GameDayの大会に参加した。
2010年5月23日 TCG全般 コメント (2)本日はGP仙台に向けての練習と言う事で、GameDayのスタンダードに参加。
世間的には、かなり酷評されている《不死の天使/Deathless Angel(ROE)》だが、プレリリースプロモの《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》の適当さに比べれば、出来は良い方なんじゃないだろうか。
それ位あのもじゃもじゃは適当だと思う。
まぁ僕も《不死の天使/Deathless Angel(ROE)》には、もうちょっと恥らいを持てと思わない事も無い。
GP仙台へ続くこの道を歩んだ証として、今日は《不死の天使/Deathless Angel(ROE)》を持ち帰る!
・・・と意気込みはしたものの結果ははジャンドで参加して1-3。
2戦目にプレイミスから引き分けか、勝ちのところを負けにしてあとはずるずると良いところなし。
頬を伝う涙と同じくらいの速度で緩やかにドロップ。
練習のため!と思って継続していたが、ドラフトの募集が始まったので、ついふらふらと参加してしまった。
こんな調子で仙台は大丈夫なんだろうか…。
ともあれ、参加したドラフトはカード取り切り、ランダム当たりのシングルエリミ。
要するにMO方式であり、シチュエーションとしては4-3-2-2に近いか。
勝利報酬は優勝者にのみ2パックと言う事で、レアピックに対するブレーキは無いに等しい。
過剰なレアピック=重め多色のカードパワー単と言う図式であり、アンチテーゼとして、まつがんさんの提唱されていた緑白オーラが有効ではないか。
未だ試した事のないアーキタイプであり(試した事のないタイプの方が多いが)良い機会である。
今日はレアに魅せられ、パワーカードにまみれた重量デッキ共を殲滅してやる!
以下はピックの経緯と完成したデッキ。
完成したデッキはカードと言う形で残っているが、ピックの方は曖昧である。
事実とは異なる記述があるかも知れないが、ご容赦願いたい。
1-1
《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher(ROE)》
《死者のインプ/Cadaver Imp(ROE)》
やや落ちて《護衛の任務/Guard Duty(ROE)》
と言った候補の中から《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》!
そうか。お前が僕の運命か・・・。
いきなり前言を撤回し、パワーカードに飛びつく事に。
悶絶するほど受けの狭いドラフトだが、どうせみんな好き勝手ピックするだろうと思って、僕も好きにやる事にした。
パワーにはパワーで対抗だ!
1-2
《よろめきショック/Staggershock(ROE)》をスルーして《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》
1-3
《猪の陰影/Boar Umbra(ROE)》を流して《オンドゥの巨人/Ondu Giant(ROE)》
単体評価すれば明らかに《猪の陰影/Boar Umbra(ROE)》だが、デッキを作るために《オンドゥの巨人/Ondu Giant(ROE)》を。
下手をすれば下家とは被ってしまう選択であり、リスクは高い。
明らかに初手・次手をはっちゃけたが故の弊害である。
1-4
《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》
どうやら緑はやらせてもらえそうな気配。
上方面は青系かな?と言うところ。
その後1-5で《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》としてデッキの根幹を補強し、遅めの手順で《産卵の息/Spawning Breath(ROE)》もピックできて良い感じに。
サポート用の《思考の消滅/Perish the Thought(ROE)》と《炎の覆い/Wrap in Flames(ROE)》も取れている。
問題は最序盤の赤緑の流れを下家が上手く避けてくれているかどうか。
流したカード的に、他に有効な方向性も提示できておらず、そのまま引きずられてしまう可能性は十分ある。
2-1
《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》を・・・と思うもレアが《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》
さすがにパワーが違いすぎるだろうと《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》をピック。
2-2
雑多な候補の中から熱光線を。
2-3
《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》をピックした・・・と思っていたら《戦慄の徒食者/Dread Drone(ROE)》をピックしていて、結果的にナイス判断。
どこまでデッキを重くすれば気が済むのかと言う事態を回避した。
と言うか、なぜ《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》をピックしようと思ったんだろうか・・・。
その後もジャンドカラーでピック継続。
6手目くらいに《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》が取れてラッキー!
