲の精霊/Cloud Elemental(M11)》《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》に殴り殺される様が目に浮かぶ。
《魅惑するセイレーン/Alluring Siren(M11)》→《蔦の壁/Wall of Vines(M11)》の方が良かったかも。
翻って、良いところを上げていくとすると、地上戦はマナフィックス兼チャンプ要員の《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》を筆頭に4マナ帯以降は何かしらのシステムかがっちり要員でかなり堅固。
しっかりとしたマナ基盤にドロー操作、全体除去にボムとデッキを構成するカードは強力だ。
こちらの場が整うまでにライフを削られすぎなければ何とかなるだろう。
とは言え遍く地形は渡られ、やはり回避能力は対処しにくい。
こちらが素早く相手を攻略できるデッキではないので、序盤の積極的なチャンプや《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》の使い方が鍵か･･･。
普段は軽視しているライフリソースだが、今回は厳しく管理しないと勝てないだろう。
対戦結果は以下の通り。
1戦目
青赤 0-2 4色←僕
青白 0-2 黒赤吸血鬼
青赤 1-2 黒青
白緑 1-2 白緑タッチ黒
2戦目
黒青 2-0 黒赤吸血鬼
白緑タッチ黒 1-2 4色←僕
3戦目
黒青 0－2 4色←僕
1戦目 青赤
Game1
相手後手を選択。
こちら2t目の《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》から。
手札の《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity(M11)》に考慮し、早々に2枚目の《島/Island(M11)》をサーチする所からゲームをスタート。
実はこの時点で既に《山/Mountain(M11)》は手中にあって《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》もある状態。ごく普通のデッキを装う事に。
と、思ったら3t目に《耕作/Cultivate(M11)》として《沼/Swamp(M11)》×2をサーチ&セット。
この時点で多色気配濃厚だが、ここから《山/Mountain(M11)》と《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》を想定する事はあるまいから、問題ない。
相手の初動は3t目の《巻物泥棒/Scroll Thief(M11)》
個人的には青赤はテンポカラーだから、素直に先手を取れば良いのでは？と思うが、何かしら思惑があるのだろう。
こちらは続くターンに《巨大戦車/Juggernaut(M11)》としてプレッシャーを。
相手はその返しに《幻影の獣/Phantom Beast(M11)》を。
これが相打ちして、こちらは《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》を用意する。
相手のアクションは《大気の召使い/Air Servant(M11)》だが、それには都合よく《垂直落下/Plummet(M11)》を。
その後《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》が《マナ漏出/Mana Leak(M11)》をケアした状態で自陣に加わり、《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》&《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》で一掃されるも、《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》で《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》を回収。再度キャストして勝ち。
Game2
相手後手を選択。
しかし《島/Island(M11)》《島/Island(M11)》で土地がストップしてしまう。
結局こちらが3t目にプレイした《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》は《マナ漏出/Mana Leak(M11)》され、5t目に2枚しかない《島/Island(M11)》の片方を《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》すると相手は投了。
こちらが多色である分だけ、憤懣遣る方ない負け方であったろう･･･。
2戦目 白緑タッチ黒
卓配置を調べる為にReplayを見ていたら、何と《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》が5体デッキに投入されていた。
これは《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》次第か。
Game1
相手先手。1マリガン。
対戦が決まった時の心配はどこへやら。
相手の初動は4t目の《雲の十字軍/Cloud Crusader(M11)》で、こちらは2t目《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》3t目《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》からの4t目《棍棒のトロール/Cudgel Troll(M11)》と言う流れ。
5t目にやっと《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》をプレイだが、こちらの5t目は《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》で、さらに6t目には《巨大戦車/Juggernaut(M11)》と並べる。
そうなるとダメージレースは俄然こちらの方が有利に。
