M11コモンソート解析プロジェクト(解析報告3回目)
2010年7月21日 TCG全般 コメント (7)こんばんは。
M11のコモンで、初手でピックするに値すると思われるカードを独断と偏見で選出し、周辺データを整理しました。
以下はそのファイルです。
周辺まとめ
http://dl.dropbox.com/u/6410363/matome.xls
今回対象になったのは
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
《平和な心/Pacifism(M11)》
《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》
《泥沼病/Quag Sickness(M11)》
《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》
《予感/Foresee(M11)》
《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》
《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》
になります。
緑のコモンは、個人的に該当がありませんでした。
それでは、それぞれの特徴を記述しますが、情報の精度としては「確実にこうである」とは言えない物である事をご了承下さい。
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
後半4枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《破砕/Demolish(M11)》
《黄金光の蛾/Goldenglow Moth(M11)》
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
となっています。
一部、《破砕/Demolish(M11)》と《黄金光の蛾/Goldenglow Moth(M11)》の間に《平和な心/Pacifism(M11)》が入る事もあるようです。
または
《氷の牢獄/Ice Cage(M11)》
《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M11)》
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
と言うパターンも見られ、この場合は《氷の牢獄/Ice Cage(M11)》の上に《稲妻/Lightning Bolt(M11)》が封入されている場合もあります。
《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M11)》の代わりに《濃霧/Fog(M11)》が入る事もあるようです。
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
後半4枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
《発熱の儀式/Pyretic Ritual(M11)》
《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》
のパターンです。
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》と《発熱の儀式/Pyretic Ritual(M11)》の間に《アジャニのマントラ/Ajani’s Mantra(M11)》が入る事もあるようです。
それ以外にも
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》
《破門/Excommunicate(M11)》
《装甲のカンクリックス/Armored Cancrix(M11)》
と言うパターンも見られ、また
《アジャニのマントラ/Ajani’s Mantra(M11)》に
なにか
《蔦の壁/Wall of Vines(M11)》
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
と言うパターンも見られます。
他には前述の様に《破滅の刃/Doom Blade(M11)》と同居するパターンもあります。
《平和な心/Pacifism(M11)》
後半4枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《平和な心/Pacifism(M11)》
《墓暴き/Disentomb(M11)》
《平和な心/Pacifism(M11)》と《墓暴き/Disentomb(M11)》の間に《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》が入る事もあります。
もしくは
《平和な心/Pacifism(M11)》
《スズメバチの一刺し/Hornet Sting(M11)》
と言うパターンです。
それ以外に
《破砕/Demolish(M11)》
《平和な心/Pacifism(M11)》
《黄金光の蛾/Goldenglow Moth(M11)》(無い事もある)
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
と言うパターンも見られます。
《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》
後半4枚ソートに属します。
多く見られるパターンは、前述の《平和な心/Pacifism(M11)》と一緒にあるものに加えて
《蔦の壁/Wall of Vines(M11)》
《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》
と言うパターンと
《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》
《巨大化/Giant Growth(4ED)》
と言うパターンです。
配置がカオスな後半4枚ソートにおいて、最も並びが乱れています。
原因としては、「特定のパターンに挟まれる」要素である事が考えられます。
《泥沼病/Quag Sickness(M11)》
前半6枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M11)》
《泥沼病/Quag Sickness(M11)》
《ルーン爪の熊/Runeclaw Bear(M11)》
《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》
《泥沼病/Quag Sickness(M11)》
《不屈の宣教師/Tireless Missionaries(M11)》
もしくはこれらの変形です。
《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》
前半6枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《血の峠の狂戦士/Berserkers of Blood Ridge(M11)》
《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》
