昨日からMOでM11のリリースイベントが行なわれている。
このリリースイベントを楽しみにしていたMOプレイヤーは多かっただろう。
斯く言う僕もその一人である。

と言う事で、M11リリースイベントの16人シールドに参加した。
今回使用したプールは以下の通りである。



1 《聖なる力/Holy Strength》
1 《糾弾/Condemn》
1 《力強い跳躍/Mighty Leap》
1 《平和な心/Pacifism》
1 《目潰しの魔道士/Blinding Mage》
1 《安全な道/Safe Passage》
1 《ロック鳥の卵/Roc Egg》
3 《真面目な捧げ物/Solemn Offering》
1 《破門/Excommunicate》
1 《宮殿の護衛/Palace Guard》
1 《雲の十字軍/Cloud Crusader》
2 《セラの天使/Serra Angel》
1 《包囲マストドン/Siege Mastodon》
1 《不屈の宣教師/Tireless Missionaries》

白は2枚の《セラの天使/Serra Angel(M11)》を筆頭に相手のボムに対処できるであろう《平和な心/Pacifism(M11)》と《糾弾/Condemn(M11)》《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》と良い感じ。
他にも《宮殿の護衛/Palace Guard(M11)》《ロック鳥の卵/Roc Egg(M11)》《包囲マストドン/Siege Mastodon(M11)》と地上を固める要素もある。
メインカラーとして採用しても良いだろう。



1 《定業/Preordain》
1 《秘本掃き/Tome Scour》
1 《送還/Unsummon》
1 《否認/Negate》
1 《瞬間凍結/Flashfreeze》
1 《霜の壁/Wall of Frost》
1 《霊気の達人/Aether Adept》
1 《思い起こし/Call to Mind》
2 《巻物泥棒/Scroll Thief》
1 《霜のタイタン/Frost Titan》
3 《湾口の海蛇/Harbor Serpent》

青は《霜のタイタン/Frost Titan(M11)》を擁し《巻物泥棒/Scroll Thief(M11)》《霜の壁/Wall of Frost(M11)》《霊気の達人/AEther Adept(M11)》とあるも、残念ながら全く飛んでおらず、スペルも若干残念気味。
出来る限りボムは使いたいので、白青タッチ何かで構成するのもありか。



1 《邪悪なる力/Unholy Strength》
1 《夜の子/Child of Night》
1 《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》
1 《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton》
1 《沼の略奪隊/Bog Raiders》
1 《精神腐敗/Mind Rot》
2 《リリアナの死霊/Liliana’s Specter》
1 《暗殺/Assassinate》
2 《血の税収/Blood Tithe》
1 《朽ちゆく軍団/Rotting Legion》
1 《夜翼の影/Nightwing Shade》
1 《堕落/Corrupt》

黒は《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》×2と《精神腐敗/Mind Rot(M11)》と言うアドバンテージカードに加えて《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》と《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire(M11)》のコンボ内蔵。
除去も《堕落/Corrupt(M11)》と《暗殺/Assassinate(M11)》があり、十分戦えそうだがボムはなし。



1 《血に狂うゴブリン/Bloodcrazed Goblin》
1 《稲妻/Lightning Bolt》
2 《ゴブリン気球部隊/Goblin Balloon Brigade》
1 《扇動/Incite》
1 《ゴブリンのトンネル掘り/Goblin Tunneler》
1 《火山の力/Volcanic Strength》
1 《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker》
1 《発熱の儀式/Pyretic Ritual》
1 《躁の蛮人/Manic Vandal》
1 《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》
1 《破砕/Demolish》
1 《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》
1 《マグマのフェニックス/Magma Phoenix》
1 《古えのヘルカイト/Ancient Hellkite》
1 《火の玉/Fireball》

赤は《マグマのフェニックス/Magma Phoenix(M11)》と《古えのヘルカイト/Ancient Hellkite(M11)》と言う強力な2枚に加えて《火の玉/Fireball(M11)》が。