相手が全力で《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》をキャストしなければいけない状態にまで追い込み《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》を温存したままで勝ち。
Game2
相手先手。
2t目の《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》から。
こちらは3t目の《斑の猪/Brindle Boar(M11)》で、4t目にはサイドインした《蔦の壁/Wall of Vines(M11)》を。
相手は4t目《突撃するグリフィン/Assault Griffin(M11)》5t目《針刺ワーム/Spined Wurm(M11)》とハードパンチャーを用意する。
こちら5t目の《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》は《平和な心/Pacifism(M11)》であっさりと対処されて、命を永らえる為だけにキャストした《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》も《安全な道/Safe Passage(M11)》で回避され完敗。
Game3
こちら先手。初手の
《森/Forest(M11)》
《山/Mountain(M11)》
《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》
《耕作/Cultivate(M11)》
《水晶球/Crystal Ball(M11)》
《ガラクの群れ率い/Garruk’s Packleader(M11)》
《垂直落下/Plummet(M11)》
をキープする。
ゲームの開始は相手2t目の《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》から。
伊達に5枚も入っていない。
こちらは3枚目の土地が引けずにそのままエンド。
相手は3t目に《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》を追加しターンを返す。
このターンに無事に土地を引けるかが非常に重要な局面だが、次のドローが渾身の《島/Island(M11)》！
これで5枚目までの土地は確保でき、次のターンには《ガラクの群れ率い/Garruk’s Packleader(M11)》を。
相手から《突撃するグリフィン/Assault Griffin(M11)》が追加される。
こちらのターンはサイドインした《強迫/Duress(M11)》で《鼓舞する突撃/Inspired Charge(M11)》を捨てさせる。
手札には《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》を残すのみだが《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》が見つからなければ敗北あるのみだ。
《水晶球/Crystal Ball(M11)》をキャストし、ターンエンド。
相手は熟考して･･･結局、全ての《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》を戦場に。
正しくSquadronの名に相応しい。
相手のエンドに《水晶球/Crystal Ball(M11)》を起動する。
めくれたのは《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》と《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》で、両方ともライブラリのボトムに。
アップキープに再度《水晶球/Crystal Ball(M11)》で未来を探る。
トップの2枚は《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》ではなく、そのままボトムに。
祈るように土地をおき、《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》をキャストする。
そしてドローは･･･《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》！
即座にキャストして戦隊を壊滅させ《棍棒のトロール/Cudgel Troll(M11)》《大いなるバジリスク/Greater Basilisk(M11)》と連続キャストして《垂直落下/Plummet(M11)》を温存しつつ勝ち。
相手のタッチ黒要素は全く分からなかった。
3戦目 黒青
Game1
相手後手を選択。
こちら2t目の《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》から。
3t目は《定業/Preordain(M11)》でトップを調整。
相手は3t目の《雲の精霊/Cloud Elemental(M11)》から。
返すターンで《巨大戦車/Juggernaut(M11)》を追加する。
対して相手は《沼の略奪隊/Bog Raiders(M11)》を。
《島/Island(M11)》が1個立っていて《縮退/Diminish(M11)》を臭わせるも《巨大戦車/Juggernaut(M11)》にそんな分別は存在しないため強制攻撃。
案の定《縮退/Diminish(M11)》されるも、6t目には《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》が降臨。
相手はそれをしばらく眺めた後で投了。
《巨大戦車/Juggernaut(M11)》の活躍が地味に光る。
Game2
相手先手。
2t目《魅惑するセイレーン/Alluring Siren(M11)》をプレイされる立ち上がり。
3t目と4t目に《沼の略奪隊/Bog Raiders(M11)》をプレイされるが《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》で一掃。
