日本選手権予選IN大阪
2010年5月31日 TCG全般 コメント (3)予定通り参加してきた。
参加人数は256人の9回戦。
大会に参加されたプレイヤーの皆様、運営されたスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
結果は《ジュワー島の小走り/Jwari Scuttler(ROE)》の2-3。
ここ最近、機会があればスタンダードの大会に参加してはボコボコにされると言う経験をして、学んだのは、サイドボードが非常に難しいと言う事。
かつては、赤スライやポンザに対する《寒け/Chill(TMP)》
黒ウィニーに対する《日中の光/Light of Day(TMP)》
青単パーミッションに対する《沸騰/Boil(TMP)》→《紅蓮破/Pyroblast(5ED)》
緑単ストンピィに対する《非業の死/Perish(TMP)》
など真にクリティカルなサイドボードカードが多く存在し、割と簡単にサイドボードが出来ていた様に思う。
それと比較すると最近のサイドボードカードはそこまで劇的な物ではなくて、《天界の粛清/Celestial Purge(CON)》に見られるような「相手によっては便利に使える」もの止まりだ。
この事は「相手の色だけを見てそれを入れる」と言う単純なものではなく、相手のデッキの性格を考えて、さらに相手のサイドボードに対応するような形でサイドボードを行なうと言う事が求められると言う事であり、その為にはそれなりの知識が求められる。
昨日の戦績を振り返っても、Game1を取る事は出来てもGame2、3を落とすと言う事が目立つ。
・・・ここまで書いてきて、当たり前と言えば余りに当たり前の事の再確認をしているだけだな・・・赤面の至りである。
GP仙台には何を持って行こうか思案中だが、期日まで恐らく練習は出来ない事を考えると
①デッキの目標が明確である。
②メジャーなデッキ群に対して明確なサイドプランがある。
③マナ基盤がしっかりしていて、《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》や《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》を苦にしない。
以上の要件をクリアするデッキが望ましい。
そうすると青白系のデッキだろうか。
もしくは緑単か。
・・・結局は使いたいなと思ったものを使うんだろうけど。
ドロップ後はサイドイベントのドラフトに。
方式はレア取り切りのシングルエリミネーション。
この前と同じ環境であり、仮想敵も同様だ。
つまりは多色ヘビーのパワーデッキ。
今日こそは、前回はウソだったけど、今日こそはレアに魅せられた重パワーデッキを粉砕する!
以下はその時のピックと、その結果。
ドラフトしたデッキは形が残っているので問題ないが、ピック順とプレイの詳細は事実と異なる部位があるかも知れないがご了承願いたい。
1-1
パッと見て候補を挙げると
《絶望の誘導/Induce Despair(ROE)》Foil
《ニルカーナの殺し屋/Nirkana Cutthroat(ROE)》
《熱光線/Heat Ray(ROE)》
と言うところ。
パック中に黒が濃かったため、1周後を見越して初手から入るのもありかなと思うも、僕が選んだ初手は
《茨噛み付き/Bramblesnap(ROE)》!
そう。緑であり、同時に2マナの生物を今日の初手として決意を固める。
現環境に対する経験が不足している内に特定のアーキタイプばかりをやり過ぎるとピックが歪んでいくんだが、まぁ許容範囲だろう。
上家に対応するため広く取ろうと思うのならば《熱光線/Heat Ray(ROE)》か。
1-2
《熱光線/Heat Ray(ROE)》を流して《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》を。
これで下家方面は少なくともどちらかは赤っぽくはなるだろう。
流し方次第だが、緑に参入される事も念頭に入れておく。
が、ピックするタイプが全く異なるはずなので、問題はないだろう。
1-3
《軟体の起源/Gelatinous Genesis(ROE)》を流して2枚目の《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》を。
デッキに必要な部分が早めに確保できてかなり嬉しい。
前回で3マナ帯が埋めにくい事を学ぶ事ができた。
1-4
《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher(ROE)》を流して《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》を。
下家がビックマナを歩む第一歩となるか?