全体的に2パック目は緑絡みがしょっぱかったので、美味しい手番で拾えた嬉しさもひとしお。
欲しかった《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》も7手目くらいで拾えてご満悦。
だが、恐ろしい事に同パックの《戦争売りの戦車/Warmonger’s Chariot(ROE)》を流している。
マジ狂気の沙汰としか言い様がない判断で、どうしてしまったのかと自問すれども応えは帰らず。
適当すぎた。
その後は《戦闘塁壁/Battle Rampart(ROE)》や《孔の歩哨/Vent Sentinel(ROE)》などのがっちりパーツを拾う。
3-1
本当に取る物がなく《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》
デッキ的に強く使えるとは思わないが、相手に上手く使われて死ぬのも嫌なのでピックした。
その後は除去も取れていないのに《硫黄石の魔道士/Brimstone Mage(ROE)》を流して《成長の発作/Growth Spasm(ROE)》をピックするなど、狂気の沙汰を繰り返す。
もはや完全に自分の事しか考えていないし、その選択が、自分自身に利するかも微妙なところだ。
その証拠になんと中盤で《背くもの/It That Betrays(ROE)》をピックしている。
寂しそうにパックに佇んでいたので、おい。行くところがないなら家に来ないかと誘って連れて来た。
多分5手目くらいだったと思うし、他にもデッキにはいるカードはあったと思うのだが・・・。
恐ろしい事に、こいつをデッキに入れようと試みるのは今回で3回目である。
過去2回は見事に轟沈。
1回など命を失う一歩手前まで行った。
でも三度目の正直って言うしな!
そうこうする内に狂気のピックも42手目を迎えて全て終了。
以下が今回使用するデッキである。
GameDay SideEvent 8PlayerDraft 《背くもの/It That Betrays(ROE)》Deck
8《森/Forest(ROE)》
7《山/Mountain(ROE)》
3《沼/Swamp(ROE)》
1《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》
1《オーガの歩哨/Ogre Sentry(ROE)》
1《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》
1《戦闘塁壁/Battle Rampart(ROE)》
1《孔の歩哨/Vent Sentinel(ROE)》
1《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》
1《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》
1《オンドゥの巨人/Ondu Giant(ROE)》
1《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》
2《戦慄の徒食者/Dread Drone(ROE)》
2《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》
1《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》
2《産卵の息/Spawning Breath(ROE)》
1《群れの誕生/Brood Birthing(ROE)》
1《蛇の陰影/Snake Umbra(ROE)》
1《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》
1《成長の発作/Growth Spasm(ROE)》
1《思考の消滅/Perish the Thought(ROE)》
1《熱光線/Heat Ray(ROE)》
くんくん。何だかシールドくさいぞ。このデッキ。
と言うか、わりとMTGを馬鹿にした構築である。
デッキの振りをしたデッキ成らざる物。ビックマナ風紙束と呼ぶに相応しい。
2t目は言うに及ばず、3t目にもアクションが取れるかどうかは怪しいこのデッキにおいてマリガンはご法度であり、18枚と多めに取られた基本地形が、初手のキープ率を上げるかのように見せかけている。
確かに後半部分の1枚1枚は高いカードパワーを誇っているが、逆にそれに対処されてしまうとほぼ負けてしまうため、ピック中は《剥奪/Deprive(ROE)》を頑張ってカットしていた。
結論から言うと初手《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》は僕には荷が勝ちすぎていた様だ・・・。
この姿は、ドラフト前に思い描いていた獲物の姿である、重め多色のカードパワー単そのものじゃないか!
くそ。なんて事だ・・・。
いつの間にか狩られる側に立っていたなんて・・・。
こうなれば、頼れる物はここのカードパワーのみ。
技を越える圧倒的パワーで粉砕してやる!
え?《背くもの/It That Betrays(ROE)》?
