昨日は突然のシステムダウンによりドラフトできず、悶々としたままLSVのドラフトを見ていた。
余りに楽しそうにドラフトしているので、逆にフラストレーションが溜まると言う悪夢の様な時間であったが、黒赤の除去デッキで毎回後手を取るLSVが印象的だった。

後手環境!?

湧き上がる疑問は実際のピックで解決するしかない。
と言う訳で以下が今回のピック譜である。

http://sky.geocities.jp/wenmin0624/6-23-2010.html

1-1
《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》以外は全くパッとしないショボパック。
下家の意向が全く判らなくなるが、致し方ない。
素直に《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》を。

1-2
これまたしょっぱいピックだが、比較的《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》は強い部類に入る。
色的にも、タイプ的にも受けが広そうだ。
《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》をピック。

1-3
《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》が上家方面からの緑の許可書を持ってやってくる。
結果的に今までのピックが肯定される・・・と思いきや。

右肩に止まった悪魔が僕に囁く。

ほれ・・・。あいつだよ。あの神話レアこそ本命だ・・・。
《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》は緑のお許しなんだよ。
赤だってこれから閉めれば下家は入れない。
ビッグマナやりたいんだろ?
あいつ以外、何から入るんだよ・・・。

左肩の天使は何も言わずに黙っていたので悪魔の言いなりになって《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》を。

※マジメにやっています!

ここからは、後に引けない修羅の道!
ジャンドを見据えてひたすらマナカードを取りまくる!

1-4《戦慄の徒食者/Dread Drone(ROE)》
1-5《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》
3色上等なのに加えて《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》まで掘るためのもの。
地味に《古きものの活性/Ancient Stirrings(ROE)》との相性も良好だ。

1-6《群れの誕生/Brood Birthing(ROE)》
1-7《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》
1-8《アクームの岩足/Akoum Boulderfoot(ROE)》
ビッグマナのこいつはやりおる。

1-9《略奪の爆撃/Raid Bombardment(ROE)》
1-10《ジュワー島の小走り/Jwari Scuttler(ROE)》
1-11《溶岩気の発動者/Lavafume Invoker(ROE)》ラッキー!
だけど《古きものの活性/Ancient Stirrings(ROE)》がない!?

1パック終了時点で卓に緑のエルドラージ戦略がいる気配で早くもチキンレース開始。
誰が本当のエルドラージ使いか知らしめるために関連カードを買い占めなければ・・・!
下手するとデッキにならないなw

2-1
《爆発的天啓/Explosive Revelation(ROE)》と迷うが《戦慄の徒食者/Dread Drone(ROE)》から。
こう言う極端なピックは労多くして益少なしだな。
早くも弱音がこぼれる。

2-2
《死骸孵化/Corpsehatch(ROE)》を。
これは文句なく。
レア抜けながら《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》が残っているのは良い傾向だ。

2-3
今度は《爆発的天啓/Explosive Revelation(ROE)》を。
これは文句なく。

以降もジャンドピック。

2-4《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher(ROE)》
2-5《尊大な血王/Arrogant Bloodlord(ROE)》
《血儀式の発動者/Bloodrite Invoker(ROE)》と比較すると防御性能が非常に高い。
この時点で下家は緑気配で、《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》などが無事に取れるかは不透明。
出来るだけ序盤は堅くしたいところだ。
《胞子頭の蜘蛛/Sporecap Spider(ROE)》などが取れていれば話は変わってくるが・・・。

2-6《逃亡した虚身/Escaped Null(ROE)》を。
これは正直、グリクシスコントロールのやりすぎで点数付けが間違っている。
ピックミス。《胞子頭の蜘蛛/Sporecap Spider(ROE)》が正解か。

2-7《尊大な血王/Arrogant Bloodlord(ROE)》
2-8《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》
本来、マナを伸ばすデッキだが、圧縮してキーカードに辿り付かないといけない。
そもそも圧縮後も土地より強い《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher(ROE)》などのマナカードにアクセスできる可能性が増えている訳で、単純に圧縮=悪とはならない。

2-9《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》
2-10《炎の覆い/Wrap in Flames(ROE)》
自分の落とし子への影響も考えての半カットだが、《胞子頭の蜘蛛/Sporecap Spider(ROE)》がいない今、《葉の矢/Leaf Arrow(ROE)》も欲しいところ。
2-6のミスピックが2-10のミスピックにつながる悪い例だ。

2-12は単純にラッキー。

3-1
非常に強いパックながら、飛行対策の意味もかねて《よろめきショック/Staggershock(ROE)》を。
このままでは白青系に弱すぎる。

その後もジャンドピック。
除去とマナカードを取っていく。
3-7で最後の《胞子頭の蜘蛛/Sporecap Spider(ROE)》チャンスだが、弱気に流れて《英雄の時/Time of Heroes(ROE)》をカット。
3-12も《エムラクールの手/Hand of Emrakul(ROE)》の方が良さそう。ピックミス。
既に1枚あるしな・・・。