《古えのヘルカイト/Ancient Hellkite(M11)》はかなり強烈な色拘束と7マナと言う重さだが、一旦仕事を始めてしまえば、圧倒的なパフォーマンスが期待できる。
こいつを見た瞬間、誰もが《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》を想起するだろうが、あいつは神話レア。比較は酷と言うものだろう。

因みに僕はこいつを見た瞬間《復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archon(M11)》を思い出した。
なぜサイズで劣っているのだ《古えのヘルカイト/Ancient Hellkite(M11)》
それでなくても《復讐に燃えたアルコン/Vengeful Archon(M11)》はネコであり、すげー可愛い。



1 《原初の繭/Primal Cocoon》
1 《ドライアドの好意/Dryad’s Favor》
1 《スズメバチの一刺し/Hornet Sting》
2 《帰化/Naturalize》
1 《聖なる狼/Sacred Wolf》
1 《覚醒のドルイド/Awakener Druid》
1 《斑の猪/Brindle Boar》
1 《耕作/Cultivate》
1 《尊き一角獣/Prized Unicorn》
2 《狩人の饗宴/Hunters’ Feast》
1 《活力の力線/Leyline of Vitality》
1 《針刺ワーム/Spined Wurm》
1 《大いなるバジリスク/Greater Basilisk》

緑のプールは他の色と比較すると明らかに劣っている。

一応、白緑で組むと《真面目な捧げ物/Solemn Offering(M11)》×3と《帰化/Naturalize(M11)》×2で、エンチャントorアーティファクト割りまくりであり《斑の猪/Brindle Boar(M11)》《狩人の饗宴/Hunters’ Feast(M11)》《活力の力線/Leyline of Vitality(M11)》でライフゲインしまくりである。
リアルなら、シングルエリミのライフ変動サドンデスは俺に任せろ!と言う場面もあるが、時間管理が完璧に行なわれるMOには縁がない事である。

その他

1 《羽ばたき飛行機械/Ornithopter》
1 《通電式キー/Voltaic Key》
1 《不死の霊薬/Elixir of Immortality》
1 《天使の羽根/Angel’s Feather》
1 《鋼の監視者/Steel Overseer》
1 《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel》

1 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》
1 《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit》

《鋼の監視者/Steel Overseer(M11)》と《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel(M11)》はコスト対効果の良い生物である。
《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M11)》と《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》で黒をメインに使う場合は、タッチ赤がしやすい。

結局、配布されたプールの中で比較すると質の良い白をメインカラーに、レア2枚と《火の玉/Fireball(M11)》がある赤を採用。

M11 Release Event Seald WR Deck

8 《平地/Plains》
8 《山/Mountain》
1 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse》

1 《目潰しの魔道士/Blinding Mage》
1 《鋼の監視者/Steel Overseer》
1 《躁の蛮人/Manic Vandal》
1 《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer》
1 《宮殿の護衛/Palace Guard》
1 《ロック鳥の卵/Roc Egg》
1 《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel》
1 《雲の十字軍/Cloud Crusader》
1 《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur》
2 《セラの天使/Serra Angel》
1 《マグマのフェニックス/Magma Phoenix》
1 《包囲マストドン/Siege Mastodon》
1 《古えのヘルカイト/Ancient Hellkite》

1 《糾弾/Condemn》
1 《力強い跳躍/Mighty Leap》
1 《火山の力/Volcanic Strength》
1 《稲妻/Lightning Bolt》
1 《平和な心/Pacifism》
1 《破門/Excommunicate》
1 《安全な道/Safe Passage》
1 《真面目な捧げ物/Solemn Offering》
1 《火の玉/Fireball》