初手にあると自動的に1マリガンカウントされるカードをデッキに入れるのはいかがな物か。
背いてやったのさ!あいつに背かれる前にな!
後はサイドボード後にこっそりサイドインされていない事を祈るのみだ。
ちなみに卓配置は以下の通り。
緑黒(タッチ赤?)
青白レベル
緑赤黒 ←僕
青白
青白タッチ赤
青黒?
緑赤
黒赤
青白タッチ赤の下の青黒だけ自信がないが、他の部分は問題なく記憶できている。
1戦目 緑赤
Game1
こちら先手。
1t目《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》からスタート。
そのまま順調にマナが伸びて行き、相手のアクションが3t目にもないのを不思議に思って《思考の消滅/Perish the Thought(ROE)》
公開された手札は《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher(ROE)》
《溶口/Magmaw(ROE)》
《軟体の起源/Gelatinous Genesis(ROE)》
であり、《軟体の起源/Gelatinous Genesis(ROE)》をライブラリに。
その後《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》につないで、攻勢に。
結局《軟体の起源/Gelatinous Genesis(ROE)》は再度引かれてプレイされてしまうが、《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》を引き当てレベルアップさせて勝ち。
Game2
相手先手。
やはりこちら1t目の《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》と言うズルイ展開で、同じ様な状況になり相手の方がまた土地を引きすぎて死亡。
勝ち。
こちらブンブンに対する相手事故であり、何とも理不尽な勝ち方であった。
1戦目の成績は以下の通り。
赤緑 0-2 緑赤黒←僕
緑黒(タッチ赤?) 2-1 青白タッチ赤
黒赤 2-0? 青白
青白レベル 2-0? 青黒?
ちょっと曖昧。
勝敗は間違いないが、スコアは信頼性に欠ける。
2戦目 黒赤
Game1
こちら先手。
相手の土地が4枚で止まり、終始苦しそう。
結局プレイしたスペルは2枚のみで、内一枚は《産卵の息/Spawning Breath(ROE)》で処理された。
《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》につながり勝ち。
Game2
相手のアクションがほとんどなく、こちらは《オンドゥの巨人/Ondu Giant(ROE)》《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》でマナを伸ばしていく。
《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》に続く《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》で相手が投了。
またもこちらのブンブンに対する相手事故である。
2戦目の成績は以下の通り
赤黒 0-2 緑赤黒 ←僕
緑黒(タッチ赤?) 1-2 青白レベル
3戦目 青白レベル
Game1
相手先手。
《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》で主導権を握ったかと思いつつ《産卵の息/Spawning Breath(ROE)》の使い方をミスって《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker(ROE)》で制圧されて負け。
Game2
こちら先手。
序盤からマナブーストを重ねて《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》を召喚。
《強打/Smite(STH)》で除去されるも、そのドローが追加の《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》で勝ち。
色々と頭が沸いているプレイがあって、都合の良いドローを重ねながら、それでも負けかけた。
Game3
相手先手。1マリガン。
相手がマリガン後土地3ストップで思うように行動できず。
こちらは順調にマナを伸ばして《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》を召喚。
これが除去されるが2枚目の《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》をプレイでき、《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》も加わって滅殺。
勝ち。
と言う訳で3-0
何と全てのマッチにおいて相手事故であり、こちらがブン回って勝つと言う結果になってしまった。
MTGに運の要素は付き物だと判っているが、こんな事が許されるんだろうか・・・。
それでもあえて評価するとすれば土地を18枚にした事で確実に高マナ帯まで伸ばす事が出来た。
ピック中に取れるチャンスがあった《血儀式の発動者/Bloodrite Invoker(ROE)》があれば《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》と共に活躍しただろう。
さらに《戦争売りの戦車/Warmonger’s Chariot(ROE)》や《硫黄石の魔道士/Brimstone Mage(ROE)》はピックミスであり、それらが無ければもうちょっとまともなデッキになっていただろうが、代わりにマナフィックスが手に入らなかったと言う事でもある。
とは言え純粋に比較するとやはり間違いであっただろう。
それらがあれば、あるいはマナが伸びる時間を稼ぎ、伸びた後は速やかに反攻に転じる事ができただろうからだ。