と言う訳で1-3の悪魔の囁きから緑への理解不足を露呈しつつピックは終了。

MO 8-4 BRg Deck

6《山/Mountain(ROE)》
6《沼/Swamp(ROE)》
3《森/Forest(ROE)》
2《進化する未開地/Evolving Wilds(ROE)》

2《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》
1《溶岩気の発動者/Lavafume Invoker(ROE)》
2《尊大な血王/Arrogant Bloodlord(ROE)》
1《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》
1《魂うねりの精霊/Soulsurge Elemental(ROE)》
1《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》
2《戦慄の徒食者/Dread Drone(ROE)》
1《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher(ROE)》
1《アクームの岩足/Akoum Boulderfoot(ROE)》
1《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》

1《二股の稲妻/Forked Bolt(ROE)》
2《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》
1《群れの誕生/Brood Birthing(ROE)》
1《産卵の息/Spawning Breath(ROE)》
1《よろめきショック/Staggershock(ROE)》
1《爆発的天啓/Explosive Revelation(ROE)》
1《死骸孵化/Corpsehatch(ROE)》
1《本質の給餌/Essence Feed(ROE)》
1《熱光線/Heat Ray(ROE)》

まずこのデッキの目的は15マナ出す事だ。
恐らく普通のゲームを考えると10~12ターン程度しか回ってこない。
毎回後手を選択するとして17~20枚のカードを使って15マナ・・・か。
圧縮と追加ドローのカードが2枚づつあるので計算がややこしいが、前述の様に20枚程度のカードで15マナ用意しなければいけないので「マナ発生源兼何か」であるカードを引いてこないと恐らく用意する事は出来ないだろう。
幸いデッキの中のスペル23枚中10枚はマナに変換する事の出来るカードだ。
が、やはりかなり厳しいな。
《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher(ROE)》などを良く引ける様祈るしかない。

対戦結果は以下の通り

1戦目
黒緑 0-2 ジャンド←僕
黒赤 2-0 ナヤ
青白レベル 2-0 青白レベル
白赤 2-0 緑青

2戦目
黒赤 0-2 白赤
青白レベル 1-2 ジャンド←僕

3戦目
白赤 2-1 ジャンド←僕

3没。

1戦目 黒緑
Game1
相手先手ながら初動が3t目《胞子頭の蜘蛛/Sporecap Spider(ROE)》から。
その分こちらがゆっくり出来て、3t目《溶岩気の発動者/Lavafume Invoker(ROE)》
4t目《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》の展開。
相手は5t目に《大群守り/Broodwarden(ROE)》をプレイしてターンを返す。
その返しにこちらが《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher(ROE)》とすると盤面が膠着。
間に《死骸孵化/Corpsehatch(ROE)》と《本質の給餌/Essence Feed(ROE)》をはさんで《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》で勝ち。

Game2
相手先手。
2t目《茨噛み付き/Bramblesnap(ROE)》
3t目《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》
4t目《茨噛み付き/Bramblesnap(ROE)》に《蛇の陰影/Snake Umbra(ROE)》の流れ。
こちらは2t目に《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》
3t目《溶岩気の発動者/Lavafume Invoker(ROE)》
4t目《逃亡した虚身/Escaped Null(ROE)》でがっちり。

その後《茨噛み付き/Bramblesnap(ROE)》に《逃亡した虚身/Escaped Null(ROE)》を合わせて1枚引かれるもそれ以上の脅威は展開されてこない。
これでゆっくりする事が出来て《群れの誕生/Brood Birthing(ROE)》《本質の給餌/Essence Feed(ROE)》として《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》で勝ち。

2戦目 青白
Game1
相手先手。
2t目《岸壁安息所の騎士/Knight of Cliffhaven(ROE)》で嫌な展開。
その後3t目にレベルアップ。
4t目《マキンディのグリフィン/Makindi Griffin(ROE)》
5t目《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander(ROE)》とされて殴られて負け。

《胞子頭の蜘蛛/Sporecap Spider(ROE)》さえあれば・・・。

Game2
こちら後手を選択。
相手1マリガン。
またも序盤から《マキンディのグリフィン/Makindi Griffin(ROE)》と《珊瑚兜の司令官/Coralhelm Commander(ROE)》に殴られるが
《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》
→《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher(ROE)》
→《本質の給餌/Essence Feed(ROE)》
とつなげ8t目に《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》で勝ち。