《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》と《大いなるバジリスク/Greater Basilisk(M11)》で攻勢に出て《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》に飛んできた《精神の制御/Mind Control(M11)》には《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》で対処する。
その後《大いなるバジリスク/Greater Basilisk(M11)》には《暗殺/Assassinate(M11)》で《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》には《冥界の恐怖/Nether Horror(M11)》で応えられ、さらに《墓場からの復活/Rise from the Grave(M11)》で《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》を釣られる。
しかしサイドインした《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M11)》が止まらずそのまま勝ち。
今回はこちらのデッキ（と言うか《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》）に上手く対応できなかった様でその点は非常に楽だった。
勝った試合を見てみると《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》か《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》が勝因のほとんどであり、こう言った構築も認められる表れの様に思える。
一方で、やはりマナバランスと、土地構成、それから対空戦力の無さから適切なトップを求められる事も多かった。
特に1戦目のGame1の《垂直落下/Plummet(M11)》と2戦目Game3の《島/Island(M11)》及び《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》とトップに助けられた面は多々ある。
どちらも《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》による圧縮とライブラリ操作の賜物だと思いたい所だが、やはり「運良く」と言う域は出ていない気がする。
多色ドラフトは、メイン/サイド共に多芸であり、その分選択を迫られる場面が多い。
同様にピックも難しいものになるだろう。
一方で、使える色の分だけプールは増える訳で、デッキは強力なものになる可能性は高くなるし、何より色々出来るのは楽しい。
こんなドラフトもあるんだよ。と教えて頂いたくろわしさんには感謝を。
ピックもプレイも難しいが、使っていて非常に楽しいため、MOでは再び挑戦するかも。
その時はきちんと航空戦力と単体除去を用意しておきたい所だ。
そうすると普通に青黒や青赤になりそうだがｗ
しっかりして下さいよ。DNさん・・・。
先ほど書き込んだ物がしっかりと反映されていなかったので、先日のドラフト記録の書き直しを。
と言う訳で以下が今回のピック譜である。
http://sky.geocities.jp/wenmin0624/2010-09-01
1-1
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》と同パックで、他のラインナップを見ると下家と被る気しかしないが《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》をピック。
流石に両方流すとか狂気の沙汰である。
1-2
ボムとドロースペルの組み合わせはM11において劇的に強力なので、《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity(M11)》をピックしたと思ったら《巨大戦車/Juggernaut(M11)》をピックしていた。
何を言っているのかわからねーと(ry
色々な感情が渦巻くが、少なくとも発狂までは出来そう。
1-3
上家方面が青が濃いのを嫌ってか、《予感/Foresee(M11)》《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》と流してくれている。
《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》もあって、単純に強めなパックだが、容赦なく《予感/Foresee(M11)》を。
1-1の《破滅の刃/Doom Blade(M11)》から、全て下家に被るよう被るように選択している様に見えるが、わざとではない。
まぁ黒も青も強いから仕方ないよね。
1-4
ここで素直に《精神腐敗/Mind Rot(M11)》・・・と思ったのだが、1－4《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》は流石に美味しかろうと思ってピック。
今から考えると、相当リスキーな判断。
この時点で、下家方面とはどうしても被るだろうから、いかににそれを克服するかを考えて行く事になった。
1-5
と言う事でぱっとしない中から《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》を。
5手目にして既に4色に手を付けると言う暴挙だが、緑青タッチ黒赤路線。
くろわしさんのところで、多色ドラフトのデッキは知っていて、やってみたいと思ったのと、どうせ下家とは被るのだし、8-4では2勝しないといけないので、思い切ってやってみようと思った。
1-6
多色に欠かせない《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》を。
《氷河の城砦/Glacial Fortress(M11)》がライバルだが、より強い。
以下多色ピック。白だけは流れてこないのでピックしていない。