M11のシールドと言う事で《真面目な捧げ物/Solemn Offering(M11)》は不要になる事はあまりないだろうと思い、メイン採用。

白赤を選択すると、メインで
《真面目な捧げ物/Solemn Offering(M11)》
《火山の力/Volcanic Strength(M11)》
《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M11)》
《不屈の宣教師/Tireless Missionaries(M11)》
の中から2枚選んでデッキに入れなくてはいけない。
もしくはタッチ黒をするか、土地を18枚にするかである。
デッキの色拘束が若干きつめな事からタッチ黒は見送って、前者2枚を投入した。

出来るだけ強いレアを使いたいと思っての色選択だが、白黒タッチ《火の玉/Fireball(M11)》や白青タッチ《火の玉/Fireball(M11)》と言う選択肢もあっただろうと思う。

M11 Release Event Seald WBr Deck

7 《平地/Plains(M11)》
7 《沼/Swamp(M11)》
1 《山/Mountain(M11)》
1 《竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(M11)》
1 《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》

1 《鋼の監視者/Steel Overseer》
1 《夜の子/Child of Night》
1 《血の座の吸血鬼/Bloodthrone Vampire》
1 《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton》
1 《目潰しの魔道士/Blinding Mage》
2 《リリアナの死霊/Liliana’s Specter》
1 《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel》
1 《ロック鳥の卵/Roc Egg》
1 《宮殿の護衛/Palace Guard》
1 《雲の十字軍/Cloud Crusader》
1 《夜翼の影/Nightwing Shade》
2 《セラの天使/Serra Angel》

1 《糾弾/Condemn》
1 《力強い跳躍/Mighty Leap》
1 《平和な心/Pacifism》
1 《安全な道/Safe Passage》
1 《破門/Excommunicate》
1 《精神腐敗/Mind Rot》
1 《暗殺/Assassinate》
1 《堕落/Corrupt》
1 《火の玉/Fireball》

WRと比較すると、格段に序盤~中盤が強化される。
《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》と《精神腐敗/Mind Rot(M11)》で相手のリソースを破壊できるので、重くて強いところが出てくるのを阻止できるかもねと言うところ。
プレイしても3点程度の《堕落/Corrupt(M11)》採用が微妙か。
しかしWRよりこっちの方が強い気が・・・。

1戦目 白赤

Game1
こちら後手。
しかしゲームはこちら2t目の《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》から。
3t目《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer(M11)》
4t目《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur(M11)》
5t目《セラの天使/Serra Angel(M11)》と素晴らしい展開。

相手は4t目《銀毛のライオン/Silvercoat Lion(M11)》
5t目《石のゴーレム/Stone Golem(M11)》
6t目《突撃するグリフィン/Assault Griffin(M11)》だが、こちらの《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》と《セラの天使/Serra Angel(M11)》に解答を用意できない。

都合良く引いてきた《破門/Excommunicate(M11)》を《突撃するグリフィン/Assault Griffin(M11)》にプレイして、相手のドローを若干止める。
一応、手札に《真面目な捧げ物/Solemn Offering(M11)》があったので、ここではダメージを優先に。
《不屈の宣教師/Tireless Missionaries(M11)》が出てくるが《セラの天使/Serra Angel(M11)》が止まらず勝ち。

サイドボード
《火山の力/Volcanic Strength(M11)》→《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M11)》

軽いところは《銀毛のライオン/Silvercoat Lion(M11)》を見ただけだが、後手になるのと白相手にオーラは嫌だよなと思い交換。

Game2
またもこちら後手ながら2t目《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》から。
相手の初動は3t目の《燃えさし運び/Ember Hauler(M11)》
その返しに《ロック鳥の卵/Roc Egg(M11)》をプレイすると、ターンエンドに《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》と《燃えさし運び/Ember Hauler(M11)》が交換される。

返すターンに相手は《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel(M11)》だが、こちらの手札には《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》が。
良い感じの噛み合いに、にっこりしつつ先に《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer(M11)》をプレイしてターンを返す。