《斑の猪/Brindle Boar(M11)》
《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur(M11)》
《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M11)》
もしくはこれらの変形です。
《予感/Foresee(M11)》
前半6枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《予感/Foresee(M11)》
《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》
《鼓舞する突撃/Inspired Charge(M11)》
《取り消し/Cancel(M11)》
《予感/Foresee(M11)》
《ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm(M11)》
もしくはこれらの変形です。
《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》
前半6枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《ルーン爪の熊/Runeclaw Bear(M11)》
《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》
《包囲マストドン/Siege Mastodon(M11)》
《突撃するグリフィン/Assault Griffin(M11)》
《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》
《鼓舞する突撃/Inspired Charge(M11)》
もしくはこれらの変形です。
チャンドラの憤慨
前半6枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《墓暴き/Disentomb(M11)》
《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》
《送還/Unsummon(M11)》
《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》
もしくはこれらの変形です。
後半4枚ソートと比較すると安定している感のある前半6枚ソートですが、《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》周辺は安定していません。雑多なパターンが見られます。
出来る事であれば、今回の解析が、貴方の役に立ちますように。
解析にご協力頂いた方々に、重ねての感謝を。
ありがとうございました。
M11のコモンで、初手でピックするに値すると思われるカードを独断と偏見で選出し、周辺データを整理しました。
以下はそのファイルです。
周辺まとめ
http://dl.dropbox.com/u/6410363/matome.xls
今回対象になったのは
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
《平和な心/Pacifism(M11)》
《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》
《泥沼病/Quag Sickness(M11)》
《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》
《予感/Foresee(M11)》
《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》
《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》
になります。
緑のコモンは、個人的に該当がありませんでした。
それでは、それぞれの特徴を記述しますが、情報の精度としては「確実にこうである」とは言えない物である事をご了承下さい。
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
後半4枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《破砕/Demolish(M11)》
《黄金光の蛾/Goldenglow Moth(M11)》
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
となっています。
一部、《破砕/Demolish(M11)》と《黄金光の蛾/Goldenglow Moth(M11)》の間に《平和な心/Pacifism(M11)》が入る事もあるようです。
または
《氷の牢獄/Ice Cage(M11)》
《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M11)》
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
と言うパターンも見られ、この場合は《氷の牢獄/Ice Cage(M11)》の上に《稲妻/Lightning Bolt(M11)》が封入されている場合もあります。
《ゴブリンの長槍使い/Goblin Piker(M11)》の代わりに《濃霧/Fog(M11)》が入る事もあるようです。
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
後半4枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
《発熱の儀式/Pyretic Ritual(M11)》
《森のレインジャー/Sylvan Ranger(M11)》
のパターンです。
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》と《発熱の儀式/Pyretic Ritual(M11)》の間に《アジャニのマントラ/Ajani’s Mantra(M11)》が入る事もあるようです。
それ以外にも
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
《リリアナの死霊/Liliana’s Specter(M11)》
《破門/Excommunicate(M11)》
《装甲のカンクリックス/Armored Cancrix(M11)》
と言うパターンも見られ、また
《アジャニのマントラ/Ajani’s Mantra(M11)》に
なにか
《蔦の壁/Wall of Vines(M11)》
《稲妻/Lightning Bolt(M11)》
と言うパターンも見られます。
他には前述の様に《破滅の刃/Doom Blade(M11)》と同居するパターンもあります。
《平和な心/Pacifism(M11)》
後半4枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《平和な心/Pacifism(M11)》
《墓暴き/Disentomb(M11)》
《平和な心/Pacifism(M11)》と《墓暴き/Disentomb(M11)》の間に《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》が入る事もあります。