1-7《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M11)》
1-8《墓暴き/Disentomb(M11)》
1-9《ジェイスの消去/Jace’s Erasure(M11)》カット
多色は、自ら圧縮するし、ドローするし、展開速度は速くないので、ライブラリアウトのパーツは積極的にカット。
1-10《魅惑するセイレーン/Alluring Siren(M11)》
相方には緑を見ているので。
《沼の略奪隊/Bog Raiders(M11)》は危険だが、全部カットするのかと言うとそれも無理。なのでピックを優先に。
1-11《男爵領の吸血鬼/Barony Vampire(M11)》
1-12《秘本掃き/Tome Scour(M11)》カット。
《帰化/Naturalize(M11)》も欲しいが・・・。
この段階で、緑のカードは《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》のみと言う状態。
だが、4色ドラフトを実践しているので、あまり上家とか下家とかは関係ない。
上家からは1-5に《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》と言う事は緑でもマナフィックスはそれなりに安いし、多色ドラフトの緑において重要なのは、マナフィックスなので、さほど問題ない。
上下被りをあまり気にしなくても良いのは、多色ドラフトのメリットだ。
2-1
《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》と若干迷うも《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》を。
流石にパワーが違いすぎる。
2-2
《復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archon(M11)》も面白そうだが、5色目のトリプルシンボルは流石に見送り。
大人しく《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》とする。
現状においては《占いフクロウ/Augury Owl(M11)》より《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》かと思う。
2-3
《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》を喜んで。
それらしくなってきた。
2-4
《極楽鳥/Birds of Paradise(M11)》！と思うも、そもそも《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》で流れるし、生物にマナ基盤を頼るのは危険すぎる。
多色と言う事を考えて《水晶球/Crystal Ball(M11)》を。
2-5
《垂直落下/Plummet(M11)》が欲しいところだが《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》でアドバンテージ優先。
2-6
《嵐潮のリバイアサン/Stormtide Leviathan(M11)》・・・を諦めて《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》を。
正直、相手に《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》を出されたくはない。
本当に自分の事しか考えないなら《嵐潮のリバイアサン/Stormtide Leviathan(M11)》も非常に強力なのでありだろう。
と言うか《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》はミスピックか？
以降も白以外の多色ドラフト。
2-7《ガラクの群れ率い/Garruk’s Packleader(M11)》ラッキー！
2-8《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》カット
2-9《強迫/Duress(M11)》サイド
2-10《朽ちゆく軍団/Rotting Legion(M11)》
2-11《ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm(M11)》
《鼓舞する突撃/Inspired Charge(M11)》カットと非常に迷ったが、一応生物を確保。
2-12《蔦の壁/Wall of Vines(M11)》サイド
2-13《ジェイスの消去/Jace’s Erasure(M11)》カット
2pack目終了時点で、かなり視界良好。
返しの流れで欲しかった緑の強力なところとマナフィックスを確保。
《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》の2枚目も取れたが、他の除去が取れていないので、積極的に取っていきたいところ。
3-1
《極楽鳥/Birds of Paradise(M11)》は前述の理由で却下。
欲しかったユーティリティ・カードである《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》を。
3-2
《霊気の達人/Aether Adept(M11)》と迷って《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》を。
これでかなりマナ基盤が堅固に。
《霊気の達人/Aether Adept(M11)》は強力だが、今回は、ちょっと事情が異なる。
3-3
《変幻のハイドラ/Protean Hydra(M11)》と迷って《棍棒のトロール/Cudgel Troll(M11)》を。
今のところ高マナ帯は既に確保できていて、かつ《棍棒のトロール/Cudgel Troll(M11)》を止められる術はない。
どちらも非常に強力な生き物だが、今回は《棍棒のトロール/Cudgel Troll(M11)》を。
3-4