Game3
相手先手。
1t目《隊商の随員/Caravan Escort(ROE)》スタート。
その《隊商の随員/Caravan Escort(ROE)》が積極的にレベルアップしてくるも《よろめきショック/Staggershock(ROE)》で後続の《勇者のドレイク/Champion’s Drake(ROE)》ごと打ち落すと相手は戦意喪失。
そのまま《溶岩気の発動者/Lavafume Invoker(ROE)》で発動して勝ち。

3戦目 赤白
Game1
こちら後手を選択。
相手2t目の《岸壁安息所の騎士/Knight of Cliffhaven(ROE)》はレベルアップ後に《熱光線/Heat Ray(ROE)》で打ち落とすが、それは相手の《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》への布石だった。

そのままレベルMAXまで駆け上がられて負け。
最終的に頑張って並べて《溶岩気の発動者/Lavafume Invoker(ROE)》プランも、相手がきっちり《山/Mountain(ROE)》を用意できて達成できず。

Game2
こちら後手を選択。
相手1マリガン。
相手の初動が4t目《アーファの番犬/Affa Guard Hound(ROE)》だったためゆっくり出来て、《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》で勝ち。

Game3
相手先手。
2t目《岸壁安息所の騎士/Knight of Cliffhaven(ROE)》からスタートし、3t目レベルアップ。
4t目《マキンディのグリフィン/Makindi Griffin(ROE)》を追加される。
その後《岸壁安息所の騎士/Knight of Cliffhaven(ROE)》こそ《爆発的天啓/Explosive Revelation(ROE)》で落とすも《窯の悪鬼/Kiln Fiend(ROE)》を追加され《闇の追い返し/Repel the Darkness(ROE)》×2でブロッカーを退かされて負け。

赤白悪鬼か・・・。

と言う訳で3没。

《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》から始まったこのドラフトだが、やはり、と言うべきかどこかで《胞子頭の蜘蛛/Sporecap Spider(ROE)》は取っておかなければダメだった。
今回は安く見すぎたな・・・。
1-3を《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》とした所為で下家からすれば1-4《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》は判りやすいサインな訳で、2パック目の不作につながり、退いてくれたら良いなと言う甘い幻想は完全に打ち砕かれた格好だ。

必要となるパーツが多く、そのどれもが比較的高価な今回の様なピックをしてまで《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》を使う価値はなかった。
《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》で十分勝っていると言う話である。
15マナと言うマナコストは伊達ではない。

それでも4回《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》で勝利を収めている。
何故かと言えば、必ずと言って良いほど《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》が初手にいるからであり、MOシャッフラーの本領発揮と言ったところで、今日の僕は正しく天に愛された男と言える。
その分プランは立ちやすく、落とし子トークンでチャンプする事はほとんど無かった。

まぁ《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》は置いておくとしても、僕は緑絡みのエルドラージ戦略をほとんど経験した事がなかった事もあり、今回は良い経験だったと言えそうだ。
やはり緑は遅めのデッキを組む場合、どうしても除去が必要になり、それにスペルスロットを取られるため、《略奪の爆撃/Raid Bombardment(ROE)》を使いたいなら、マナ加速が充実しているとは言え、重すぎるエルドラージが運用できるのか良く考える必要があるだろう。
同様にオーラに依存する《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》もコントロールデッキでは、弱いとは言えないながらも微妙な存在で、《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》を採用する場合は、緑白の様なデッキか、もしくは《戦装飾のシャーマン/Battle-Rattle Shaman(ROE)》を主軸に据えた緑赤が妥当なところか。

いずれのデッキも緑のマナ加速を中心とせず、高速/中速のデッキタイプになると思われるので、意識的に重めのエルドラージや《草茂る胸壁/Overgrown Battlement(ROE)》の点数を下げるべきだと思う。

緑はそのカードプールの厚さ故に逆に運用が難しく、一見デッキを作りやすそうに見えて、方向性のあるピックが非常に難しい色だと感じた。
だが、まだそう断じるには経験不足に過ぎるな・・・。
これからも研究を続けて行ければと思う。

あ。そう言えば全ゲーム後手だったんだけど、これだけじゃ良く判らない。
かなり飛行に殴り殺されるケースが多かったので、よほどのコントロールじゃなきゃダメなのかも。

コメント

listener
2010年6月24日0:14

漢のドラフトですね!
やっぱエムラクール使うことなしに
この環境を語れません。(ただしボクは使ってことないですがw)

エムラさん、けっこう出るもんなんですねぇ。
本質の給餌の本領発揮するためにはやっぱりエムラなんですよ。
ボクも1回くらいエムラピックしてみよう。
でも1パック目じゃないと無理w

緑についての考察も参考になりました。
緑はどれも強いのですが、ひとつの方向性を目指すのは強い意志というか
プランがいると思います。

ナーリッドをとる場合は
それ専用のカードのスロットが相当必要なので
マナ加速カードをとる余地がほとんどありません。

緑のカードはそれぞれが
アーキタイプの中心になれるといってもいいのかも。

D
2010年6月24日0:30

エムラ信者が又1人誕生しましたね(笑)

出した時の相手の絶望感は他のエルドラージの比ではありません。

listener
2010年6月24日0:30

髑髏砕き王と相性のいいカードをさっきから考えているのですが
どーも思いつきません。

・サイズを活かしてアタック⇒ハイエナの陰影
・回避をつける⇒ひずみの一撃
・レベラー⇒教師・訓練場(←これはありかも)
・シングルシンボルを生かしてタッチ赤⇒プリズムでLv1運用(★これもよさそう)

トリコ?