相手は《火の召使い/Fire Servant(M11)》をプレイ。
こちらは《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》で《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel(M11)》を破壊し、《放蕩紅蓮術士/Prodigal Pyromancer(M11)》と併せて《火の召使い/Fire Servant(M11)》に睨みを利かせる。

その後相手は《不屈の宣教師/Tireless Missionaries(M11)》→《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》と追加し、こちらは《セラの天使/Serra Angel(M11)》→相手の《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》を《稲妻/Lightning Bolt(M11)》の動き。
相手は2体目の《火の召使い/Fire Servant(M11)》を追加して・・・

次のターンに6点分の《火の玉/Fireball(M11)》!

これを無事に《安全な道/Safe Passage(M11)》で回避して、そのまま《セラの天使/Serra Angel(M11)》で勝ち。
無理に展開せずに《安全な道/Safe Passage(M11)》を構えてて良かったw

2戦目 ジャンド

Game1
相手は後手を選択。
こちら3t目の《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》から。
次のターンに《火山の力/Volcanic Strength(M11)》を着地させる。

相手は3t目に《耕作/Cultivate(M11)》で《沼/Swamp(M11)》と《山/Mountain(M11)》を調達。
ここで《山/Mountain(M11)》をセットしてくれれば楽になるのだが、相手のセットは《沼/Swamp(M11)》
が、特に関係なく《山/Mountain(M11)》がセットされ、そのまま《躁の蛮人/Manic Vandal(M11)》と《セラの天使/Serra Angel(M11)》で勝ち。

サイドボード
《真面目な捧げ物/Solemn Offering(M11)》→《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(10E)》
相手は後手を選択するだろうと言うのと、色的にエンチャントがなさそうなので。

Game2
相手は後手を選択ながら2t目《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》
3t目《精神腐敗/Mind Rot(M11)》
4t目《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》
5t目《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》
6t目《原始のタイタン/Primeval Titan(M11)》と言う流れでボッコボコにされる。
負け。

サイドボード
《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M11)》→《破砕/Demolish(M11)》
《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M11)》とか《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》とか《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》で相打ちのビジョンしか見えない。

相手の色拘束は厳しそうなので《破砕/Demolish(M11)》を。
あまり期待はしていないが《真面目な捧げ物/Solemn Offering(M11)》より良いだろうと言う事で。

Game3
相手後手ながら1t目《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M11)》
しかし2t目のセットが《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》で、こちらは3t目に《破門/Excommunicate(M11)》を《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M11)》に。
すると《破門/Excommunicate(M11)》にスタックされず、そのままターンエンドに《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》を起動される。

次のターンに《沼/Swamp(M11)》を《破砕/Demolish(M11)》して相手に驚かれるもあまり影響はなく、その後《精神腐敗/Mind Rot(M11)》で手札を空にされ、こちらの場には5マナと《ロック鳥の卵/Roc Egg(M11)》のみ。
相手は《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》を追加し、こちらのドローは《山/Mountain(M11)》

そして出てくる《大将軍の斧/Warlord’s Axe(M11)》!

これで圧倒的にライフレースが不利になり、トップから降りてきた《セラの天使/Serra Angel(M11)》をプレイするも、これには即座に《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
さらにトップから2枚目の《セラの天使/Serra Angel(M11)》をプレイ。
しかし、ライフ的に追い詰められていて《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》と相打ちせざるを得ない。
だが、相手も追加の航空戦力を引けていない様で若干の時間を稼ぎ、幸運な事に《古えのヘルカイト/Ancient Hellkite(M11)》につながって、それが除去されずに勝ち!

相手が生物を引かずに、追加の《強迫/Duress(M11)》とかを引いていたお陰で助かった。
「マジで負けたのが信じられないぜ!」とか言われたけど、僕もそう思うよ。

3戦目 黒青

Game1
相手先手1マリガン。
こちら2t目《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》からスタート。
3t目には《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel(M11)》を追加する。
相手は黒単ながら、3t目《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》
4t目《沼の略奪隊/Bog Raiders(M11)》と展開するが沼単ゆえに押すに押せない。

しかし、5t目に《ナントゥーコの影/Nantuko Shade(M11)》!