1-5
《成長の発作/Growth Spasm(ROE)》を流して《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker(ROE)》
以降は緑白ピック。
1パック目終了時点で、上記の戦力に加えて
《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》
《大群の力/Might of the Masses(ROE)》
《踏みつけの仔/Stomper Cub(ROE)》
《栄光の探求者/Glory Seeker(ROE)》×2
が取れてかなり形になっている。
前回と比較し、白を導入した事で低マナ域の生物と戦闘補助がかなり簡単にピックできる。
アーキタイプ的に流れが良く、今後に期待が持てるが、下家が恐らくは緑に参入しているだろうから、これがどう出るか・・・。
上家は恐らく黒/青かな?と言ったところ。
2-1
あまり良い候補がなく《大群守り/Broodwarden(ROE)》から。
2-2
レア抜けで《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》を。
2-3
《大群の力/Might of the Masses(ROE)》を特に迷い無く。
この後は白を中心に拾っていく。
《コーの綱投げ/Kor Line-Slinger(ROE)》
《栄光の探求者/Glory Seeker(ROE)》
《マキンディのグリフィン/Makindi Griffin(ROE)》
《短刀背のバジリスク/Daggerback Basilisk(ROE)》
《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》
《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》
など。
2マナ域の規定枚数は既に満たしていて軽めのスペルも取れている。
かなり理想的な流れと言える。
返しのパックでは赤/黒がほとんど見えず、緑はやや流れで青は比較的良い流れ。
赤はともかく黒の人気には驚く。
もしくは薄かっただけだろうか。
3-1
《蛇の陰影/Snake Umbra(ROE)》が欲しいな・・・と思うも《猪の陰影/Boar Umbra(ROE)》を。
その後の緑の流れが非常に良く、フィーバー状態。
3-3の《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》を皮切りに
《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》
《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》
《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》の2枚目!
途中で《マンモスの陰影/Mammoth Umbra(ROE)》を取るために涙ながらに《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》を流すも無事に1周!
ついでに《蛇の陰影/Snake Umbra(ROE)》も取れてほくほくだった。
だが、途中に回っていた《失脚/Oust(ROE)》だけはカット目的でもピックしておくべきだった。
自分で使う視点に立ちすぎて、使われた時の事を考えていなかった。
仮に使うとしても「悪い」と言うほどのスペルではない。
SideEvent 8PlayersDraft
10《森/Forest(ROE)》
7《平地/Plains(ROE)》
2《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》
2《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》
1《茨噛み付き/Bramblesnap(ROE)》
1《コーの綱投げ/Kor Line-Slinger(ROE)》
1《短刀背のバジリスク/Daggerback Basilisk(ROE)》
2《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》
1《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker(ROE)》
1《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》
2《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》
1《大群守り/Broodwarden(ROE)》
1《踏みつけの仔/Stomper Cub(ROE)》
1《族霊導きの鹿羚羊/Totem-Guide Hartebeest(ROE)》
2《大群の力/Might of the Masses(ROE)》
2《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》
1《蛇の陰影/Snake Umbra(ROE)》
1《猪の陰影/Boar Umbra(ROE)》
1《マンモスの陰影/Mammoth Umbra(ROE)》
今回は生物、スペル共に充実で、マナカーブも非常に美しい。
土地を17枚にするか16枚にするかは非常に迷うところだが、全体的に低コストながら、中/後半でのマナの使用先もある事から17枚に。
自分では満足の出来だが、後ろで見ていた友人には1-6の《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》を嬉しそうにピックして所を見られて、説明を求められた。
デッキの全体像を見せつつ、迅速に相手を攻めるデッキにとっては有用である事を説明したが、釈然としていない様だった。
友人の言い分としては、《血の復讐/Vendetta(ROE)》や《よろめきショック/Staggershock(ROE)》に対して脆弱性を持ち、
《逆行/Regress(ROE)》《絶望の誘導/Induce Despair(ROE)》に抵抗力が無い事から、積極的にデッキに入れるのは躊躇われるとの事。
ビート戦略についても懐疑的で、除去を構えられただけで負けそうだと評された。
曰く「エンチャントに打撃力が依存していて、《血の復讐/Vendetta(ROE)》を構えられた場合負けそう」との事。