《針刺ワーム/Spined Wurm(M11)》より《耕作/Cultivate(M11)》を。
最悪《ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm(M11)》で良い。
《氷の牢獄/Ice Cage(M10)》《暗殺/Assassinate(M11)》にも心惹かれるが・・・。
以降も多色ドラフト。
3-5《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity(M11)》ラッキー！
3-6《定業/Preordain(M11)》
3-7《垂直落下/Plummet(M11)》ラッキー！
3-8《斑の猪/Brindle Boar(M11)》
3-9《大いなるバジリスク/Greater Basilisk(M11)》
3-10《自然のらせん/Nature’s Spiral(M11)》
3-11《自然に帰れ/Back to Nature(M11)》サイド
3-12《否認/Negate(M11)》サイド
と言う訳で、単体除去が取れなかった以外は概ね満足なピック。
3-4で拾えるタイミングがあったが《耕作/Cultivate(M11)》は是非とも欲しいところなので、已むなしである。
MO 8－4 Gubr Deck
8 《森/Forest》
3 《沼/Swamp》
4 《島/Island》
1 《山/Mountain》
1 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
3 《森のレインジャー/Sylvan Ranger》
1 《ガラクの仲間/Garruk’s Companion》
1 《魅惑するセイレーン/Alluring Siren》
1 《斑の猪/Brindle Boar》
1 《棍棒のトロール/Cudgel Troll》
1 《グレイブディガー/Gravedigger》
1 《巨大戦車/Juggernaut》
1 《酸のスライム/Acidic Slime》
1 《ガラクの群れ率い/Garruk’s Packleader》
1 《分裂するスライム/Mitotic Slime》
1 《大いなるバジリスク/Greater Basilisk》
1 《墓所のタイタン/Grave Titan》
1 《定業/Preordain》
1 《自然のらせん/Nature’s Spiral》
2 《紅蓮地獄/Pyroclasm》
1 《垂直落下/Plummet》
1 《水晶球/Crystal Ball》
1 《耕作/Cultivate》
1 《予感/Foresee》
1 《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity》
1-5の段階ではどうなる事かと思ったが、くろわしさんのところで、デッキの形を見ていたので、何とかデッキにまとめる事ができた。
しかし、そのデッキと比較して、明らかに構造上無理があるところも確認できる。
1つ目は飛行が止まらない事でやはり1pack目で青を絞らなかった悪影響は大きい。
ピックは多色だが、白抜きの4色と言う事で、航空戦力が確保できていない。
地上は止めれても飛行が止まらないとゲームがコントロールできないため、《予感/Foresee(M11)》等も生かし難く非常に厳しい。
2つ目は単体除去の不在である。
生物で止められないならスペルで･･･と言うところだが、専属の《垂直落下/Plummet(M11)》こそあるものの、他には《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》があるのみで《雲の精霊/Cloud Elemental(M11)》《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》に殴り殺される様が目に浮かぶ。
《魅惑するセイレーン/Alluring Siren(M11)》→《蔦の壁/Wall of Vines(M11)》の方が良かったかも。
翻って、良いところを上げていくとすると、地上戦はマナフィックス兼チャンプ要員の《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》を筆頭に4マナ帯以降は何かしらのシステムかがっちり要員でかなり堅固。
しっかりとしたマナ基盤にドロー操作、全体除去にボムとデッキを構成するカードは強力だ。
こちらの場が整うまでにライフを削られすぎなければ何とかなるだろう。
とは言え遍く地形は渡られ、やはり回避能力は対処しにくい。
こちらが素早く相手を攻略できるデッキではないので、序盤の積極的なチャンプや《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》の使い方が鍵か･･･。
普段は軽視しているライフリソースだが、今回は厳しく管理しないと勝てないだろう。
対戦結果は以下の通り。
1戦目
青赤 0-2 4色←僕
青白 0-2 黒赤吸血鬼
青赤 1-2 黒青
白緑 1-2 白緑タッチ黒
2戦目
黒青 2-0 黒赤吸血鬼
白緑タッチ黒 1-2 4色←僕
3戦目
黒青 0－2 4色←僕
1戦目 青赤
Game1
相手後手を選択。
こちら2t目の《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》から。
手札の《ジェイスの創意/Jace’s Ingenuity(M11)》に考慮し、早々に2枚目の《島/Island(M11)》をサーチする所からゲームをスタート。
実はこの時点で既に《山/Mountain(M11)》は手中にあって《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》もある状態。ごく普通のデッキを装う事に。
と、思ったら3t目に《耕作/Cultivate(M11)》として《沼/Swamp(M11)》×2をサーチ&セット。
この時点で多色気配濃厚だが、ここから《山/Mountain(M11)》と《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》を想定する事はあるまいから、問題ない。