今回は多くの幸運が重なり、勝つ事が出来たが、初手《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》は男気にあふれるが、難しいな・・・。
逆に初手でそれは取らず、他のものを選択をするというのも別種の苦労が付きまとうだろうが、いささか受けが狭すぎる気がした。
それから《背くもの/It That Betrays(ROE)》
今日くらい運が強い日ならばデッキに入れてやっても良かったかも知れない。
きっと引かなかっただろうからw
今でもいつか使ってやろうかなと思っている。
世間的には、かなり酷評されている《不死の天使/Deathless Angel(ROE)》だが、プレリリースプロモの《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn(ROE)》の適当さに比べれば、出来は良い方なんじゃないだろうか。
それ位あのもじゃもじゃは適当だと思う。
まぁ僕も《不死の天使/Deathless Angel(ROE)》には、もうちょっと恥らいを持てと思わない事も無い。
GP仙台へ続くこの道を歩んだ証として、今日は《不死の天使/Deathless Angel(ROE)》を持ち帰る!
・・・と意気込みはしたものの結果ははジャンドで参加して1-3。
2戦目にプレイミスから引き分けか、勝ちのところを負けにしてあとはずるずると良いところなし。
頬を伝う涙と同じくらいの速度で緩やかにドロップ。
練習のため!と思って継続していたが、ドラフトの募集が始まったので、ついふらふらと参加してしまった。
こんな調子で仙台は大丈夫なんだろうか…。
ともあれ、参加したドラフトはカード取り切り、ランダム当たりのシングルエリミ。
要するにMO方式であり、シチュエーションとしては4-3-2-2に近いか。
勝利報酬は優勝者にのみ2パックと言う事で、レアピックに対するブレーキは無いに等しい。
過剰なレアピック=重め多色のカードパワー単と言う図式であり、アンチテーゼとして、まつがんさんの提唱されていた緑白オーラが有効ではないか。
未だ試した事のないアーキタイプであり(試した事のないタイプの方が多いが)良い機会である。
今日はレアに魅せられ、パワーカードにまみれた重量デッキ共を殲滅してやる!
以下はピックの経緯と完成したデッキ。
完成したデッキはカードと言う形で残っているが、ピックの方は曖昧である。
事実とは異なる記述があるかも知れないが、ご容赦願いたい。
1-1
《炎の斬りつけ/Flame Slash(ROE)》
《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher(ROE)》
《死者のインプ/Cadaver Imp(ROE)》
やや落ちて《護衛の任務/Guard Duty(ROE)》
と言った候補の中から《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》!
そうか。お前が僕の運命か・・・。
いきなり前言を撤回し、パワーカードに飛びつく事に。
悶絶するほど受けの狭いドラフトだが、どうせみんな好き勝手ピックするだろうと思って、僕も好きにやる事にした。
パワーにはパワーで対抗だ!
1-2
《よろめきショック/Staggershock(ROE)》をスルーして《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》
1-3
《猪の陰影/Boar Umbra(ROE)》を流して《オンドゥの巨人/Ondu Giant(ROE)》
単体評価すれば明らかに《猪の陰影/Boar Umbra(ROE)》だが、デッキを作るために《オンドゥの巨人/Ondu Giant(ROE)》を。
下手をすれば下家とは被ってしまう選択であり、リスクは高い。
明らかに初手・次手をはっちゃけたが故の弊害である。
1-4
《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》
どうやら緑はやらせてもらえそうな気配。
上方面は青系かな?と言うところ。
その後1-5で《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》としてデッキの根幹を補強し、遅めの手順で《産卵の息/Spawning Breath(ROE)》もピックできて良い感じに。
サポート用の《思考の消滅/Perish the Thought(ROE)》と《炎の覆い/Wrap in Flames(ROE)》も取れている。
問題は最序盤の赤緑の流れを下家が上手く避けてくれているかどうか。
流したカード的に、他に有効な方向性も提示できておらず、そのまま引きずられてしまう可能性は十分ある。
2-1
《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》を・・・と思うもレアが《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》
さすがにパワーが違いすぎるだろうと《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》をピック。
2-2
雑多な候補の中から熱光線を。
2-3
《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》をピックした・・・と思っていたら《戦慄の徒食者/Dread Drone(ROE)》をピックしていて、結果的にナイス判断。
どこまでデッキを重くすれば気が済むのかと言う事態を回避した。
と言うか、なぜ《ウラモグの破壊者/Ulamog’s Crusher(ROE)》をピックしようと思ったんだろうか・・・。
その後もジャンドカラーでピック継続。
6手目くらいに《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》が取れてラッキー!