この「~された場合、~になる」と言う表現は、僕も良く使ってしまうが、理解を深めようとして議論をする場合は避けた方が良い。
よほど突飛な話で無い限り「~された場合」と言う前提を置かれた場合は「~になる」と言う部分は自明な事であり、今度は「~された場合」と言う前提条件の妥当性を問う事になり、議論が不毛になりやすい。
今回の件は僕の説明不足と言うのもかなり大きいと思う。
卓配置は以下の通り。
緑白←僕
緑赤黒
赤黒
白黒
白青
白青赤
青黒
青赤
非常に綺麗に被ったな。と言う印象。
テーブルの半分に緑プレイヤーがおらず、結果として僕と下家が美味しい思いをした様だ。
対戦結果は以下の通り
1戦目
青赤VS緑白で緑白の勝ち
緑赤黒VS白青赤で白青赤の勝ち
白黒VS白青で白黒の勝ち
青黒VS赤黒で赤黒の勝ち
今回は僕以外のスコアが判らなかったのでこの方法で。
2戦目
白黒VS緑白で緑白の勝ち
白青赤VS赤黒で赤黒の勝ち
3戦目
赤黒VS緑白で緑白の勝ち
3-0
1戦目 青赤
Game1
相手先手。マリガン。
マリガン後3t目にこちらの2t目の《茨噛み付き/Bramblesnap(ROE)》をバウンスしたきり延々とランドセット。
こちらは順調に展開し、レベルの上がった《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》に飛んできた《熱光線/Heat Ray(ROE)》に《大群の力/Might of the Masses(ROE)》すると相手は投了。
Game2
お互い延々と土地をセットする展開だが、《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》と《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》が強くて勝ち。
2戦目 白黒
Game1
相手先手。
相手2t目の《岸壁安息所の騎士/Knight of Cliffhaven(ROE)》から。
こちらは2t目《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》だが《最後の口づけ/Last Kiss(ROE)》で除去される。
相手は4t目に《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker(ROE)》を。
その後展開した《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》は《血の復讐/Vendetta(ROE)》で《短刀背のバジリスク/Daggerback Basilisk(ROE)》に着地した《マンモスの陰影/Mammoth Umbra(ROE)》は《失脚/Oust(ROE)》で対処され死亡。
負け。
Game2
こちら先手。
2t目《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》ながら1ターン土地が止まる。
が、その後順調に引けて最後は《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker(ROE)》が発動して勝ち。
Game3
相手先手1マリガン。
序盤はお互い生物を展開しあい、激しいダメージレース。
相手の挙動から《刺し込む光/Puncturing Light(ROE)》を察知して《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker(ROE)》が殴れないところに、トップから舞い降りたのは《マンモスの陰影/Mammoth Umbra(ROE)》!
これで問題なく殴れる様になり、最後は《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》から出てきたトークン×2を使って発動して勝ち。
3戦目
Game1
こちら先手。
《補強された防壁/Reinforced Bulwark(ROE)》とか出されたけど《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》に《猪の陰影/Boar Umbra(ROE)》ついて強烈な一撃を。
その後《血の復讐/Vendetta(ROE)》で《猪の陰影/Boar Umbra(ROE)》には対処される物の《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》と《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》のパワー4コンビが強くて勝ち。
Game2
相手先手。
カラー的にこちらの《大群の力/Might of the Masses(ROE)》と《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》が刺さって勝ち。
と言う訳で3-0。
若干駆け足ながら、大阪への旅の疲れか頭痛が酷いので今日はこれにて。
早めに寝る事にする。
GP仙台へのデッキも含めて若干の不安はあるが、行けば楽しいに決まっているのだからくよくよとはしない。
でも悔しくって泣いてしまうと言うのも良いなー。
いや。僕はマゾじゃないけど。
参加人数は256人の9回戦。
大会に参加されたプレイヤーの皆様、運営されたスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
結果は《ジュワー島の小走り/Jwari Scuttler(ROE)》の2-3。
ここ最近、機会があればスタンダードの大会に参加してはボコボコにされると言う経験をして、学んだのは、サイドボードが非常に難しいと言う事。
かつては、赤スライやポンザに対する《寒け/Chill(TMP)》
黒ウィニーに対する《日中の光/Light of Day(TMP)》
青単パーミッションに対する《沸騰/Boil(TMP)》→《紅蓮破/Pyroblast(5ED)》
緑単ストンピィに対する《非業の死/Perish(TMP)》
など真にクリティカルなサイドボードカードが多く存在し、割と簡単にサイドボードが出来ていた様に思う。
それと比較すると最近のサイドボードカードはそこまで劇的な物ではなくて、《天界の粛清/Celestial Purge(CON)》に見られるような「相手によっては便利に使える」もの止まりだ。