相手の初動は3t目の《巻物泥棒/Scroll Thief(M11)》
個人的には青赤はテンポカラーだから、素直に先手を取れば良いのでは？と思うが、何かしら思惑があるのだろう。
こちらは続くターンに《巨大戦車/Juggernaut(M11)》としてプレッシャーを。
相手はその返しに《幻影の獣/Phantom Beast(M11)》を。
これが相打ちして、こちらは《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》を用意する。
相手のアクションは《大気の召使い/Air Servant(M11)》だが、それには都合よく《垂直落下/Plummet(M11)》を。
その後《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》が《マナ漏出/Mana Leak(M11)》をケアした状態で自陣に加わり、《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》&《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》で一掃されるも、《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》で《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》を回収。再度キャストして勝ち。
Game2
相手後手を選択。
しかし《島/Island(M11)》《島/Island(M11)》で土地がストップしてしまう。
結局こちらが3t目にプレイした《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》は《マナ漏出/Mana Leak(M11)》され、5t目に2枚しかない《島/Island(M11)》の片方を《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》すると相手は投了。
こちらが多色である分だけ、憤懣遣る方ない負け方であったろう･･･。
2戦目 白緑タッチ黒
卓配置を調べる為にReplayを見ていたら、何と《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》が5体デッキに投入されていた。
これは《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》次第か。
Game1
相手先手。1マリガン。
対戦が決まった時の心配はどこへやら。
相手の初動は4t目の《雲の十字軍/Cloud Crusader(M11)》で、こちらは2t目《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》3t目《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》からの4t目《棍棒のトロール/Cudgel Troll(M11)》と言う流れ。
5t目にやっと《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》をプレイだが、こちらの5t目は《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》で、さらに6t目には《巨大戦車/Juggernaut(M11)》と並べる。
そうなるとダメージレースは俄然こちらの方が有利に。
相手が全力で《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》をキャストしなければいけない状態にまで追い込み《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》を温存したままで勝ち。
Game2
相手先手。
2t目の《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》から。
こちらは3t目の《斑の猪/Brindle Boar(M11)》で、4t目にはサイドインした《蔦の壁/Wall of Vines(M11)》を。
相手は4t目《突撃するグリフィン/Assault Griffin(M11)》5t目《針刺ワーム/Spined Wurm(M11)》とハードパンチャーを用意する。
こちら5t目の《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》は《平和な心/Pacifism(M11)》であっさりと対処されて、命を永らえる為だけにキャストした《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》も《安全な道/Safe Passage(M11)》で回避され完敗。
Game3
こちら先手。初手の
《森/Forest(M11)》
《山/Mountain(M11)》
《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》
《耕作/Cultivate(M11)》
《水晶球/Crystal Ball(M11)》
《ガラクの群れ率い/Garruk’s Packleader(M11)》
《垂直落下/Plummet(M11)》
をキープする。
ゲームの開始は相手2t目の《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》から。
伊達に5枚も入っていない。
こちらは3枚目の土地が引けずにそのままエンド。
相手は3t目に《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》を追加しターンを返す。
このターンに無事に土地を引けるかが非常に重要な局面だが、次のドローが渾身の《島/Island(M11)》！
これで5枚目までの土地は確保でき、次のターンには《ガラクの群れ率い/Garruk’s Packleader(M11)》を。
相手から《突撃するグリフィン/Assault Griffin(M11)》が追加される。