こちらも4t目に《ロック鳥の卵/Roc Egg(M11)》をプレイし、クリックミスから《稲妻/Lightning Bolt(M11)》を《ロック鳥の卵/Roc Egg(M11)》にプレイしてしまう。
かなり手酷いミスだが、結局《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》と《火の玉/Fireball(M11)》が強くて勝ち。

サイドボード
特になし。
この時点では黒単だと思っていたので、生物数は銀生物を採用しないと足りないだろうと思っていたので《真面目な捧げ物/Solemn Offering(M11)》とかはそのまま。

Game2
相手先手。
2t目に《島/Island(M11)》をプレイされて、やっと黒青なのだと知る。
そのまま《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton(M11)》をプレイされ、3t目に《巻物泥棒/Scroll Thief(M11)》
こちらも、またしても2t目《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》と言う何枚入ってんだ!と突っ込まれそうな展開。

3t目に《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel(M11)》とGame1を完全再現。
だが、ここから相手は《霊気の達人/Aether Adept(M11)》→《ガーゴイルの歩哨/Gargoyle Sentinel(M11)×2の動きで、《睡眠/Sleep(M11)》されて負け。

Game3
お互い序盤土地がストップし、ディスカードしあう展開。
だが、こちらが先に4マナ目を引けた事から《稲妻/Lightning Bolt(M11)》と《破門/Excommunicate(M11)》を駆使し、少しずつダメージを与えていく。

その後生物を展開しあって、《霊気の達人/Aether Adept(M11)》と《マナ漏出/Mana Leak(M11)》で徐々に押されるが《マグマのフェニックス/Magma Phoenix(M11)》をプレイしてさらにライフを詰め、最後は《火の玉/Fireball(M11)》で勝ち。

4戦目 不明
4戦目はSplitを提案されたのでそのまま握手。

2マナ帯が薄いのに、都合良く《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》できたり、相手の行動と手札が噛み合ったり、相手が事故ったりしてラッキーだったなと言う不毛な感想。
想像していたよりも、対戦相手が回避中心でも、大型連打でもなかったので助かったと言うのはあると思う。

今回は、全体の強さよりも特定の強いカードを中心に構築して、何とか勝利できたけれど、構築は正解だったんだろうか。

《マグマのフェニックス/Magma Phoenix(M11)》にしても《古えのヘルカイト/Ancient Hellkite(M11)》にしても、それでそれぞれ1回ずつ勝っている訳で、何となく良いような気はするが、かと言って黒を使ったヴァージョンでは勝てなかったかと言うと、そう言う確証は持てない。
3本通して1回もマリガンしなくて済んでいるのは、2色にまとめた恩恵だとは思うが、ベストな構築だったかどうかは怪しいところだ。

今回はたまたま勝てたけれど、これで負けていれば「レアに引きずられた」とか真面目な顔で言っていそうだな。
こう言うのって、どうすれば正当に評価できるんだろうか?
本当は、デッキの構築段階で結論が出ていないとダメなんだよな。

今回は「相手に対処されなければ勝てるカードを多く入れる」と言う方針だった。
具体的に言うと白黒にせずに白赤にした。
「相手とのリソース差で勝利する」と言う方針だったら白黒にしただろう。
どちらも有りなプランに思える。

ただ、この2つに甲乙付けるとしたら?