この事は「相手の色だけを見てそれを入れる」と言う単純なものではなく、相手のデッキの性格を考えて、さらに相手のサイドボードに対応するような形でサイドボードを行なうと言う事が求められると言う事であり、その為にはそれなりの知識が求められる。
昨日の戦績を振り返っても、Game1を取る事は出来てもGame2、3を落とすと言う事が目立つ。
・・・ここまで書いてきて、当たり前と言えば余りに当たり前の事の再確認をしているだけだな・・・赤面の至りである。
GP仙台には何を持って行こうか思案中だが、期日まで恐らく練習は出来ない事を考えると
①デッキの目標が明確である。
②メジャーなデッキ群に対して明確なサイドプランがある。
③マナ基盤がしっかりしていて、《広がりゆく海/Spreading Seas(ZEN)》や《ゴブリンの廃墟飛ばし/Goblin Ruinblaster(ZEN)》を苦にしない。
以上の要件をクリアするデッキが望ましい。
そうすると青白系のデッキだろうか。
もしくは緑単か。
・・・結局は使いたいなと思ったものを使うんだろうけど。
ドロップ後はサイドイベントのドラフトに。
方式はレア取り切りのシングルエリミネーション。
この前と同じ環境であり、仮想敵も同様だ。
つまりは多色ヘビーのパワーデッキ。
今日こそは、前回はウソだったけど、今日こそはレアに魅せられた重パワーデッキを粉砕する!
以下はその時のピックと、その結果。
ドラフトしたデッキは形が残っているので問題ないが、ピック順とプレイの詳細は事実と異なる部位があるかも知れないがご了承願いたい。
1-1
パッと見て候補を挙げると
《絶望の誘導/Induce Despair(ROE)》Foil
《ニルカーナの殺し屋/Nirkana Cutthroat(ROE)》
《熱光線/Heat Ray(ROE)》
と言うところ。
パック中に黒が濃かったため、1周後を見越して初手から入るのもありかなと思うも、僕が選んだ初手は
《茨噛み付き/Bramblesnap(ROE)》!
そう。緑であり、同時に2マナの生物を今日の初手として決意を固める。
現環境に対する経験が不足している内に特定のアーキタイプばかりをやり過ぎるとピックが歪んでいくんだが、まぁ許容範囲だろう。
上家に対応するため広く取ろうと思うのならば《熱光線/Heat Ray(ROE)》か。
1-2
《熱光線/Heat Ray(ROE)》を流して《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》を。
これで下家方面は少なくともどちらかは赤っぽくはなるだろう。
流し方次第だが、緑に参入される事も念頭に入れておく。
が、ピックするタイプが全く異なるはずなので、問題はないだろう。
1-3
《軟体の起源/Gelatinous Genesis(ROE)》を流して2枚目の《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》を。
デッキに必要な部分が早めに確保できてかなり嬉しい。
前回で3マナ帯が埋めにくい事を学ぶ事ができた。
1-4
《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher(ROE)》を流して《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》を。
下家がビックマナを歩む第一歩となるか?
1-5
《成長の発作/Growth Spasm(ROE)》を流して《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker(ROE)》
以降は緑白ピック。
1パック目終了時点で、上記の戦力に加えて
《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》
《大群の力/Might of the Masses(ROE)》
《踏みつけの仔/Stomper Cub(ROE)》
《栄光の探求者/Glory Seeker(ROE)》×2
が取れてかなり形になっている。
前回と比較し、白を導入した事で低マナ域の生物と戦闘補助がかなり簡単にピックできる。
アーキタイプ的に流れが良く、今後に期待が持てるが、下家が恐らくは緑に参入しているだろうから、これがどう出るか・・・。
上家は恐らく黒/青かな?と言ったところ。
2-1
あまり良い候補がなく《大群守り/Broodwarden(ROE)》から。
2-2
レア抜けで《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》を。
2-3
《大群の力/Might of the Masses(ROE)》を特に迷い無く。
この後は白を中心に拾っていく。
《コーの綱投げ/Kor Line-Slinger(ROE)》
《栄光の探求者/Glory Seeker(ROE)》
《マキンディのグリフィン/Makindi Griffin(ROE)》
《短刀背のバジリスク/Daggerback Basilisk(ROE)》
《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》
《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》
など。
2マナ域の規定枚数は既に満たしていて軽めのスペルも取れている。
かなり理想的な流れと言える。
返しのパックでは赤/黒がほとんど見えず、緑はやや流れで青は比較的良い流れ。
赤はともかく黒の人気には驚く。
もしくは薄かっただけだろうか。
3-1
《蛇の陰影/Snake Umbra(ROE)》が欲しいな・・・と思うも《猪の陰影/Boar Umbra(ROE)》を。
その後の緑の流れが非常に良く、フィーバー状態。
3-3の《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》を皮切りに
《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》
《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》
《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》の2枚目!