全体的に2パック目は緑絡みがしょっぱかったので、美味しい手番で拾えた嬉しさもひとしお。
欲しかった《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》も7手目くらいで拾えてご満悦。
だが、恐ろしい事に同パックの《戦争売りの戦車/Warmonger’s Chariot(ROE)》を流している。
マジ狂気の沙汰としか言い様がない判断で、どうしてしまったのかと自問すれども応えは帰らず。
適当すぎた。
その後は《戦闘塁壁/Battle Rampart(ROE)》や《孔の歩哨/Vent Sentinel(ROE)》などのがっちりパーツを拾う。
3-1
本当に取る物がなく《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》
デッキ的に強く使えるとは思わないが、相手に上手く使われて死ぬのも嫌なのでピックした。
その後は除去も取れていないのに《硫黄石の魔道士/Brimstone Mage(ROE)》を流して《成長の発作/Growth Spasm(ROE)》をピックするなど、狂気の沙汰を繰り返す。
もはや完全に自分の事しか考えていないし、その選択が、自分自身に利するかも微妙なところだ。
その証拠になんと中盤で《背くもの/It That Betrays(ROE)》をピックしている。
寂しそうにパックに佇んでいたので、おい。行くところがないなら家に来ないかと誘って連れて来た。
多分5手目くらいだったと思うし、他にもデッキにはいるカードはあったと思うのだが・・・。
恐ろしい事に、こいつをデッキに入れようと試みるのは今回で3回目である。
過去2回は見事に轟沈。
1回など命を失う一歩手前まで行った。
でも三度目の正直って言うしな!
そうこうする内に狂気のピックも42手目を迎えて全て終了。
以下が今回使用するデッキである。
GameDay SideEvent 8PlayerDraft 《背くもの/It That Betrays(ROE)》Deck
8《森/Forest(ROE)》
7《山/Mountain(ROE)》
3《沼/Swamp(ROE)》
1《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》
1《オーガの歩哨/Ogre Sentry(ROE)》
1《オーラのナーリッド/Aura Gnarlid(ROE)》
1《戦闘塁壁/Battle Rampart(ROE)》
1《孔の歩哨/Vent Sentinel(ROE)》
1《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》
1《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》
1《オンドゥの巨人/Ondu Giant(ROE)》
1《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》
2《戦慄の徒食者/Dread Drone(ROE)》
2《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》
1《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》
2《産卵の息/Spawning Breath(ROE)》
1《群れの誕生/Brood Birthing(ROE)》
1《蛇の陰影/Snake Umbra(ROE)》
1《予言のプリズム/Prophetic Prism(ROE)》
1《成長の発作/Growth Spasm(ROE)》
1《思考の消滅/Perish the Thought(ROE)》
1《熱光線/Heat Ray(ROE)》
くんくん。何だかシールドくさいぞ。このデッキ。
と言うか、わりとMTGを馬鹿にした構築である。
デッキの振りをしたデッキ成らざる物。ビックマナ風紙束と呼ぶに相応しい。
2t目は言うに及ばず、3t目にもアクションが取れるかどうかは怪しいこのデッキにおいてマリガンはご法度であり、18枚と多めに取られた基本地形が、初手のキープ率を上げるかのように見せかけている。
確かに後半部分の1枚1枚は高いカードパワーを誇っているが、逆にそれに対処されてしまうとほぼ負けてしまうため、ピック中は《剥奪/Deprive(ROE)》を頑張ってカットしていた。
結論から言うと初手《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》は僕には荷が勝ちすぎていた様だ・・・。
この姿は、ドラフト前に思い描いていた獲物の姿である、重め多色のカードパワー単そのものじゃないか!