何を基準に考えれば良いんだろう。
そりゃ配布されたプールが基本になるんだろうけど、組み上げられたデッキに、それぞれ良い所があって、判断が難しい。

今回の白赤は《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur(M11)》と言う平凡な生物とデッキ的にはそこまで強くない《火山の力/Volcanic Strength(M11)》が採用されていたのが不満ポイントで、白黒と比較して2~3マナ帯が弱い。
でも、結局は基本セットのシールドで勝敗を分けるのは《古えのヘルカイト/Ancient Hellkite(M11)》の様な重くて強いカードなんだと考えているから白赤を選択した。

黒を選択するメリットの1つが《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》と《精神腐敗/Mind Rot(M11)》と言ったハンデスが使えるよ!と言う事だったんだけど、結局それが要因で勝てるかと言うと、相手のボムには対処できなかったり、《古えのヘルカイト/Ancient Hellkite(M11)》みたいに生き残れば勝てると言う性格のものではない・・・と思ってたんだけど、リストにしてみたら白黒の方が強そうに見えたってのが僕が感じている違和感の根源だ。
そりゃドラフト的に考えたら低マナ域が充実してた方が強いだろうから、シールドをプレイしているのに、ドラフトの感覚でリストを見ているから違和感があるのかなと思う。

結局、どちらのプランが良いのか、それとも実は青を使った方が強いのか分からないんだけどw

最初は《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》×2と《古えのヘルカイト/Ancient Hellkite(M11)》ってどっちが強いんだろう?とか本気で考えてた。
でも、全体を見ずに個別だけで判断するのって違うよね。

と言う訳で、未だ迷いは多い訳だが、今日も引き続きリリースイベントに参加したいと思う。
次回も強いパックだと良いな。

コメント

いく
2010年8月6日20:30

面白そうなプールなので、わたしのシールド・カード・プール評価プログラムで評価してみたところ、トップ3は
赤白:78点
白黒:77点
黒赤:74点
でした。
点数の基準が分からないからあんまり参考にならないでしょうけど、要するに上の二つは甲乙付け難い感じがするという主旨です。
でも相手が黒かったら白黒でもいいかも。

bun
2010年8月6日20:41

こんばんは。

いくさんのカードプール評価は読ませて頂いてますから、多分分かってると思います。
確かに甲乙付け難い結果ですね。
色自体の選択はまぁ間違いではなかったと言う感じでしょうか。

相手が黒かったら《沼の略奪隊/Bog Raiders(M11)》が活躍ですし、サイド後の色変化ですから相手も対応しきれなそうでいい感じですね。

ろせ
2010年8月6日20:57

甲乙付けるとしたら?>
自分はうまい人3~4人に組んでもらって検証しますねえ。
統計で意見が多いのが正解としています。

bun
2010年8月6日22:07

うーん。なるほど。
コミュニティ内が硬直的な環境でないなら有効かも。

例えばコミュニティのトップがはっきりしてて〇〇さんすごい!と言う状況だと、結局はその人の意見になっちゃう気が(その人の影響があるからどうしても考え方が似てくるのでは?)

僕が特定の人の意見にひっぱられやすいから、なおさらそう考えてしまうのかも知れません。

oppo
2010年8月6日23:06

僕の考え方は勝てば官軍です。
色選択で悩んだ場合は「好きな色」優先。

使い慣れた色は体に染み込んでいますからね~。
プレイミスも少なくなる・・・はず。

D
2010年8月6日23:09

3-0-1おめでとう御座います。シールドはカードパワーの高い方が基本勝つ&正しい構築だと思っているので自分も赤白で組みそうです。

ただ重いのでランドは18にしそうですが。(抜くとしたら火山の力ですかね)

相手が緑か青の場合青白メインにして火力三種(稲妻、ティム、火の玉)だけタッチしそう…。

bun
2010年8月7日8:53

おはようございます。

>oppoさん
確かに勝てば官軍ではあるんですが、こうだったら、どうなっただろうと考えてしまいます。
迷ったら好きな色(もしくは好きなデッキタイプ)と言うのはあると思います。
仰る様に今までの経験がありますし。
ゼンディカー、エルドラージ覚醒とそのセットでのお気に入りを見つけられてきましたから、M11でも早く何かを見つけたいところですね。