途中で《マンモスの陰影/Mammoth Umbra(ROE)》を取るために涙ながらに《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》を流すも無事に1周!
ついでに《蛇の陰影/Snake Umbra(ROE)》も取れてほくほくだった。
だが、途中に回っていた《失脚/Oust(ROE)》だけはカット目的でもピックしておくべきだった。
自分で使う視点に立ちすぎて、使われた時の事を考えていなかった。
仮に使うとしても「悪い」と言うほどのスペルではない。
SideEvent 8PlayersDraft
10《森/Forest(ROE)》
7《平地/Plains(ROE)》
2《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》
2《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》
1《茨噛み付き/Bramblesnap(ROE)》
1《コーの綱投げ/Kor Line-Slinger(ROE)》
1《短刀背のバジリスク/Daggerback Basilisk(ROE)》
2《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》
1《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker(ROE)》
1《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》
2《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》
1《大群守り/Broodwarden(ROE)》
1《踏みつけの仔/Stomper Cub(ROE)》
1《族霊導きの鹿羚羊/Totem-Guide Hartebeest(ROE)》
2《大群の力/Might of the Masses(ROE)》
2《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》
1《蛇の陰影/Snake Umbra(ROE)》
1《猪の陰影/Boar Umbra(ROE)》
1《マンモスの陰影/Mammoth Umbra(ROE)》
今回は生物、スペル共に充実で、マナカーブも非常に美しい。
土地を17枚にするか16枚にするかは非常に迷うところだが、全体的に低コストながら、中/後半でのマナの使用先もある事から17枚に。
自分では満足の出来だが、後ろで見ていた友人には1-6の《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》を嬉しそうにピックして所を見られて、説明を求められた。
デッキの全体像を見せつつ、迅速に相手を攻めるデッキにとっては有用である事を説明したが、釈然としていない様だった。
友人の言い分としては、《血の復讐/Vendetta(ROE)》や《よろめきショック/Staggershock(ROE)》に対して脆弱性を持ち、
《逆行/Regress(ROE)》《絶望の誘導/Induce Despair(ROE)》に抵抗力が無い事から、積極的にデッキに入れるのは躊躇われるとの事。
ビート戦略についても懐疑的で、除去を構えられただけで負けそうだと評された。
曰く「エンチャントに打撃力が依存していて、《血の復讐/Vendetta(ROE)》を構えられた場合負けそう」との事。
この「~された場合、~になる」と言う表現は、僕も良く使ってしまうが、理解を深めようとして議論をする場合は避けた方が良い。
よほど突飛な話で無い限り「~された場合」と言う前提を置かれた場合は「~になる」と言う部分は自明な事であり、今度は「~された場合」と言う前提条件の妥当性を問う事になり、議論が不毛になりやすい。
今回の件は僕の説明不足と言うのもかなり大きいと思う。
卓配置は以下の通り。
緑白←僕
緑赤黒
赤黒
白黒
白青
白青赤
青黒
青赤
非常に綺麗に被ったな。と言う印象。
テーブルの半分に緑プレイヤーがおらず、結果として僕と下家が美味しい思いをした様だ。
対戦結果は以下の通り
1戦目
青赤VS緑白で緑白の勝ち
緑赤黒VS白青赤で白青赤の勝ち
白黒VS白青で白黒の勝ち
青黒VS赤黒で赤黒の勝ち
今回は僕以外のスコアが判らなかったのでこの方法で。
2戦目
白黒VS緑白で緑白の勝ち
白青赤VS赤黒で赤黒の勝ち
3戦目
赤黒VS緑白で緑白の勝ち
3-0
1戦目 青赤
Game1
相手先手。マリガン。
マリガン後3t目にこちらの2t目の《茨噛み付き/Bramblesnap(ROE)》をバウンスしたきり延々とランドセット。
こちらは順調に展開し、レベルの上がった《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》に飛んできた《熱光線/Heat Ray(ROE)》に《大群の力/Might of the Masses(ROE)》すると相手は投了。
Game2
お互い延々と土地をセットする展開だが、《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》と《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》が強くて勝ち。
2戦目 白黒
Game1
相手先手。
相手2t目の《岸壁安息所の騎士/Knight of Cliffhaven(ROE)》から。
こちらは2t目《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》だが《最後の口づけ/Last Kiss(ROE)》で除去される。
相手は4t目に《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker(ROE)》を。
その後展開した《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》は《血の復讐/Vendetta(ROE)》で《短刀背のバジリスク/Daggerback Basilisk(ROE)》に着地した《マンモスの陰影/Mammoth Umbra(ROE)》は《失脚/Oust(ROE)》で対処され死亡。
負け。
Game2
こちら先手。
2t目《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》ながら1ターン土地が止まる。
が、その後順調に引けて最後は《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker(ROE)》が発動して勝ち。
Game3
相手先手1マリガン。
序盤はお互い生物を展開しあい、激しいダメージレース。
相手の挙動から《刺し込む光/Puncturing Light(ROE)》を察知して《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker(ROE)》が殴れないところに、トップから舞い降りたのは《マンモスの陰影/Mammoth Umbra(ROE)》!