D
2010年6月24日2:40

しかし1-3のエムラクールは相当思い切ったピックでしたね。自分だったら死者のインプを取ってしまいそうです(髑髏砕き峡の王を除去られる前提で考えてしまうので)。

因みにこのまえ構築したエムラクールデッキでは、自分がエムラクールをピックした際は2-7でした。

1-1がコジレックの職工、1-2睡眠発作、1-3草茂る胸壁だったので漠然と青緑(エルドラージ)ビッグマナは意識していたのですが2-1で自分がエムラクールを引いた際は流しました。(この段階だとプレイできないと思っていたので)2-2で夢石の面昌体とエルドラージの寺院を同時に流された際初めてエムラクールをデッキに入れる事を視野にデッキを構築する事を決意して夢石の面昌体を取りました。

結果無事2-7でエムラクールを2-8でエルドラージの寺院を回収できたのですが2-2のようなパックでなかったらエムラクールをデッキに入れようとは考えてなかったですね。

勿論身内6人ドラフト、賞品は取り切りではなく順位取り、という条件があった為エムラクールが一周する算段があったのでやった事なので条件の違うMOの8人ドラフト、賞品は取り切り、卓のメタが読めない(身内で何度もドラフトしてるとどうしても好みや傾向、カードの点数意識が分かりやすい)という条件だと1周しないかもしれないのでこの段階でのピックは有りといえば有りですね。

実際bunさんのドラフトではそれ以降優良エルドラージクリーチャーはエムラクールの手ぐらいしか流れてこず、3-5でやっとウラモグの破壊者が取れるタイミングで流れてくるという状況だったので素晴らしい思い切りだったと思います。

ただどうしてもエムラクールは重いのでコジレックやウラモグだったらもっと簡単だったゲームも有ったかなぁ?と思いたくなる場合も多々ありますね。

bun
2010年6月24日12:44

こんにちは。

>listenerさん
《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》は以前リアルで使われてから一度は使って見たいと思っていたので、その意味では良かったと思います。

が、やはり15マナは正気の沙汰ではないですね。
今回の様にピックの段階でかなり歪な事(2-1《戦慄の徒食者/Dread Drone(ROE)》とか)をやり、構築でも無理をして、プレイでも落とし子をチャンプに使わないとかでやっとキャストできました。
正直コモンのエルドラージの方が良い働きをしそうですw

>緑のプラン
トークンにしても《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》にしても、どちらに寄せた方が強くなるのかの判断を、どの段階でしなければいけないかと言うのがまだ分かっていないのでさらに難しいです。
要研究ですね。

>《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》
ドラフトをしていると「噛み合わなくても強いカード」と言うのが存在します。
スタンダードで言うと《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》のようなカードで、他の部分との相互作用はあまり無いですが、基本的なスペックが圧倒的に良いので使われています。
こう言うカードは、後のピックの幅を狭くしないので良いですね。

除去はデッキに入りやすいから初手だと考えるか、デッキに入ったら強いから《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》が初手と考えるか、2通りの考えがあると思います。
面白いですね。

>Dさん
我がエムラ教はマナさえ払えば誰でもWelcome!
入信後30分程度で信仰を捨てたくなりましたw

今回のピックは相当狭い上に、相当なマゾでしたねぇ・・・。
とは言え、狭いながらに

トークン《略奪の爆撃/Raid Bombardment(ROE)》系
エルドラージ系
4色除去単系

と一応の逃げ道が存在します。
今回は下家方面と恐らく緑で被ったので《大群の力/Might of the Masses(ROE)》などが取れず、そのままエルドラージ系でゴリ押しした訳ですが・・・。
本来であればDさんのケースの様に比較的自然な形で収まるのが良いですよね。
上記のような状況なら、流れに従ってピックが行われている訳で、デッキも無理なく組めるように思います。

僕も本番ならここまで奇抜なピックはしませんが、経験のためにピックしてみました。
本来の流れに従えば、赤黒になっていたでしょう。

練習のため・・・と思いましたが、後から見返してみると、かなりキツいピックですw
流れを半ば無視してまで自分が組みたいアーキタイプを貫くと言うのも愚行ですので、今度からはもうちょっと素直なピックをして行こうと思います。
bun

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