こちらのターンはサイドインした《強迫/Duress(M11)》で《鼓舞する突撃/Inspired Charge(M11)》を捨てさせる。
手札には《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》を残すのみだが《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》が見つからなければ敗北あるのみだ。
《水晶球/Crystal Ball(M11)》をキャストし、ターンエンド。
相手は熟考して･･･結局、全ての《戦隊の鷹/Squadron Hawk(M11)》を戦場に。
正しくSquadronの名に相応しい。
相手のエンドに《水晶球/Crystal Ball(M11)》を起動する。
めくれたのは《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》と《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》で、両方ともライブラリのボトムに。
アップキープに再度《水晶球/Crystal Ball(M11)》で未来を探る。
トップの2枚は《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》ではなく、そのままボトムに。
祈るように土地をおき、《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》をキャストする。
そしてドローは･･･《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》！
即座にキャストして戦隊を壊滅させ《棍棒のトロール/Cudgel Troll(M11)》《大いなるバジリスク/Greater Basilisk(M11)》と連続キャストして《垂直落下/Plummet(M11)》を温存しつつ勝ち。
相手のタッチ黒要素は全く分からなかった。
3戦目 黒青
Game1
相手後手を選択。
こちら2t目の《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》から。
3t目は《定業/Preordain(M11)》でトップを調整。
相手は3t目の《雲の精霊/Cloud Elemental(M11)》から。
返すターンで《巨大戦車/Juggernaut(M11)》を追加する。
対して相手は《沼の略奪隊/Bog Raiders(M11)》を。
《島/Island(M11)》が1個立っていて《縮退/Diminish(M11)》を臭わせるも《巨大戦車/Juggernaut(M11)》にそんな分別は存在しないため強制攻撃。
案の定《縮退/Diminish(M11)》されるも、6t目には《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》が降臨。
相手はそれをしばらく眺めた後で投了。
《巨大戦車/Juggernaut(M11)》の活躍が地味に光る。
Game2
相手先手。
2t目《魅惑するセイレーン/Alluring Siren(M11)》をプレイされる立ち上がり。
3t目と4t目に《沼の略奪隊/Bog Raiders(M11)》をプレイされるが《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》で一掃。
《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》と《大いなるバジリスク/Greater Basilisk(M11)》で攻勢に出て《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》に飛んできた《精神の制御/Mind Control(M11)》には《酸のスライム/Acidic Slime(M11)》で対処する。
その後《大いなるバジリスク/Greater Basilisk(M11)》には《暗殺/Assassinate(M11)》で《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》には《冥界の恐怖/Nether Horror(M11)》で応えられ、さらに《墓場からの復活/Rise from the Grave(M11)》で《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》を釣られる。
しかしサイドインした《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M11)》が止まらずそのまま勝ち。
今回はこちらのデッキ（と言うか《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》）に上手く対応できなかった様でその点は非常に楽だった。
勝った試合を見てみると《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》か《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》が勝因のほとんどであり、こう言った構築も認められる表れの様に思える。
一方で、やはりマナバランスと、土地構成、それから対空戦力の無さから適切なトップを求められる事も多かった。
特に1戦目のGame1の《垂直落下/Plummet(M11)》と2戦目Game3の《島/Island(M11)》及び《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》とトップに助けられた面は多々ある。
どちらも《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》による圧縮とライブラリ操作の賜物だと思いたい所だが、やはり「運良く」と言う域は出ていない気がする。
多色ドラフトは、メイン/サイド共に多芸であり、その分選択を迫られる場面が多い。
同様にピックも難しいものになるだろう。