くそ。なんて事だ・・・。
いつの間にか狩られる側に立っていたなんて・・・。
こうなれば、頼れる物はここのカードパワーのみ。
技を越える圧倒的パワーで粉砕してやる!
え?《背くもの/It That Betrays(ROE)》?
初手にあると自動的に1マリガンカウントされるカードをデッキに入れるのはいかがな物か。
背いてやったのさ!あいつに背かれる前にな!
後はサイドボード後にこっそりサイドインされていない事を祈るのみだ。
ちなみに卓配置は以下の通り。
緑黒(タッチ赤?)
青白レベル
緑赤黒 ←僕
青白
青白タッチ赤
青黒?
緑赤
黒赤
青白タッチ赤の下の青黒だけ自信がないが、他の部分は問題なく記憶できている。
1戦目 緑赤
Game1
こちら先手。
1t目《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》からスタート。
そのまま順調にマナが伸びて行き、相手のアクションが3t目にもないのを不思議に思って《思考の消滅/Perish the Thought(ROE)》
公開された手札は《エムラクールの孵化者/Emrakul’s Hatcher(ROE)》
《溶口/Magmaw(ROE)》
《軟体の起源/Gelatinous Genesis(ROE)》
であり、《軟体の起源/Gelatinous Genesis(ROE)》をライブラリに。
その後《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》につないで、攻勢に。
結局《軟体の起源/Gelatinous Genesis(ROE)》は再度引かれてプレイされてしまうが、《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》を引き当てレベルアップさせて勝ち。
Game2
相手先手。
やはりこちら1t目の《ジョラーガの樹語り/Joraga Treespeaker(ROE)》と言うズルイ展開で、同じ様な状況になり相手の方がまた土地を引きすぎて死亡。
勝ち。
こちらブンブンに対する相手事故であり、何とも理不尽な勝ち方であった。
1戦目の成績は以下の通り。
赤緑 0-2 緑赤黒←僕
緑黒(タッチ赤?) 2-1 青白タッチ赤
黒赤 2-0? 青白
青白レベル 2-0? 青黒?
ちょっと曖昧。
勝敗は間違いないが、スコアは信頼性に欠ける。
2戦目 黒赤
Game1
こちら先手。
相手の土地が4枚で止まり、終始苦しそう。
結局プレイしたスペルは2枚のみで、内一枚は《産卵の息/Spawning Breath(ROE)》で処理された。
《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》につながり勝ち。
Game2
相手のアクションがほとんどなく、こちらは《オンドゥの巨人/Ondu Giant(ROE)》《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》でマナを伸ばしていく。
《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》に続く《コジレックの捕食者/Kozilek’s Predator(ROE)》で相手が投了。
またもこちらのブンブンに対する相手事故である。
2戦目の成績は以下の通り
赤黒 0-2 緑赤黒 ←僕
緑黒(タッチ赤?) 1-2 青白レベル
3戦目 青白レベル
Game1
相手先手。
《髑髏砕き峡の王/Lord of Shatterskull Pass(ROE)》で主導権を握ったかと思いつつ《産卵の息/Spawning Breath(ROE)》の使い方をミスって《暁輝きの発動者/Dawnglare Invoker(ROE)》で制圧されて負け。
Game2
こちら先手。
序盤からマナブーストを重ねて《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》を召喚。
《強打/Smite(STH)》で除去されるも、そのドローが追加の《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》で勝ち。
色々と頭が沸いているプレイがあって、都合の良いドローを重ねながら、それでも負けかけた。
Game3
相手先手。1マリガン。