>Dさん
ありがとうございます^^
土地を18にするかは僕も迷いました。
まだM10の感覚が残ってて、土地引きすぎ=死と言う事で、17にしましたが・・・。

赤白の場合は相手の大きいところが止めきれないっぽいので、青を採用した方が良いケースもありそうです。
今回だと2戦目かな?と言うところですが、相手が多色重めの強いカード多めデッキだったので、こっちも3色にして対応するのはちょっと・・・と思ってしませんでした。

listener
2010年8月7日22:10

今回の記事は共感するところが多いです。

・マナカーブなら白黒
・レアパワーなら白赤

じゃあどっちにするか?

ドラフトなら白黒
シールドなら白赤

こんな簡単に割り切れませんが
ドラフト感覚だとこのプールは白黒が欲しくなります。

こういう試行錯誤、答えの出ない考察、
そういうのをえんえんとやってる人たちが強くなるんだなぁと思います。
(LSVの受け売りですが)

サイド向きのカードをメインに入れたりする (《真面目な捧げ物》)
微妙なさじ加減がやはり上手いなぁと思います。

1ゲーム目の《安全な道》を構えるところなんかも
わずかな差のようで大きな差だと思います。

あとどれくらいやればbunさんに追いつけるかなぁ(⌒_⌒;)

bun
2010年8月8日9:00

おはようございます。

>白黒 or 白赤
僕もリストを見た感じだと白黒の方がきれいだと感じます。
listenerさんが仰る様に、マナカーブと、デッキを構成するボム以外の部分が白赤よりも強いからなんじゃないかなと思います。
ドラフトだと、シールドよりもゲームが長引きにくいですから、そのボムが引けて、ゲームに影響を与える可能性が低くなるので、白黒かなと思います。

>試行錯誤
最初に妄想して、実地で確認して修正するってのは必要ですよね。
限定・構築問わず楽しいとこだと思います。
たまに煮詰まって発狂しますがw

僕は実績も何もないプレイヤーですから、追いつくとか無いと思いますよ。
当面の目標はLimits本戦出場なので、頑張って行きたいところです。

listener
2010年8月8日9:37

>僕は実績も何もないプレイヤーですから、追いつくとか無いと思いますよ。

いやいやいやいや!
さすがにそれは大会とかへの参加頻度の問題だけだと思います。
実際プロよりも、bunさんとかろせさんの方が上手だと思うこと多いです。

bun
2010年8月8日10:33

bun@携帯です。

ろせさんは世界選手権にも招待されているので本当にすごい人ですよ。

でも、僕はまだ自分で自分のプレイやピックが正解なのか、もしくはどの程度正解に近いのかも解らない程度のプレイヤーです。
「実績」と言う言葉を使ってしまいましたが、そうでなくてもまだまだ未熟です。

でもそういう風に評価してもらえるのはすごく嬉しい事なので、それに見合うように頑張って行きますね。

nophoto
小越
2010年8月8日20:19

スプリットおめでとうございます!

個人的にはBWrの方が好きですね。セラ天使は十分フィニッシャーなので、
そこにいくまでの平均点が高い方が安全に運用できると思うので。

WRだと飛行を連打されるタイプのデッキに辛いのではないかと考えてしまいそうです。

bun
2010年8月8日23:46

ありがとうございます(^-^)
確かに赤白の方が弱めのパーツを採らないといけませんし運用にムラがありますね。
対空性能も若干白黒の方が優位であり、軽目の白系が相手の場合は良い立ち回りが出来そうです。
その場合は火の玉に加えて紅蓮術士もタッチして稲妻も…と言う感じでしょうか。

セラの天使もかなり強力ですから、安定性を重視すべきと言うのはありますよね。
相手を見て構築を切り替えと言う事はしなくちゃなと思いました。
bun

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