一方で、使える色の分だけプールは増える訳で、デッキは強力なものになる可能性は高くなるし、何より色々出来るのは楽しい。
こんなドラフトもあるんだよ。と教えて頂いたくろわしさんには感謝を。
ピックもプレイも難しいが、使っていて非常に楽しいため、MOでは再び挑戦するかも。
その時はきちんと航空戦力と単体除去を用意しておきたい所だ。
そうすると普通に青黒や青赤になりそうだがｗ
コメント
めちゃめちゃ面白かったです。
bunさんがこういう前衛的なデッキに取り組んでくれると
後をついていくものはたいへんありがたいです（真似る気満々
1-5までのピックのアバンギャルドさに
思わず大声を上げてしまいました。（先にピックを見た
1-2が意図したピックではないと聞いてちょっと安心しましたが
それでも1-5は衝撃でしたねぇ。
《紅蓮地獄》はこの環境にめちゃめちゃ合ってますよねぇ。
青黒アドバンテージと緑白ビートはもうお手上げに近いです。
稲妻より強いんじゃないかとすら思っています。
何よりデッキがスゴイ。
青黒緑のダブルシンボルにタッチ赤。
これは強烈なインパクトです。
レインジャーと耕作あわせて４枚なら
確かにできそうな気もします。フクロウでは無理ｗ
どんな難しい流れでもなんとかなりそうな気がしてきました。
レインジャーさえちゃんと取れればｗ
ろせさんも言ってたけどこの環境の紅蓮地獄は強いね。
情報なしでピックやってみて、1-2から違うと驚愕していたが、1-2はポルナレフ状態だったことで納得したｗ
1-4のパイロで思わず「おおっ」と唸ってしまいましたｗ
各色のボム＋土地サーチ＋ドローと理想的な多色の形になりましたね！
かなり良い成功例になったと思います。
何よりこういうデッキは回していて楽しいですよね^^
勝てるとなおいっそう。以前は偏見持っててスイマセンという感じですがｗ
>listenerさん
僕もピックを見返しながらエントリを書いていたんですが、1-2はクリックミスで1-4はギリギリ理解できるとしても1-5はかなり突飛な判断でしたｗ
ただエントリにも言及が有るとおり、1-5で《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》と言うのは、その卓のマナフィックスが安い可能性はあり、1-6で《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》がピック出来た事から、1pack目終了時点で緑のカードが《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》しかなかったにも関わらず、緑多色路線を続行する事にしました。
正直に言うと1-2のピックミスが痛過ぎて、色被りせざるを得ず半ば緊急避難的にピックをして行く事になったと言うのが本音なのですが・・・。
もし緑多色をやってみたいなと思われる場合は、その卓のマナフィックスが安いなと思える時にやれると成功率が高いと思います。
デッキ的にはくろわしさんが公開されていたものの方が完成度が高いので、未読でしたら、ぜひご一読下さい。
>将軍
《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》は特に白関連の飛行ビートと、黒・赤のタフネス貧弱生物群を一掃する程度の能力があり、特に優秀なビートほど刺さるので環境にあっていると思います。
ただ、色が赤と言う事もあって、拾うタイミングが難しいですよね。
ほとんどの赤の生物と併用が難しく、結局赤はタッチになるのかなと言う感じ。
1-2については、マジで驚きましたｗ
パック後半のどうでも良い時にクリックミスするのは割りとやるけど、1-2でやるのは流石に・・・。
>くろわしさん
1-3までで、結構下家と被りそうで、でも上家からは青をやれと言われて・・・と言う板ばさみな状態だった（と言うか自らそうしたｗ）ので抜け道的な物を模索する必要があったのですが、その前にエントリを拝見させて頂いていたお陰で、1-5《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》としてドラフトを乗り切る事が出来ました。
確かにボム+マナフィックス+ドローと言う構成には出来たのですが、くろわしさんの様にゲームを長期化させるに足る航空戦力と単体除去が取れなかったので、ドローのディステンポアドバンテージが僕を敗北させるか、《紅蓮地獄/Pyroclasm(M11)》のテンポ獲得がそれを救うかと言う、かなりタイトな試合運びを強いられました。
《水晶球/Crystal Ball(M11)》をピックしたあたりから飛行を止めないと・・・とは思っていましたが、《蔦の壁/Wall of Vines(M11)》と言う次善策しか用意できず、その《蔦の壁/Wall of Vines(M11)》もメイン採用には至りませんでした。
ドラフトのピックも、デッキを組んでいる感があって、楽しいんですが、やはり不安定な部分はあり、常にドキドキですねｗ
良い経験をさせて頂きました。重ねてお礼申し上げます。
2-6はリヴァイアサンを取りそうです。ガラクの仲間で無い理由は自分の紅蓮地獄で死んでしまうから＋使われても紅蓮地獄で流せるから。
紅蓮地獄だけの相性を考えるんだったら、猪や獣でも良いかもしれません。
新たな伝説の予感。
>Dさん
環境初期にDさんもタッチ《復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archon(M11)》のデッキを作っていましたよね。
その時とコンセプトは同じ感じです。
と言う事から考えると、やっぱり2-6はパワーピックで良かったかも。
既に《分裂するスライム/Mitotic Slime(M11)》と《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》とあって、重いところは強かったのと、他人に使われたくない！と言う事でピックしたのですが、自分で使う分には《男爵領の吸血鬼/Barony Vampire(M11)》と大差ありませんもんね。
>takeさん
それはあなた邪眼って言いたいだけなのではｗ
僕だって取りたくて取った訳じゃないんですよ。クリックミスなんですよｗ