相手がマリガン後土地3ストップで思うように行動できず。
こちらは順調にマナを伸ばして《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》を召喚。
これが除去されるが2枚目の《ペラッカのワーム/Pelakka Wurm(ROE)》をプレイでき、《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》も加わって滅殺。
勝ち。
と言う訳で3-0
何と全てのマッチにおいて相手事故であり、こちらがブン回って勝つと言う結果になってしまった。
MTGに運の要素は付き物だと判っているが、こんな事が許されるんだろうか・・・。
それでもあえて評価するとすれば土地を18枚にした事で確実に高マナ帯まで伸ばす事が出来た。
ピック中に取れるチャンスがあった《血儀式の発動者/Bloodrite Invoker(ROE)》があれば《野心の発動者/Wildheart Invoker(ROE)》と共に活躍しただろう。
さらに《戦争売りの戦車/Warmonger’s Chariot(ROE)》や《硫黄石の魔道士/Brimstone Mage(ROE)》はピックミスであり、それらが無ければもうちょっとまともなデッキになっていただろうが、代わりにマナフィックスが手に入らなかったと言う事でもある。
とは言え純粋に比較するとやはり間違いであっただろう。
それらがあれば、あるいはマナが伸びる時間を稼ぎ、伸びた後は速やかに反攻に転じる事ができただろうからだ。
今回は多くの幸運が重なり、勝つ事が出来たが、初手《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》は男気にあふれるが、難しいな・・・。
逆に初手でそれは取らず、他のものを選択をするというのも別種の苦労が付きまとうだろうが、いささか受けが狭すぎる気がした。
それから《背くもの/It That Betrays(ROE)》
今日くらい運が強い日ならばデッキに入れてやっても良かったかも知れない。
きっと引かなかっただろうからw
今でもいつか使ってやろうかなと思っている。
コメント
スタンの環境は明らかに「ジャンド使えば勝てる」状況ではなくなってきていますね。
ジャンドも青白系もお互いメタや同系対策のためにいろいろなタイプが出てきていて、ジャンド対青白系でも見ているといろいろな変化があって観戦が非常に面白いです。
青白系はカウンターレスがいいのか、《二重否定/Double Negative(ARB)》かはたまた《剥奪/Deprive(ROE)》か、ジャンドに《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya(ZEN)》は本当に強いのか、などなど試したいことは盛りだくさんなのに時間はどんどんなくなってきてかなり焦り中です。《蔵の開放/Open the Vaults(M10)》に心奪われていたのがここにきて痛いw
以前はジャンドが頭一つ抜けたような存在だったと思いますが、他のデッキも研究されて追いついてきたと言うところでしょうか。
僕はまだまだデッキにプレイが追いついておらず、細かい所で(もしくは大きいところでも)ミスをして負けてしまっています。
>蔵の解放
使っていて楽しいし、コンボタイプのデッキなので嵌れば強いのでつい可能性を追いたくなりますよね。
問題は《吠えたける鉱山/Howling Mine(M10)》基盤と言う事で、弱点もはっきりしているし、ネタバレするときついです。
でも、同じく《吠えたける鉱山/Howling Mine(M10)》基盤のデッキの練習にはなっているので、そこは良いんじゃないかと。
現在は色々なデッキタイプがありますが、GPまでの期間を考えるとそろそろ本戦用のデッキを決めた方が良さそうです。
僕のオススメは月並みに《復讐蔦/Vengevine(ROE)》の入った緑白系かトリコロールのPWCです。
何故かと言うと、普通に強力なタイプとして認知されていますし、どちらのデッキも経験に転用が利くからです。
選択肢が多いとそれだけ考慮しなくてはいけない事が増えてしまいます。
まずは自分の本戦用のデッキタイプを決めてしまえば、ある程度楽になるんじゃないかと思いますよ。
でも悩みながらデッキを決める過程と言うのも楽しい時間ではありますよねw