もしくは
《平和な心/Pacifism(M11)》
《スズメバチの一刺し/Hornet Sting(M11)》
と言うパターンです。
それ以外に
《破砕/Demolish(M11)》
《平和な心/Pacifism(M11)》
《黄金光の蛾/Goldenglow Moth(M11)》(無い事もある)
《破滅の刃/Doom Blade(M11)》
と言うパターンも見られます。
《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》
後半4枚ソートに属します。
多く見られるパターンは、前述の《平和な心/Pacifism(M11)》と一緒にあるものに加えて
《蔦の壁/Wall of Vines(M11)》
《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》
と言うパターンと
《目潰しの魔道士/Blinding Mage(M11)》
《巨大化/Giant Growth(4ED)》
と言うパターンです。
配置がカオスな後半4枚ソートにおいて、最も並びが乱れています。
原因としては、「特定のパターンに挟まれる」要素である事が考えられます。
《泥沼病/Quag Sickness(M11)》
前半6枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《湾口の海蛇/Harbor Serpent(M11)》
《泥沼病/Quag Sickness(M11)》
《ルーン爪の熊/Runeclaw Bear(M11)》
《広漠なる変幻地/Terramorphic Expanse(M11)》
《泥沼病/Quag Sickness(M11)》
《不屈の宣教師/Tireless Missionaries(M11)》
もしくはこれらの変形です。
《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》
前半6枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《血の峠の狂戦士/Berserkers of Blood Ridge(M11)》
《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》
《斑の猪/Brindle Boar(M11)》
《峡谷のミノタウルス/Canyon Minotaur(M11)》
《グレイブディガー/Gravedigger(M11)》
《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves(M11)》
もしくはこれらの変形です。
《予感/Foresee(M11)》
前半6枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《予感/Foresee(M11)》
《ガラクの仲間/Garruk’s Companion(M11)》
《鼓舞する突撃/Inspired Charge(M11)》
《取り消し/Cancel(M11)》
《予感/Foresee(M11)》
《ヤヴィマヤのワーム/Yavimaya Wurm(M11)》
もしくはこれらの変形です。
《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》
前半6枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《ルーン爪の熊/Runeclaw Bear(M11)》
《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》
《包囲マストドン/Siege Mastodon(M11)》
《突撃するグリフィン/Assault Griffin(M11)》
《蒼穹のドレイク/Azure Drake(M11)》
《鼓舞する突撃/Inspired Charge(M11)》
もしくはこれらの変形です。
チャンドラの憤慨
前半6枚ソートに属します。
多く見られるパターンは
《墓暴き/Disentomb(M11)》
《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》
《送還/Unsummon(M11)》
《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》
もしくはこれらの変形です。
後半4枚ソートと比較すると安定している感のある前半6枚ソートですが、《チャンドラの憤慨/Chandra’s Outrage(M11)》周辺は安定していません。雑多なパターンが見られます。
出来る事であれば、今回の解析が、貴方の役に立ちますように。
解析にご協力頂いた方々に、重ねての感謝を。
ありがとうございました。
コメント
これらを見ていると、やはりソートを利用されることはWotCにとって不本意であるということなのでしょうかね。
ますます全体の流れをつかむことが大事になってきそうです。
検証した結果、ニコニコ動画の開封動画と全く同じ位置のパックから全く同じレアが出ているということが分かりました。(レアフォイル除く)
コモンソートを対策するのならば、レアにソートもしっかり分からない様にして頂きたいです。
どこかのショップでは、高額レアだけ抜かれているという噂さえも流れ、未開封BOXしか信用できなくなってしまいました・・・
>ラッチさん
会社的にはランダム性もゲームの重要な要素であると考えている節がありますから、そう言う意味で対策されたと言う可能性もあります。
でもそうするためには製造工程で、何らかの制御が必要になってくる訳で、そこまでするかなぁ・・・とは思います。
>卓の流れ
色の強弱が割りとはっきりしているM11では特にそうですね。
卓の流れとは直接関係ないのですが、厳密なソートが無いとすると、ドラフト後の答え合わせが出来ないところがMOの辛いところです。
何か良い方法はないものか・・・。
>四日市さん
そうですよね。
実際にはお店の信用問題に関わる事から、特定BOXのレアの抜き取りなどは行われてはいないでしょうが、お客が「そう言った行為が行われているのでは?」と感じる時点で、お店にとってはマイナスでしょう。
今までのセットは、ここまで露骨なレアソートは無かった訳で、ミラディンの傷跡からはこう言った事がないと良いですね。
パックを開封する事は、多くの人の楽しみな訳ですから、大事にして欲しいものです。
こんばんは。
どうもM11においては、カートン(6BOX入りのダンボール箱)単位でソートが見破れるらしいです。
つまり、1箱開けてレアソートを判別すれば、残り5箱のレア(神話?)がある程度推測できるそうです。
実際にカートン開けたわけではないので、伝聞になりますが。
うへえ。マジですか。
そりゃあ良からぬ噂も流れそうなもんですね。
以前のようにパックを作っていれば何にも問題なかったでしょうに・・・。
風評被害でパックが剥かれないとすれば、プレイヤーもお店も会社も損ですよね。
英語版のパック開けて照らし合わせてみたのですが、合わないなー。
こっちの結果は日本語だけを抽出した奴ですね。
英語版は、解析結果報告の1回目にデータが載っています。
やっぱり日/英で差があるんですねぇ。
So fuckin!