これで問題なく殴れる様になり、最後は《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》から出てきたトークン×2を使って発動して勝ち。
3戦目
Game1
こちら先手。
《補強された防壁/Reinforced Bulwark(ROE)》とか出されたけど《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》に《猪の陰影/Boar Umbra(ROE)》ついて強烈な一撃を。
その後《血の復讐/Vendetta(ROE)》で《猪の陰影/Boar Umbra(ROE)》には対処される物の《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》と《バーラ・ゲドの獣壊し/Beastbreaker of Bala Ged(ROE)》のパワー4コンビが強くて勝ち。
Game2
相手先手。
カラー的にこちらの《大群の力/Might of the Masses(ROE)》と《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》が刺さって勝ち。
と言う訳で3-0。
若干駆け足ながら、大阪への旅の疲れか頭痛が酷いので今日はこれにて。
早めに寝る事にする。
GP仙台へのデッキも含めて若干の不安はあるが、行けば楽しいに決まっているのだからくよくよとはしない。
でも悔しくって泣いてしまうと言うのも良いなー。
いや。僕はマゾじゃないけど。
コメント
カードの評価についての先入観はなかなか覆らないので、友人さんには《ハイエナの陰影/Hyena Umbra(ROE)》は「一度こういうデッキを作ってみればわかる」と言うしかないでしょうね。
>ひみつ
いや、それは身内ネタなので知らずに使うとただの煽りですw
もしかしたら大会で会えるチャンスあり、ですね。
ドラフトデッキがすごい好みです。
陰影→血の復讐→大群の力→勝ちとかよくありそう。
>ひみつ
関西人には分かりませんね(笑)
>まつがんさん
ありがとうございます^^
2回目の挑戦で、幸運にも理想的なデッキを組み上げる事が出来ました。
やはり明確な指針があるとドラフトが楽になりますね。
>友人
そうですねぇ・・・。
ただ、僕の説明も下手だったなぁと思います。
相手が最初から懐疑的だった事もあって、議論に勝ちたい路線で話をしちゃったんでダメでした。
彼は僕よりはるかにMTGが上手い奴ですが、それがイコール議論も説明も上手いと言う風にはならない訳です。
が、どうしてもMTG上手い=理論的で話も上手いと思っちゃいます。
>ひみつ
危なく無自覚に人を煽ってしまうとこでしたw
語感の良さが罠ですね。
>oppoさん
残念ながら僕は関西在住ではないのです・・・。
でも、最近は色々な所を飛び回っているので、機会があればよろしくお願いします!
>デッキ
そう言ってもらえると嬉しいです。
僕もマナカーブ毎に並べて行ってSoGood!と思ったのですが・・・。
実際の試合でも赤黒相手に陰影が活躍してくれていたので、言うほど除去耐性が無い訳ではないと思います。
まぁ《よろめきショック/Staggershock(ROE)》は厳しい訳ですが、それはこのタイプに限った事ではないですもんね。
>ひみつ
僕もですw
昔、語感の良さだけで気に入った言葉を使っていたら、酷い目にあった事があるので、気をつけないといけないと思いました。